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苦手なりの受験英語

 

2008年9月 4日

関係詞の謎と得意・不得意(13)

関係詞の謎と得意・不得意では続き。
前回は↓これらの訳例を作れ!、という課題でした。


(1) I know a boy(who)● has the book.
(2) I know the boy(whom)she loves ●.
(3)She lives in a house (which)● stands on a hill.
(4) She lives in a house (which)he built ●.
(5) She lives in a house (where)I lived.
(6) She lives in a house (which)I lived in ●.


正解
(1) I know a boy(who)● has the book.
  (私は、その本を持っている少年を知っている)
(2) I know the boy(whom)she loves ●.
  (私は彼女が愛している少年を知っている)
(3)She lives in a house (which)● stands on a hill.
  (彼女は丘の上に立っている家に住んでいる)
(4) She lives in a house (which)he built ●.
  (彼女は彼が建てた家に住んでいる)
(5) She lives in a house (where)I lived.
  (彼女は私が住んでいた家に住んでいる)
(6) She lives in a house (which)I lived in ●.
  (彼女は私が住んでいた家に住んでいる)


です。できましたでしょうか?


英語が苦手な人は、とくに(2)ができなかったはずです。
今、「できたぜ~」と思っている英語が苦手な人! 
↓こう思っていませんか?

「私は彼女愛している少年を知っている」
 ↑
 これは違いますよ。
 正しくは↓
 「私は彼女愛している少年を知っている」
です。


ここで英語が本当にできない人は「どこが違うか」わかりません。「同じじゃないか!」と思ってしまうのです。


(2) I know the boy(whom)she loves ●.
           ↑
          この少年は彼女を愛しているかどうかわからないんです。
          この少年は彼女に愛されているだけなんです。
だから、全然違うのです。


(4) She lives in a house (which)he built ●.
も、英語が苦手な人の多くは、変な訳例を作ります。
たとえば「彼女は彼といっしょに住んでいた」とか、とにかく「勝手なストーリー」を作り上げます。




ということを、多くの英語が得意な人英語の先生知りません
せいぜい「たまたまうまく訳出できなかっただけで、言わんとする意味はわかっていたはずだよ」とか考えています
なぜなら「(その)英語が得意な人が、そうだから」です。
得意な人の中には「訳出(だけ)」が苦手な人が多いのです。そういう人は「言わんとする意味」分かるのです。「だから、英語が苦手な人だってそうに違いない。たまたまうまく訳が思いつかなかっただけだ。意味は分かっているはずだ」と思い込んでいます
これは大きな間違いです。英語が苦手な人は「言わんとする意味」も大きく間違って捕らえています。
しかし、英語が得意な人はなかなかそうは考えてくれません。なにせ、このような「関係詞の問題」は「英語が得意な人にとっては楽勝なはずだ」からです。


また、苦手な人もここで注意することがあります。
それは「コロンブスの卵現象」です。


たとえばこんなことが起こります


英語が苦手な人
 (2) I know the boy(whom)she loves ●.
を訳せ! と言われたとします。
 ↓
苦手な人も一応、英文の訳例を考えます。
 ↓
ですが、苦手な人はすぐに訳例作りをあきらめます。
つまり実際は考えません
 ↓
その後、先生などから
 「私は彼女愛している少年を知っている」
という正解だけ見せられます
 ↓
すると苦手な人
「ああがんばればできたかもなあ、たぶんできたよ。意外と簡単だったのか
思ってしまうのです。


これが「コロンブスの卵現象」です。
答えを見せられてから問題を見る、すると「簡単」に思えます。
しかし、答えを知らずにこの問題を正しく解くこと、これは非常に難しいのです。


しかし、英語が苦手な人、実際には解かないので「簡単だ」と思ってしまう可能性が高いのです。


ここで1つ、恐ろしいことが起こります。


英語が苦手な生徒関係詞の問題を「コロンブスの卵現象」により「簡単だ」と思ってしまうかもしれません。
 その上、
英語の先生も「関係詞」を「簡単ですね~」と教えることが多いはずです(自分にとっては本当に簡単だから)
 とすれば、
英語の苦手な生徒も「ああ、先生が言ってるくらいなんだから、関係詞は簡単なんだ」と思ってしまう可能性が高い
のです。非常に危険だと思いませんか?


実際はそうではないのです。
英語が初めから得意な人にとって、関係詞簡単
英語が苦手な人にとって、関係詞激烈に難しい
のです。


苦手な人は、関係詞本当に苦手なのです。


この続きは月曜日の予定です。明日はいつもの文法動画です。


(↓目次はこちら)
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Comments

>baobubさん
いえいえ~では~p(^^)q

ありがとうございます。励みになります~。

>baobubさん
チャレンジありがとうございます。m(_ _)m
そうですね。1行目、2行目と分けて書いてくださったことがすばらしいと思いました、こうすると自分の思考過程がよく分かると思います。そして残念ながら、2行目でも(2)と(5)は訳例違いますね。なお(5)と(6)は同じ意味です。
 鋭い自己分析だと思います。これを踏まえて、関係詞を今後うまくものになさることを願って止みません。
がんばってください~~(^^)

(2)(5)間違えたf(-_-;)

約例が1行目が英文読んで最初に浮かぶ訳で、以前はここで思考停止していたのですが、少し知恵がついて今2行目。

(1) I know a boy(who)● has the book.

 私が知っている少年はその本を持っている。
 私はその本を持っている少年を知っている。

(2) I know the boy(whom)she loves ●.

 私が知っているその少年を彼女は愛している。
 私は彼女がその少年を愛していることを知っている。

(3)She lives in a house (which)● stands on a hill.

 彼女が住んでいる家は丘の上に建っている。
 彼女は丘の上に立っている家に住んでいる。

(4) She lives in a house (which)he built ●.

 彼女が住んでいる家は彼が建てた。
 彼女は彼が建てた家に住んでいる。

(5) She lives in a house (where)I lived.

 彼女が住んでいる家に私は住んでいた。
 彼女は私がいた家に住んでいる。
 
(6) She lives in a house (which)I lived in ●.

 彼女が住んでいる家に私は住んでいた。
 彼女は私が住んでいた家に住んでいる。

ううむ、正解してるのもマグレかもしれない。