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苦手なりの受験英語

 

2009年8月13日

不定詞の謎に迫る!(5)

不定詞の謎に迫る!


前回の続きから。以下まず確認事項。


「to」には魔力がある。この魔力により 「to+動詞の原形~」という【塊】を作ることができる。
・前回は「to+動詞の原形~」という【塊】が『主語』の役割を果たした。


【To speak English well】 is difficult.
        ↓
  【To speak English well】が動詞 is の『主語』。
        ↓
【To speak English well】は難しい
        ↓
【英語を上手に話すこと】は難しい


となっています。ここまでよろしいでしょうか?


今回は、これに近い使い方を「もう一つ」紹介します。
まず、↓これを見てください

 I want the poke-mon. (私はそのポケモンが欲しい)

この英文の中で、ある2箇所に注目し、色々考えて欲しいのです。
その2箇所とは 「want」 と 「the poke-mon」です。


まず「want」。
want は「自動詞でしょうか? 他動詞でしょうか?」
自動詞他動詞が分からない人はこちらからログを2つは読んでください。分からなかったら絶対に読むこと!)
 ↓
want は他動詞です。したがって直後に「目的語になる名詞」が要ります。
(「目的語」がなんだか分からない人はこちらからログを読んでください。分からなかったら絶対に読むこと!)


したがって want の直後にある「the poke-mon」は、今回、want の「目的語」となります。ここまでをしっかり認識してください。でないと話が始まりません。


では
 I want the poke-mon. 
  ↑
このうちの「the poke-mon」の部分を、「to speak English well」の取り替えてみましょう。
すると↓


 I want to speak English well. 


という英文が出来上がります。ここまでよろしいでしょうか? 


「to speak English well」は 『to の魔力』により1つの【塊】になっていましたね。つまり、
 I want 【to speak English well】.
と考えることができます。


さて、ここで今回の英文の【to speak English well】の役割を考えて欲しいのです。


前回は、
【To speak English well】 is difficult.
という英文でした。この文の【to speak English well】の役割は、「is の『主語』」でした。
では、
 I want 【to speak English well】.
での【to speak English well】の役割は? 今度は『主語』ではないですよね。この文の『主語』は I ですから。


正解は、、、、、


I want 【to speak English well】.
での【to speak English well】の役割は、他動詞 want の『目的語』です。


I want 【to speak English well】.
        ↓
  【To speak English well】が他動詞 want の『目的語』。
        ↓
 私は【to speak English well】が欲しい
        ↓
 私は【英語を上手に話すこと】が欲しい
        ↓
   私は英語を上手に話したい


となっているのです。よろしいでしょうか?


前回は to 不定詞の【塊】が『主語』の役割を果たしていました。
今回は to 不定詞の【塊】が『目的語』の役割を果たしていたのです。


ここまでで、「to 不定詞の【塊】は、『主語』や『目的語』の役割を果たすことがある」と抑えてください。


そして、もう1つ!「こと」という訳例にも注目してください!

前回は
【To speak English well】 is difficult.
【英語を上手に話すこと】は難しい


今回は
 I want 【to speak English well】.
 私は【英語を上手に話すこと】が欲しい


どちらも「こと」という訳例が当てはめられています。ここにも注目です。何が言いたいか分かりますか?


実は、その「to 不定詞の【塊】」の役割が『主語』や『目的語』である、と分かった場合、その「to不定詞の【塊】」には、100%「こと」という訳例が割り当てられる(少なくとも直訳は)、、、ということになります。


逆に言えば、
 どんな英語が苦手な人でも、
その「to不定詞の【塊】」が『主語』や『目的語』の役割を果たしている!
 と分かれば、
 →自信を持ってそこに「こと」という訳例を当てはめられるのです!


これが、苦手な人にとってどれほど助かることか…得意な人には分からないのが残念です。彼らはそんなことを知らなくたって、一瞬で「ぱっと」意味が分かってしまうのです。


今回の英文を「一瞬で、絶対に100%「こと」だ! と分からなかった英語の苦手な皆様」には、ぜひ


「to不定詞の【塊】」が『主語』や『目的語』の役割を果たしている!
 と分かれば、
 →そこに「こと」という訳例を当てはめられる。


という「事実」を知って欲しいと思います。よろしいでしょうか?


明日はいつもなら文法放送ですが、今週はお休みです。


なお、8月16日(日)に、コミケの3日目に行く人は、
“東”O58b サークル・マウスバードにお立ち寄りください。お待ちしてます。m(_ _)m
「マンガで覚える英文法 全14巻総集編 DVD」を1200円で販売します!
マンガで覚える英文法 全14巻総集編


この続きは、来週の月曜日です。


(↓目次はこちら)
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Comments

>みちさん(みちおさんですよね?)
要望の投稿されたのでしょうか? そうだとしたらありがとうございます。m(_ _)m

今、オタク版でよろしければ、DVDの通信販売を検討しています。9月に(このスペースアルクのブログではなく、)、(「マンガで覚える英文法」の販売もかねている)サイト「本気で嫌いな英語を何とかする方法」のアドレスを変える予定なのです。変更を記念?して、オタク版DVDを通信販売してしまおうか、と考え中です。もうしばらくお待ちください。m(_ _)m

楽しい記事と言ってもらえて嬉しいです。ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

マウスバード先生、御返事ありがとうございます。
確かに、書籍化の件は先生の一存で決められる事ではないですよね。
ご無理を言って済みませんでした。
早速アルクさんに要望の投稿をしてみます(笑)
それとマンガで覚える英文法DVDにも興味あります。
なかなかリーズナブルで良さそうですね。
でも、今時点ではマンガ英文法DVDはコミケに行かないと手に入らないんですよね?
自宅からはちょっと遠いですし、なかなか行けそうもないです。。。
出来れば通販で売ってくださると助かります。
それでは、マウスバード先生、今後も分かり易く楽しい記事や講義の配信をお願いしますね。
では失礼します。

>みちおさん
こちらこそはじめまして。私のサイトがお役に立っているようで嬉しく思います。
嬉しいコメントありがとうございます。
残念ながら、私のマンガは一般書店で並んでいる作品ではありません。もちろん書籍化していただければ嬉しいのですが、それは私が決めることではありません。例えばアルクであれば
↓ここ
http://www.alc.co.jp/srg/inquiry.html
から、「書籍化希望」の旨の内容の投書していただければ、もしかしたら書籍化するかもしれません。どちらにしろ私が決めるのではありませんので…。
今のところ、サイトのこのページからの販売のみです。
http://www.h2.dion.ne.jp/~e-kirai/ya-51-b-1.htm
ご了解いただければと思います。m(_ _)m

マウスバード先生、どうもはじめまして。
私は社会人ですが、英語をやり直そうと思い、今
少しづつ勉強している者です。
先生のサイトには随分助けられています。
ところで先生の英文法マンガにも大変興味があります。
サンプルを見るだけでも、非常に分かり易い内容だと思います。
しかし。。。市販本の形態じゃないですよね?
書籍化の計画はないのでしょうか?
ルーズなもので、小冊に何冊も分かれていると失くしそうです。
というわけで、是非、書籍化していただきたいのです。
その際は、一冊か2~3冊程の分冊本なら絶対買います!
本当によろしくお願いします!