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苦手なりの受験英語!

 

2007年7月19日

反応の差と納得の差と説明の差(1)

今日より、新シリーズ「反応の差と納得の差と説明の差」を始めます。
今回は、かなりアカデミックな話になるかもしれません。また長いシリーズになる予定です。
お覚悟を~。


では話の枕。
まずは↓次の英文をご覧ください


 (A)This is the place where she likes.
 (B)This is the place which she likes.
 (C)This is the place she likes.


さて、いかがでしょうか? 
上をご覧になった場合、「人によって、概ね、以下の5つ反応に分かれる」はずです。


1、そもそも上の3つの英文をどれも全く見なかった。読まなかった。
2、頑張って(A)、(B)、(C)の英文を見たが、「だから何?」と思った
3、(A)の英文を「これが自然な英語かなあ~」と思った。(B)を「変な英語だなあ」と思った。(C)を一番気持ち悪く感じた。
4、(A)を「なんか変だなあ」と思った。(B)を「(A)よりはマシだなあ」と思った。(C)を「おおコレが自然だなあ~」と思った。
5、(A)を「なんだ? この大間違いの英文は?」と思った。(B)を「間違いじゃないと思うけど、which より that がいいなあ」と思った。(C)を「おお~バッチリ! バッチリ! う~ん自然で美しい英語。気持ち良い~♪」と思った。


さて、あなたはどれになりましたか? どれに近かったですか?


実は上(1)であればあるほど英語が嫌いで、下(5)であればあるほど英語が好きなはずなのです。


実のところ、5の人の意見が正しいです。<(A)は大間違い。(B)は間違いではないがこれなら that のほうが良い。(C)が最も良い>
参考リンクはこちら >>です。(あ、後で見たほうがいいです)


1、が「最も英語が嫌いな人」の特徴的な反応です
参考リンクはこちら >>です。(あ、後で見たほうがいいです)


2、は頑張って英文を見てくれた英語嫌いの人の反応です。「(A)(B)(C)のどれかが間違った英文である、などとは夢にも思わない」のです。全部正しい英文に見えてしまいます


、は「どれかが間違いである。どれか?」と尋ねた場合の、英語嫌いの人の反応です。もしくは英語が好きでも嫌いでもない人の一部の反応です。


4、は結構英語好きな人、もしくは英語は好きでも嫌いでもないが、得意な人の反応。


、は英語が好きで得意な人の反応です。


どうでしょうか? 当たってますか?


まずだった人へ。1、や、2の人の反応を理解できますか? それよりもですね。3の反応をする人がいることが想像できますか? <の人は(C)が1番気持ちが悪い>んですよ。3の人は(A)(B)を見ずに(C)だけ見せられて「意味を言え!」と問われたら、意味を言えない確率が高いんです。


4だった人は、1、2、の反応の理解を示すのが難しいかもしれません。でも3や5も両方、少なくともどちらか片方は理解できるのではないでしょうか。


1、2、3、だった人へ。の人の反応を理解できますか? 「どうしたらこんな反応ができるんだ?」と思いませんか? <5の人は(C)を一番違和感なく感じて、気持ち良いんですよ。信じられますか?>


さて、ここで考えて欲しいことが3つあります。


1、2,3の人にとって<ここ>が大きな「つまずきポイント」になると思いませんか?】
頑張って英文を読んだとしても、間違って反応するし、正しい英文の(C)だけを見ても意味を正しく言えないのです。


普通、英語の先生になる人はどの反応をする人でしょうか?】
大抵「の人」のはずです。この手の部分をすら~っと簡単に意味が取れます。
1、2、3、の反応を示す人が学校の英語の先生になる可能性はほとんどないと思います。
1、2、3の反応を示す人は毎回この手の「つまづきポイント」で間違います。だから英語がどんどん苦手になり、嫌いになるので、こういう人が英語の先生になる確率は恐ろしく低いはずです。


では【普通の英語の先生は、苦手な人のこの手の「つまずきポイント」を、授業などで指摘できるでしょうか?】
私はまずできないと思っているのです。なぜなら普通にしていたら、英語の先生は5の反応をするはずだからです。3の人の反応が理解できない、「そんな人がいるわけがない」とさえ思うかもしれません。自分は常に5の反応なのですから。


