HOME > 初心者英語 > 苦手なりの受験英語 > 苦手な人の英文解釈勉強法


苦手なりの受験英語!

 

2006年3月23日

苦手な人の英文解釈勉強法(1)

今週から新シリーズ行きます。「苦手な人の英文解釈勉強法」にします。また長くなりそうです。20回以上の連載になると思います。
今日は第1回目なので、これに関する雑学?(四方山話)から行きますね。


問題:
「英文解釈」と「長文読解」の違いは何か?


正解は<現在は「同じ」と考えて差し支えない>です。でも本屋に行くとたまに参考書が区別して並んでいたりしますよね。
実は歴史的には2つは違うものなんです。


その昔「英文解釈」はあっても「長文読解」はなかった!!


んですよ。どういうことだかわかりますか?
(たまには「続きを読む」の機能を使いしょう!)

More...

2006年3月27日

苦手な人の英文解釈勉強法(2)

さて「英文解釈」について始めましょう。


英語がお得意な方にとって「英文解釈」は好きな勉強なのです。彼らはほおっていても英文を読もうとするんです。
このブログでは大変有名なここを参照。


英語が好きな方々にとって、英語の勉強要素でやりたい順番を上げると
概ね


英文解釈・英会話>単語・熟語>>>>>>>>>>>>>>>>>英文法


といった形になると思います。
彼らにとっては英文解釈のお勉強は「大好きな英語に沢山触れられる至福のひと時」なのです。


ところがどっこい「英語が嫌いで嫌いでしょうがいない代表」の「」の場合、英語の勉強要素で(本当はやりたくないがあえて)やりたい順番を上げると


英文法>>>>>>>>>>>>>>>>単語・熟語>英文解釈・英会話


と見事に真っ逆さまになります。
なぜそうなるか? 私はなるべくアルファベットを見たくないのです。英文解釈のようなアルファベットをあんなに多量に見る勉強は「阿鼻叫喚の地獄を感じるひと時」なのです。


この事情をわかっていない英語の先生は多いと思います。英語の先生のほとんどは楽しくてしょうがないのですから、それが嫌だと想像するのは難しいようです。


しかし受験期を迎えてしまった「英語が嫌いで苦手な人」は嫌でも英文解釈の勉強をしなくてはなりません。「阿鼻叫喚の地獄」を感じる時間を迎えなくてはならないのです。


そういう私のような人種は必ずこう考えます。「なるべく楽な方法で、できるだけ英文を見ないで英文解釈力をつけたい。そういう上手い方法はないものか


実はあるんです。世の中に流布しているそういう方法はあります。
私が高3のとき、私はそれを見つけ「おお! なんと素晴らしい方法なんだ!」と感動しました!


1年間この方法にかけて実践しました! すると……


全て無駄でした。何の成果もありませんでした。受けた大学は全て受かりませんでした。


このシリーズの最初は「苦手な人が陥りやすい、楽に見えて大失敗を引き起こす英文解釈学習法」についてから話し始めます。


次の更新は水曜日です。

2006年3月29日

苦手な人の英文解釈勉強法(3)

私が高3のときに教わった「とてつもなく楽な英文解釈学習法」を今日は取り上げます。
最初に言っておきますが、私は「お陰で無駄な時間を費やしただけ」に終わりました少しも効果はありませんでした。


その方法とは……

用意するもの
解釈の参考書 & その訳例

やり方
・英文をまず軽く見る
・訳例をイキナリみる
・どんな意味の英文かを把握する。
・そして英文を見る。
・すると「こんな感じの英文はこういう意味だ」というのが感覚的につかめるはずである。
・単語も同時に覚えられるはずである。
・こんな感じでどんどん、訳例を見ながら感覚を養う。


私が高3になり始めるとき(ちょうど今頃)、当時の塾の先生に習った方法です。


この時、こう思いました。

「おお!なんという素晴しい学習法だ!こりゃあ楽に解釈力が上がりそうではないか! 塾の先生がいうくらいだからなあ!まず上がるに違いないだろう!なぜ学校の先生はこのような良い方法を俺に教えてくれないのだっ??これだからうちの学校の先生は!…<ブチブチ!(`へ´)こういう方法を高校の初めから教わっていたら俺は高校生活を英語に苦しまずに済んだに違いないぞ!恨むぜ!高校の英語の先生め!(ケッ!!!)」(実話)




さて、結果はどうだったでしょう? この結果については、日曜日に発表します。
次の更新は金曜日で、いつもの無料英文法講義です。宜しくお願いいたします~。

2006年4月 2日

苦手な人の英文解釈勉強法(4)

前回の続きです。読んでない人は先に読んでくださいね。


さて、結果はどうだったでしょう?


