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苦手なりの受験英語

 

2005年7月23日

得意不得意の差の根本(全3回のうちの第3回)

前回のお話
大学の英語部の仲間英文法を知らない、分からない、嫌がった
にもかかわらず、文法を踏まえたような和訳が作れる。
私より美しい訳例を「ポーン」と出せる。なぜなのだ?

私は率直に仲間に聞きました。
答えはこうです。

なんとなく

逆に聞かれました。
おまえはなんでそんなに文法に詳しいの?いいじゃん知らなくたって
「なんでそんな余計な知識知ってるの?」

文法を「余計な知識」と言われました!
愕然としました!

なぜなら
私は「文法のお陰で得意になった
・文法が分からなければ英文など読めるわけがない。
・余計どころか必要だ!

と思っていたからです。


つまり、こういうことが言えるのではないでしょうか?

英語が好きで得意な方は最初から文法を知らなくても英語ができる
英語が嫌いで苦手な人は、文法を知らないと英語ができない

最初に私が例に挙げたお話を思い出して下さい

足の速い人はなぜ速いのでしょう?
速くなる方法を実践したから速くなったのでしょうか?
最初から速かったのです。彼らは足が速くなる方法など最初から知らないのです。

英語が最初から好きな人は英文の意味が「なんとなく」分かるの同じです

足が速い人は…
 「速く走る方法」を知っていてもいいのでしょうが、
  知らなくても速く走れるなら
 「速く走る方法」を身につけるのに時間がかかるなら…これは「余計」と言えなくもない

しかも英語の場合、文法を身につけるのは物凄く時間がかかるのです。
だから英語が最初から得意な人にとって、文法は「余計」以外の何物でもないと感じられるのではないでしょうか?

これが「英語が苦手な人にとって、とんでもない「障壁」なのがお分かりでしょうか?

普通、(普通ですよ)英語の先生になる人はどういう人でしょうか?
「英語が好きな人」で「英語が得意な人」…
もっと言えば、「文法を知らなくても英文を読めてしまう人」ばかりではないでしょうか?

学校で文法を率先して教えてくださる英語の先生はどれくらいいるでしょう?
物凄く少ないと思います。「余計」な知識を教えたがる先生はどのくらいいるでしょう?

●ということは普通に学校で英語を習うとどうなるか?

英語好きな生徒」は成績は上がります
文法を教わらなくても!
文法を教わらなくても、知らなくてもカンで答えが分かってしまう。英文の意味はわかってしまう」からからです。
(なんとなく分かってしまう)

しかし
英語嫌いな生徒」は成績はまず上がらない
文法をしっかり教わらないこと多いから!
文法を知らないためカンで答えると間違ってしまうし、英文の意味はわからない」のです。
(参考)


したがって
英語好きな人ばかり成績が上がり嫌いで苦手な人はいつまで経ってもなかなか成績は上がらない

現状はこうだと私は思います。

は、浪人時代、文法やったら、嘘のように成績が上がりました♪
(ここを見ている得意な人は「そんなバカな~」と思うかもしれませんね。
でもそうなんです。)


英語が苦手な人は、得意な人がやらない「文法」をやる必要がある、
にもかかわらず、普通の先生は必要性がないので、その必要性が叫ばれない現状がある
というのが私の主張なのです。いかがでしょうか?


次回は月曜日に更新します。


来週もテーマを作り、3回シリーズにします。


予告テーマ
英語嫌いな人を英語好きにさせようとする世の中にある試みはおかしいとしか思えない

キーワードを先に発表しておきましょう。

数学の問題は解けないけれど、数学って楽しい~大好き♪」という人はいるだろうか?
じゃあ
英語って読めないし、意味が分からないけど、英語って楽しい~大好き♪」という人はいるでしょうか?

m(_ _)m


シリーズ「英語嫌いな人を英語好きにさせようとする世の中にある試みはおかしいとしか思えない」
の第1回目はこちら


(↓目次はこちら)
目次ページへ

Comments

>abigailさん
I work as a secretary. のご質問の方ですね。いらっしゃいませ~(^^)♪
大爆笑までしてくださるとは…ありがとうございます。
なるほど足が速かったため、この話に納得できたわけですね。

英語はお嫌いではないんですね。ふむふむ。
このブログはアルクの中にあるため、英語嫌いな人はあまり見てくれないと思います。熱心にコメントくださる方の半数以上は英語が大嫌いですがw

英語が苦手な人がなぜ苦手なのか? …この原因は「英語の才能があるかないか」が大きく関わっていると思います。
これは足が速かったabigailさんであればよく分かるのではないでしょうか?
才能のあるなしは、突き詰めれば、英語が好きか嫌いかに関係がないと思います。
そりゃあ、才能がない人は嫌いになりがちでしょう。でも「才能がないにもかかわらず英語が嫌いでない人」がいてもおかしくはないでしょう。

