HOME > 初心者英語 > 苦手なりの受験英語 > 良くある質問とその返事の【ひどさ】 > 受験英語:良くある質問とその返事の【ひどさ】(3)


苦手なりの受験英語

 

2009年6月 1日

受験英語:良くある質問とその返事の【ひどさ】(3)

受験英語:良くある質問とその返事の【ひどさ】


実は臨時で昨日、ログを挙げました。それはNHKでやっていた【中学生日記◇スタジオに「英語なんて大嫌い!」という中学生が集まり、本音を語り合う。】という番組を見て、あまりに腹が立ったからでした。よ~く考えたら、偶然にも、現在のテーマとかぶるではありませんか! だからここで何回かに分けて詳しく紹介したいと思います。


【番組での質問・その1】
英語が聞き取れません。どうしたらよいでしょう?


【返事の1つ】
・洋楽とか聴けば良い。「かっこいい」と思うでしょう?というかかっこいいから聞いてるんだけどね!(^^)
<司会者>お勧めとかありますか?
・ビートルズとかがいい。歌詞も分かり易い 


この返事の私の見解ここがひどい!
俺はまさにそれをやったんだ! 実はビートルズだったんだ! そしたらこうなったんだ! 


私の見解
苦手な人だって「洋楽聴くぐらい」は、とっくに試してるんだよ! 順番が逆なんだ! 洋楽聴いて「かっこいい、もっと聴いてみたい」と思う人が、英語を気に入るだけ。全然魅力を感じなかった場合嫌いになるんだよ! 


それともう1つ!


 「ビートルズ」なら歌詞も分かりやすい? フザケンナ! 俺はビートルズさえさっぱりわからなかった! ここも順番が逆! ビートルズを聴いて(歌詞を知って)、「意味が分かる! と思えた人」が英語を気に入るんだ! 「ビートルズさえ分からなかった人」が英語を嫌うんだ!


 君たちに分かるか? 「簡単だよ!(^^)」と言われたものがさっぱり分からなかったときの悔しさを!


大体、この種の意見は、30年も、40年も前から言われている。英語の能力が普通の人、もしくは得意な人ではなく、「英語がものすごく苦手で、英語が大嫌いな人」が、【洋楽を聞きなれて聞き取れるようになったり、英語が得意になったりした中学生や高校生が有史以来1人でもいるのか?
おそらく、このままなら、30年後、40年後でも同じ意見ばかり言われるでしょう。どうして、「同じことの繰り返しで、現状が変っていない」ことに気がつかないのでしょうか? 私には不思議でなりません。


この続きは木曜日です。


(↓目次はこちら)
目次ページへ

Comments

>mizziさん
私の怒りがどの程度幅広く有効に活用されているかわかりません。しかしそうであることを願いながら活動しています。
mizziさんは文法派でいらしたのですね。誤解しておりました。大変申し訳ありませんでした。
おっしゃるように、子供の英会話スクールでも週1回程度では、英語は身につくはずはないですね。本人がそのスクールの終了後に、ほぼ毎日英語をしゃべっている生活でもない限りは。

逆に、ほぼ毎日英語をしゃべっている生活であれば、文法は知らなくても、自然と文法どおりに話せるようになっていくと思います。「多くの英語ができる人」がそれだと思います。しかしここには大きな錯覚があると思います。英語を母国語としていない日本人の場合、100人が100人全員がそうなるわけではないと思うのです。スタートが同じでも、100人中20人くらいがなんとか英語をしゃべり続けることができ、残りの80人は英語が分からなくなり、英語をしゃべり続けられなくなると思います。最初から足が速い子供がいるように、最初から英語が聞き取れやすく、短い英文なら覚えやすい人がいると思います。そういう人だけが生き残ると思います、生き残った20人だけが普通、英語が得意になると思います。私はこれを「才能があった人だけが、たまたま生き残った」と表現しています。もちろん、彼らにしてみても、最初はよく非文法どおりしゃべっていたでしょう。「言い間違い」のような感じです。しかしこうした間違いは、(我々が日本語を身に付ける過程と同じように)、しゃべりながら次第に直ってしまうものだと思います。この場合、彼らは「文法は必要なかった」はずです。だから「文法は不得意」なわけです。彼らにとっては「洋楽を聞いたり、気楽に英語を楽しむ」ことのほうが、よっぱど英語に気楽に接することができたと思います。

