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苦手なりの受験英語

 

2008年2月21日

文法の必要性の有無(8)

今日でやっと「文法の話」をしたいと思います。


前回のアンケートのそのそもの質問は
・「a an  がどうして必要なのか」…つまり冠詞の質問でした。
そして、質問項目の最初は、
・これを「まとめて覚えることが楽かどうか?」
そして、2番目は
・「これを<細かいこと>と思えるか、思えないか」
そして3番目は、
・これを「気にするな!」と言われて気にしないことができるかどうか?
でしたね。


まとめます!


中学の過程で英語が嫌いになる人は、こうなることが多いと思うのです。


・文法の疑問が湧く⇒でも先生はその疑問を教えてくれない(教えられない)
 ⇒だから不快
・先生は、文法を度外視し、丸暗記を強要する⇒でも、自分にとっては丸暗記が苦しい
 ⇒だから不快
・先生は、細かいことだ! と断言する⇒でも自分にとってはとても気になり大事に思える。
 ⇒だから不快
・先生は「そんなことは気にするな!」と言う⇒自分にとっては気にしないことが不可能
 ⇒だから不快


こういう人は「文法が必要だ」と思うのです。どうでしょうか? そこの文法不要派の皆様?
 私なら喜んで文法を教えます。(^^)(というか、私は文法しかできませんからw)
 でも、一般に、英語が得意な人はこの先生のように「文法の知識が乏しい人」なんです。


●一方、中学の過程で英語が嫌いにならない人は、こうです↓。


・文法の疑問が湧かない。
 ⇒不快でもなんでもない。(むしろ文法を考えるほうが不快
・先生は、文法を度外視し、丸暗記を強要する⇒でも、自分にとっては丸暗記が楽
 ⇒だからむしろ快感
・先生は、細かいことだ! と断言する⇒自分にとっても細かいと思える
 ⇒だから、先生にも「細かいことだ」と言われれば、むしろ安心する。
・先生は「そんなことは気にするな!」と言う⇒自分にとっては最初から気にしていない
 ⇒だからなんでもない


こういう人は「文法が不要だ」と思うのです。どうでしょうか? そこの文法必要派の皆様?

また、こう人ばかりが、英語が好きになっていくのです。
またこういう人が普通英語の先生になります。(英語が嫌いな人が普通英語の先生になるでしょうか? 私がかなり特殊な人間なんですw)
つまり、文法が詳しくない人ばかりが英語の先生になります


ここに、恐怖の「英語の才能がある人しか英語が得意になれないサイクル(クリックしてください)」が存在するわけです。


ここまでで私の主張がだいぶ明らかになってきたと思います
それは
 英語の才能がない人は文法が必要。
 英語の才能がある人は文法が不要。
 才能がはっきり区別できない中間ぐらいの人もいる。
と言うことですね。ここまでよろしいでしょうか?


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ここでちょっと変な話をします。


「中学からの文法必要派」は、文法が分かると、英文がわかります。
つまり「必要派」は文法をやればやるほど英語の不快さが取れるのです。


ところがどっこい!


「中学からの文法不要派」は、文法なんか知らなくても、英文が分かります。
むしろ、文法が邪魔でしかない。でもたまに学校でこの邪魔なこと(=文法)をやらされます。
つまり、「不要派」は文法に触れれば触れるほど、英語の不快さが増すのです。


ここが、大きな違いであることがわかりますか?
「必要派」は文法をやればやるほど英語の不快さが取れ喜ぶのに
「不要派」は文法をやればやるほど英語の不快さ増大して苦しむのです。


ここもよくネットで火種になります。
ネットで「文法の解説ばかり掲示板でしていた」ら、昔こんな投稿がありました。


「そんなに文法ばかりやったら英語が嫌いになっちゃいませんか?」


典型的な「不要派」の意見でした。


ご心配なく!
私は最初からこの世の誰よりも英語が嫌いです。
むしろ、「文法ばかりやったら英語が嫌いになっちゃいませんか?」と言われるほうが、よっぽど私を英語嫌いにしてしまうのです。
この出来事で私はさらに英語に対して憎悪が増しました
でも、たぶんこの人は、なぜ私が文法ばかりやっても英語が嫌いにならないのか、永遠に分からないと思います。
みなさんは分かるでしょうか?
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ちと脱線気味でしたね。ごめんなさい。