でも、どちらも「苦手なままである原因は同じ」だと思います。解決方法は同じだと思います。
 それはいわば「足が速くなる方法」と同じです。
⇒すなわち英語が出来るようになるには「文法力」構築が必要ということです。

好きであれ、嫌いであれ、【苦手な人は】文法さえしっかりやれば、単語さえ分かれば英文は読めます。
疑問がたちどころに解決します。(何度も言いますが苦手な人の場合です)。
だから、abigailさんも単語のみならず、文法もきっちり学習されれば、英語が出来るようになると思います。


ただ、厄介なことが1つあります。英語が好きな人は得てして「文法が嫌い」なのです。
つまり仮に英文法が嫌いであってもそれをやらなければならない、ということです。abigailさんの場合はどうでしょうか?

残念ながら、私は「英語が好きで英文法嫌いな人に、文法学習を【嫌がらせずに】やってもらう方法」を発見していません。
現在は「嫌という気持ちに逆らって、文法をちゃんと学習してもらうしかないのでは?」と思っています。

ただ…
なんというか…
1つ言いたいことがあります。

「(私を含む)英語が大嫌いな人間」は「英語そのものがゴキブリよりも嫌い」なのに、英語を学習しています。
ですが「文法は嫌いだから文法の学習なんかしたくない! だからやんない~い へへへ!」という英語好きの人を私は数多く見ています。


私はどんな目で彼らを見ていると思いますか?

以上です。m(_ _)m

マウスバード先生

大爆笑しました!!!
私は足が速かったので…。また、英語が全く進歩しない・・・。
確かに、私も、他の人に「どうやったら速く・・・」って聞かれていました。「別に普通に走っているだけだから…聞かれても困る(T0T)」 そうです、理由やコツなんて必要ないですし、分からないんですよね(>_<)

英語嫌い=出来ない の式に私とチョッと違うのは、英語が本当に嫌いではない!と思っているところですか?!本気で嫌いなら、この歳になってiknowに登録していないと思います。。。
このHPを見る方も、きっとそうなのではないのでしょうか???
でも見方を変えると、あまりにものコンプレックスの為なんとか克服したい!!!と、思っている・・・。
とも思えます(-。-)
受験生でも現役でもないですが、なんとかしたい!!! 
なんとかモノになる方法を。。。

>とみー☆さん
はあ? わし自身? いつ? どこで?
(最近なら iKnow!だろうけど……昔なら受験生ネット?)
う~ん、謎だ。でもコメントありがとう!(^^)

マウスバード先生こんばんは。お返事ありがとうございます。このHPを教えてくださったのは…実は…マウスバード先生ご本人なんですよ!辞書を引くことにこだわっていらしたので、どうしてなのかなあと思っていましたが、このHPを拝見して謎が解けました。

外国語を勉強する皆さん、マウスバード先生を見習って、辞書引いて下さいよ!単語の意味以上の情報が書いてあるんですから…

>とみー☆さん

こんばんは。

「リアル英語教室で先生直々に」…とは、
「どこかの英語教室の先生」が「とみー☆さん」に、「私のブログのこと」をお話になったのでしょうか?もしそうであれば嬉しいなあ~。(どこのなんという人だろうか メールかなにか連絡が欲しいなあ~) もしそうであれば、御礼をお伝えください。
m(_ _)m

面白いと思っていただいてありがとうございます。しかも最初から最新記事までとは! Σ( ̄□ ̄)! な、何時間かかりました???

>私は英語は好きなのに成績が悪い(←世の中にはこういう人もたくさんいると思います)ので、途方に暮れているのですが、そうか、文法をやれば良かったのか。

そういうケースの方はそうだと思います。
ただしそういう方は文法が嫌いな人が多く、だから文法の学習がやりたがらないケースが多いです。「嫌いだ」という意志に逆らって学ばなければならないからです。(英語が嫌い私が英文を読むようなもので、大変苦痛なはずです)

文法が大事かどう…う~ん。私の公式な見解は
「文法が大事かどうかは人に拠る」
というものです。
↓こちらから始まるシリーズで述べています(まだ現段階で話は完結していません)
/beginner/article/mouthbird/2008/01/post_423.html

「英文法が大事ではない人」は世の中には沢山いると思います。
しかし、おそらく「あなたは英文法が大事だ」と思いますよ!
だからもし、あなたは今、英文法を学習されているのでしたら、辛いでしょうが、頑張って! と応援いたします! 頑張れるようにお祈りいたします!
それでは~★(^o^)ノ

