苦手なりの受験英語

 

2010年9月27日

thatを克服せよ!(7)

that_kokuhuku.gif


今回は「that識別表」
(13)この that は目的格か補格の関係代名詞のthat。この場合「that だけの意味」を訳出することはできない。
になったケースを詳しく紹介します。


「補格」については後のほうで説明します。
まず!


【関係代名詞・目的格のthat】
レベル中。 中学校でも習う。しかし英語が苦手な人は目的格の関係代名詞のthatが100%超~~~~苦手である。
基本例文
(a)This is the man that she loves.(この人が彼女が好きな人だ)
(b)This is the novel that he wrote.(これは彼が書いた小説だ)
(c)This is the house that he lived in.(これは、彼が住んでいた家だ)


出現率は20%ぐらいと思った方が良い。


目的格の関係代名詞って何?】と「ここがよく分からない苦手な人」は
↓のシリーズをちゃんと全部読むように!
/beginner/article/mouthbird/2008/08/post_504.html

(a)This is the man that she loves.の場合
⇒[she loves .]
  love「愛する」の「」に当たるものがない!
つまり⇒「他動詞 love の目的語が欠けているのだ!
 (だから、目的格の関係代名詞が使われる)


(b)This is the novel that he wrote.
⇒[he wrote .]
  wrote「書いた」の「」に当たるものがない!
つまり⇒「他動詞 write の目的語が欠けているのだ!
 (だから、目的格の関係代名詞が使われる)


(c)This is the house that he lived in.
⇒[he lived in .]
   in 「に、の中に」の「」に当たるものがない!
つまり⇒「前置詞 in の目的語が欠けているのだ!
 (だから、目的格の関係代名詞が使われる)


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関係代名詞を学ぶとき、文法的には、基本学習で以下のように習う。


 「★目的格の関係代名詞は that が使える


具体的には、


(a)は whom代わりthat が使える。(口語なら who も可) 
 This is the man whom she loves.
=This is the man that she loves.
=This is the man who she loves.(口語なら who も可)


(b)は which代わりthat が使える。
 This is the novel which he wrote.
=This is the novel that he wrote.


(c)も which代わり that が使える。
 This is the house which he lived in
=This is the house that he lived in.


ここまでよろしいだろうか? ここまででも英語が苦手な人は「四苦八苦」なはずである。
しかし、苦手な人にさらに追い討ちをかけるような文法事項がある。


関係代名詞の目的格は、特に口語だと、省略される。
つまり、


(a)は
 This is the man whom she loves.
=This is the man that she loves.
=This is the man who she loves.(口語なら who も可)
=This is the man she loves.


(b)は
 This is the novel which he wrote.
=This is the novel that he wrote.
=This is the novel he wrote.


(c)も
 This is the house which he lived in
=This is the house that he lived in.
=This is the house he lived in.


となる。これらの that消えてなくなるのである。
ここまでの知識を覚えておくこと!


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【関係代名詞・補格のthat】
レベル高。 高校で習う。出現率は極めて低い。1%もない。
基本例文
・I am not the man that I was.(私はかつての私ではない)


そもそも「補格」という呼び名自体が、普遍的ではない。だがご容赦いただきたい。


・I am not the man that I was.の場合
⇒[I was .]
  was「であった」の「」に当たるものがない!
つまり⇒「be動詞 の補語」が欠けているのだ!
 (だから、補格の関係代名詞が使われる)


補格」の関係代名詞は that しかない。
したがって、
・I am not the man that I was.(私はかつての私ではない)
となる。


実は、「補格の関係代名詞 that」は省略できる。つまり
・I am not the man that I was.
=I am not the man I was.
となる。
(ただし、この例文に限って言えば、実際は同じ意味を言うならば I am not what I was. という言い方が普通)


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今回は以上です。この続きは木曜日です。


(↓目次はこちら)
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