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苦手なりの受験英語

 

2007年2月 8日

直訳と意訳と訳例と意味(21)

英語が苦手と自負する受験生に英語の先生が


「訳例など考えない(英文を英語で理解する)、ここまでできないとダメダ!」


と言ったとします。


すると、言われた英語の苦手な受験生は「絶望を感じる」か、「もしかしてやってないだけかも、と思ってやってみたが、さっぱりできない」という状態になると思います。


ちなみに私は絶望を感じました。そもそも英語を身につけたくないんですよ! どう考えたって一朝一夕でできっこないだろうに。なんでこんな不快なものを時間と労力をかけて身につけなくちゃならんのだ? 


だいいち、絶対できません。だって、英語が苦手な人は、直訳だってできないんですよ。意味が最初からわからんのですよ。なのに、なんでできるのでしょうか?


はっきり申し上げます!!
「訳例など考えない(英文を英語で理解する)、ここまでできないとダメダ!」
そんなことはありません!!!!


私もそんなことできなくても受かりましたから、大丈夫です!


「訳例など考えない(英文を英語で理解する)、ここまでできないとダメダ!」…とおっしゃる方は、自分がその状態で受験期を向かえて受かっっているからそう言うのです。そうでない状態で受験をしていないので、「大丈夫」と言えないのです。


続きは来週月曜日です。いよいよこの長いシリーズの最終回です!
※今週は都合により文法講座はお休みです。

Comments

>Dr. Sさん
いつもコメントありがとうございます。メールの件、本当にすみませんでした。


ごく初歩の段階でも、高三で英文を英語で理解できた、というのは私の視点で見ると驚くべきことです。自分はできなかったことだからです。
まして高3の自分ではとても無理です。高3の私は動詞の不規則変化でさえ覚えていないレベルでしたから。(中3ではなく高3です。念のため)


高校1、2年で文法をきちっと学習できて、かつ解釈演習もできれば可能かもしれません。ですが、私みたいな英語大嫌い人間は、「英文を英語で…」と考えること自体を脳が拒絶してしまうと思います。ドラえもんにとってのネズミ、水にとっての油です。水に油を染み込ますのは相当大変なのではないでしょうか? 


「英語が嫌い」というのはそういう「拒絶反応」だと私は思います。だから私は「英語の嫌いな人」に対し、「英文を英語で理解するなんてまねはできなくても大丈夫だ」と言ってあげたいし、事実そうだと思います。

マウスバード様、Dr. Sです。
 先日のコメントのお返事いただきありがとうございます。

 そこで、高三で、英文を英語で理解できたのかということですが、ごく初歩の段階ならできたというのが、実情です。したがって、大学入試問題レベルの英文を、すらすらと理解できたわけではないです。これは、「英語構文詳解」→「英文解釈教室」と勉強したため、とりあえずは、初歩の段階目ではできるようになりました。
 昔は、よい基礎的な英文解釈の本が少なかったのですが、それでも、十分な時間をかけて、、「英語構文詳解」→「基礎英文問題精講」→「英文解釈教室」とやれば、相当、実力が向上してのではないかと思います。

 むしろ、問題なのは時間の方です。以前にもお話ししましたが、昔は、良い英文法の解説書がないため、英文法の基礎が一通り終わるのが高二の終わりまでずれ込み、英文解釈かける時間が極めて限られていました。今では、良い英文法の解説書があり、「基礎英文問題精講」より量的負担の少ない、よい基礎的な英文解釈の本もあり、「英文法のナビゲーター」も「ビジュアル英文解釈」もあります。したがって、
・十分な情報を得ることができる
・学校があまり質の良くない副教材の使用を強要させない
のであれば、現在なら、高三で(しかも易化した)大学入試問題レベルの英文を、英語で理解することか可能でないかと思います。