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苦手なりの受験英語

 

2007年7月23日

反応の差と納得の差と説明の差(2)

今日は前回同様「反応」の話です。今回は英語の話ではないのです。ご了承ください。


次の(A)(B)をご覧ください。


(A) 3+5=?
(B) みくるさんはリンゴを3個持ってきました。ゆきさんはリンゴを5個持ってきました。合わせていくつのリンゴがあるでしょう?

これを見て皆さんはどうお感じなりましたでしょうか? 大多数は「だから何?」と思われたのではないでしょうか?
しかし、次のように感じる人がいるのです。


(A)の答えは分かる。8だ。でも(B)の答えは分からないよ~。・゚・(ノД`)・゚・。。

これを読んでみてどうでしょう? 
読者の方の中には「(゚Д゚)ハァ? なんでじゃ?」と思った人がいると思います。私もそう思いました。


これは私が予備校時代に、ある英語の先生から聞いたエピソードです。その先生が昔家庭教師をなさっていたとき、「こういう生徒がいて困った」というお話でした。この話を聞いた当時の私は「え~? そんなやついるのかよ~w」と思いました。単なる冗談かと当時は思いました。


それから随分時間がたってからのことです。私が古本屋で働いていたときのこと。同僚で物凄く頭が良い(成績が良いという意味ではない)男がいました。彼にこの話をしたら、「ああ、その話はよく分かる。俺も昔、3+5なら分かったが、そういう文章題になると分からなかった」と言われました。私は「なんで?」と尋ねました。すると「分かんなかったんだからしょうがねーだろうっ!\(`0´ )/=3」とどやされましたw
 私は「実際、分からない人は本当にいるんだ! Σ( ̄□ ̄)!」とかなりビックリし、かつ認識を改めました。


さて、みなさん、この話を聞いてどうお思いでしょうか? 


概ね
、「この人が文章題になるとなぜできなくなるのか、がわからない。謎だ」
、「うん、私も文章題になるとできなかった」
の2つの感想に分かれると思います。


私は「」です。ですが「」の人も実際にはいるのです。


皆様に質問です。
・「」の反応を示した人へ……
  の反応を示す人が世の中にいるとあなたには思えますか? 信じられますか?
  たぶん信じられないと思います。


・「」の反応を示した人へ……
  の反応をした人は、「あなたが文章題になると問題が解けないことを信じてもらえない」ようです。当たり前のように答えが出せるそうです。「」の人に対してムカつきませんか? たぶんムカツクと思います。「なぜこの苦しみが分からないのか」と思うと思います。


さ~てお立会い! Ψ(`∀´)Ψ
前回のお話を確認しますよ。


 (A)This is the place where she likes.
 (B)This is the place which she likes.
 (C)This is the place she likes.


これ見た反応例のうち以下の2例を抽出します。


、(A)の英文を「これが自然な英語かなあ~」と思った。(B)を「変な英語だなあ」と思った。(C)を一番気持ち悪く感じた。
、(A)を「なんだ? この大間違いの英文は?」と思った。(B)を「間違いじゃないと思うけど、which より that がいいなあ」と思った。(C)を「おお~バッチリ! バッチリ! う~ん自然で美しい英語。気持ち良い~♪」と思った。


分かりやすく書けば
の人は「(A)○ (B)× (C)×××」
の人は「(A)× (B)○ (C)◎◎◎」
真っ逆さまの反応なんです(正解はの人の反応どおり「(A)× (B)○ (C)◎◎◎」です。念のため)。


皆様に質問です。
・「」の反応を示した人へ……
  の反応を示す人が世の中にいるとあなたには思えますか? 信じられますか?
  たぶん信じられないと思います。


・「」の反応を示した人へ……
  の反応をした人は、「あなたが間違った反応をすることを信じてもらえない」ようです。当たり前のように正解が出せるそうです(カンで)。「」の人に対してムカつきませんか? たぶんムカツクと思います。「なぜ(C)が正解なのか疑問を感じまくり」だと思います。


そして、普通英語の先生になる人は「」のはずです。


まだまだ前フリの段階です。次回はもう1つ「反応の差」についての例を挙げます。木曜日の更新予定です。

Comments

>たこさん
>うわぁすごいわかりやすい例えですね。
>私も小学生のときは文章題でも解けました。
>でも「文章題は難しいもんなぁ」みたいな反応でした。


ありがとうございます。実は大変失礼ながら、たこさんはおそらく文章題でも困らなかった人だと思っていました。というのは「文章題でもまったく苦手意識無くできる人は、英語が苦手で嫌いになりやすい」という自論?があるんですよ(^^)。(ただ該当度はそんなに高くないと思います。70%ぐらいかな)


