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苦手なりの受験英語

 

2014年1月27日

日本人は文法に詳しくなんかない。だから英語が喋れない(9)

 今度は浪人時代の話。浪人時代は色々英語の学習をしましたが、とにかく最初に決めたことがありました。
夏休みまでに文法を完璧にしよう
ということを浪人したての時から決めていました。理由は「井川先生がそのようにおっしゃっていたから」です。


 井川先生こそ、偏差値40から1浪で早稲田に入った人でした。井川先生の真似をすれば受かるはず、と思っていたのです。
 そして「最初に予備校を選ぶときに「文法に力を入れている予備校かどうか」をチェックしました。当時の早稲田予備校は文法に力を入れていることを確認し、そこに入学しました。
 夏休みまで文法に重きを置いた学習をしました。夏休みに予備校の文法問題集を6回解きなおししました。おかげで文法だけはほぼパーフェクトになりました


 もちろん文法以外も色々やりました。単語熟語記憶を毎日していました。また特に英文解釈演習は沢山やりました。年間で150長文は読んだと思います。読み方はすべて「文法に則った読み方」でした。勘でなんか絶対読みませんでした。勘で読んだら、私の場合は100%誤読するのを知っていましたから。それは(文法を知らない・慣れだけで何とかさせられた)中学高校時代で、嫌と言うほど知っていました。


 要するに
中学高校時代は「文法の下地なしで英文を読んだ」(実際は読めてない)
浪人時代は「文法の下地の上で英文を沢山読んだ」(実際に正確に沢山読んだ)


という具合でした。だから、成績も上がり、合格もしたのです。この結果「私は英語ができるようになった」と自信をも持って言えるようになりました


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 ただ、まだ喋れるようにはなってないですよ。なったのはこの後、大学1年のときです。この続きは次回に回します。


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Comments

(1つ前に実は、ある方からコメントが投稿されました。しかし自分のそのコメントを載せないで欲しい、という旨が最後に記載されていました。なのでお返事だけ記載します。)


 もし私が今のあなたであれば、3つのことをします。

1、志望校の過去問の長文問題は(最悪1年分だけでいいから)必ず自力で全部の問題の和訳例を作って模範訳例と照らし合わせて、自分の訳例を直すこと。
 辞書はいくら使ってもいい。時間もいくらかけてもいい。とにかく自力で作ること。それを後で模範訳例と照らし合わせて、自分で訂正すること。もし「どうして(模範訳例が)そんな訳例になるのか」が分からなかったら、あやふやにせず学校の先生なり誰かなりに聞いて説明を求めること。

2、過去問題を分析し、1点でも取れそうな部分を探す。
例えば、発音アクセント問題が出る傾向があるなら、そこを何とか覚えます。熟語の問題が出やすいなら熟語を徹底的に覚えます。そういった傾向が無ければ、対策はできませんが。

3、単語をできるだけ覚える。
現在のあなたがどんなレベルなのか(偏差値)が分からないのではっきりはもうしあげられません。ただ明らかに基礎力が無ければ今からできることは、単語・熟語ぐらいなものだと思います。ただしおそらくそれはそれで大変でしょう。ですが、分からない単語があれば、あるほど読みにくいのは、英語が得意な人でも同じです。1単語でも多く英単語を覚えれば可能性は上がります。自分で「ここまでは覚える」という目標を作ってそこまでは完璧に覚えられてはと思います。


 頑張って下さい。

>匿名さん(清水恭宏さんでよろしいでしょうか?)

>この前中学生を教えていたら次のような例に出くわしました。

>I went to the library to study.
>私は図書館へ行って勉強しました。

>もし、「__するために」という訳ができた上で、翻訳的に訳しているのなら素晴らしいですが、その過程をたずねると全くの勘でした。こういった学習が日常化すると、高校生ではついていけなくなるのは自明です。

 私は「勘でできるならそっちのほうがいい」という意見の持ち主です。この方が同じ方式で高校に入った場合、そのままで上手く行く可能性はそれほど低くないと私は考えます。ただし中学生ならばこの場合は「副詞用法・目的」を覚えなければならないででしょう。少なくとも中学生では「結果」は習いませんからこの場合は、「~するために」と覚えなければならないでしょう。でも意訳例としては正しいとは付け加えます。

>以前小学校で英語を教えていたときに次のような例にも出くわしました。
>I like apples.
>日本語だったらどんな意味?とたずねると「私が好きなのはりんごです。」という答えが返ってきました。

 この小学生は同時通訳者の素質があると思いました。ただ小学生だったら、ちゃんと単語1つ1つの辞書の意味を覚えて欲しいと思いました。私なら「意味はあってるよ」と褒めてあげて、それから1語1語の成り立ちを説明します。それを生徒さんがどう活用するかは自己責任です。

 井川先生には私が中学のときに会いたかったですね。そうすれば私は全く違う運命を歩んでいたと思います。井川先生は私のような「英語の才能が0」の人にはうってつけでした。

MOUTHBIRD様

読み方はすべて「文法に則った読み方」でした。勘でなんか絶対読みませんでした。勘で読んだら、私の場合は100%誤読するのを知っていましたから。

残念ながら、単語を適当に拾って、勘だけで読んでいる中学・高校生が本当に多くて毎年、格闘しています。井川先生は正攻法で英語にアプローチする素晴らしい先生だったようですね。この前中学生を教えていたら次のような例に出くわしました。

I went to the library to study.
私は図書館へ行って勉強しました。

もし、「__するために」という訳ができた上で、翻訳的に訳しているのなら素晴らしいですが、その過程をたずねると全くの勘でした。こういった学習が日常化すると、高校生ではついていけなくなるのは自明です。

以前小学校で英語を教えていたときに次のような例にも出くわしました。
I like apples.
日本語だったらどんな意味?とたずねると「私が好きなのはりんごです。」という答えが返ってきました。

非英語圏である日本で、英語を日本語を使わずに教えることの危険性が示唆されているのではないでしょうか。やはり母国語との違いに触れずに、英語を学ばせるのは危険極まりない行為です。しかも、日本語でさえ文法を教えられない先生が多い現状で。

素晴らしい先生と出会えたMOUTHBIRD様は本当に幸運でしたね。私も井川先生のように、苦手な子を一人でも多く救っていきたいです。