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苦手なりの受験英語

 

2008年9月25日

センター試験 英語 2009 パーフェクト攻略 第1部(3)

センター試験 英語 2009 パーフェクト攻略 第1部こんにちは。
今日は「なぜ2009年度は大変なのか」についてのお話です。
およそ100日後の2009年度のセンターは本当に大変だと思います。今年の受験生はかわいそうです。その理由について今回は書きます。
今年が大変な理由は
 「2007年・2008年で大きく傾向が変わった
ということです。まずはこれについて述べます。そしてだからどうしてどのように大変なのかについて書きます。


(1)2007年・2008年で大きく傾向が変わった
最初の大きな変化は2007年に起こりました。
センターは大問が1~6の6問あるのですが、第3問、第4問、第5問の傾向が変わったのです。


第3問
 Aが「つなぎ言葉を選ぶ問題」から「語句の意味を推測する問題」に変更
 Bが「文脈構成問題」から「発言の要約を選ぶ問題」に変更
第4問
 Aが「グラフの記号判定問題」から「記号判定+内容把握問題」に変更
 Bが「グラフの内容把握問題」から「広告を読み解く問題」に変更
第5問
 英会話問題(イラスト付き)の問題数「1問」から「2問」に変更(要するに量が倍加した)


6問中3問がこのように大きく手が加えられました。およそ半分ですよ! 私はもちろん、受験生が1番びっくりしたと思います。
これほどの、大変革が行われるとは、誰も予想していなかったように思います。
これを踏まえて、受験関係の出版社はこの変革に対応しました。「新傾向対策」と銘打った参考書を発売しました。
予備校側はこれに対応したはずです。模試はもちろん、予想問題、テキストも新傾向に合わせたものを作成しました。このときの出版社や予備校はさぞかし大変だったのではないかと思います。


しかし、悲劇は翌年さらに起こりました2007年度でこれほど大きく変わったのに、2008年はさらに変えてきたのです。


第4問
 Aの「グラフの記号判定問題」は変わらなかったが「グラフの意味がほとんどない」問題に。つまり実質、単なる読解問題に変更。
第5問
 「英会話問題(イラスト付き)」が「A・絵に会う文章の選択」「B・内容に一致する絵の選択」「C・一連の絵に合う文章の選択」に変更
第6問
 「物語文」から「論説文」に変更


と、さらに変化がありました。前年にかなり変革があったにもかかわらず、前年に勝るとも劣らない変革が行われたのです。
特に着目すべきは、第5問と第6問の驚くべき変化です。
 センター英語はこれまで「英会話問題」や「物語文」が大好きだったのに、どちらもなくなったのです。
 これはとても意外なことでした。
・英語が好きな人は英会話が大好きなはずで、センターはその傾向を踏襲するはず、と目されていました。
また
・英語が好きな人は、論説文よりも物語文のほうが好きなはずで、これもセンターはその傾向を踏襲するはず、と目されていました。
そのどちらもが消えたのです。
 第6問は実はすごくいやらしい書き方をしています。最初の数行だけ読むと、とても論説文には見えないのです。第5問まで順番に解いてきた受験生は、「やっといつもの傾向(物語文)のところにきたぜ。よかった」と思ったはずです。そして、第6問の最初の数行を読んで「いつもの物語文だ」と思ったはずです。しかし、とんでもない! 物語文っぽいのは最初の1%ぐらいで、残りの99%は全部論説文だったのです。
私には受験生を心理的にいじめているとしか思えません。事実、平均点は下がりました。


(2)したがって予想が付かない
ここで、2009年度を考えてみましょう。2008年度の傾向の問題がそのまま出ると考えられるでしょうか?
2年続けて大きく変わりました。2009年度はさらに大きく変わっても不思議はないと思いませんか?
この年で変化らしい変化がなかったのは、第1問と第2問です。(実は第1問は変わってはいるのですが、これはよくあるアクセント問題であることには変わりないので、ここでは「変化なし」とさせていただきます)
可能性としては
 第1問が発音アクセント問題ではなくなる
 第2問が文法問題と並び替え問題でなくなる
とも考えられなくはないでしょうか?
実は、第1問が大きく変わる、もしくは「なくなる」という話が随分前から噂されてきました。というのはセンターに「リスニング問題」が追加されたからです。リスニングがあれば、発音・アクセント問題は意味が薄くなる、と考えられたからです。
しかし、第1問はほとんど変わらず存在し、センターが大好きな英会話や物語文がなくなったのです。
 とすれば、2009年度は、第1問や第2問で英会話文や物語文が出てもおかしくない、とも考えられます。
 それとも、ここは変わらないのか…
…それは出題者以外は誰も分からないと思います。
 つまり、予想が付かないのです。


(3)したがって、予想問題や模試の結果、対策本がそのまま信用できない
 現在は発売中の予想問題の内容は、多くが「2008年度の傾向」を踏まえた問題となっています。「センター模試」も概ね2008年度の傾向となっているでしょう。
これらはあくまで「2008年度と同じ傾向であるならば」という前提で作られています。2006年度までの傾向で作られているよりはましではあります。しかし、2008年度のままの傾向が2009年度で出題されるという確率はどのくらいでしょう?
 同じ傾向であって欲しい、と望むのが普通の受験生でしょうが、センターの出題者は受験生を「いじめるように」問題を作っています。
 であるなら「同じ傾向でない」確率が十分あるでしょう。受験生としては「同じ傾向ではない」と思って対策をするべきだと思います。違って当然、同じであればもうけもの、ぐらいな感じです。
 また、「市販の対策本」には注意が必要です。「2006年以前の発行のセンター英語の対策本」は既に傾向がズレています。昨年、つまり「2007年発行のもの」ですら1部がズレているのです。これを知らずに古い対策本で学習すると、大変なことになりかねません。ここにも注意が必要なわけです。
模試の結果も素直に信用できません。あくまで「2008年と同じ傾向であるならば」という前提で作られて居るはずですから。もし、本試験で第1問と第2問を大幅に変えられたら、模試の結果とは大きな開きが出るものと思います。


したがって、2009年度のセンター英語の対策は本当に大変なのです。


【どのように傾向が変わっていても対応できる】


というつもりで、試験に臨む必要があると思います。しかし、あなたが間際であればあるほど「同じ傾向であってくれ~」と望むはずです。同じであってくれないと困る~~と願うはずです。違いますか? しかし残念ながら、どんなに望んでも、センター試験の出題者は、毎年、そうした英語が嫌いな受験生のせつな願いを踏みにじってきました。1年の例外もありません。したがって彼らは「今年も大きく踏みにじろう。Ψ(`∀´)Ψ 」と”ほくそえんでいる”に違いないのです。


以上で「第1部・センター試験の特徴」は終わりです。いかがだったでしょうか?
明日はいつもの文法放送。来週の月曜日は雑談。次の木曜日から「第2部・センター試験・各問題のデータベース」を開始します。お楽しみに。


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