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苦手なりの受験英語

 

2005年12月21日

受験と単語帳と覚え方(18)

さて、ここは慎重な上にも慎重に語ります。多くの方がここを誤解することが多いです。
これは私にとって良かったことであり、あなたにとっては最悪である可能性があります
得意な人には(勧めることもありますが)まず勧めません。苦手な人でさえ勧めないことがあります。私には良かったのですがあなたにとってそうかどうかは別問題です。良いかもしれないし悪いかもしれません。



私のようなアルファベット恐怖症患者でも、英語はやらねばならず、英単語は覚えなくてはなりませんでした。しかしどうしてもアルファベットが頭に入らない!

 



そこで英単語を日本語化してしまったのです。

 

どういうことか……「語呂合わせ」にしたのです。


アドレス1000人 「青春期」の友達
adolescence 


サイコロじっと見る 「心理学」
psychology


プリ天丼「のふりをする」
pretend


 

私には語呂合わせが最適であった」と高2のころに確信いたしました。
ただ、これが私にとって最適であったことがわかった、まさにその瞬間に事件は起きました



高校2年生のころの話です。
2時間目に「英単語100題テスト」なるものがある曜日のことでした。100個覚えなくてはならないのです。もちろん、私は準備など全くやっていないまま登校しました。(英語嫌いですからな。やるほうがおかしいのですよ)
ただ、その単語テストの50点以下には怖い怖い追試が待っていました。



暗いおもむきで登校すると、たまたま1時間目が自習になってくれたのです!
「お~~~!神よ! これで単語テストの勉強ができる!」
このときは本当にうれしい瞬間でした。得意な人にはわからないでしょうが、私にとっては「高校2年時点でもっともうれしい瞬間であった」と思います。もう追試はごめんだったからです。

ただ自習になったといっても、追試回避が確定したわけではありません。むしろこれからの頑張りが重要です。必死に単語とにらめっこしていました。

「類は友を呼ぶ」で私の左隣には同様に悩んでいる友達が頭を抱えておりました。お互いに相憐れんでいました。



departure … 出発



俺:「だめだ~どうしても覚えられない」



必死こいて見つめていたら、不思議な発想が思い浮かびました。

:「うん? depart と ure に分けたら 「デパート売れ!」にならないか?」
:「おお! デパート売って、新しい『出発』! よっしゃ! これで覚えられた!」


隣の友人としゃべりながら次々と良いアイデアが浮かんできます。


organization … 組織


:「『大蟹座・中(チュン)』ってのはどうだ?」
:「おお!それ面白い!」

この2つはこのとき本当に思いついた単語です。嘘偽りありません。今でもはっきり覚えております



こんな感じでどんどん良い発想が浮かび、これまでにないハイスピードでガンガン覚えられました! 奇跡だと思いました。
時間的にいって、「ぎりぎり合格点が取れそうな勢い」でした。お互いでしゃべればしゃべるほどどんどん良いアイデアが思い浮かびました。

私「やった!これでなんとか合格点はとれそうだ!高2で初だ!(毎回追試を受けていた)」(これがどれほど嬉しいことか、得意な人にはわかりますまい)

友達同士で喜んでいました!


 


その時、事件が起こりました。

我々が、快調に語呂合わせを作って、「人生で初めて英語で浮き浮きして喜びを感じられた」そのときのことでした。


 

自習監督が(別の)英語の先生でした。

語呂を作っている我々を見つけて、とてもありがたいアドバイスをしてくださいました(いやみ)。


 

英語の先生:君たち、英語はそんな覚え方をしてはいけない。いいからそんなやり方はやめろ! そうやらないほうがいいからね! わかったね?