以上が今回の話の枕です。
長いシリーズになりますが、どうぞヨロシクお願いいたします。
明日はいつもの文法放送。このシリーズの続きは来週の月曜日です。

2007年7月23日

反応の差と納得の差と説明の差(2)

今日は前回同様「反応」の話です。今回は英語の話ではないのです。ご了承ください。


次の(A)(B)をご覧ください。


(A) 3+5=?
(B) みくるさんはリンゴを3個持ってきました。ゆきさんはリンゴを5個持ってきました。合わせていくつのリンゴがあるでしょう?

これを見て皆さんはどうお感じなりましたでしょうか? 大多数は「だから何?」と思われたのではないでしょうか?
しかし、次のように感じる人がいるのです。


(A)の答えは分かる。8だ。でも(B)の答えは分からないよ~。・゚・(ノД`)・゚・。。

これを読んでみてどうでしょう? 
読者の方の中には「(゚Д゚)ハァ? なんでじゃ?」と思った人がいると思います。私もそう思いました。


これは私が予備校時代に、ある英語の先生から聞いたエピソードです。その先生が昔家庭教師をなさっていたとき、「こういう生徒がいて困った」というお話でした。この話を聞いた当時の私は「え~? そんなやついるのかよ~w」と思いました。単なる冗談かと当時は思いました。


それから随分時間がたってからのことです。私が古本屋で働いていたときのこと。同僚で物凄く頭が良い(成績が良いという意味ではない)男がいました。彼にこの話をしたら、「ああ、その話はよく分かる。俺も昔、3+5なら分かったが、そういう文章題になると分からなかった」と言われました。私は「なんで?」と尋ねました。すると「分かんなかったんだからしょうがねーだろうっ!\(`0´ )/=3」とどやされましたw
 私は「実際、分からない人は本当にいるんだ! Σ( ̄□ ̄)!」とかなりビックリし、かつ認識を改めました。


さて、みなさん、この話を聞いてどうお思いでしょうか? 


概ね
、「この人が文章題になるとなぜできなくなるのか、がわからない。謎だ」
、「うん、私も文章題になるとできなかった」
の2つの感想に分かれると思います。


私は「」です。ですが「」の人も実際にはいるのです。


皆様に質問です。
・「」の反応を示した人へ……
  の反応を示す人が世の中にいるとあなたには思えますか? 信じられますか?
  たぶん信じられないと思います。


・「」の反応を示した人へ……
  の反応をした人は、「あなたが文章題になると問題が解けないことを信じてもらえない」ようです。当たり前のように答えが出せるそうです。「」の人に対してムカつきませんか? たぶんムカツクと思います。「なぜこの苦しみが分からないのか」と思うと思います。


さ~てお立会い! Ψ(`∀´)Ψ
前回のお話を確認しますよ。


 (A)This is the place where she likes.
 (B)This is the place which she likes.
 (C)This is the place she likes.


これ見た反応例のうち以下の2例を抽出します。


、(A)の英文を「これが自然な英語かなあ~」と思った。(B)を「変な英語だなあ」と思った。(C)を一番気持ち悪く感じた。
、(A)を「なんだ? この大間違いの英文は?」と思った。(B)を「間違いじゃないと思うけど、which より that がいいなあ」と思った。(C)を「おお~バッチリ! バッチリ! う~ん自然で美しい英語。気持ち良い~♪」と思った。


分かりやすく書けば
の人は「(A)○ (B)× (C)×××」
の人は「(A)× (B)○ (C)◎◎◎」
真っ逆さまの反応なんです(正解はの人の反応どおり「(A)× (B)○ (C)◎◎◎」です。念のため)。


皆様に質問です。
・「」の反応を示した人へ……
  の反応を示す人が世の中にいるとあなたには思えますか? 信じられますか?
  たぶん信じられないと思います。


・「」の反応を示した人へ……
  の反応をした人は、「あなたが間違った反応をすることを信じてもらえない」ようです。当たり前のように正解が出せるそうです(カンで)。「」の人に対してムカつきませんか? たぶんムカツクと思います。「なぜ(C)が正解なのか疑問を感じまくり」だと思います。


そして、普通英語の先生になる人は「」のはずです。


まだまだ前フリの段階です。次回はもう1つ「反応の差」についての例を挙げます。木曜日の更新予定です。

2007年7月26日

反応の差と納得の差と説明の差(3)

今回の「反応の差」の話は、ここでお話したことです。


/beginner/article/mouthbird/2005/08/post_18.html


I go to school.