「受けた大学(今では定員割れの大学を含む)」の全てで「不合格」をいただきました。・全く、スーパー、ウルトラ、ハイパー、グレート、マキシマム、メガ、ギガ、ガオガイガー、カメンライダー、ドッペルゲンガー、ベーコンエッグダブルバーガー級に、効果がありませんでした。模試や本試験で、初見の英文を見て解釈を試みるわけですが、全然解釈できません。後で模範解答・解説をみて確認したとき愕然としました。「たまたま知っていた単語の意味」ですら、合っていませんでした。(多義語で他の意味であったりする) 
内容の合致度は1%もなかったです。成績、偏差値、など全く上がりません。周りが実力を上げるので、むしろ自分の偏差値は相対評価のため下がりました。


現役の受験が終わった後、俺は以下のように思ったものです。
「なぜだ!ちっとも役に立たなかった学習法ではないか!楽だったがちっとも解釈力が上がらなかったじゃないか!なぜ塾の先生は俺にウソを教えたのだっ?下がっただけではないか!なぜ塾の先生はこのような方法を俺に教えたのだっ??これならまだうちの学校の先生の方がましではないか!…<ブチブチ!(`へ´)> 別の方法を高3の初めから教わっていたら俺はどこかの大学に受かっていたに違いないぞ!恨むぜ!塾の英語の先生め!(ケッ!!!)」(実話)


ここで考えて欲しいことがあります。
「なぜ塾の先生はこうような方法を俺に教えたのだっ??」


俺は大学入るまで「楽に解釈力が上がりそうに見えるから、授業で説明しなくていいから、要するに「ダマス」ためだった!」と思いました。


入った後に「↑そうではない」ことに気づきました。この問題にはまだまだ別の観点があるのです。
続きは火曜日です。

2006年4月 4日

苦手な人の英文解釈勉強法(5)

前回の続きです。


・入学後に気づいたことを書きます。  ↓こうだったのです

---------------------------------------------------------------------------------------


ここにあるような方法
↑これで「この塾の先生は成績を上げたから」
---------------------------------------------------------------------------------------


実は「同種の方法で成績を上げた人」を大学入った後に何人か見かけました。
彼、彼女らには一つの共通点がありました。
 その共通点とは、⇒ 「英語の成績が平均以下になったことがない・英語大好き!大得意!」というものでした。


それに対し俺は、⇒ 「英語の成績が学年全体で下から10番目以上になったことがない・英語大嫌い!大苦手!」という有様です。

つまり、この方法は「全ての人が上手くいく方法ではない「英語のセンスあふれる人のみが楽に上手く行く可能性がある方法である」と思うわけです。

残念なことに、英語の先生のほとんどは「英語の成績が平均以下になったことがない・英語大好き!大得意!」なので、このような方法を唱える先生は少なからずいらっしゃいます。そしてこの方法で成績が上がる生徒は何人かいます。(英語の成績が平均以下になったことがない・英語大好き!大得意!」な人はこれで成績が上がることはありえる)
 するとこの先生やこう習って成績を上げた人は「この方法に間違いはない」と確信し、この学習法の普及を試みることがあります。こうして「この方法で上手く行く人」「上手く行かない人」が毎年量産されます。


http://www.ye-study.com/typehome-01.htm
↑ここでセンス80以上の人は上手く行ってもおかしくない方法だと思います。60の人は効果的とは言いがたいと思います。40の人はできる人がいてもおかしくはない程度で、その場合でも、限界がきます。


センス20の人は「やるべきでない」と思います。まして(俺のような)センス0の人は「チクチョウッ!大幅に時間を無駄にしたっ!返せ!俺の大事な時間を!」と叫ぶ結果になる学習法だと思います。