マウスバード先生こんばんは。リアル英語教室で先生直々にこちらのことを頂いたのでやって参りました。

面白いですね!大変ためになりました。思わず最初から最新記事まで読んでしまいました。

私は英語は好きなのに成績が悪い(←世の中にはこういう人もたくさんいると思います)ので、途方に暮れているのですが、そうか、文法をやれば良かったのか。

商売柄、英語のできる方々も身近にいますが、皆さん文法は大事だと言います。通訳や英作文、英語自体を研究するにも文法は必須ですからね…。成績を上げるだけじゃなくて、後々役に立ちますよね。

>Hirosukeさん
こちらこそはじめまして
コメントありがとうございます。


>文法はやっぱ大切ですよね。
>もう僕なんかがブログで吼える必要がないくらいです。


うぇ~ん(T T) やっぱりどうしても私のブログはそう見えてしまうようですね。
そんなに私のブログは「英文法は大切だ」と言っているように見えるのでしょうか?
自分ではそんなことは【全く言っていない】つもりなんですよ。
私の主張は「英文法は大切だ」ではないんです。


私の主張は


「苦手な人は英文法が大切だ」
「普通の人は英文法がちょっとだけ大切だ(すごく大切ってわけじゃない)」
「得意な人は少しも大切ではない。むしろ不要だ! 文法の勉強なんかやらなくていい! やるな!」


というものなんです。「文法の必要度は人によって違う」というのが私の主張なんです。
/beginner/article/mouthbird/2007/03/wanted_3.html
【英文法が本当の意味で大切】なのは、英語が嫌いで苦手で困っている人です。


このコメントをお書きになっているこの回も、どうでしょうか?
得意な方は、文法なんか知らなくて、すらすら読めて名訳を作ってしまうのですよ。
だから得意な人に文法が大切なはずはない! というのが私の主張なのです。


ブログ拝見しました。
文法用語不要論のページでしょうか?


私の意見は
「文法用語が大切かどうかも文法と同じ。嫌いであればあるほど細かい用語まで大切で、得意であればあるほど不要だ」
という意見です。


なぜなら、【英語が嫌いな人は文法用語に全く不快感がない】からです。


「英語が好きな人ほど、文法は嫌いだし、文法用語はもっと嫌い」だと思います。
で、そういう人の多くは「英語が嫌いな人も、文法用語も嫌いに【違いない】」と思い込んでるような気がするんです。


英語嫌いは英語が嫌いなんです。日本語は嫌いじゃないんです。文法用語は日本語。苦手な人は、日本語なら意味がわかるので、まだましなんです。
だから英語が嫌いな人にとって文法用語は全く不快感がありません。むしろありがたい存在です。
英語が嫌いで苦手な人にとって英語学習とは、夜中にわけのわからないアルファベットの大海の中で泳いでいるようなものです。唯一意味がわかる貴重な存在が日本語である「文法用語」です。日本語で意味がわかるので、まるで嵐の中の灯台のような存在です。ないと座礁してしまいます。
ただ、↓このくらい英語が嫌いな人でないと
/beginner/article/mouthbird/2006/01/post_107.html
「日本語の文法用語」がいかにうれしい存在であるかはわからないと思います。
ちょうどいいので、この話題を今回のブログで取り上げるかもしれません。


ただ、
逆に言えば、【英語が嫌いでない人には文法用語は少ないほうが良い】と思います。
英語が嫌いな人は、世の中には少数派なはずです。
だから、マジョリティにとって、Hirosukeさんのブログは大変有益だと思いました。

はじめまして。

文法はやっぱ大切ですよね。
もう僕なんかがブログで吼える必要がないくらいです。

でも、1つだけ。
僕は「文法用語ゼロの英語授業」という独自教授法を持っています。拙ブログの記事をお読みになって、ご感想なんて頂けたら嬉しいです。
http://blog.so-net.ne.jp/tada_de_English/2007-07-01-2

>kojikojiさん
おお! なるほど!
ありがとうございます! 気が付かなかった!
orz

読み方、「アルファベット」かもw

>亜瑠不亜部都さん

コメントありがとうございます。(なんて読むの?)

「共感」という言葉を嬉しく思います。
得意な人は共感してくれないからです。
得意な人の多くはこんなことを夢にも思っていないと思いますよw。「そんなばかな」とか「うそつけ、このやろー」と思っていると思います。
全く理解してくれないから腹が立つんですよねー。
英語嫌いはこの「理解してもらえない分量」がストレスとなり、どんどんたまります。その量に比例して、ますます英語が嫌いになるのではないでしょうか?w

共感・・感動・・納得・・・。