私は「この文に疑問を感じまくって仕方が無かった」というお話でした。
皆さんはどうでしょうか? 疑問を感じましたか?
おそらく、ほとんどの皆さんは感じなかったのではないかと思います。


今回、皆さんにお願いがあるのです。


(1)まずはこの
/beginner/article/mouthbird/2005/08/post_18.htmlシリーズを全部読んいただきたいのです。


(2)中で、私がどのようにこの疑問を解消したか?
   どうい説明で「私は納得したのか」?
   を読んでいただきたいのです。
   (たぶん読みたがらない人が多いと思いますが、なんとか読んでいただければと思います。


(3)そして、ここが肝心なのですが、
「私がバッチリ納得した【その説明】で、あなたは納得できるか?」
を考えていただきたいのです。


この今日のログのコメント欄に
A:読んでみて、自分も学習中に同様(I go to school.)の疑問を感じたかどうか?
B:説明文を読んで納得したかどうか?
C:納得できた場合、どのくらい納得できたか?(例えばパーセンテージで表現)
D:納得できなかった場合、どう説明されていれば納得すると思うか?


このA,B,C,Dを書いていただけないでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。


それから、明日の文法放送なんですが、緊急的にお休みします。
というのは自分のパソコンがぶっ壊れてしまったからなんです。(T T)


動画の編集も出来ないし、出来たとしても、サーバーに動画をアップできないのです。
申し訳ありません。m(_ _)m 来週の金曜日にはPM10:45よりはじめるつもりです。
どうぞよろしくお願いいたします。


この話の続きは、月曜日です。

2007年7月30日

反応の差と納得の差と説明の差(4)

さあ、実は今回のシリーズはここからがメインです。


前回お願いしましたが、I go to school. の話はお読みいただけたでしょうか?
もし、お読みいただいていなければ、ぜひ読んでいただきたいのです。


これをお読みになった場合
最初概ねこういう反応になるであろうと思いました。


、多くの苦手な人は、この説明でかなり納得行くであろう
、多くの得意な人は、この説明を最初から読まない(読んだとしてもおざなりに読んで内容を理解しない)であろう


、について書きます。得意な人は文法が嫌いなのです。普通はまず最初から読まないと思っていましたw


ここで、大きな別の選択肢があることを忘れていました。
そうです! 「得意な人がこの説明をちちんと読んでくれた場合」です。


いうなれば「」ですね。


、多くの得意な人は、この説明をきちんと読んだ場合……


さあ、どうなると思いますか?
A : 納得いく
B : 納得いかない


これについて、次回木曜日にお話したします。

2007年8月 2日

反応の差と納得の差と説明の差(5)

さて、前回は、I go to school.のお話を。得意な人が(通常は読みっこないが)もしもちゃんと読んだ場合、どうなるか
という話でした。


この説明を納得いくのか? いかないのか?


実は「いかない」と私は思っているのです。


さて、実は今から保留していたコメントを復活させます。
このコメントが、得意な人の読んだ場合の端的な感想なのではないかと思うのです。

ここをクリックすれば見れるのですが、こちらでも改めて書くと。


---------------------------------------------------
自動詞だからtoがくるわけじゃないですよ。
to がくるから、自動詞だって決めただけでしょ。 
こんな説明で納得できるのが理解できん。  


文法説明なんてすべて後付けでしょ。 
自動詞、他動詞、なんてほとんどの教師が説明してますよ。
その説明に僕は全く納得いきませんでしたけど。 


辞書にのってるだろ・・・  で納得できるのが笑いです。

---------------------------------------------------


というものです。


で付け加えたお返事は以下です。
-------------------------------------------
>自動詞だからtoがくるわけじゃないですよ。
>to がくるから、自動詞だって決めただけでしょ。 


定義づけの話としては、そのとおりでしょう。
ですが実際に、自動詞の後に目的語がほしいときに前置詞がいる事実は変わらないと思います。


>こんな説明で納得できるのが理解できん。


おおそうですか! 私は納得できました!
逆に
>自動詞だからtoがくるわけじゃないですよ。
>to がくるから、自動詞だって決めただけでしょ。 
と言われても、私は「I go to school.」はなぜ go の次に to がくるのか、全く納得できません。
あなたは納得するのでしょうか? (たぶんするのではないでしょうか? でないとそうは書きませんよね?)


