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苦手なりの受験英語

 

2007年8月 2日

反応の差と納得の差と説明の差(5)

さて、前回は、I go to school.のお話を。得意な人が(通常は読みっこないが)もしもちゃんと読んだ場合、どうなるか
という話でした。


この説明を納得いくのか? いかないのか?


実は「いかない」と私は思っているのです。


さて、実は今から保留していたコメントを復活させます。
このコメントが、得意な人の読んだ場合の端的な感想なのではないかと思うのです。

ここをクリックすれば見れるのですが、こちらでも改めて書くと。


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自動詞だからtoがくるわけじゃないですよ。
to がくるから、自動詞だって決めただけでしょ。 
こんな説明で納得できるのが理解できん。  


文法説明なんてすべて後付けでしょ。 
自動詞、他動詞、なんてほとんどの教師が説明してますよ。
その説明に僕は全く納得いきませんでしたけど。 


辞書にのってるだろ・・・  で納得できるのが笑いです。

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というものです。


で付け加えたお返事は以下です。
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>自動詞だからtoがくるわけじゃないですよ。
>to がくるから、自動詞だって決めただけでしょ。 


定義づけの話としては、そのとおりでしょう。
ですが実際に、自動詞の後に目的語がほしいときに前置詞がいる事実は変わらないと思います。


>こんな説明で納得できるのが理解できん。


おおそうですか! 私は納得できました!
逆に
>自動詞だからtoがくるわけじゃないですよ。
>to がくるから、自動詞だって決めただけでしょ。 
と言われても、私は「I go to school.」はなぜ go の次に to がくるのか、全く納得できません。
あなたは納得するのでしょうか? (たぶんするのではないでしょうか? でないとそうは書きませんよね?)


>文法説明なんてすべて後付けでしょ。


後付けだと納得材料になりえないのでしょうか?
たぶんあなたにとってはならないのでしょう。
でも私にとっては納得材料になったのです。
だって実際私はそれで納得したわけですから。
納得したのですから、それ以外にはなりえません。


>自動詞、他動詞、なんてほとんどの教師が説明してますよ。


あなたはこのことを詳しく調査したんでしょうか?
私はしました。英語が得意な人と話すとき、チャンスがあるごとにこれをいつも聞いていました。大学の頃であれば英語部(ESA)の皆様、またその後も色々な方に「自動詞他動詞を教わったか」聞いて回りました。お返事は「<自動詞・他動詞>は言葉として聞いたことはある。ただしっかり習った覚えはない。少なくとも自分はその定義を知らないw。自動詞他動詞の定義がそんなに重要なのか? そんなん知らなくても英語は喋れる!(実際彼らはペラペラ&頼むから文法の話をするなと言われる)」というものばかりでした。
(手前のコメントにも書きましたが)塾の講師をしていたとき、自動詞他動詞の定義をきちんと答えらた高校生はまずいなかったでした。
もちろん自分自身を振り返っても「自動詞、他動詞の説明」を中学高校の教師の口から聞いた覚えはありません。


>その説明に僕は全く納得いきませんでしたけど。


あなたが納得いかないことは分かりました。
しかし私は完璧に納得いきました。
自分が納得した事実説明を過不足なく書いてみました


>辞書にのってるだろ・・・  で納得できるのが笑いです。


私はなんの過不足もなく納得できました。
それ以上でもそれ以下でもなく、ピッチリと納得できました!
私はあなたに笑われる説明で納得できて、そこからやっと英語が得意になれたのです。
いくら笑われても「私は、ここに書いた説明で納得し、そのお陰でやっと英語が得意になれたという事実」は変わりようはありません


もしかしたらですが、あなたは「私がこの説明で納得した事実」を曲げようとしているのでしょうか?
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つまり、「(英語な苦手だった)私が納得した説明」で、彼は納得できない。
そして、肝心なのはここ


もしかしたら、私の説明について、彼は「この説明で納得する人は誰もいないだろう」と思っているのではないでしょうか?


