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苦手なりの受験英語

 

2012年11月 5日

完全な文を見抜け!(4)

前回までの確認事項


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前々回
・love の意味は ×「愛している」 ~を愛している」


・× I love. (「私は愛している」という意味になるから×)
I love Taro.「私は太郎愛している」...これが正しい


・I love.   は「完全な文」
・I love Taro. は「完全な文
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前回
・walk の意味は 「歩く」 ×「~を歩く」 


I walked.(「私は歩いた」...で何の問題もない)


・I walked.は「完全な文


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・love の意味は「~を愛している」だが、
 このように意味に~を」のような部分ある動詞
 『動詞』
 と呼ぶ。


・walk の意味は「歩く」だが、
 このように意味に「~を」のような部分無い動詞
 『動詞』
 と呼ぶ。
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今回はこの続きです。


今回はまず英作文


★「私はその通り(the street)を歩いた」という意味の英文を考えてください。


(案1)I walked the street.


 どうでしょうか? ↑これは合っていると思いますか?


実は...不正解です。合ってそうに見えるから始末に悪いのです。じゃあどうのように間違っているでしょうか?


walk の意味はなんでしたっけ? ⇒ 「歩く」 ×「~を歩く」ですよ。~を」という意味は付いていないのです。


では↓この意味を「無理に」作るとどうなるのか?
 I walked the street.


・「私はその通り歩いた」...になります。
 「私はその通り歩いた」...にはなりません。なぜなら walk の意味は「歩く」 ×「~を歩く」だからです。だからこの英文には「を」に当たる部分が存在していないのです。
 今、作らなければならない意味は「私はその通りthe street歩いた」という【】が付いている英文なのです。


では正解発表。
「私はその通りthe street歩いた」という意味の英文の1例を正しく作ると


⇒I walked on the street.


となります。なんと on が増えるのです。今回は on という【前置詞】の部分が「」の役割を果たしてくれているのです。


(なぜ、on が使われるのか、at ではだめか、in ではだめか、などという問題は確かに存在します。この理由を簡単に説明します。この場合、「street(通り)に面するところで歩く」と認定さると、接触の意味を持つ「on」がふさわしいと考えられるためです。また今回は in でも(特にイギリス用法では)問題ありません。「street(通り)は『広い場所』」と認定され、in は『広い場所』の手前に置く【前置詞】だからです。詳しくはコメント欄をご覧ください)


今回はこれらの前置詞の区別よりも、きちっと把握して覚えて欲しい重要なことがあります。それは

walk 動詞
 「walk(ed)の後に【前置詞】がついて、そのあとやっと the street が来る」
という事です。


まとめると
× I walked the street. (「私はその通り歩いた」という意味になるから)
I walked on the street.(「私はその通り歩いた」という意味になるから)
となります。


そ・れ・で!


〇 I walked on the street. ←こういう英文を「完全な文」と呼びます。


つまり、walk のような「動詞」の場合の例は以下になります。


I walked.           「私は歩いた」       (完全な文
I walked on the street.「私はその通り歩いた」(完全な文


どちらも「完全な文」です。
そして
I walked the street. ←これは「誤文」と呼ばれます。完全な文ではもちろんありません
ただ、こういう英文を「不完全な文」とはあまり英語の授業では呼ばれません。確かに不完全な文ではあるのですが...


この例文に近い形で、学校の授業で「不完全な文」と呼ばれるのは
↓こういう英文です。


I walked on.


↑これを無理に意味を取れば「私は歩いた」となるでしょう。皆様は「『』が余計なので『誤文』だ」とは考えて下さると思います。
 では何が理由で、この英文はよく「不完全な文」と呼ばれるのか


実は


 I walked on ●.
         ↑この部分に【単語】が欲しい。を)の「」が無い
         それが無いから「完全」と呼ぶ。


のです。分かりますか?


たぶん、こんがらがっていると思います。次回でこの辺まとめます。次回がまずは、最初の段階で重要になってきます。


金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。


(↓目次はこちら)
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Comments

>一読者さん

ご指摘ありがとうございます。おっしゃるとおりですね。こちらも色々調べました。

サンライズクエスト英和辞典で次のような記述を見つけました。

on the street は((米))、in the street は((英))に多いが、on the street は「通り」「通りに面して」、in the street は「路面(車道)に出て」の語感もある。(例)Children may play on the street, but not in the street. 子供たちは通りで遊んでもよいが、路面に出ては行けない


今回は歩いていますから、on のほうがより適切だと思いました。ご指摘ありがとうございました。本文を修正させていただきますね。m(_ _)m

毎週チェックですか! (*'▽'*)♪わー!
ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

初めて書き込みをさせて頂きます。このブログはグーグル検索で知って以来、毎週チェックさせていただいております。
 ところで本筋とは関係ない話で恐縮ですが、質問させていただきたいことがあります。
>I walked in the street.
マウスバードさんは"in"のみを正解とされていますが、"on"は駄目なのかと思って辞書を調べてみたところ、

【語法】 前置詞は米国では on, 英国では in が普通.
・I met her on [《英》 in] the street. 私は通りで彼女と会った.(研究社ルミナス(WEB版))

play on [in] the ~ 通りで遊ぶ《◆《米》では通例onは「歩道」,inは「車道」》(ジーニアス改訂版、古くて申し訳ありません)

といった記述を見つけました。
 いずれも動詞がwalkではないので断言はできませんが、ググッた結果を見ても、アメリカでは"on"もありなのではないか(むしろ普通かもしれない)と言う気もします。いかがでしょうか。