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苦手なりの受験英語

 

2014年6月23日

学校の成績の上げ方実践例(1)

新しいシリーズは「学校の成績の上げ方実践例」とします。


今回は私の生徒の1人、私の姪を特集します。


現在の姪の状況。


・某公立高校の高校2年生
・前回の中間試験は英語のテスト98点92点。98点のほうは学年で4位の成績。
・私が20分時間を上げるから解けと言った問題を、姪は早々と仕上げ続きの問題を解き始めた
担任の先生から「英語は得意だもんな」と言われる
・「夏休み中にシャーロック・ホームズの原書(英語版)を読みたい」と言い出し、既に原書を入手済。


姪は 少なくとも姪の高校ではかなりの英語成績優秀者です。ご覧のように現在英語では困っていない状況が見受けられると思います。


 皆様は、もしかしたら姪を「中学の頃からこんな感じだったのでは」と想像するかもしれません。皆様には「姪は中2当時から英語が興味があり、当時から英語の成績優秀者であった」ように見受けられるかもしれません。


 とんでもない


過去の姪


・中2当時、7月の学期末試験で英語10点
・アルファベットが満足に書けない。読めない。b を d にa を o にi と e に頻繁に間違う。10回(見ながら)書かせても、9回は間違う。例えば day を「ボーイ」と読む。 bag を dog と書き写す
・「don't doesn't didn't」を読ませると、「ドンド ドンド ドント」と答える。
・「were」を読ませると「ワズ」と言う。
・「don't」を教科書を見ながら「写させる」と、書いた文字は「bon't」や「dou't」。これじゃ点が取れるわけがない。
we を「ウィー」と読めるまで3ヶ月。それまでは「ミー」などと発音。
・this をザットと読む。that をディスと読む。ようやく this をディスと読めるようになった後にその意味を聞くと「それ」と答える。
・the を tha と書くし、day は dey と書く。(中3の2月まで)
・もちろん英語が好きなわけはない。


このような状況のため、私が中2の8月の終わりに借り出されたのです。私は英語ができない人を得意にさせるのが専門ですから。


今回は「この姪がどのように学校の成績が上がったのか? 何をどう学習したら学校の成績が上がったのか?」...これを紹介するシリーズにします。


 実はこれは既に私の twitter で3年前から紹介していました。膨大な量になります。先にこのログをご覧になりたい方は、全部の姪関係のtwitterのログをQ-Engにまとめましたので、こちらをどうぞ! 関連ログ(ツイート)を全て先に見れます。(←膨大ですが、大変面白いと思います。姪が如何に悲惨な状況だったのかが分かります。おそらく皆様の想像をはるかに超えていると思います。)


 今回は、このログを元に、「姪が何をどのようにやったら成績優秀者になったのか」を説明します。そして「成績不良者が普段の成績を上げるのは如何に難しいか」「どうやったら学校の成績は上がるのか」を考えていただければと思います。


 金曜日はいつもの文法放送。次回は来週の月曜日です。


(↓目次はこちら)
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Comments

>清水さん


英語は発音と綴りの多くが合致していないので、大変な言語だと思います。フォニックスである程度は対応できるのがまだ救いですね。


>early 例えば、earを読める中学生はこれを「イァリー」のように読みます。同様に、heartは「ヒアト」、heardは「ヒアド」という読み方をする子がいます。


この方は、文字を1つ1つ対応しようとして読もうとしているのだから、かなり救いがあると思います。


姪は文字を1つ1つ対応しなかったのです。
例えばこのような例です。


2011年11月27日(日)
中2姪英語教室:最初と最後の文字に限らない。雰囲気で読むというか書く癖がある。以下「左」が「書かせようとした文字」。「右」が「実際に姪が書いた文字」 some-same want-went I'd-I'b hard-harb many-menr study-stuby about-abat about-abut do-bo best-dest。極めつけは day-boy ←これには参った。。。。



これらは「見ないで記憶だけで書いてもらった」のではありません。教科書、プリント、あるいはテストで印字された文字を「【見ながら】書き写してもらった」結果です。記憶じゃあありません。文字を【見ながら】ですよ。【見ながら】でご覧の有様。【見ながら文字を正しく書き写せなかった】のです。


 現在はこの手の間違いはほぼありません。


 ですがそうなるまでに約3年かかりました。もっと早くすぐに治る方法があれば教えて欲しいです。しかし普通は治らないのではないかと思っています。この手の症状はディスレクシア(識字障害)と呼ばれるようですが、普通はそのままほおって置かれるようです。トムクルーズやスピルバーグ、スウェーデンの王様&ご子息もディスレクシアのままのようです。

MOUTHBIRD様
私が指導している生徒さんの中にも、同様に単語のつづりで悪戦苦闘している方がいます。ドイツ語を学習した経験から、英語を客観的に見ると、英語って非論理的な言語だな、と思います。つづりと発音の関係に例外が少ないドイツ語においては、発音記号は必要ないですが、英語はフォニックスで説明できない例外的ものが非常に多いです。

early 例えば、earを読める中学生はこれを「イァリー」のように読みます。同様に、heartは「ヒアト」、heardは「ヒアド」という読み方をする子がいます。仮に英語がドイツ語のように文字と発音に一貫性があるのであれば、上の読み方になるはずです。

フォニックスを信奉する方は、その危険性についても理解していなければならないのですが、どうも多くの例外についてはスルーしているような気がしてなりません。私はフォニックス指導もできますが、常にその危険性も認識したうえで指導しています。

文字と発音の関係に100%の一貫性がないということは、英語のつづりを覚えるには、やはり地道な繰り返しが必要ということになります。a と o や i と e はきっと同じ音にように認識されたんだと想像します。フォニックス的に読むと確かに微妙な違いだと思います。

ログを読んで想像を絶する苦労で指導されたことが、伝わってきます。私も英語を苦手な生徒さんを指導してきましたが、正直、ここまでのケースにはまだかかわったことがありません。この話しの続き非常に楽しみです。