しかし、残りの80人はどうでしょうか? 特に「才能がある人の真逆」で「才能が全くない人」もいるはずです。その典型例が私だと思います。
私は英語が全く聞き取れず、↓
/beginner/article/mouthbird/2005/07/post_7.html
短い英文ですら記憶できない脳みそでした↓
/beginner/article/mouthbird/2006/07/post_208.html
私は苦手になるべくして苦手になり、嫌いになるべくして、嫌いになったと思います。

英語の先生の中には「洋楽を聞いたり、気楽に英語を楽しむ」ことを経験し、文法なんか考えずに得意になった(生き残った)人たちが大半だと思います。
だから、彼らは、彼らにとって良かった方法、つまり「洋楽を聴け! 気楽に考えろ!」などと言うのだと思います。彼らにとっては洋楽などは「薬」だったと思います。ですが私にとってそれは「猛毒」であったのです。ただでさえ病気で苦しんで窮状を訴えているのに、医者(英語の先生)はニコニコしながら「毒」を処方してくれたのです。私の酷い病状はさらに悪化し、さらに苦しみました。

だから私は怒っているわけです。

高校で得意ではなくなったmizziさんは、「中学は文法なしで生き残れたけれども、高校では生き残れなかったのではないか」と推測します。どうでしょうか? 英語を現在学んでいる人のマジョリティはmizziさんのような方だと思っています。つまり「ある程度は文法が必要な方」です。mizziさんは文法の必要性を感じるべくして感じていらっしゃると思いました。

>納得してるかどうかは別として強行に文法も取り入れる。というスタイルを私はとっています。
少なくとも私があなたの立場であれば、あなたと同じ方法を取ると思います。少なくとも、英語の才能がなさそうな生徒にはきちんと文法を教えます。

おお! 高校生に既に、私のことを紹介してくださっているのですね! ありがとうございます! 大変嬉しいです! 今後ともどうそよろしくお願いいたします。m(_ _)m

mouthbird先生の「怒り」が幅広く、多くの人を助けているのですね。

何をもって「得意」というのか、個人差があるでしょうが、主観的には英語を得意と思ったのは中学生の時にいい点を採れた時だけだったと思います。高校になって単語数が激増したとたん、すっかりやる気が失せ、その後の人生で英語を得意と思ったことはないです。私も浪人時代、泣く泣く英語を勉強し1年間で当時、共通1次と言われていた点数を100点以上あげました。(現役のひどさは分かりますよね。)ほぼ満点だったわけですけど、それでも英語が得意だとも好きだとも思ったことがありません。多分、環境的に周りに英語が出来る人ばかりだったからでしょう、常に劣等感しか感じたことがありません。

だからかもしれませんけど、私は大の文法派です。子供の時から
常に英語を話しているような環境の人が「文法はよくわからない」
っていうのは理解できます。でもある程度大人になってから海外に行って英会話を身に付けた人が「文法が苦手で」っていう人、よくいますけど私にしてみたら文法が分からなくてよくしゃべれるなって思います。多分、推測して意味を勘違いする、ってこと、出てくるのではないかと勝手に思っているんですが。そこのところ、どうなのでしょうか。

子供の英会話スクールでも勘違いお母さん(と私が勝手に呼んでますが)がいます。2,3歳で確かに文法もへったくれもないから、「こう言われたらこう返す」的な指導になってしまいます。そこにはほとんど応用は利きません。会話だからいろんな表現があっていいはずなのにたった週1回のレッスンでそこまでいろんなことが身に付くはずがありません。家でも毎日何かをやるわけじゃなく、たったの週1で英語がペラペラになると思うな!いくら子供の時からやっていたってそれは単なる英会話スクールの広告宣伝文句であってペラペラになんてなるわけないんだよっ!って本音は言ってやりたい気分になります。で、その子たちが小学生になり国語で文法をやり始めたくらいから私は絶対に文法は必要だと父兄に迫ります。そうすると「先生、何を言ってるんですか?今まで会話中心できてるのに日本人が話せなくなってしまった粗悪の根源ともいうべき文法をやるって?!」ってな返事が返ってきます。
「日本人が日本で住み、英語を毎日毎日話すような環境にないところでどうやって言葉のルールも知らずに色んなことを表現できると思いますか?その都度、その言い方を覚えるしかないですよね。でもルールを知っていると応用させていろんな表現ができるようになるんですよ。」と、納得してるかどうかは別として強行に文法も取り入れる。というスタイルを私はとっています。でも文法なんて、と思ってらっしゃる先生も多いことは事実でしょうね。

