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苦手なりの受験英語

 

2006年4月30日

苦手な人の英文解釈勉強法(14)

今日も解釈をする際の「時間のかけ方」についてです。(中編)


英語の先生というのは、普通は、英語が(最初から)お得意な人ばかりがなりますね。ということは水曜日にお話した


>英語ができる方は「あまり時間をかけないで、パッパかやる方法」を模索します。
>「速読」の技術、「流し読み」の技術、いかに速く設問を解くのか?こういったことを模索し、自分でセンスを養います。こういう方々は、長文>問題に接すると、自分で足かせをします。
>「うん、この量の問題だったら20分で読んで設問の正答率は85%は行きたいな」こんなふうにして、日々解釈能力を上げていくのです。(こういうことを毎日のようにやる)


こういうことをやってきて成績を伸ばしてきたのです。とするならば、この先生は同じやり方を「生徒全員に押し付ける」ことが多いはずです。
つまり、「ゆっくり読むな! 速読の方法を模索しろ!」という指導になります。


ここまでよろしいでしょうか? こう指導されたケースを考えます。


生徒が得意な人の場合どうでしょう? 「うんそのとおりだ!」と思い、そのようにやってどんどん成績を伸ばすことが多いと思います。(絶対ではないが)


一方、苦手な人の場合はどうでしょうか? そのとおりやると「まず少しも上がりません」。 なぜでしょうか?「速く読んでも、正しく読めないから」です。


 得意な人は「遅く読んだら読めるのは当たり前だから、速く読もうとする」のです。ところが、苦手な人は「遅く読んでも正しく読めない」のです。こういうと「難しい文だったらそういうこともありうるが、大概の文は読めるでしょう?」と反論されます。ここが大きな誤解です。実際は「苦手な人は優しい文ですら大概読めないから、苦手になっている」のです。これを分かっていない英語の先生(特に若い高校の先生)は非常に多いです。


英語の得意な友達はこの「速く読め!」というやり方でドンドン成績を上げていくの横目に、英語の苦手な人は実力が伸びず苦しみます。得意な友達からも「自分もこのやり方で成績が上がった! だからお前も速く読め!」と薦めるだろうし、それを見ている先生も「自分のやり方が裏付けられた結果を見ている」ので、どんどん薦められたりします。でもそのとおりやっても実力は上がりません。すると先生の目からすると「コイツは勉強していない」と映ってしまうのです


こうして英語が苦手な人は苦しみまくっている現状があると私は思っています。


続きは火曜日です。

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