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苦手なりの受験英語

 

2013年8月12日

英語に関する先入観と矛盾点(5)

【先入観】
英語の歌は英語嫌いに有効だ


【矛盾点】
↓これが現実である。
/beginner/article/mouthbird/2005/07/post_5.html


【現実】
これは「英語嫌いの代表」として、私が声を大にして叫びたいことの1つだ。
英語嫌いに英語の歌を無理に歌わせると、ただでさえ少ない英語への興味を失うだけになる。


英語好きな方には効果的なんだと思う。
英語が普通ぐらいの人にも効果があるのかもとは思う。
だが、英語嫌いには逆効果にしかならない。


数学嫌いの英語好きに問う。
以下は仮定の話だ。


●数学好きがあなたに数学パズルを解かせたとする。
 そして、その数学好きから「楽しいだろう? 好きになったろう?」と言わせされたら、あなたはどう感じるか?
 「自分の趣味の押し売り以外の何物でもない」と思わないだろうか?
 「好きになるわけないだろうが! 気持ちワリー」
 と思わないだろうか?


だが、英語好きは「仮定」の話ではない。
彼らは実際に「英語嫌いに英語の歌を歌わせ」て「楽しいだろう? 好きになっただろう?」と言わせる傾向があると思う。
 俺にはこれは「自分の趣味の押し売り以外の何物でもない」としか思えない。
 「好きになるわけないだろうが! 気持ちワリー!」
 「気持ち悪い」ことこの上ない


今週の金曜日はいつもの文法学習です。この続きは来週の月曜日です。


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Comments

>清水恭宏さん

英会話スクールの先生のコメントで、このような意見を言っていただくと、心強く思えます。ありがとうございます。

強制する人は、歌やゲームならば「みんな楽しめるだろう」という、単純な思い込みだと思います。実際は「得意な人しか楽しめない」のです。苦手な人は「苦しむだけ」なのです。ですが、現実は苦手な人ほど「強制」されて、「楽しかったと認めろ!」と強制される気がします。
彼らは「【苦手な人】でも歌ならば英語の学習意欲(モチベーション)が上がる」と思い込んでるんです。
ですが実際は下がるのです。

もともと英語へのモチベーションがある人がさらに(モチベーション)が上がるだけなのです。

ちなみに、私はもともと理数系大好き。数学パズルは大好きなのです。
ですが数学嫌いな人に強制なんかしません。意欲が下がるだけなのをよく知っているからです。

MOUTHBIRD様
現実として児童の学習者でさえも、高学年ともなれば英語のチャンツや歌には乗り気でない生徒さんは多くなります。そもそも、英語以前に、歌うという活動そのものに好き嫌いが出てくるのに、英語を教えるのに歌を取り入れる(それも英語嫌いの子)というのは、明らかに教える側の自己満足でしかありません。

英語嫌いの生徒さんの中には、英語は嫌いでも他の教科は好きで知的好奇心に溢れている子は沢山います。だから、歌を歌わせるといった幼稚な手法ではなく、彼らの知的好奇心を尊重し、刺激するようなアプローチが必要なのだと考えます。

私はチャンツを使うことはあります。でも「英語が話せるようになりたい」とか「英語らしいリズム・発音を身につけたい」といった明確なモチベーションがある生徒さんにしか効果はありません。ジャズチャンツという教材があるのですが、そういった趣旨では確かに効果はあります。

安易に歌を歌わせるという活動を取り入れる先生は、きっと私たちのように現実に真摯に向き合い、正攻法で何とか生徒さんの成績を上げること(指導)に自信がないのだと思います。完全な現実逃避と言ったら言い過ぎでしょうか。