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苦手なりの受験英語

 

2011年1月 6日

受験英語 和訳例を作るべきか?(8)

和訳例を作るべきか

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


新年一回目は「和訳例作成反対派」の発想です。
和訳例なんか作ってるから、英語がいつまでたってもできないんだよーと言う人の見解を紹介する回です。


実際「和訳例作成反対派」の方は「本当に和訳例をほとんど作ってきていません」。
そして、彼・彼女らは「その結果ずば抜けて英語が得意になっています」。これは紛れもない事実です。
後で↑この文言はもう1回書きます。Ψ(`▽´)Ψ


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彼・彼女らは、ではどうやって得意になっているのでしょうか?
今回はこれを解き明かします。ちょっと大変なんですけどね。がんばって解明してみます。


まず今までに出てきた英文を例を挙げましょう。(順番を逆にしましょう)


What is war? (戦争とは何か?)
Kumiko is thinner than Midori.(久美子はみどりよりも痩せている)
I know the boy whom she loves.(私は彼女が好きな少年を知っている)


彼・彼女らは これらの訳例なんかいちいち作りません。「意味を思い浮かべもしない」と思います。「彼・彼女らの場合、和訳例を作ろうと思えば正しく作れます」。ですが「いつでも正しく作れるので、作るのは時間の無駄」なわけです。


「意味を思い浮かべない」というところを考えてください。
【「意味を思い浮かべない」...という意味】が分かりますか?


彼・彼女らの場合、「英語そのものを思い浮かべる」のです。


つまり、例えば、
戦争とは何か?】という概念を
 「戦争とは何か?」ではなく
 「What is war?と思い浮かべます


実は「What is war?」という英文を脳できちっと覚えてしまっているのです。
「いつかこういった英語をアメリカ人相手に使おう」という意志が強いのかもしれません。(分かりませんが)
とにかく「英文そのもの」を覚えてしまっています
この辺で何回も言っていますが、
英語が得意な人ほど、例文を覚える能力に長けています
英語が苦手な人ほど、例文を覚える能力が低いです


基本的な例文を暗記しているから、例えば
I know the boy whom she loves.
といった英文も
(私は彼女愛している少年を知っている)といった誤訳例を思い浮かべないのです。
なぜなら、彼・彼女らは
 She loves him. 
といった例文を覚えていて、「彼女彼を愛している」とちゃんとした意味を確固として【記憶している】からです。


She loves him.
 を
「彼女~」
  という意味であると記憶しているのです。
「彼女~」
  とは記憶していないのです。


だからちゃんと
I know the boy whom she loves.
 を
「私は彼女愛している少年を知っている」といった正しい意味をちゃんと把握できるのです。


そして、I know the boy whom she loves.
という英文すら「丸々覚えてしまう」のです。
こんな感じで難しい英文をガシガシ覚えて、「いつか使ってやろう! 話してやろう!」と思っているのです。だから、必然的に、やさしい英文から、難しい英文までできるようになっていく「感触」があるわけです。


 もっとも、ここまで極端な人は、(得意な人の中でも)大多数ではありませんですが存在しますし、こういう人は英語がスーパー得意なはずです。こういう人が声高に「和訳例なんか作ってるから、英語がいつまでたってもできないんだよー」と主張します。
(普通は、もうちょっと違うベクトルの話になります。その話は次回お届けします。)


今回のような
英文を(いつか使ってやろうと思っているために)覚えてしまっていて
 →とくに和訳の練習なんかしなくても
 →中学、高校と、意味をちゃんと把握でき続けた人
  ⇒こういう人こそ「英語がスーパー得意な人」になっています。


このように
和訳例作成反対派」の方は「本当に和訳例をほとんど作ってきていません」。
そして、彼・彼女らは「その結果、ずば抜けて英語得意になっています」。これは紛れもない事実です。


ですが、、、Ψ(`▽´)Ψ


何を隠そう、
」も中学・高校時代まで「本当に和訳例をほとんど作ってきていません」。
そして、私は「その結果、ずば抜けて英語が得意になっています」。これも紛れもない事実です。


やることが同じでも、結果は異なる


のです。これを同じと思うから、多くの英語学習者は苦しむとになっている思います。


次回は、「(高校時代では)中程度に英語ができる人」の話をします。


明日は、今年最初の文法授業。この話の続きは来週の月曜日です。


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