>文法説明なんてすべて後付けでしょ。


後付けだと納得材料になりえないのでしょうか?
たぶんあなたにとってはならないのでしょう。
でも私にとっては納得材料になったのです。
だって実際私はそれで納得したわけですから。
納得したのですから、それ以外にはなりえません。


>自動詞、他動詞、なんてほとんどの教師が説明してますよ。


あなたはこのことを詳しく調査したんでしょうか?
私はしました。英語が得意な人と話すとき、チャンスがあるごとにこれをいつも聞いていました。大学の頃であれば英語部(ESA)の皆様、またその後も色々な方に「自動詞他動詞を教わったか」聞いて回りました。お返事は「<自動詞・他動詞>は言葉として聞いたことはある。ただしっかり習った覚えはない。少なくとも自分はその定義を知らないw。自動詞他動詞の定義がそんなに重要なのか? そんなん知らなくても英語は喋れる!(実際彼らはペラペラ&頼むから文法の話をするなと言われる)」というものばかりでした。
(手前のコメントにも書きましたが)塾の講師をしていたとき、自動詞他動詞の定義をきちんと答えらた高校生はまずいなかったでした。
もちろん自分自身を振り返っても「自動詞、他動詞の説明」を中学高校の教師の口から聞いた覚えはありません。


>その説明に僕は全く納得いきませんでしたけど。


あなたが納得いかないことは分かりました。
しかし私は完璧に納得いきました。
自分が納得した事実説明を過不足なく書いてみました


>辞書にのってるだろ・・・  で納得できるのが笑いです。


私はなんの過不足もなく納得できました。
それ以上でもそれ以下でもなく、ピッチリと納得できました!
私はあなたに笑われる説明で納得できて、そこからやっと英語が得意になれたのです。
いくら笑われても「私は、ここに書いた説明で納得し、そのお陰でやっと英語が得意になれたという事実」は変わりようはありません


もしかしたらですが、あなたは「私がこの説明で納得した事実」を曲げようとしているのでしょうか?
--------------------------------------------------------


つまり、「(英語な苦手だった)私が納得した説明」で、彼は納得できない。
そして、肝心なのはここ


もしかしたら、私の説明について、彼は「この説明で納得する人は誰もいないだろう」と思っているのではないでしょうか?


明日は文法授業を行います。次回は月曜日の更新。次回はワイルド★ダックさんからいただいた(やっぱり納得できなかったという)感想を紹介します。
お楽しみに。

2007年8月 6日

反応の差と納得の差と説明の差(6)

今日は、このブログにもよくコメントをくださるワイルド★ダックさんからいただいたメールを紹介します。
I go to school. 説明問題」について、ワイルド★ダックさんは以下のように、素朴に私に疑問を投げかけてくださいました。


---------------------------------------------------
私の疑問
1、前置詞が入るのが他動詞と自動詞の違いだから・・・


という理由ですっきりしちゃったんですよね?それはなぜ?
おかしいでしょう?


私の望んでいた予測は以下のとおりです。


僕が望む先生の答え↓


「自然界には2つの動作があるんだ




1、自分自身が動く
2、自分が他者を動かす


おそらく 動物には「自分自身が動く」という観念しかないが、人間だけが「自分が他者を動かす」という観念を持っている。


動物は自分自身しか動けないので 自然界を自分の思う姿に変えようとは発想できなが、人間だけが「自分が他者を動かす」という発想を持っていたおかげで、自分が自然界を自分の望む姿に改造するという発想を生むことができたのだ。