「なぜそうなるか」について次回解明しましょう。次の更新は木曜日です。

2006年4月 6日

苦手な人の英文解釈勉強法(6)

まとめます。↓この方法
--------------------------------------------
・英文をまず軽く見る
・訳例をイキナリみる
・どんな意味の英文かを把握する。
・そして英文を見る。
・すると「こんな感じの英文はこういう意味だ」というのが感覚的につかめるはずである。
・単語も同時に覚えられるはずである。
・こんな感じでどんどん、訳例を見ながら感覚を養う。
--------------------------------------------


これが上手く行く人は最初から英語が得意な人で、苦手な人には通用しない。


というお話でした。今回はなぜそうなるのか? について考えます。


そもそもですよ......英語は好きで得意な人は「文法なんか知らなくてもカンで意味が分かってしまう」のですよ。


ここら辺を参照してください。


つまり、得意だから「カン」で意味の構築ができてしまうのです。文法使わない方法ですからこれは最初か得意な人ならできてしまうのです。


ところがどっこい、苦手な人は「カン」では意味の構築ができないのです。


残念ながら(運動能力の高い低いがあるのと同様)感覚的につかみやす人とつかみにくい人がいるんです。この楽な方法は「つかみやすい人」向けの方法なんです。


逆説的ですがこの方法で上手くいくくらいなら、その人は英語が苦手~どうにかしたい~~と悩むことが最初からないのです。つまり英語で悩んでいるくらいならこの方法は適切ではないのです。(特にこちらで20以下はそうです) 結局上がりませんから時間の無駄になります。


ではでは土曜日から、やっと本格的に解釈の学習法の対策に移ります。宜しくお願いいたします。


明日の金曜日はいつもの英文法講義無料放送の日です。皆様宜しくお願いいたします。

2006年4月 8日

苦手な人の英文解釈勉強法(7)

では、やっと本格的に始まります。


まず用意するもの
・(文法的な解説が詳しい)長文の英文解釈参考書
・辞書(英和)
・ノート
・筆記用具(シャーペン・消しゴム)
・カラーマーカー
・単語帳
・コピーするお金。(もしくはコピー機w)
・勉強する時間
・本人
・先生


今日はまず
(文法的な解説が詳しい)長文の英文解釈参考書
これから解説します。よく「良い長文の解釈の参考書はないですか」と聞かれるのですが、ここでは具体名は敢えてあげません。
そもそも、
「英語が苦手で困っている人向けの良い長文の解釈の参考書
「英語が得意な人向けの良い長文の解釈の参考書」
違うと思っています。


「英語が苦手で困っている人向けの良い長文の解釈の参考書」には「得意な人には知らなくて良い情報」が沢山書いてあります。つまり得意な人向けではない
「英語が得意な人向けの良い長文の解釈の参考書」には「苦手な人には理解不能な情報」が沢山書いてあります。つまり苦手な人向けではない。


さて、ここで考えて欲しいことが1つあります。「英語が苦手で困っている人向けの良い長文の解釈の参考書」と「英語が得意な人向けの良い長文の解釈の参考書」…どちらが有名な参考書、人気のある参考書になるでしょうか?


「英語が得意な人向けの良い長文の解釈の参考書」の方です。
なぜなら、
・参考書を薦める人は自分がやって役に立った参考書を薦めるはずです。「この本が役に立った」とはっきり言える人は、英語の苦手な人でしょうか?得意な人でしょうか? 得意な人ですね。苦手な人が「これをやって得意になった」とは言わない、言えないからです。
特に怖いのが「(普通の)英語の先生が薦める長文の解釈の参考書」です。(普通の)英語の先生はず~っと英語が得意であったはずです。とすれば、薦める参考書は「得意な人向け」である確率が高いのです。確率が高いだけで絶対そうであるとは言えませんが、この点に十分気をつけるべきであると思います。私は毎年「人気だけに騙されて、得意な人向け参考書をやり始めて次々挫折していく苦手な人」を見続けています。


