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苦手なりの受験英語

 

2009年10月29日

英語嫌いのホントのワケ(10)

英語嫌いのホントのワケ


前回の続きです。


(5) The people who would never point to a customer at a counter and remark to friend that the man is wearing a smart tie behave quite differently with famous faces.


これを例えば⇒「人々は、カウンターでお客を指し示さないが、そして友達にあの男は良いネクタイをしているが、有名な顔とは振舞い方が違う」
といった、しっちゃかめっちゃかな訳例を作る人で


:え~~。全然違うじゃん! なんでこんな訳例になるの?、と疑問を感じる人


と思う人が今回の主人公です。


と違って「間違っている」と認識できます
ここで彼、彼女はどう思うか? 
・どうしたら、すんなりそういう訳になるのか?
・答えから見れば分かるような気もする。しかし次に似たような英文を見たら、すんなり意味が取れるのか…? 不安だ。


となるはずです。


さてと、次が大事です。実は、英語の先生はこうした英文をちゃんと説明するわけです。
例えば、私なら↓こう説明します。


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(5) The people who would never point to a customer at a counter and remark to friend that the man is wearing a smart tie behave quite differently with famous faces.

左から3つめのwhoは当然関係代名詞主格。この whoのの終わりを探さなければならないよね。people はどうせ文の主語だろうから、people の述語動詞になりそうなところで止まるはず。述語動詞は remark か? いやこれは and でつながってるから違う。is か? これは the man の主語だろう。behave これだね! つまり


The people (who would never point to a customer at a counter and remark to friend
[that the man is wearing a smart tie]) behave quite differently with famous faces.


主語は the people 。この述語動詞は behave。この間にある(who~tie)は全部手前の people を修飾ているんだ。
だから↓
(who would never point to a customer at a counter and remark to friend
[that the man is wearing a smart tie])な「人々、quite differently with famous faces 「な振る舞いをする」。という意味になる。


したがって、
「カウンターにいる客を指し示し、友人にあの男性はステキなネクタイをしていると感想を決して言わない人々は、有名人(の顔)に対しては全く別の態度を取る」


になるんだ!
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さあ、2の人! この説明を「分かりやすい」と思うでしょうか?
中にはいるかもしれません。しかし大方はそう思うわないと思います。


関係代名詞? 主格? 節? それって何? 述語動詞? 動詞と違うの? 修飾って何?
わかんね~~~~

といった感想になるはずです。2の人は「関係代名詞、主格、節、述語動詞、動詞、修飾」こういった言葉の意味を知らないのです。


しかしこういった言葉は「知ってて当然! 当たり前の言葉」なのです。
実は「中学~高1にかけて」ちゃんと英語の授業で「習うはず」なのです。
でも2の人はきちんと覚えていない


なぜ覚えてないか? 理由は2つ。


1、英語の先生がちゃんと生徒に教えない。あまり強調しない。
2、生徒側が「そんなん知らなくても意味分かるのに、なんでそんなの覚えるの?」と(無意識に)思い、記憶に入れていない。


先生側にも原因はあります。しかし、おそらくは生徒側のほうの原因が8割以上を占めています。
つまり、
2のタイプの人は、
・中学~高1ぐらいの時に「関係代名詞、主格、節、述語動詞、動詞」といった文法用語を知らなくても「ちゃんと意味が分かった。楽に分かった」わけです。つまり、今まで文法用語の必要性を感じなかったので今まで覚えてこなかったのです。


ところが、高1の終わりぐらいから、明らかに分からなくなり始めます。
このとき先生からの説明、参考書の説明はこのような「文法用語のオンパレード」なのです。


このときの2のタイプの人の感想は当然「わからねえ」になります。


で、2のタイプの人の多くは、このまま根本的な改善をせず、放っておきます。すると、高2、高3と進むに連れて、どんどん分からなくなります。この結果の人と同じく英語が苦手になっていきます


2の人が高校でいきなり突きつけられる「文法用語」のオンパレード。。。。
ここで2の人は「↓こう思う」人が多いわけです。


そんな文法用語を羅列するな! 文法が不快だ! 文法の所為で俺は英語が嫌いになっていくよ…


実はここも大きなポイントです。
このような感想を持つ人がいるのは分かります。ですが、本当に「文法の所為で俺は英語が嫌いになっていく…」のでしょうか?


私は「違う」と思います。


なぜなら、
もし「中学~高1にかけて」ちゃんと英語の授業で「習うはず」の文法(用語)を覚えていたら、「全く困らなかった」はずです。
でも、2の人はそんな文法なんて知らなくても「なまじ簡単な英文の意味が分かってしまった、楽しめてしまった」ために、「文法を【無視】していた」…だから、高2、高3で困ることになったのではありませんか?


ここらへんは後で、もう1回か2回(か3回)【詳しく】話をしたいと思います。ここは大事なポイントです。よろしいでしょうか?


次回は、
:ちゃんと「カウンターにいる客を指し示し、友人にあの男性はステキなネクタイをしていると感想を決して言わない人々は、有名人(の顔)に対しては全く別の態度を取る」
と、正しい訳例を作る人
が主人公です。


この続きは月曜日です。明日はいつもの文法放送です。


(↓目次はこちら)
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