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苦手なりの受験英語

 

2012年9月17日

マウスバードの英語教育の見解(7)

小学校英語


私の見解
反対


 小学校英語の推進派のお立場もあろう。ここではあくまで私の見解である。の立場は「小学校英語反対派」である。反対の理由は単純。「英語嫌いが増えるから」である。


既に小学校英語は導入されている。結論は出ている。データを紹介する。


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ベネッセ教育研究開発センターの意識調査(2009)
質問「中学校に入学する前,中学校で英語を学ぶことが楽しみでしたか」


楽しみでなかった」...53%
楽しみだった」...42%


2009年は小学校英語導入後である。楽しみでない方が多く、半分以上である。
それ以前は、楽しみだった方が多かった(7~8割)のである。(江利川先生のブログ記事 最後のグラフ参照
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江利川先生のブログも最近は小学校英語に言及していることが多い。また高等学校の英語教育にも触れている。いずれも私の意見に限りなく近い。江利川先生は「早く始めれば「英語が話せるようになる」という幻想」と言い切っていらっしゃる。私も同感である。実際は「話せない上、苦しむ人をドンドン増やしているデータ」が出ている。


 小学校英語は英語嫌いの子供をどんどん増やしている
 英語嫌いが増えているわけだから、英語が日本に普及する訳がない。
 英語嫌いを増やすのが目的なのか?
 これで平気でいられる英語教育関係者の考え方がさっぱりわからない。
 

 英語で苦しむ生徒が増え続ける惨状や、過半数以上が英語が楽しみでないという結果、といった「(自分の幻想に反する・都合の悪い)データ」は、彼らには見えないようだ。


 たぶん目が悪いのだろう。
 

 金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。


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Comments

>一応帰国子さん

 コメントありがとうございます。私の意見の裏付けとなる声をありがたく思います。こういう「経験者」の声(体験談)は大事だと思います。
 ただし、そう思わない方々(幼児教育推進者)はなぜかあなたのような【貴重な体験談】が聞こえなかったり、目に入らなかったりするようです。彼らはあれだけ「英語英語」といつも言っているのだから、日本語ぐらい読めるはずです。彼らがそこまで頭が悪いはずがない。あなたの声を聞けば、読めばちゃんと理解してくれるはずです。

 だからおそらく彼らは耳が悪く、目が悪いのだと思います。彼らには、いち早く良い耳鼻科や目医者に行って欲しいものです。

私自身小学校低学年まで海外にいて英語と日本語を含め三カ国語をネイティブに喋ってたらしいですが今現在高校で一番苦手なのは英語です。
ネイティブであってもさっぱりなのに幼児教育とか無意味だと思います。

>Dr.Sさん
>OECDの報告書においては、英語環境にある年齢以下で触れた場合、後年の英語力向上の到達点が優位に高いことです
ぜひ原文を見たいです。
・ある年齢以下の年齢が知りたい
・後年というのがいつなのかを是非知りたい
・英語力向上の到達点というのが何を指すのか知りたい。

そして、1番知りたいのは「ちゃんと他の部分を削除しているのか」を知りたいです。

例えば
Aさんは、0~3歳で何らかの英語教育をしたとして、「その後何もしないで」→中学で英語に触れる
Bさんは、0~3歳で何らかの英語教育をしたとして、「その後、英語好きの父母のもとで日常的に英語を話させる環境であって」→中学で英語に触れる
Cさんは0~3歳で何らかの英語教育ををしないで、「その後何もしないで」→中学で英語に触れる
Dさんは、0~3歳で何らかの英語教育をしないで、「その後、英語好きの父母のもとで日常的に英語を話させる環境であって」→中学で英語に触れる

この場合

・AさんとCさんとの比較
・BさんとDさんとの比較

ならば意味があると思います。

しかし・BさんとCさんが比較された場合、「幼児教育が効果があった」とは実証されないでしょう。

ちなみに、私の姪は幼児期にネズミの国から来た高い幼児用の英語教材をやってたそうですが、中3の今とんでもなく英語ができません。 they と their と there の区別が付きません。day をボーイと読み、dog をバッグと読みます。school をスタディと読み、study をスクールと読みます。here を ハー(her)と読みます。who を「何」と訳します。こんなのはほんの1例です。
 こんな姪ですが、きっと【後年】【英語力向上の到達点】が高くなるのでしょう。(嫌味)

 あと私の生徒で「両親が英語ができて小学校から英会話スクールに通っているという↓こういう人」もいます。いいサンプルだと思います。この人もきっと【後年】【英語力向上の到達点】が高くなるのでしょう。(嫌味)

/beginner/article/mouthbird/2012/04/post_924.html

江利川先生とはメールのやりとりをするほどの仲では残念ながらありません。でも教えていただいた研究会には(お会いできるなら)行きたいですね。行って教えを乞いたいと思いました。情報ありがとうございました。

マウスバード様

どうも、Dr.Sです。いかがお過ごしでしょうか。

小学校英語ですね。
実は、私は適切に運用できるのではあれば、小学校の英語の導入は英語力向上に有用と考えています。まあ、これまでの導入の経緯を見た限りでは、その可能性は零なのですが。

どこかの経済誌のサイトによると、OECDの報告書においては、英語環境にある年齢以下で触れた場合、後年の英語力向上の到達点が優位に高いことです。(原文を参照していないので、英語環境に触れるとはどういうことなのか、英語力をどう評価しているのかは分かりませんが)
例えそうだったとしても、それをもって、30人・40人の学校教育に英語を導入するのとは、大きな隔たりがあることが、理解しない人が多いようですね。

ところで、江利川先生とはお会いになりましたか、あるいは、(ブログのコメントではなく)直接メールのやりとり等されましたか。もう既にご存じかもしれませんが、(部外者が参加できるのかどうかは分かりませんが)日本英語教育史学会の研究例会が11月18日に東京で開催されるようです。江利川先生も出席されるかもしれません。

毎度、長々、失礼しました。