以上を踏まえて
「文法的な解説が多いか」
「長文の参考書であるか」
という点を踏まえて、探すべきであると私は思います。


特に文法的な説明が多いものを選んでください。ちなみに普通の英語の先生は「文法的な説明が多い参考書」を嫌います。普通の英語の先生は文法が嫌いだからですw


次回は、月曜日の更新です。辞書について書こうと思いましたが、既に散々書きましたから、それについてはこちらを参照して下さいノートについて書きます。ノートだけで3~5回ぐらいの連載になると思います。宜しくお願いします。


次回はこちら

2006年4月10日

苦手な人の英文解釈勉強法(8)

ではノートですね。
おっとその前に必要な作業がありました。 長文解釈の英文を、その問題ごとにコピーしましょう。


(文字が小さい場合は、拡大コピーしましょう) (余談:今はコピーが手軽にできて良い時代なんです。コピーが普及していなかった時代は、英文解釈の勉強は「英文を全部手書きで書き写す作業」をしていた人が多いんですよ)


コピーしましたか? 終わったら(英語が苦手でどうしょうもない自信がある人は)段落を目安に「6~13行」ぐらいごとに、きれいに切り取りましょう。それをノートの見開き「左上」にはります。基本は糊(のり)ではります。(セロハンテープでも良いとは思うんですが、そうすると後々汚くなるので糊を推奨しています)


この段階ではノートの見開き、「左下」「右上」「右下」は空欄になります。ここまでよろしいでしょうか?


「右上」には、訳例を書きます。必ず「1行おきに」「自力で訳した訳例」を書いてください。間違いだらけになるのは覚悟してください。いまできる精一杯の訳例を書いてください。苦手な人は「ここに時間をかけるかかけないかで勝負が決まります」


得意な人にぜひとも知って欲しいことがあります。この自力による訳例作りこそ「苦手な人が最もやりたくない作業」です。


「得意な人が特に辞書も引かずにスイスイ訳出し、その美しさと正確性を競っている」の横目に、「苦手な人は、苦痛にあえぎながら辞書を何度も引いて、単語の訳例を探します。ところが調べたところで適切な訳例が見つからない。あ~だこ~だ考えに考えて、“単語の数珠つなぎ”をし、莫大な時間を費やしたあげくにまず「間違いだらけの訳例」が出来上がる。先生や友達に馬鹿にされ「時間と労力と“不快さ”と戦って、間違えて恥をかくだけの作業」なんです。


ですが、苦手な人の皆さん。これをやってください。この積み重ねしかないのです


やり方のコツは3つあります。おっと、それについては水曜日にしましょう。
※実際は木曜日の更新になりました。

2006年4月13日

苦手な人の英文解釈勉強法(8)

前回の続きです。


苦手な人が英文解釈作業をする場合のやり方のコツは3つあります。


●まず、のんびりやろうと思ってください英語が嫌いな人は、嫌なことだから「早く終わらせよう」としてしまうんです。他にもやりたいことはあるし、やらなくてはいけないのでしょう。ですがなんとか英語の時間を取ってください。(ノート用のコピーをとって切って貼る作業だけでも30分ぐらいかかりますよ) まあ~お茶でも飲みながらゆっくりやるんです。(悪いことは言いませんから、補習塾などに通って、塾の先生と一緒にやるべきだと思います。先生と一緒にやるんです。そうすれば、「なぜその訳例になるのか」が分かりながら、一人でやるより、よっぽど早く、また正確に学習ができます。)


文法に則ってください。「なぜその訳例になるか?」は単語のみならず「文法」で決まります。文法的な解説を読めば分かるはずなんです。(逆に読まなければ永遠に分からない<英語の苦手な人の場合は>)


間違えを恥だと思わないでください
残念ですが、現在は間違って当たり前なんです。だからそれを逐一直さなくてはならないのです。今できる精一杯の力で、自分で訳例を作ってください。「なぜ自分の訳例は間違えなのか?」を確認する作業の積み重ねで初めて「今度は間違えなくなる」のです。


今から考えるに、俺が今高校生だったら、1つの長文にかける時間は3時間は準備すると思います。まずは音楽聴きながら、工作(コピーを切って貼る)しますそのあと英文と辞書をにらめっこ…

