HOME > 初心者英語 > 苦手なりの受験英語 > 良くある質問とその返事の【ひどさ】 > 受験英語:良くある質問とその返事の【ひどさ】(2)


苦手なりの受験英語

 

2009年5月25日

受験英語:良くある質問とその返事の【ひどさ】(2)

受験英語:良くある質問とその返事の【ひどさ】


では「受験英語:良くある質問とその返事の【ひどさ】」に行きましょう。


【良くある質問・その1】
私は高校生なのですが、中学から本当に英語ができません。何とかしたいのですが、どうしたらよいか分かりません。どうしたらよいでしょうか?


【返事の1つ】
英語は読み慣れなければ、できるようになりません。Newsweek がお勧めです。これを買って読んでみたらいかがでしょうか? 私はそれで凄く得意になりました。


この返事の私の見解ここがひどい!
中学から英語ができない人が、Newsweekなんて読めるわけがないだろう!
 \(`0´ )/=3


私の見解
この返事をした人について考えてみる。この人は、おそらく「中学生ぐらいから英文を読みなれて英語ができるようになった人」である。
ここを見てほしい。英語ができる人は、このような習慣がある。こういう人は高校生の時に、newsweekぐらい読んでいたのだろう。
ちなみに、この人のお勧めが Newsweek などではなく、仮に「幼児向けの英語の絵本」であっても、私は賛成しない。「やさしい英語から慣れれば良い」とう発想だろうが、英語が苦手な人は「やさしい英語ですら慣れることができない」のだ。 苦手な人はたった3語の英語(What is war?) でさえ、こんなふうに訳してしまうのだ。その幼児向けの英本に、和訳が書いてあるのだろうか? 普通は書いてないはずだ。仮に「幼児向けの英語の絵本」を渡しても、意味が分からないまま、放り投げるのがオチである。


それよりも、彼の目の前にある英語の教科書の英文を「なぜその意味になるのか」を説明してあげるほうが良いと思う。そのほうが定期試験の点数になる。「幼児向けの英語の絵本」なんか渡したって、定期テストで1点にもならないはずだ。


次の更新は木曜日です。実際は木曜日はお休みしました。
日曜日に、「雑談」という形で関連する話を上げました。
正式な続きは、月曜日のこのログです。


(↓目次はこちら)
目次ページへ

Comments

>Dr.Sさん
どうも。ええ。実際これを見たときはおったまげました。なお彼は、その返事の中で
・いかに自分はnewsweekのおかげで得意になったか
・いかにnewsweekが良いか
・newsweekの英語版の入手方法
などを説明していました。

伊藤師のその言葉は良いですね。今後、ここのログで紹介したいです。また、明日更新のsmart.fmの日記でさっそく使わせていただきます。
なお、たぶん伊藤師は、誤解せずに多読したのだと思います。
コメントありがとうございました。

マウスバード様
どうも、Dr. Sです。
しかし、…ハ、ハ、ハ、ひどい返事ですね。あまりにひどすぎて、笑ってしまいました。
ところで、「英文解釈教室」のはしがきのこんな一説があることを思い出しました。
 「「多読が重要である」と言われる。だが、そもそも読むことのできない者に多読と言ったところで、それは多くを読んでいるのではなく多くを誤解しているにすぎない。誤解の集積がどのような過程で正しい理解に転化しうるかの説明は聞けないのである」
 まあ、故伊藤和夫先生は、自分自身は多読で読解法を身につけたと、「予備校の英語」で記していましたが。