明日は文法授業を行います。次回は月曜日の更新。次回はワイルド★ダックさんからいただいた(やっぱり納得できなかったという)感想を紹介します。
お楽しみに。

Comments

>わったさん

お返事が遅れまして大変申し訳ありません。


>チェックも高3でやってみたところ、0でした。ちょっと自分でもびっくりです。


そうですか~う~んわったさんが私にとってはすごく謎です。センス20ならこの説明で納得いかないのは十分ありえるのですが、0で納得いかないのは不思議です。
私の分析に修正が必要のようです。


>文法をもっと勉強すれば分かるのかもしれませんが、なぜどの訳が適切か分かるのか不思議でしょうがありません。


文法で分かる場合と文脈で分かる場合の2タイプあるように思います。
ただ同じ英文でも、センスの高い人ほど文法なんか気にしないで「文脈」で分かってしまいます。
センスの悪い人ほど、文法に依存して分かります。例えば「この study は主語の次に来ているから、動詞の「勉強する」という意味に違いない。絶対に名詞の「研究」という意味になったりしない」ということが分かります。
多くの人は、文法と文脈の両方がちゃんぽんになっている気がします。


どちらにしても「読解する練習を積み重ねることで精度が上がる」ことに変わりはありません。
意味を自力で作る。授業などで確認する。あっていれば万々歳。でもいつもいつも100%あっているわけではない(私なぞ99%間違いだらけ)。だからそれを一回一回丁寧に直す--なぜ自分の訳例は間違いであったのかを明らかにする(自分の場合、それは文法的な解釈が間違っている場合がほとんど)--。こうした積み重ねでその精度が上がります。そして最後には概ねいつも間違えなくなったのです。

もう卒業してしまいましたが、高校時代は模試で偏差値40台だったと思います。
英語の成績も2か3(10段階で)だったと思います。
コメント欄の下にあるRemember personal info?の意味が分からないほどです。
チェックも高3でやってみたところ、0でした。ちょっと自分でもびっくりです。

>辞書に関しても、載っていない場合や、似たものが複数あったりした場合はお手上げです。

は自分で文章を作るときのことでした。紛らわしくてすみません。
ただ、読解の場合でも、複数の訳がある単語の場合、どれを入れていいのか良く分からず困ることが多いです。文法をもっと勉強すれば分かるのかもしれませんが、なぜどの訳が適切か分かるのか不思議でしょうがありません。

>わったさん


コメントありがとうございます。
ふむふむ。同様の理由ですね。分かりました。


>私は英語が出来ませんけれど。


あなたはどの程度、英語できないかが気になりました。
「苦手」と言っても相対的なものなので、どのくらいできないか気になります。偏差値60あっても自分を苦手だという人は、本人にとっては本当に苦手なのです。
[関連]
/beginner/article/mouthbird/2005/08/post_25.html


あなたは私やたこさんのようにいつも赤点を取り、毎年落第の危機を迎えるくらい苦手なのでしょうか?


また、よかったら↓この結果を教えていただけると嬉しいです。
[英語のセンスチェック]
http://www.ye-study.com/typehome-01.htm


↑のチェックでセンスが40以上の人の場合、私の説明では納得行かない人が多いのではないかと思います。ましてや80や100の人ならほぼ全員納得しないと思います。


20の場合半分ぐらいの人は納得し、半分は納得しない。
0の人であれば、ほとんど納得してくださるのではないかと思っているのです。
どうでしょうか?