そのあとは… さて、この続きは日曜日に更新します。 明日(金曜日)は英文法無料放送の日ですよ。メッセ参加したい方はいつでもどうぞ~~。※先週は30分遅れてスイマセンでした。m(_ _)m

2006年4月16日

苦手な人の英文解釈勉強法(9)

では続き。


見開き「左上に英文」、「右上に(自力)の和訳例」を作りましたね? そしたら、解説を見ながら訳例を、自分の和訳例を訂正します。もしくは授業を聞きながら、自分の訳例を訂正します。訳例は一行おきに書いてあるはずですね。空いている行に、赤字で訂正した訳例が書きこみましょう。


このとき、直訳があっていればあえて訂正する必要はありません。文法的な把握があっていればOK。直す必要はありません。ここが苦手な人向けの英文解釈法の特徴です。「得意な人にとっては直訳ができるのが当たり前で、それを美しく直すのが英分解釈」になります。ところがどっこい、苦手な人は直訳すら大概間違う。だからまずは直訳ができるようになるのを目標にして学習するのが、苦手な人の英文解釈学習になります。


「そんなこと言ったって直訳があっているかどうか分からないよ~」という声をたまに聞きます。私にはそれが不思議でたまりません。なぜならそのテキストなり講義なりでは、文法的な解説がキチンと入っているはずだからです。それを「分からない」と言っているのは、本が不親切か、講義をする先生が下手か、あなたに文法知識が乏しいか、のどれかです。(だから、苦手な人は文法の勉強が大事だ!、と私は主張しているのです)


そして、その本なり、先生の講義の板書なりを、ノートの左下や右下に書き込みます。本文解説が長すぎる場合は、上手く自分で要点をまとめて、書きこみましょう。


ここまでよろしいでしょうか? 次回火曜日には、コピーへの書き込み方法について紹介します。

2006年4月18日

苦手な人の英文解釈勉強法(10)

ではでは、
ノートの見開き・左のコピーを見ながら、自分で訳例を作りましょう。


困るのが分からない単語の扱いです。(得意な人は違うのですが)苦手な人は分からない単語は全部、辞書で調べてください。そうしながら、ゆっくり自分で訳例を作るのです。よろしいですか?


さて、ここで蛍光ペンの登場です。以下は私がやった方法です。


分からない、知らない、覚えてない、忘れちゃった単語黄色いマーカー(黄色いマーカー)で塗りつぶす。そしてその下に辞書で調べた訳を書きこむ。こうすればいちいち単語帳を作らなくても済む。

・同様に知らなかった熟語は緑のマーカーで塗りつぶす。そしてその下に辞書で調べた訳を書きこむ

知っていた熟語は緑のマーカーで下線のみを引く。
・文法的な括弧や矢印などの印は最初はシャーペンで書く。あとで授業(や参考書の場合は解説部)で、「もし自分で“こうだ!”と思った文法的な係り具合が間違っているのが分かった」ら、それはそこで青いマーカーで修正。


こうすると、自分オリジナルの書き込みコピーができます。
最初のうちは、黄色いマーカーだらけでした。まっきっき~~~~!w


でもこれを作っておくと、本当にあとで復習しやすいので楽ですよ。
ではこの続きは、木曜日です。
※実際は土曜日の更新でした。

2006年4月22日

苦手な人の英文解釈勉強法(11)

木曜日は更新をサボってスイマセンでした。
お詫びに今日は(恥ずかしいのですが)「昔の私の英文解釈ノート」を公開します。
概ねこんな感じのノートを作りましょう……というのが私の意見です。


これは1浪時代、前述の井川先生の単科ゼミのノートです。
(しかし字が汚いなw。おまけにかっこつけて筆記体なんか使ってるぞw)


こちら。デフォルトだと小さく映るかもしれません。その場合は大きくするとまだマシに写ります。


以上でノートの作り方の解説はとりあえず終わりです。
次回は、「解釈勉強における単語帳の役割」についてお話します。
月曜日の更新予定です。

2006年4月24日

苦手な人の英文解釈勉強法(12)