次回は「才能がはっきり区別できない中間ぐらいの人」について話します。


明日はいつもの文法放送。この続きは月曜日です。

Comments

>おらむーさん
>現在はこれは言語的臨界期の差の問題ではないかと考えています。
(中略)
>この臨界期は個人差があり、13歳~14歳まで臨界期を迎えずに済んだ人は英語をすんなりと吸収できた、いわゆる「英語センス」のある人、ということになるのではないかと考えています。

ふむふむ。なるほど。13~14歳ぐらいまでそのような臨界点があるのかもしれないということですね。
その点について今後注目してみたいと思います。
ちなみに私の仮説は、だいぶ重なるものの、ちょっと違っています。
12歳ぐらいまでに「例文を楽に(楽に、苦労もなく)覚えられる人」と「苦労すれば覚えられる人」「それが不可能な人」という具合に分かれてしまう。
というものです。プラス国語力や読書量、といったものが加わってくる感じです。このテーマのあと2、3回後ぐらいに語れればなあ、と思っています。

>最初はこのギャップが謎だと思いませんでしたか?

以前は、こういうのはスポーツの得手不得手のようなもので、「何も引っかかることなく初めからスルっとできてしまうが、なぜ・どうしたらできるかうまく説明できない」という奴がたまに居たりするものだ、と考えていました。
現在はこれは言語的臨界期の差の問題ではないかと考えています。
詳しくは説明しませんが、要するに「何の疑問も抱かずに赤ん坊のように言語を習得できる時期」というのがあって、それは大体12歳ごろまでに終わってしまう(臨界期を迎える)という学説がいまのところ有力です。
この臨界期は個人差があり、13歳~14歳まで臨界期を迎えずに済んだ人は英語をすんなりと吸収できた、いわゆる「英語センス」のある人、ということになるのではないかと考えています。

例題は非常に難しいですね!
私は完全にはわからないまま「need but read はよくわからんけど、イギリス人にありがちな皮肉っぽい文章だし、『“遠き良き日”なんて幻想』だってことを言いたいんだろう」と思って「読みさえすればいい」と類推してみました。
結果的には合っていましたが、まだまだ勉強不足であることを痛感させられましたw

>ゆうさん
チャレンジありがとうございます。1時間もかけたとは!
いえいえ、時間をかけることが大事だと思います。英語が苦手な人にとっては! 
「分かる過程」が大事ですよ! 頑張ってくださいね!

英文解釈問題しましたが、間違えまくりでした;;
needは名詞で「要求」ととってしまってるし、andは結果を示す「そして」と訳したのでめちゃくちゃです;;
butは副詞と分かったのですが、何でかという考えまではたどり着かなかったです。
かなり辞書を引きまくり、1時間もかかってしまいました;;
これからも「分かる過程」を大事に勉強していきたいです。

>おらむーさん
おや、そういう経験がおありですか。(やっぱりw)
言われると腹が立ちますよね~~~\(`0´ )/=3
にしても、最初はこのギャップが謎だと思いませんでしたか? 

何? フィーリングで読めば簡単だとおおお~~~??
そういう奴には↓ぜひこれを解いてもらってくださいな!
↓下の方に英文解釈問題があります。
http://www.h2.dion.ne.jp/~e-kirai/hitsubunhantei.htm
↑フィーリングでやってこの意味を訳せた人は今のところ1人もいません。
Ψ(`∀´)Ψ

>「文法ばかりやったら英語が嫌いになっちゃいませんか?」と言われる

文法で英文の構造を解析しながらの説明をしていると、そんな感想を言われることがありますねw
それ以外には「そんなに考えてたら疲れませんか?フィーリングで読めば簡単なのに」とかw