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苦手なりの受験英語

 

2006年10月31日

直訳と意訳と訳例と意味(9)

得意な人今のところここのAくんとします)は、いきなり意訳例ができてしまうため、苦手な人には学習弊害になっている現状について説明いたします。


I had to walk around, lookng for a stand ashtray.


だったら、得意な人(Aくん)であればいきなり「私はスタンド灰皿を探すために歩き回らなければならなかった」とできると思います。このときAくんは「分詞構文」を意識しないでこの訳例を作ってしまう可能性があります得意な人は文法ではなく「カン」で意味が分かってしまうからです。


苦手な人が訳例を作ると例えば↓こんな訳例を作ってしまいます。
「私は歩き回って一つの灰皿を[持って]立って見ていた」
(なぜこんなおかしな訳例になるのかはここの私のコメントをお読みください)
もちろんこの訳例は間違いですね。


こうした「苦手くん」「Aくん」を見た場合を考えましょう。Aくんはいきなり「私はスタンド灰皿を探すために歩き回らなければならなかった」と正しい意訳例を作れるのです。「苦手くん」にとってはどうして作れるのか謎です。だから仮にAくんに「どうしてそんな訳例になるの?」と聞くことにしました。するとAくんはおそらく↓こんなお返事をくれますよ。


Aくん:「これくらいなんとなくできるでしょ? 君はなんでできないの?」


Aくんから↑こう言われたら、苦手くんは落ち込む一方だと思います。なんとなくできなかったわけですから。いや違いますね「精一杯頑張ったのにできなかった」という形です。Aくんから上のように言われたら、英語苦手くんは途方にくれると思います。苦手くんは「どうやったら正しい訳例が作れるか」を全く習っていないからです。


で、英語の先生になるのは「Aくんのような人」が多いと思います。ここに英語が苦手な人が出くわしやすい学習障害があると思います。Aくんのような先生は次のことができるでしょうか? →英語苦手くんに「どうしてそのような訳例になるのか?」を納得できるように説明すること----


さて、次回、木曜日には「ここの訳例3」について説明します。「Bくんの読み方」についてはもう少し待ってくださいね。

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