しかし土曜日に出したノートは恥ずかしいな~
これちょうど偏差値40ぐらいの頃のノートですね。赤だらけだなあ。
(ちなみに偏差値40の頃というのは俺にとっては、少しは勉強しだした時期。最初は30.5でしたからね。偏差値40でも大喜びだったんですよ。「やっと40台になった!」という具合です。


さて、今回は解釈における「単語帳」の役割についてです。
せっかく「単語帳」なるものがあるのだから「単語帳も使用できないか?」という感じです。


通常のやり方だと単語帳は解釈学習では使いません。


↓<参考>
------------------------------------------------
わからない単語があったら、全部片っ端から辞書で引け! というのが、「苦手な人に薦めている英文解釈法」です。
でもって「辞書にラインを引け」「コピーには黄色いマーカーでその単語をなぞれ」というのがマウスバード流です。
------------------------------------------------


ここまでよろしいですか?
読んでてどうですか?「辞書を引く代わりに単語帳を引いてはどうか?」と思いませんでしたか?
単語帳というのは、ここにあるように「もともと大学受験でよく出る単語」を集めたものです。とするならば、実際長文で出くわした単語でそれが知らない単語であったならばそれが果たして「自分の使っている単語帳に載っているのか?」確かめたくないでしょうか?
受験生の頃、私は確かめたかったです。でも辞書でも調べたい(ライン引くから)。


悩んだあげく……私は両方引きました。ただですね。こういう風に使ったんですよ。
予習の段階……辞書のみ
授業を受けているとき……まだその単語を覚えていなかったら(忘れてしまっていたら)、授業中に単語帳を引く
もし、その単語が単語帳に載っていた場合は、その単語はあなたにとって重要な単語です。よく出くわすにもかかわらず覚えていない単語です。そのとき「しっかり意味を覚えなければならない」と肝に命じる!


そうやって、印象を強くした記憶があります。(まあ、結局は単語帳を全部覚えるようにしたのですが)


いかがでしたでしょうか? 次回は「解釈勉強をする時間」について考えます。水曜日の更新予定です。

2006年4月26日

苦手な人の英文解釈勉強法(13)

今日は解釈をする際の「時間のかけ方」についてです。(前編)


これも英語ができる方できない方では、心構えが違います。
その所為で実は大変なことが起こきているのです。


できる方は「あまり時間をかけないで、パッパかやる方法」を模索します。
「速読」の技術、「流し読み」の技術、
いかに速く設問を解くのか?
こういったことを模索し、自分でセンスを養います。


こういう方々は、長文問題に接すると、自分で足かせをします。
「うん、この量の問題だったら20分で読んで設問の正答率は85%は行きたいな」


こんなふうにして、日々解釈能力を上げていくのです。(こういうことを毎日のようにやる)


その所為でとんでもないことが実は起こっているのです。それについては日曜日の更新にします。


次の金曜には、いつもの英文法講座です。よろしくお願いいたします。
※なお再来週の英文法講座はゴールデンウィークのためお休みです。次の金曜日はありますよ。(^^)

2006年4月30日

苦手な人の英文解釈勉強法(14)

今日も解釈をする際の「時間のかけ方」についてです。(中編)


英語の先生というのは、普通は、英語が(最初から)お得意な人ばかりがなりますね。ということは水曜日にお話した


>英語ができる方は「あまり時間をかけないで、パッパかやる方法」を模索します。
>「速読」の技術、「流し読み」の技術、いかに速く設問を解くのか?こういったことを模索し、自分でセンスを養います。こういう方々は、長文>問題に接すると、自分で足かせをします。
>「うん、この量の問題だったら20分で読んで設問の正答率は85%は行きたいな」こんなふうにして、日々解釈能力を上げていくのです。(こういうことを毎日のようにやる)


こういうことをやってきて成績を伸ばしてきたのです。とするならば、この先生は同じやり方を「生徒全員に押し付ける」ことが多いはずです。
つまり、「ゆっくり読むな! 速読の方法を模索しろ!」という指導になります。


ここまでよろしいでしょうか? こう指導されたケースを考えます。


生徒が得意な人の場合どうでしょう? 「うんそのとおりだ!」と思い、そのようにやってどんどん成績を伸ばすことが多いと思います。(絶対ではないが)


