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苦手なりの受験英語

 

2008年8月15日

関係詞の謎と得意・不得意(7)

関係詞の謎と得意・不得意昨日更新の予定がずれてしまいました。申し訳ないです。


今日からしばらく【関係詞のブログ上講義】になります。
関係詞の基本をご一緒に学びましょう。
予定は3回か4回です。


↓こういった問題で
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 次の(   )に that 以外の何かを必ず入れなさい。
 (1) This is the place(   )I like.
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ここにwhere なんて入れて「ば~か! 大間違いだよ! Ψ(`∀´)Ψ 」と言われない力をつけて欲しいのです。


1回目の今日は「関係詞を学ぶ以前に知っておくべきこと」をお伝えします。
それは、「自動詞」と「他動詞」についてのお話です。


自動詞他動詞の正しい知識を知らないと、
 英語が苦手な人は、関係詞の問題を、コロッコロ間違う
ということになります。
(注意:英語が好きで得意な人は、自動詞他動詞の知識なんか知らなくても、関係詞の問題を簡単に「カン」で解けてしまうことに注意)


自動詞他動詞の知識は、「英語が苦手な人にとって」、関係詞を理解する「カギ」なのです。


【自動詞と他動詞について】
まずそれぞれの定義をはっきり覚えてください。


動詞…すぐ後ろに目的語を取れない動詞
動詞…すぐ後ろに目的語を取らなくてはならない動詞


この2つです。目的語というものを取るのか取らないのか、で区別します。
最初にこれを学ぶとき、よく「あれ? 目的語を取るのが自動詞だっけ? 他動詞だっけ?」と混乱します。
ゆっくりでもいいのでしっかり覚えてくださいね。「目的語を取るのが他動詞」です。取ってはいけないのが自動詞です。


ここで出てきた『目的語』という言葉も大事です。『目的語」って何だか分かりますか?
定義を言えますか?
『目的語』の定義って意外と正確に言えないものです。これも覚えてください。


●目的語…訳す時、「~」「~」「~」「~」などとなる場合の「」にあたる『名詞(相当語句)』


です。これも覚えてください。
(実は正式な定義ではありません。自動詞と他動詞を学ぶ際の都合上の定義です)


ここまでいいでしょうか? 例を挙げて説明しますね。


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(1)I swam. (私は泳いだ)
(2)I had the book. (私はその本持っていた)


(2)から先に説明します。
・和訳例に「私はその本持っていた」と「」という言葉がありますね。
・「~を」の「~」に当たるのは「(the) book」((その)本)ですね。
・book は名詞ですね。
したがって、
 ★[the book]は、目的語
 ★had動詞
という分類になることが分かります。


一方(1)はどうでしょうか?
・和訳例に「~」という言葉がありません
ということは目的語関係ありません
したがって
 ★swam動詞
という分類になります。
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ここまでいいですか?


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【自動詞の後に目的語を取る例】
今度は↓を見てください。


(3) I looked at the book.(私はその本見た)


・和訳例に「私はその本見た」と「」という言葉がありますね。
・「~を」の「~」に当たるのは「(the) book」((その)本)ですね。
・book は名詞ですね。
したがって、
 ★[the book]は、目的語
という分類になることが分かります。


ここで「あれ? looked は他動詞?」と思ってくれたでしょうか?
目的語があるから「looked」は他動詞、としたいところです。
ですが違います。look(ed)自動詞です。


さっきの(2)と違うところがあります。


(2)I had the book. … had の「すぐ後ろ」に[the book]がある
(3)I looked at the book.…looked の「すぐ後ろ」に[the book]がない。間に「at」という前置詞がある。


という違いです。
動詞は、直後に前置詞を置けば、その後ろに目的語を置ける
のです。


つまり
 ★動詞を使う場合、[動詞+目的語]
 ★動詞を使う場合、[動詞+前置詞目的語]
という順番になるのです。
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その動詞が自動詞なのか、他動詞なのかを正確に知るためには【辞書】を使わなければ分かりません。
辞書でその動詞を引っ張ったとき
・[自]と書いてあれば自動詞
・[他]と書いてあれば他動詞
です。


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【確認問題】
次の英文のうち正しいものをあるだけ選びましょう。


(1)I go to school.
(2)I go school.
(3)I reached the station.
(4)I reached at the station.
(5)I arrived the station.
(6)I arrived at the station.
(7)I go to there.
(8)I go there.


[解答/解説]
(1)I go to school.
(2)I go school.
go は辞書を引けばわかります。動詞です。目的語を取るには前置詞が必要です。
 ○ (1)I go to school. (私は学校に行く)
 × (2)I go school.


(3)I reached the station.
(4)I reached at the station.
reach は辞書を引けばわかります。動詞です。目的語を取るのに前置詞があったら余計です。
 ○ (3)I reached the station. (私は駅に着いた)
 × (4)I reached at the station.


