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苦手なりの受験英語

 

2011年1月10日

受験英語 和訳例を作るべきか?(9)

和訳例を作るべきか


今回は「中程度に英語ができる人」の1例の話です。(全ての「中程度に英語ができる人」に当てはまるわけではありません。あくまで「こういう人たちがいる」という話です)


前回の話はこうでした。
英語がスーパーできる人は「英文を(いつか使うために、丸ごと、意味ごと)覚えてしまっている」←この能力に長けている。和訳例などわざわざ作らなくても意味をちゃんと把握している。


前々回(+前回)では
英語が苦手な人は和訳例を作ると「間違いだらけ」・得意な人が当たり前のようにしている「英文記憶」をしていない(できない)・英文を丸ごと覚える行為が苦手


これらを踏まえます。


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多くの人が「↑この中間」なのです。例えば、次のA・Bの2つ見たいな感じです。


Aタイプ:
英文は「ごく短ければ」覚えられる。What is war? 程度までが限界。Kumiko is thinner than Midori. は無理。


Bタイプ:
英文は「ちょっと長いくらいでも」覚えられる。Kumiko is thinner than Midori. 程度までが限界。I know the boy whom she loves.は無理。


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皆さん↑これを見てどう思いますか?


英語がずば抜けてできる人がこれを見たら「I know the boy whom she loves.ぐらいでも、さっと覚えられるだろうに。こんだけだろ? 短いじゃねーか。これを覚えられないやつなんかイネーヨ。wwww」とでも思うのではないでしょうか? しかし「覚えられないやつ」は少なくとも「ここ」におります。無論それは「」です。私はたった3語の英文でも覚えにくい脳みそなのです。


ここで私が言いたいことは「例文を覚えらる能力にはバラつきがある」ということです。
それには以下の4つの要素がかかわってきます。
・長さ(どのくらい長い英文でも覚えられるか?)
・量(どれくらいの数量の英文を覚えられるか?)
・速さ(1文を覚えるのにどれくらい時間がかかるか?)
・持続力(いつまで覚えていられるか)


そのどれもがそれぞれ大事な要素を持っています。しかし今回ここで1番主張したいのは
長さ
です。


 3単語までの英文なら覚えられる人。(それ以上は苦しむ)
 6単語ぐらいの英文までなら覚えられる人(それ以上は苦しむ)
 20単語の英文でも覚えられる人
 …
という具合に、
「長さを基準にして、英文を覚えられるかどうか」は「個人差」があるのです。


私の見解では「6単語ぐらいの英文なら楽。それ以上は難しい」…という人が最も多いような気がします。(調べたわけではありません。適当な数字です)


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仮に、6単語まで大丈夫で、それ以上が無理な人がいるとします。


すると


Kumiko is thinner than Midori.(語)

(文法など度外視し)→「久美子はみどりよりも痩せている」
と「丸ごと覚えることが可能」です。


しかし
I know the boy whom she loves.(語)
は、
(文法など度外視し)→「私は彼女が愛している少年を知っている」
と「丸ごと覚えることが不可能」なわけです。


つまり、I know the boy whom she loves. のような長い英文に出くわしたとき、英文はもちろん、意味も覚えていないわけです。


したがって、例えば
The suggestion which I made was rejected.
という英文を考えましょう。


・この手の「関係詞を使った英文」を
I know the boy whom she loves.が覚えられないタイプの人は、
・文法で考えないと
・「意味を書け」言われたときに
 →100%誤訳する
のです。参考


でも、
Kumiko is thinner than Midori.
ならば誤訳しない人なわけです。
こういうタイプの人は「短かい英文」は大丈夫。


つまり、こういうタイプの人
比較的「短い英文が連なっていた【中学時代の英語】は、割と得意だった」はずです。


しかし…


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ピリオドまで長~~~~~い英文が頻出する「高校生以上の英語」
長い英文を記憶できるタイプの人でない限り
和訳例を作る訓練をしないと、毎回意味を間違える


ということになると思います。高校に入って、間違いまくって「あれ? 今までのやり方が通用しない。なんで?」と思っている人いませんか? こういうタイプの人がけっこういるのです。


で、、、、


続きは木曜日です。


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