そうおっしゃって我々を「暖かい目」(いやみ)で見つめてくださいました。


 

おかげでそれ以降、語呂合わせの話し合いができませんでした。もちろんそれ以後単語は覚えられず、今回もまた追試になりました。



こうして英語での人生初の喜びは怒りと変わりました
今でもあのときのショックが忘れられません。


 

ちなみにこの先生からあとでこう尋ねられました。

先生:「君、あのとき単語を語呂で覚えなくて良かったろう?(^^)」


 


私は一言こう答えました…


「はい」


先生は大変満足そうでした。


 




内申書のため、

ただでさえ仲が悪い英語の先生と

少しでも仲良くするため、

私は「大嘘」をつきました。



もちろん、




心の中では


「ハラワタが煮えくりかえって」


いました。




こうして私は英語に対する憎悪がまた1つ増えたのです。高2でもっとも嫌だったことの1つとして今でもよく覚えている事件となりました。

 


ちなみに……



このことがよっぽど嫌だったのでしょうか?そうかもしれませんが、それよりも私にとっては「語呂あわせ」がよっぽど水に合ったのでしょう。



私は浪人時代全ての受験単語を語呂合わせで覚えました。私はそれで早稲田に受かったのです。


次回は金曜日の更新予定です。お楽しみに。

Comments

>Ta3さん
私のブログを見つけてくださってありがとうございます。こういうのは人によるんですよ。あなたにももしかしたら語呂は合うのではないかと思います。ご参考に^^

今頃このブログを見つけた者で、楽しく読ませてもらっています。
このエントリーは爆笑でした。
「大蟹座・中(チュン)」と「組織」が意味的に全然繋がってないのがまたなんとも・・・
でも英単語をその日のうちに忘れる自分にはいい方法かもしれません。

>ワイルド★ダックさん

お待たせいたしました。怒りの話が水曜にずれ込んで申し訳ありませんでした。
私のブログは楽しいんでしょうかねえ?

ま、この先生にはこの先生なりのお考えがあったのだと思います。それに則って「良かれ」と思ってやったことだと思います。
少なくともご自身とっては、語呂合わせが良くなかったのだと思います。おかげで私に一生恨まれていますがw

そうですか!得意な人でも語呂合わせを使っていた方がいらっしゃいましたか!
得意な人で語呂合わせを使っている(もしくは嫌悪感がない)人を発見したのはこれが2例目です。

drape いいですな!私もこれで今覚えられました。
ありがとうございました。

明日更新できるかな?頑張ります!

僕の友人でいそべくんという男がいました。

中学の時とても仲良しだった友人です。

いそべくんは単語テストがとても得意でした。

一緒に勉強していて、どんどん覚えていってしまうのです。
同じ時間勉強をして、いそべくんはいつも満点。
僕はいつも不合格でした。

今回マウスバード先生のブログを見て、そのときのことを
懐かしく思い出しました。

今思えば、彼はたくみに語呂合わせを使っていました。
さすがいそべくん!

単語の記憶のしくみって面白いですよねー。

あ、そういえば今日は「drape」という単語を覚えました。

発音は「ドレイプ dre'ip」です。

難しい読み方ですよね。

「カーテン」という意味の名詞です。

で、"英語が苦手"な友人は「Dr. ape」(類人猿の博士)と
覚えていました(スペルに着目)。
後半部分のエイプも発音が一緒だし。
なるほどと思いました。

「カーテン・・えーっと、エイプ(猿)・・・。・・・。ドレイプ」

と思い出していました。

・・・でもよく考えてみたら、ネイティブの子もそんなふうに覚えて
いるかもしれません。


あと、もう一人の友人は「ドレイプって、病院のカーテンはみんな
ドレイプじゃん」と、自分の生活の一部の記憶としてすでに
日常化していました(お身内の方が長く入院していたので)。

「記憶」としての英語と
「道具」としての英語

これらはあきらかに違うものだなーと思いました。

「記憶」として覚え(どんな手段を使ってもいいから)
「道具」として使い込む(道具は使うほど味が出る)

これが理想的かもー。と思いましたー。

いつも楽しく読ませていただいています。
お忙しい中(笑)の更新ご苦労様でございます。

さて、この先生本当に腹立たしいアホ先生ですよねー。

せめて

「単語を暗記して記憶が定着したあとに、発音の確認は
しておいたほうがいいよ」

っと言うニュアンスで言ってくれればよかったのにね。


・・・ま、普通の人は、毎回語呂合わせで合格点を取って
そこそこの大学に合格してしまっていたら、発音なんか確認し
ませんけどね(笑)


このアホな先生がいたからこそ!

マウスバード先生の楽しいブログを読むことができるのでしょうから。
僕は感謝していますよー。

アホ先生ありがとー!