一方、苦手な人の場合はどうでしょうか? そのとおりやると「まず少しも上がりません」。 なぜでしょうか?「速く読んでも、正しく読めないから」です。


 得意な人は「遅く読んだら読めるのは当たり前だから、速く読もうとする」のです。ところが、苦手な人は「遅く読んでも正しく読めない」のです。こういうと「難しい文だったらそういうこともありうるが、大概の文は読めるでしょう?」と反論されます。ここが大きな誤解です。実際は「苦手な人は優しい文ですら大概読めないから、苦手になっている」のです。これを分かっていない英語の先生(特に若い高校の先生)は非常に多いです。


英語の得意な友達はこの「速く読め!」というやり方でドンドン成績を上げていくの横目に、英語の苦手な人は実力が伸びず苦しみます。得意な友達からも「自分もこのやり方で成績が上がった! だからお前も速く読め!」と薦めるだろうし、それを見ている先生も「自分のやり方が裏付けられた結果を見ている」ので、どんどん薦められたりします。でもそのとおりやっても実力は上がりません。すると先生の目からすると「コイツは勉強していない」と映ってしまうのです


こうして英語が苦手な人は苦しみまくっている現状があると私は思っています。


続きは火曜日です。

2006年5月 2日

苦手な人の英文解釈勉強法(15)

今日も解釈をする際の「時間のかけ方」についてです。(後編)


さて、前編、中編とお読みなって、いかがでしょうか?
この話題でポイントになるのは、たった1点です。


如何に時間をかけるべきか?


ここで2つふまえることがあります。


1つ:英語の嫌いな人は、英語のなんかに時間をかけたくない
2つ:英語が得意な人から「英語を速く読む練習をしよう」と薦められる。


この2点です。この2点を踏まえると英語が嫌いな人どのように学習することが多いでしょうか? 英語の得意な人から「速くやるように」薦めらるのですよ。喜んで、時間をかけないでやろうとするのではないでしょうか? で、そのとおりやってしまうと、少しも解釈力が上がらない結果となるのです。苦手な人は、英語が簡単には読めないからです。単語の意味が全部分かっても、時間をタップリかけても、それでも間違った訳例ばかりを連発するからです。


しかし残念ながら、多くの英語ができない学生はこのようになってしまいがちであると思います。こうしていつまでたっても英語のできない生徒はできないままになってしまうのです。


じゃあ得意になるにはどうしたらいいでしょうか? お分かりですね。(英語なんかやりたくないという自分の意志に逆らって)沢山時間をかける…これが基本戦術になります。


おっと、このことについてもう少し書かないといけないですね。この続きは木曜日に書きます。
※実際には翌週の火曜日でした。

2006年5月 9日

苦手な人の英文解釈勉強法(16)

お待たせしました。続きに行きましょう。
前のところで、英語が苦手な人が英文解釈をやる場合、自分の意志に逆らって、ゆっくりたっぷり時間をかけなくてはならない。
と書いていて週を越えてしました。申し訳ない。


さて、私が書きたかったことは、この「のんびリズム」なんです。「急がば回れ」ではないですが、英語に苦手な人はぜひゆっくりやってほしいのです。時間をかけたくないのだからイヤなのは100も承知です。ですがやらなくては上がらない。だとしたらゆっくりやれば実力が身に付くのですから、ゆっくり時間をかけたほうが得ですよ。


ちなみに私が1つの長文の和訳例を作るのに要した時間の最高記録は「6時間」です。受かる人なら辞書なしで30分もあれば余裕で解釈できそうな問題でした。しかし偏差値40台の当時の私ではまるで歯が立たない。だから当時の精一杯の力でゆっくりやったんです。調べながら。せこせこと。辞書何度も引きながら。ちまちま自分なりに和訳例を完成させました。
こうして6時間精魂こめて作った苦心の和訳例は、もちろん80%が誤訳でした。これを丁寧に直したからこそ、今はできるのです。同じ間違いを繰り返さないように気をつけることでできるようになったわけです。


いかがだったでしょうか?


