苦手なりの受験英語

 

2006年10月 7日

過去問の使い方(7)

前に戻ってこの3つのデータの利用法を考えましょう。


(A)制限時間で解いた場合
(B)時間無制限で解いた場合
(C)辞書や参考書を駆使して解いた場合


(A)が実際の試験場の結果ですよね。ここが既に良ければ、あなたは英語が苦手なはずはないので、ここではここが極めて良くなかったと想定します。別に気に病むことはありません。まだ試験前なのですから、ここから実力を身につければよろしい!
(B)で良い点数取れていれるとします。そうならシメタもの! 後は「如何に速く解くか」ということになるでしょう。速読の技術を身につけたり、解く順番を考えたり、といったことを考えれば良いと思います。
ただ実際、英語が苦手な人は(B)でも合格点から程遠いと思います。少なくとも私はそうでしたなあ~。どこで点を獲得できていなかったのか、探しましょう。そこが弱点です。
(C)でも点数が取れていないところが、最大の弱点です。
以上のデータをそろえましょう。


こうすることでで弱点がよく見えてくると思います。それを目安にそれ以後「弱点補強」の学習します。弱点を埋める学習を続けるのです。一朝一夕で治るような弱点ではないはずです。2、3ヶ月以上の時間を費やして、じくじく弱点を補いましょう。そうやって、12月までがんばりましょう。


12月になったら、またもう1年分を解きましょう。そのときは前回同様
(A)制限時間で解いた場合
(B)時間無制限で解いた場合
(C)辞書や参考書を駆使して解いた場合

のデータを取るんですよ。それぞれどの程度、差が縮まったかを確認します。
このとき(B)で欲しいだけの点数が取れていると良いんですけどね~。そうであればシメタもの! 速くすることを考えれば良いわけです!
取れていなかったら、大急ぎで弱点の補強をします。弱点も絞れていると思いますから、そこを集中的に学習します。


そして、センターならセンター直前、本試験なら本試験の「1週間前」に過去問を同様に解く⇒データ収集をする。
満点なはずはないので、間違った部分(弱点)をあと1週間かけて集中的に学習して補強に努めましょう!

そして
「前日」に解く(このときは、前年度の問題が良いのではないでしょうか)
(A)の段階で良い点を取れていると「良い」感じなわけです。


過去問は、「自分の弱点」「合格するために必要な部分」を見つけてくれるように、上手く活用するべきだと思います。ためしてみてくださいね!


以上でこのシリーズはおしまいです。シリーズが終了したので次回は雑談ですね。月曜日に雑談をします。
このブログは1日おきの連載だから、次回のシリーズは水曜日からになります。お楽しみに~


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Comments

>Dr.Sさん
コメントありがとうございます。
文法を不要と思う人がいるのは我々には想像外ですよね。現実には大勢います。少なくとも必要度を低く思っている得意な人は多いと思います。
構文主義読解の確立ができていたのが大きいですね~。得意な人の多くはこれを「カン」でやってしまうのだと思います。


文法ができていないと、苦手な人は得意になれない、という私の見解が裏付けられたと思います。


>自分の受験時代をふり返ると、ひどい苦手ではないにしても、英語が十分に身に付いた言い難い状態でした。これには当然理由があります。しかし、私が、現在の十分に情報を持った受験生なら、解決できることが多いです。機会がありましたら、書いてみたいと思います(まあ、月並みのことなのですが)。


機会がありましたらぜひ、ご記入をお願いいたします。


数学も問題は↓これで出したものですね。
英語嫌いの人の感覚を好きな人に分からせる方法
/beginner/article/mouthbird/2005/07/post_6.html
このページ評判良いですね~ありがとうございます。
この問題易しい問題だったんですね。(自分じゃ分からなかったw)
なおのこと良かったです。 
「ほ~ら、そこの英語の得意な人! 易しい問題なのに目を背けたでしょう。 Ψ(`∀´)Ψ 」
と言えるからです。Ψ(`∀´)Ψ


解答を送っていただけるのでしたら、ぜひともお願いします。↑のページには問題だけあっても解答例がついてないですからw
いつもありがとうございます。よろしくお願いいたします。

マウスバード様
Dr. Sです。先日は失礼いたしました。
 センス20の私が、なぜ英語がひどく苦手にならなかったかですが、まず、高校・予備校時代の私の英語ですが、決して得意というわけではなく、ただ、他の科目も微妙なため、結果的に明らかに足を引っ張らなかったというレベルです。

 これまで書き込んできたようなことなのですが、英語がひどく苦手にならなかった理由として考えられるのは以下の3点です。
(1) 中学時代から英語の勉強に文法は重要と考え、その前提
で勉強したこと。
(2) 例文の暗記は好きでないにしても必要なら出来たこと。
(3) 構文主義的な読解法が確立していたこと
(1)については、以前にも書きました。このブログにある大学入試のために文法の勉強が不要と考えている人々がいることは、全く想像外でした。
(2)については、読解の方で有用だった感覚はないのですが、作文の方で必要でした(私が受験→入学したのは長い和文英訳が出題されるK大学)。
(3)については、極めて大きな要因だったと考えられます。以前に、「英文解釈教室」を使用したが消化不良だったと書きましたが、消化不良なりに消化した分はあり、それはそれで役立ちました。「英文解釈教室」以前の主な英文解釈の参考書として
①新々英文解釈研究
②英文標準問題精講
①は高校の副教材でしたが、使うのが苦痛でとても使用できる代物ではありませんでした。②は使用していませんが、難度が高いといわれていおり、文法を終えた段階でこなすのは、少なくとも私には不可能だったと思います。私の受験時代には、まだ、他の古い時代の英文解釈の参考書が残っていましたが、ほとんどは、(質量とも明らかに不十分な基本例文の他に)文法を終えた段階では英文の難度が高く、しかも訳だけで解説の無い練習問題が数百~千題という構成で、とてもじゃないがまともにこなすのは、私には不可能でした。

 ところで、自分の受験時代をふり返ると、ひどい苦手ではないにしても、英語が十分に身に付いた言い難い状態でした。これには当然理由があります。しかし、私が、現在の十分に情報を持った受験生なら、解決できることが多いです。機会がありましたら、書いてみたいと思います(まあ、月並みのことなのですが)。

ところで、マウスバードさんが以前、出題した
「aを正の定数とする。実数p, qが2p+4q-a=0を満たして変化する。
x=ap/(p^2+q^2) y=aq/(p^2+q^2)で満たされる点(x,y)の軌跡を求めよ。」
を解きました。思ったより、手こずらず、多分、国立文系の 二次試験の標準かそれより少し易しいレベルだと思います。必要なら解答をお送りします(笑)。