(5)I arrived the station.
(6)I arrived at the station.
arrive は辞書を引けばわかります。動詞です。目的語を取るには前置詞が必要です。
 × (5)I arrived the station.
 ○ (6)I arrived at the station. (私は駅に着いた)


(7)I go to there.
(8)I go there.
go は辞書を引けばわかります。動詞です。目的語を取るには前置詞が必要です。
ただし there は副詞!...辞書を引けばわかります!
目的語は「名詞(相当語句)」で無ければなりません。
 副詞の there は目的語ではないのです
したがって
 × (7)I go to there.
 ○ (8)I go there. (私はそこに行く)


になります。
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以上をまずは、しっかり把握、理解、そして覚えてください。
ここが分かっていないと、「英語が苦手な人は」関係詞の問題が正しく解けないのです。


よろしいでしょうか?
続きは月曜日です。(実際の更新は火曜日でした)


今日は普段だと動画放送がありますが、今週はお盆のため(本当はコミケ準備のため)お休みです。(今日か明日、臨時でコミケの宣伝ログを投稿するかもしれません。なお[3日目・西す07b]です)


※分かりにくいのもう1回書きます。
この続き火曜日です。(←クリックすると続きが見れます


(↓目次はこちら)
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Comments

>Takaさん
追加の質問、ありがとうございます。
辞書で out を引くと、どこかに「out of」という説明欄があると思います。
out of で1つの前置詞、と考えることができます。このような前置詞を 「群前置詞」と呼びます。
群前置詞の例は、ほかに instead of, on account of, in spite of, up to など多数あります。
ここまでよろしいでしょうか?

で(たとえば)ジーニアス英和辞典で out of の説明をみると、
最初のほうに、参考になる説明があります。

赤地の白抜きで[類似比較]と書かれた箇所に
 → from
と書かれています。

つまり、
out of ≒from
(out of と from はよく似ている)

という意味です。

だから
Get out of hereの[out of here]は、
[from+here] と同じような感じで使われているのです。

つまり
from の後に here のような副詞が置けるのと同様に
out of の後にも here のような副詞が置けるのです。

回答有難う御座います。
ついでにと言っては失礼ですが教えて下さい。
以下のセンテンスどうでしょうか?
Get out of here!!
何かの映画で言っていた(ような)覚えがあります。
”of here”のofとhereが、thereの説明と合致する訳でしょうか?
私の聞き違いで、
Get out here!!
が、正解でしたか?
奥歯にモノ挟まりです。
お忙しい折、宜しくお願い申し上げます。

Taka
(Aug.31, 2008)

>takaさん
質問ありがとうございます。

>thereの名詞がない訳ではないですよね?
多くの場合、there を名詞扱いすることはないと思います。私のいつも使っているサンライズクエスト英和辞典では、there に名詞の項目がありません。ただ気になって、ジーニアス英和辞典(G4)を見たところ、名詞は確かにあり、説明が記載されていました。しかし名詞としての説明量は、副詞のthere の説明量にくらべ、圧倒的に少ないです。つまり名詞としての there は(サンライズクエスト英和辞典では無視されるほど)、使用例がほとんどない、ということになります。

>”from there”を聞いた覚えがありますし

実は
●【 from のほうが特殊な使い方をする前置詞】なのです。

前置詞は普通、 [前置詞+名詞] と使うのですが、

from の場合、(もちろん「from+名詞」と使う場合が普通ですが)
 (1)[from + 前置詞+名詞]
 (2)[from + 副詞]
という具合に使うことができる特別な前置詞なのです。

●ジーニアス英和辞典(G4)で、from を調べると、このことについて特別に説明が書かれています。
以下該当部を引用します。

--------------------
注意 [from の目的語としての前置詞・副詞]

from はしばしば前置詞句や副詞を目的語とする。

from above[below] 上[下]から
from behind the door ドアのうしろから
from inside the church 教会の中から
from under the table テーブルの下から
chose from among these books この本の中から選ぶ
from after the war until the present time 戦後から現在に至るまで
The birds came from over the sea. その鳥は海を渡ってきた
The noise came from up the hill. その騒音は山の上のほうから聞こえてきた
---------------------

↑のうち
from above[below] 上[下]から …これは (2)[from + 副詞] の典型的な例になります。

したがって
○ I go there.
× I go to there.
○ The noise came from there. ((2)[from + 副詞] )
となるのです。

いかがでしょうか? 依然としてご不明な点がありましたら、追加でご質問くださればと思います。
よろしくお願いいたします。m(_ _)m

前略

iknowのサイトからここまで来ました。
質問です。
自動詞・他動詞の説明よく分かりましたが、”thereは副詞”とあり(7)がバツに疑問です。
私は(7)・(8)共に可と思いました。
もちろん”to there”は普通言わないと感じますが、
”from there”を聞いた覚えがありますし、thereの名詞がない訳ではないですよね?
教えて下さい。

草々

Taka
(Aug.31, 2008)