あ、そうそう、後々の話と関連するのですが。ちょっと恐ろしいことを書きますね。


「うわぁすごいわかりやすい例えですね。」

とても嬉しいコメントありがとうございます。泣きたくなるほど嬉しいです。(T T)
私も「我ながらウマイい説明だなあ~」と思っていますw。
しかし! 実際は「こう思わない人(この例えを<わかりやすくない>と思う人)がたくさんいる」んです。
 信じられますか? これもある種の「差」なんです。<Aにとってわかりやすい説明はBにとってわかりやすいとは限らないのです(これが後に話すつもりの「納得の差」なんです)。詳しくはいずれまた……>


>『IQと英語のセンスは全くかかわりがない』


そうですね。私の自論?にはないです。でもそのとおりだと思います。
(私がIQが高いと言っているのではない。念のためw)


>英語のセンスも才能なんでしょうかね…


そうだと思います。「英語のセンス」というか「語学のセンス」は「運動能力の差」みたいなもんだと思います。足が速い人は別に速く走れる方法なんか知らないのに速いんですよ。だから足が遅い人が速く走れるようになるためには、「速く走れる方法を学んでそれを練習して体で覚える必要がある」のです。しかし、最初から足が速い人は「そんな方法を学ぶ必要も知る必要も全く無い」のです。そして、体育の先生になる人は概ね「最初から足が速かった人」のはずです。


>予備校ってそんなに良いんですか?


概ねいいと思いますよ。私のようなオチコボレには!
以下誤解を恐れず書いてみます。


浪人して予備校に通うような「馬鹿(私を含む)」は、総じてセンスが無いんです。センスがいい人ばかりが現役で大学に合格し、センスの無い「馬鹿」が大学に入れず予備校に集まってしまうわけです。
で予備校はそういう「馬鹿をどうにか成績を上げて、いい大学に入れさせる」のが目的です。とすれば、「センスのない馬鹿向け」の指導方法を、予備校は日夜考えるわけです。


つまり、
私のいた高校は「センスのいい人向けの指導」で授業のカリキュラムが行われた。だからセンスの悪い私は疑問ばかりでまったく成績が上がらなかった。
 のに対し、
私が通った早稲田予備校は「センスの悪い人向けの指導」で授業のカリキュラムが行われた。だから私は疑問が氷解しまくって、成績が上がりまくったわけ!


私の早稲田合格を一番驚いたのは、ほかならぬ「高校時代の英語の先生」でした。w 「高校の英語の先生は<私にさじを投げまくって>いました」からなあw


それに引き換え、早稲田予備校の先生は成績が上がらない原因を全部細かく教えてくださったのです。彼らは「英語ができない馬鹿は<どこができないか>」を良く知っているので、それを教えてくださったわけです。特に当時の早稲田予備校の先生には「2人」ももともと英語ができずにオチコボレていた先生がいました。
井川治久先生↓
/beginner/article/mouthbird/2006/03/post_131.html
小林弘先生↓
/beginner/article/mouthbird/2006/03/post_133.html


おふたりとも「もともと英語が苦手」でいらしたので、私のような馬鹿のつまずくところをよくご存じで、逐一全部教えてくださいました。バシバシ私の疑問点を氷解してくださったのです。


予備校にも差がありますからそこら辺は大事だと思いますよ(念のため)。
/beginner/article/mouthbird/2007/03/post_302.html

うわぁすごいわかりやすい例えですね。
私も小学生のときは文章題でも解けました。
でも「文章題は難しいもんなぁ」みたいな反応でした。

いつもマウスバードさんの数々の自論(?)に納得させられます。
ここで私も自論を『IQと英語のセンスは全くかかわりがない』ということです。マウスバードさんの自論にはなかったかと思います。
(あったらすみません)
IQつまり頭のよさとはかかわりがないようです。また英語のセンスも才能なんでしょうかね…

あと、よく自分の居た学校批判をされて、予備校をほめていますよね?私は予備校に通ったことがありませんのでわかりませんが予備校ってそんなに良いんですか?

意味不明な文でスミマセン