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苦手なりの受験英語

 

2008年4月 7日

受験英語とは何か?(2)

受験英語とは何か?「受験英語」には「英文を速く正確に読める」能力のテスト、という性格があります。
受験の花形は相変わらず「長文読解問題」です。
それはそれは恐ろしく長い英文(と苦手な人には特に感じる)を読まされて、それに対する設問を解いていきます。
この設問の意地悪なこと! 意地悪なこと! 長文を中途半端にしか意味を取れないと、必ず間違えるように設問は出来ています。

ここで、変な発想を持つ人がいます。
「英語が喋れるのであれば、こうした長文問題は楽勝なはずではないか?」


本当にそうでしょうか?


もちろんそうした人がいないわけではないでしょう。ですが「違う」と言える要素があります


ここで幕末で活躍した、通訳者「ジョン万次郎」の話をします。
彼は元々漁師だったのですが、あるとき彼が乗った船が難破しました。
5人の仲間と共に漂流しますが、アメリカ船に助けられます。
当時日本は鎖国状態でした。なのでそうは簡単に帰国できなかったのです。


5人の中で特に英語に興味を持ったのが彼でした。彼は助けた船のホイットフィールド船長にかわいがられました。
英語を話す能力を習得し、約10年後に帰国しました。


鎖国の時代の幕末において、彼ほど流暢な英語を話せる人物はいませんでした。
彼は幕末の日本側の有能な通訳として大変重宝されました。
のちに開成学校(現・東京大学)の教授としても活躍しました。


幕末で重用された彼ですが、明治以降はあまり重用されませんでした
その理由の1つは病気の所為です。もう1つ理由があります。
何か分かりますか?


万次郎は英会話は得意であったのですが、翻訳は不得手であったのです。


明治期に西洋の体系的知識を日本に移入することが求められた際、
「会話」ではなく「文章化された書物の翻訳が要求された」ためです。
(万次郎の名誉のために書きますが、彼が翻訳した本がないわけではありません。ですが不得手であったことは否めないようです)


受験英語は、英会話のテストではありません。
概ね
「文章化された英語を読んで、その設問に答える」
といったテストです。


英会話と無関係ではありませんが
文章化された英語を速く、正確に読む」という力は、「少なくとも英会話力」だけでは習得しがたい要素があるわけです。


だ、か、ら、、、、、


あ、この話は続きは木曜日にします。


(↓目次はこちら)
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Comments

研究職なら専門分野で強みのある大学に行ったほうがいいです。東大よりも特定分野で世界的に有名な大学は沢山あります。
さらに、東大なら英語さえ出来れば(キビシイ)大学院から行くほうが楽なようです。特に理系は。

ものすごく英語が出来る人でも、英会話に自信の無い日本人はたくさんいるようですね。私から見ればみなさんぺらぺらですけど。

>たこさん
>ジョン万次郎はきっと英語を英語で考えて話していたのでしょうね。

そうだと思います。彼は英会話用の本(テキスト)は喜んで作ったようです。

>私の友人にも英語が話せるけれども受験英語は失敗してしまったという人が居ます。まぁその人はセンター試験はドイツ語で受けていました。

おお! これは素晴らしい例です! 今後何かでこの文を引用させていただきたいと思います。
まずかったら言ってください!(^^)

東大は特に理系は研究職には良いみたいですね。だからといってそう簡単には入れませんが(早稲田もですヨ)。
志望校はゆっくり考えてお決めになってみてはと思います。

ジョン万次郎はきっと英語を英語で考えて話していたのでしょうね。
私の友人にも英語が話せるけれども受験英語は失敗してしまったという人が居ます。まぁその人はセンター試験はドイツ語で受けていました。


あと志望校の件なのですが、尊敬する元担任が早稲田出身でしてね、同じ学問を学びたいんです。授業などでかなり影響を受けましたから。
大学行ってこういう分野をやりたいと言ったら
そんなものは学科がある大学ならどこでもやっている。だからこそいい大学に行った方がいいよ。
といわれ研究職を目指す私は有名で予算が多い大学がいいと思っています。
ちなみにその先生は研究したいならお勧めは東大といっていましたが…。