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苦手なりの受験英語

 

2014年10月 6日

なぜ英会話能力が身につかないのか?(1)

 このブログは「苦手なりの受験英語」である。基本的に受験英語に関することを書いてきた。これからもそのつもりである。しかし今回のシリーズの大部分は社会人向けの内容になってしまうと思う。受験生も無関係ではないけれども。


 今後の受験英語の動向を考えるに、1つの要素を無視できなくなっている。それは「英会話」である。


 現在、日本の世の中的に「英会話ぐらいできる日本にしたい・できなければならない」という風潮がある。私はこの風潮に猛烈に意義を唱えている。私は「英会話ができなくてもなんの不便があるのだ? そんなものできなくたって現に日本はこれだけ発展しているではないか!」と猛烈に反論している。しかし私が意義を唱えたところでこの風潮は少しも変わらない。私に言わせれば世間のこの風潮は「上手く行っている現状がそうではないように見える病気」である。だが、この病気傾向の風潮はここ数十年間、一向に変らない。今後も当面変らないだろう。


 この病的な風潮の所為で受験英語の変質が起こっている。現在の受験界の花形は「長文読解問題」であるが、英会話問題が徐々に幅を利かせつつある。もう既に30年ぐらい前から年を経るごとに英会話がどんどん徐々に幅を利かせている。例えばセンターには英会話問題がある。数年前からはヒアリング問題が加わり、その中には「Aさん:Bさんの会話問題」がある。つまり英会話の問題がある。


 本来であれば、受験英語での英会話問題の学習の仕方、点数のとり方、といったものを書くのがこのブログで書くべき内容と認識している。しかしアルクというブランドの読者傾向からすれば、「どうやったら英会話能力が身につくか?」という話のほうが好まれると思う。


 と考えたところで、私はこう思った。「みなさん随分、英会話でお困りのようだが、英会話で困っている原因を考えたことがあるのだろうか?」と思った。あるのかもしれないが「皆様は英会話ができない原因を間違っている所為ではないか」と思ったのだ。そこで今回はそれを書き綴ることにする。


 現在の私の英会話能力はもはや片言である。しかし実は私には1週間だけ英語がペラペラだった時期がある。そこからの視点で「こうすれば、できるようになるのに、なんでそうしないんだろう?」という話を書いていく。また、あくまで受験英語ブログなのだから、受験英語の英会話についても随時触れていく。


 ところでこの「英会話ぐらいできる日本にしたい」というこの気味の悪い風潮の「しわ寄せ」はどこに行くだろう? これも考えて欲しい。社会人か? 違う。『学生』にしわ寄せが行くのである。


 「教育改革」の名の下に、学生の学習内容は(私に言わせれば悪いほうに・学生がより困るように)どんどん改定されている。教育改革をする大人は「少しも痛くもかゆくも」ない。だから平気でガンガン変える。基本的に実質「義務」で英語の勉強をするのは「学生」である。社会人が英語を学習するとすれば、それは任意である。しかし中学・高校(今は小学校も)では、一般的に「強制的に」英語を学習させられるのだ。英語が苦手な学生は「英会話で」相当困るはずなのだ。だから私は彼らに役立つ情報を載せないわけにはいかないのである。


 とはいえ今回は、大部分は社会人向けの内容になってしまうと思う。ご容赦願いたく思う。


金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。


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