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苦手なりの受験英語

 

2014年9月15日

学校の成績の上げ方実践例(12)

 今回はシリーズ12回目です。中2で英語の点数10点しか取れなかった私の姪が、高2の現在では98点を取り、学年4位の点数を取得自主的にシャーロック・ホームズの原書(英語版)読もうとするまでになった話をしています。私が姪を教えるようになってあらの記録は既にtwitterで順次つぶやいてきました。先に過去3年分のツイートをご覧になりたい方はここをご覧ください。そこには既に姪関係のつぶやきのみをまとめてあります。


今回のテーマ
文法


該当のつぶやき


2012年12月13日(木) 23:41
中3姪英語教室。今日は褒める話。相変わらずアルファベットを写し間違える姪ではあるが、最近姪が自力で必ず守る良い習慣がある。それは、動詞が出てきた時それが「自動詞か他動詞か」をきちっと判定しようとすること。しかも「目的語を取る方が他動詞、取らない方が自動詞」と間違えずに覚えている。


 私が文法にこだわらないわけがない。私自身が「文法こそ、英語できらずが最も短期間で最も効率よく得意になる要素である」と確信しているからである。「私自身は相当な英語できらず」であったが、私があれだけの短期間でできるようになったのは80%以上「文法」のおかげであった。文法が好きか嫌いかは全く関係ない。単に文法をやっただけである。そしたらあれだけできなかった英語ができるようになった。私は姪の英語の成績を上げて、普通の高校に入学させなければならなかった。だから姪に文法をしっかり教えただけである。


 大体、「単語」なんて自分で覚えるものだ。単語は人に教わるものではない。だから私が姪に教えたのは「文法だけ」と言って良い


 では私は全然英語ができない姪に私は文法どのように教えたのか?


とにかく私が姪にきっちり教えたのは「自動詞」と「他動詞」の違いである。とにかくこれが中心


例えば eat という単語が出てきたとする。中2の頃の姪では eat の意味を覚えていない。そこで私は姪に「じゃあ辞書で eat の意味を調べろ」と指示する。


 姪は辞書でなんとか eat を調べると、意味を「食べる」と答える。
 ⇒この時の私の返事は「違う! 大間違い!」である。


  ↑さあ、そこのあなた。あなたも「食べる」と覚えていないだろうか? 残念だが大間違いだ。
   正しくは「~を食べる」である。この差はあなたが思っているよりもはるかに大きい。


ちゃんとした英和辞典で eat を調べてみよう。そこには eat の意味は「~を食べる」と書かれており、「食べる」とは書かれていない
一方、例えば英和辞典で walk を調べてみよう。そこには walk の意味は「歩く」と書かれており、「~を歩く」とは書かれていない
動詞にはこのように<「~を」などが必要な動詞><「~を」などがあってはいけない動詞>の2種類があるのだ。


 私が浪人時代、最も困ったのは実はこの差であった。「ここの区別をしっかり覚えている・いない」で大きく成績が左右された。実は【この差】が分かっていない英語ができない人は「関係詞で必ずつまずく」のである。関係詞は長くなる英文の骨格となる大変大事な要素である。関係詞が上手く理解できていない・使いこなせないと英語は誤訳&誤用の連発になる。したがって関係詞ができないままだといつまでたっても英語ができないままになるのだ。


 関係詞自体は実は中3で習う。中学英語なんだからまだ基本の学習である。つまり関係詞ができないとそれ以後確実に英語の成績は超低空飛行なのである。しかし英語できらずにとって関係詞は最難関である。特に「関係代名詞目的格省略」が地獄の難しさである。私が「関係代名詞目的格省略」を間違えなくなるまで、毎日英語を勉強していた浪人時代でさえ約10ヶ月を要した。英語できらずは関係詞をそんな簡単に克服できない。


 ところが、恐ろしいことに「英語のセンスあふれる人・英語が好きな人」は(特に関係代名詞目的格省略)が「カン」で関係詞がすぐにできてしまう。こういう人たちは中3で習った瞬間から楽勝でできてしまうのである。こういう人は<eat の意味は「~を食べる」であって「食べる」ではない>などという知識がなくても「関係詞を間違えない」のである。こういう人しか普通は英語の先生にならない。だから彼ら(普通の英語の先生)は<eat の意味は「~を食べる」であって「食べる」ではない>などと普通注意しない。


 しかし私は違った。私は姪にしつこく「この違い」を教えた。姪もこのままでは必ず私と同じ目にあうことは確実であったから。姪に have の意味を聞いて「持っている」など答えようなら、「はい、大間違い」と返答した。「~を持っている」と答えた場合のみ「正解」と言い、姪を褒めた。


 このように「~を」などの「ある・なし」をしっかり区別させながら勉強させて、半年後か1年後ぐらいになった後、私は「文法用語」を教えた


  「~を」が入っていないと間違いになる動詞は「他動詞
  「~を」がないのが正しいのが「自動詞
  「~を」の「」に当たる名詞が「目的語


 ↑以上の3つの用語を教えた。世の中には文法用語を聞いただけで逃げていく人がいるらしいが、姪はこの3つの用語をすんなり覚えた。これだけ英語ができない姪でも中3の時点で「自動詞」「他動詞」「目的語」の意味をきちんと記憶し把握できたのである。


 姪は中3時に「関係詞目的格省略」で全くつまずかなかった。私が毎日英語を学習して克服までに10ヶ月かかった「関係詞目的格省略」を、姪は中3で習ってすぐに習得したのである。


 おっと自動詞・他動詞と関係詞の話ばかりになってしまった。他の文法の話があまり書けなかった。高1時点のツイートで結果らしいものを見せる。


2013年7月12日(金) 19:28
高1姪英語教室:期末テストの結果が返って来た。平均58点で姪はなんと88点だった。あの姪がである。goodをgoot、breakfastをdreakfastと書くなど姪らしい間違いはあるものの、好成績。スペルミスはあっても文法のミスはなかった。姪は「夢見たい!」と言っていた。


 他の文法に関する話は次回の「参考書関連の話」と絡めて紹介する。


金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。次回はこの話題の最終回です。


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