高校生にはmouthbird先生のことは紹介しています。
本当はイヤなんですけどね・・・私の指導力のなさがバレルからw

お忙しいのにここまでお付き合いくださりありがとうございました。

>mizziさん
smart.fmの例のアンケートやコメントありがとうございました。動画を作ったり、英語を教えてるのは「怒ってるから」です。今回のこのログと大きく関係があります。
私が中学・高校の頃は、得意な人たちや先生方に、まさに「この回で書かれている内容」ばかりアドバイスされたのです。その結果6年間赤点ばかりでした。しかし浪人の時、半年間文法やっただけで、平均点を超えました。だから「文法動画」を流したり、ここやsmart.fmで色々やっているに過ぎません。 
「苦手な人には文法が大事で、特に苦手でなければ文法はそれほど必要がない」と私は思っています。あなたはいかがでしょうか? それほどまでに文法の必要性を感じますか? 少なくとも私ほどは感じないと思います。


英語の先生になる人は、普通(元々)英語ができる人ばかりなはずです。であれば、彼らは文法の必要性を声高に叫ぶでしょうか? むしろ「必要ない」と叫んでいる人のほうが多いと思います。事実、高等学校の必修科目で「英文法」はとっくの昔になくなっているのです。

この現状を私は憂いているのです。過去の私のような「英語が嫌いな人」が得意になるには「文法の力」が必要なのに、それを上手く紹介しているものがありません。「文法」を上手く教えている教材などが普及していない。だから動画放送を続けているのです。

ただ、本当に英語で困っている人は、私のこのブログやサイトですらなかなか見つけてくれません。英語が嫌いな人が「英語」という検索ワードを打ち込む事はそれほど多いことではないからです。もし、mizzi さんの周りで、英語が嫌いで困っている人がいらしたら、ぜひこのブログなり、サイトなりを紹介していただければと思います。よろしければどうかよろしくお願いいたします。
嬉しいコメント、ありがとうございました。m(_ _)m

先生には本当に感動しています。涙出てます。(本気で)smart.fmから発信されている動画、お忙しいのになぜそこまでされているのか!!
しかも英語がいまだに嫌いだっていうのが超ウケ。すごく胸のつかえがとれた気がします。
私のことで恐縮なのですが、何故だか「教える」ということが好きで教える仕事だったらなんでもよかったのですが、たまたま大学で英語の教員免許が棚ぼた式でとれたのでとりあえず英語を教えています(それ以外には何も資格がないし(笑))
とりあえず「高校英語教員免許」という印籠だけで、英会話から大学受験の講師の仕事まで請け負えます。ただし私自身には実際問題、力がありません。いつも劣等感というのでしょうか、自信満々では仕事をしていません。もちろん、生徒の前では微塵も見せられないですが。でも後で訂正を入れなくてはならないことも出てきます。冷や汗ものです。だから、mouthbird先生のような頂点にいるプロの大学受験の講師の方の「いまだに嫌い」という言葉がなんだか私を勇気づけてくれました。
たしかに、歌から学べることもあるかもしれないけど、私がそこで得たボキャは手で数えられる程度でそこから英語が得意になれるとは全くないと思います。
私は物理、化学系を苦手としますが、多分でんじろう先生に直接習えたとしても、「おもしろい」とは思えても苦手なものはあくまでも苦手なんだと思うんですよね。でんじろう先生のような先生にあたって救われる生徒もいれば、私のように苦手は苦手だっていう人がいてもしょうがないことだと思うんです。だから歌から英語っていうごく1部の人がいるかもしれないけど、とくに今洋楽から離れ気味なのに全く時代にあっていないコメントですよ。先生の怒りはココロの底から理解できます。