さて次はいつもなら1日置きなので次は木曜日の更新なのですが、(ちと多忙なので)金曜日です。というか金曜日はいつもの文法講座です。レギュラーの話の続きは土曜日に書きます。
ごめんなさい。よろしくお願いいたします。

2006年5月13日

苦手な人の英文解釈勉強法(17)

ではレギュラーのお話に行きましょう。(なお前回はこちら


ここまでで、まだ触れていなかったことがあります。それは「先生の必要性」についてです。


私がこうしたネットで活動している中で感じることが1つあります。


「英語ができなくてできなくて困っている受験生・高校生」が、「塾などに通わずに自力で参考書などで学習」し、成績が抜群に上がった!、志望校に合格できた!


↑こういう例は1つも見かけたことがない、ということです。


なぜか? 理由は簡単! 英語が嫌いな人は、どんなに良い参考書があっても、「1人ではやりたがらない」。始めても「3日坊主」になってしまうからです。苦手な人の場合、英語を見たがらないので、結局続かないのです。


ところが、英語が好きな人はそうではない。英語を見たがるわけだから、続くのです。
だ、か、ら……英語が好き(せいぜい普通)な人が、参考書のみで成績を上げた例はありますが、英語が嫌いで苦手な人が参考書のみで成績を上げた例はない(断言)のです。


なのに、英語が苦手な人ほど、「参考書のみで何とかしよう」とする傾向があります。どうです!? そこのあなた?


これを回避するとっても簡単な方法が1つあります。
何のことはない。(良い)塾に通うことです。お金持ちは家庭教師だっていいでしょう
塾がペースなりを作って下さるし、勉強法も教えてくれます。
誰か頼りになる先生を見つけて、それについていくだけです。
私は予備校に真面目に通ったお陰で受かったのです。
単純にそれだけなんです。


では続きは月曜日です。

2006年5月15日

苦手な人の英文解釈勉強法(18)

今日は苦手な人の英文解釈法の最終回です。

まとめをします。


「英語が苦手で困っている人」の英文解釈学習法は、
1、文法に則って解釈をすること
2、辞書と戦いながら、ノートに自分で訳例を全部作ること
3、後で丁寧に直すこと
4、ゆっくり、のんびりやること
5、先生についてもらうこと


以上ですね。これだけです。


さて、ここでちょっと大事な補足をします。以上は「英語が苦手な人の英文解釈法」なんです。
得意な人向けではないんです。どういう意味だか分かりますか?

仮に私が得意な人向けの英文解釈法を書くとこうなります。
1、文法なんか気にせずカンで解釈をすること
2、辞書をひかずノートに自分で全訳例など作らないこと
3、難しかったところだけ直すこと
4、手早くやること
5、良い先生がいればそれに越したことはないが、必ずしも必要ではない。


どうですか? みごとに真っ逆さまになります。
世の中にある学習法は、どちらかといえば、後者が好まれる傾向があります。なぜなら労力的には後者のほうが少ないからです。
おまけに、世の中の多くの(最初から)英語の得意な人はこれで成績が抜群にあげているのです。


とすれば同じやり方を「英語が嫌いで苦手な人」もやりたがります。労力が少なくて済むし、やりたがらないわけがない。


ここに「苦手な人が陥りやすい傾向」が存在します。
「英語が嫌いで苦手な人」が解釈学習法を「得意な人に尋ねた場合」を想像してください。
得意な人は、おそらく後者を薦めるケースが多いと思います。なぜなら「自分(得意な人)はそれで成績を上げた」からです。


それを薦められると、英語が苦手な人は「大喜び」をします。前者と比べて時間的にも、労力的にもはるかに楽だからです。


こうして、英語が苦手な人は、楽な方法を選び、結果、成績が伸びないのだと私は思います。
いかがでしょうか?


さて、次回は水曜日の更新です。次は雑談をいれます。
私の別の側面である「オタク」分野でのお話です。
実はこのサイト(スペースアルク)内ですでにプロジェクトは進んでいるんです。
発見できますか?


ヒントは「MANGA」です。できれば見つけてもらえると嬉しいです。
Ψ(`∀´)Ψ


新シリーズ「参考書を『やる・やった』って何?」をご覧になりたい方はこちらです。


(↓目次はこちら)
目次ページへ