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苦手なりの受験英語

 

2008年9月11日

関係詞の謎と得意・不得意(15)

関係詞の謎と得意・不得意今回で「関係詞の謎と得意・不得意」のシリーズの最終回です。初めの予想の倍の回数になりましたなw


ここまでをまとめますと
(1)英語が初めから得意な人関係詞得意
(2)英語が初めから苦手な人関係詞苦手
(3)英語が初めから苦手な人は特に関係代名詞の目的格が苦手
(4)英語が初めから苦手な人は特に関係代名詞の目的格省略が一番苦手
(5)英語が初めから得意な人は、(2)(3)(4)の事実が分からない(自分にとっては逆だから)。


ということでしょう。
そして、
(6)英語の先生は、ほとんど「英語が初めから得意な人」である。
ということです。
この所為で、英語が苦手な人はいつまでも英語が苦手なままなのです。


以上が、今回言いたかったことのメインでした。


他にも、以下のことを指摘したかったです。
・英語が苦手な人は関係代名詞の what が苦手である
・英語が苦手な人は「前置詞+関係代名詞」も苦手である


このあたりの説明は、また長くなってしまうので
私の文法動画ででも見ていただければと思います。(関係詞は、第2回~8回 と 第93回~98回 で説明しています。)


関係詞の英文があると、確実に意味を間違うのが、英語が苦手な人の特徴です。
そして、苦手な人がここをちゃんとできるようになるのは、大変な時間がかかるのです。
苦手な人の場合「ちゃんと、見抜けるように、訳も確実に正しくすらすらできるようになるには半年はかかる」と断言します。


そして、恐ろしいことに!


英語が得意な人の場合、「ちゃんと、見抜けるように、訳も確実に正しくすらすらできるようになるには1秒もかからない。最初からカンでできる」と断言します。


だから、関係詞こそ、「得意・不得意」を大きく分ける大きな分岐点だと私は思います。
以上です。いかがだったでしょうか?


明日はいつもの文法放送です。
来週の月曜日は雑談を入れます。


新シリーズは、来週の木曜日から始めます。
今度のシリーズの内容はもう決まっています。「超大型企画」になります。
超ロング連載で終わるのは1月までかかると思います。


題して


 「センター試験 英語 2009 パーフェクト攻略


です。
 お楽しみに!


(↓目次はこちら)
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Comments

>みなみさん
コメントありがとうございます。
私のブログが参考になりそうなのですね。それは嬉しいです。ぜひご参考になさって下さい。

英語が死ぬほど嫌いだけど将来海外で活躍したいと思っている受験生です。
このサイトは私のためにあるものでした。本当にありがとうございます。少しやる気も出てきました。

>Dr. Sさん
ご無沙汰です。お元気でしょうか?
Dr. Sさんは関係詞には苦手意識はなかったようですね。
>意味上の主語の問題がない
なるほど! この発想は私はノーマークでした
>すでに(故伊藤和夫先生流の)構文主義的な考えに触れた
こちらも踏まえてあると、難しくないように思えるのかもしれないのですね!
納得いきます。
>中学英語の既習事項からの類推で理解できます。しかし、仮定法は全く新しい概念なので、誰かに教えてもらわなければ、その概念を理解できません。
なるほど! これも私にとって新鮮かつ納得のいく見解です。
私のような英語アンポンタンは「中学英語の既習事項」が、中学はもちろん、高校でもまるで頭に入っていなかったため、仮定法が易しく感じられるのではないかと思いました。今の生徒さんで再受験生が1名いらっしゃるのですが、彼がそうです。私と同じく中学英文法がまるで頭に入っていません。彼は大学受験のために、急ピッチかつ綿密に、高校英文法を学習しています。もうほとんどの単元が終わったのですが「仮定法が1番楽だった」と言ってました。
・中学から英語がある程度以上得意だと→仮定法が苦手(これのみ新しい概念だから)
・中学から英語がまるでできない→仮定法が楽勝(全部新しい概念だから)
となりやすいのではないかと思いました。
久方ぶりのコメント嬉しかったです。ありがとうございました。m(_ _)m

マウスバード様
 ご無沙汰しております。Dr. Sです。関係詞と仮定法について、いろいろ書かれてましたね。私は、関係詞は不定詞(の形容詞的用法)とは異なり、厳密に文法に従う(節中の文の構成要素が必ず存在する、故に意味上の主語の問題がない)ため、複雑に錯綜しない限りは難しくないと考えていました。しかし、多くの人はカンだけで処理しているのは、驚きでした。私は、(時間に切羽詰まるか疲れて頭の働かない場合を除いて)このように関係詞を考えたことがありませんでした。私の場合、苦手意識が無かったのは文法の重要性を感じていたのと、すでに(故伊藤和夫先生流の)構文主義的な考えに触れたせいかもしれません。
 ところで、仮定法ですが、これには種々の見方があります。中学英語を一通り理解した人が、全くの独習で最も理解が困難なのは、私は、仮定法だと考えています。理由は単純です。高校英語で新たに習う主な文法事項は、仮定法の他、過去完了、関係副詞、分詞構文、準動詞の意味上の主語等といったところでしょうか。これらは中学英語で習う、現在完了(の時制を過去にしたもの+大過去)、(前置詞+)関係代名詞、副詞節の短縮形、準動詞に主語の意味が付く等の、中学英語の既習事項からの類推で理解できます。しかし、仮定法は全く新しい概念なので、誰かに教えてもらわなければ、その概念を理解できません。まあ、一度概念を理解したら、それほど難しくはないのですが。
 こう考えると文法が嫌いな人と理数系(特に物理と数学)が苦手な人の共通点が見えてきます。数学や物理は新しい概念を受容する必要があります。しかも、私の経験からは、(一部の秀才を除いて)独力で新しい概念は理解できず、誰かに教えてもらう必要があります。文法が嫌いな人は、誰かに教えてもらう必要のある新しい概念を受容するのが苦手と言うことではないかと思います。