>辞書に関しても、載っていない場合や、似たものが複数あったりした場合はお手上げです。


ここの意味がよく分からないです、、、
自動詞他動詞の区別であれば、辞書には必ず[自][他]などと表記されています。
ただ両方書いてあった場合、どちらだか分かりかねるということでしょうか? その場合は分かりづらいケースはありますね。
用例見るなどして、その文では自なのか他なのかを総合的に判断するしかないのかもしれません。
なお、自動詞につく前置詞はちゃんと書いてあるはずです(少なくとも用例には)。逆に後ろに前置詞がついた用例があったら「自動詞で使われるケースがあるんだ」と分かります。


……と書いても、たぶん納得しないでしょうw。
いえいえ、あなたのような人のほうが世の中にはたくさんいて多数派のはずです。
上のコメントでも書きましたが、これで納得する私やたこさんのような人のほうが少数派なのです。


何度でも書きますが、ここで大事なのは
【この説明で納得できる人も、できない人も世の中には両方存在する】
ということです。


【納得できないのがおかしいのでも、納得できるほうがおかしいのでもない】
 <両方いる>
ということです。

私も同じような理由で納得できません。ただし、私は英語が出来ませんけれど。
私の場合は、文法よりも単語の大本のイメージをつかんだものの方が納得できます。
辞書に関しても、載っていない場合や、似たものが複数あったりした場合はお手上げです。

>たこさん
>私は後付だろうがなんだろうが論理的でよくわかると思います。


ありがとうございます。
たこさんは私と近い脳構造な気がします。
ただ、おそらく我々のような脳構造の持ち主のほうが、世の中では少数派ではないかと思います。(こういう少数派の人が英語が苦手になるのです。我々の脳構造の人向けの授業(文法中心の授業)をしてもらえば、我々は苦手にならなかったはずです。でも、こうすると得意な人は嫌がります。英語の先生は普通英語が得意だったはずです。だから普通の英語の先生は自分が嫌がるような(文法中心の)授業をしてはくれないのです。)


>なぜなら、文法を作った人たちは納得できるように作ったはずだからです。つまり文法を作った人が一番最初に納得した人ということです。


う~ん、恐れ入ります。
英文法の体系を最初に作り出した人は英語圏の国語学者か何かだと思います。
最初から英語が使えたわけで、文法なんか最初から意識せず英語を使いこなしていたはずです。
それこそ文法は後付けです。


>それなのに皆が納得できないと思うというのはどうなんでしょうね??


極端ことを言うと、以下のような差があるからだと私は思います。


知らない言語を学ぶとき、
・後付けから学ぶほうが理解しやすい人

・後付けから学ぶと理解しにくい人
がいるから。


極端なことを言わないと、
・後付けの知識50%&後付ではない知識50%ぐらいが理解するのにちょうどいい人
もいると思います。
このくらいな人が1番多いのではないでしょうか?


ただ、多くの「英語ができる人」は
・後付けから学ぶと理解しにくい人
なのではないかと思うのです。
そういう人は私の説明を納得してくれないと思います。


今回のシーリズは、たこさんをはじめとする皆様に
<私の説明で「納得できない人」は大勢いる>
し、逆に
<「納得できてよく分かる人」もいる>
ということを、ここまででご確認していただければと思っています。


そして、ついでながらもう1つ!
私がこの問題で【こういう人がいると1番困るなあ~】と思っていることがあります。それは


<「私の説明で全く納得できない人(今回の匿名さんの【ような】人)」が「こんな説明で納得するやつは誰もいね~よ」と考えるケース>

<「私の説明で納得できてよく分かる人(私やたこさんの【ような】人)」が「誰しもがこの説明で納得できるはずだ」と考えるケース>
この2つのケースです。


【納得できる人も、できない人も両方世の中に存在する】のですから、上記の2つケースは明らかにどちらも間違いです。
ですが、納得できる人もできない人も「自分の意見の方が正しいはずだ」と思ってしまう傾向があるように思います。

私は後付だろうがなんだろうが論理的でよくわかると思います。
なぜなら、文法を作った人たちは納得できるように作ったはずだからです。つまり文法を作った人が一番最初に納得した人ということです。それなのに皆が納得できないと思うというのはどうなんでしょうね??