このように 人間の脳には 他の動物と違って、たとえ無意識にでも
「自分自身が何かをする動詞」

「自分が他者を動かす動詞」


に生まれながらにして分ける能力が備わっているんだよ。
実際人間には目的語だけに反応する脳細胞があるんだ(目的語の観念もここで説明する。今は省きますw)


他の動物と違って・・・人間だけが、他動詞を発見したんだね。


で、日本語ではあまり意識してないけど、それを極めてシビアに分けている言語が英語さ。
わかりやすく他動詞と自動詞を分別しているので、世界中の誰にとっても明確になるからいろいろな国に愛されていたり、取り入れられたりしているんだよ。」


と説明してくれたりして、そのあとさらに


1、「凧を揚げる」
2、「凧が揚がる」


1、と2、上げているのは誰?


みたいな例題を出して、他動詞と自動詞の観念とかを説明してもらえば尚 完璧です。


そこまでいって、なるほど。自動詞とはそういうものか。他動詞とはそういうものか。


とそこで初めて「認識」が成立するのですが・・・


「動詞には他動詞と自動詞があるのさ」


でよく納得できましたね?
なぜ、これだけの情報で納得できたのですか?
意味がわからない。不思議だ。
これで納得しちゃうほうが意味がわからない。


どうしてこれで納得できたんでしょう?


------------------------------------------------------
どうでしょうか?
ワイルド★ダックさんからいただいた内容はこれでまだ半分です。長いので半分でいったん切りました。
前置詞についてのお話が残っております。続きは木曜日に紹介いたします。

2007年8月 9日

反応の差と納得の差と説明の差(7)

I go to school.説明問題」についての前回のワイルド★ダックさんのメールの追加です。
以下続きをどうぞ!

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また、前置詞についてもですが。


「前置詞っていうのはもともと動詞だったのさ。
だから方向性とか性質など、動き。アクション的観念を合わせもっているんだよ。
だから、動詞だった名残の表現として、前置詞の後ろに来る名詞を「前置詞の目的語」と言う場合もあるんだ。


しかし、ひとつの文書に動詞が2個あっては、文の趣旨がなりたたなくなるだろ?それをしゃべった人がいったいどうして欲しいのかあらわしている核となるのが動詞だから、それが2個になっちゃうのは意味の趣旨が不明瞭になって大変まずい。


ということで、前置詞の動詞的役割にはご退場していただいて、その動詞をわかりやすく 明瞭にするアシスタント的役割に徹してもらうことになったのさ


だから、前置詞は動詞的役割も今でも持っているし、かつ アシストする動詞がどのように働くのかを説明するための役割を持っているんだよ。


前置詞には「意味」というよりも「観念」的な役割のが重要だよね。


さらに、動詞の直後の前置詞は自動詞にしか付かないという性質があるんだ。
なぜかというと、他動詞の直後は対象となるものの説明 つまり対象となる名詞の紹介が必ず来ると取り決めたので、他動詞の直後に来るのは必ず名詞なんだ。。


いいかい。


動詞を宣言する!この動詞を使おう。そして、動詞によって影響を受ける対象となる名詞を次に宣言する!


これが他動詞を使うときの決め事なんだ。


対象である名詞を宣言するのに、動詞と名詞の間に動詞をアシストする前置詞が入ってしまうと逆にノイズになるんだ。それをやってしまうとどれを動かすのか?対象が不明瞭になってしまうので、他動詞のときには直後にすぐ名詞を持ってきましょう。と長い歴史の中でそうルールにいきついたんだね」


みたいに説明すると


ああ・・・なるほどとやっと納得できます。


最後に
・どうやったら他動詞と自動詞を見分けられるか。


については


「残念だけど見分ける方法はないんだ。


一見・・・


じゃあ、これは他者を動かすから 他動詞・・・これは自分で動くから自動詞


と気軽にできそうだけど、厳密に突き詰めていくと、何が他動詞で何が自動詞なのかは極めてデリケートな問題になってしまって、その言語が持つ歴史や文化などの背景が淘汰あるいは進化していく過程で決まっていった・・・としか考えられないんだよ。


じっさい同じ意味の動詞でも英語では他動詞だけどフランス語では自動詞分類 みたいな動詞だってあるくらいなんだ。


で、登場するのが辞書さ。


辞書は意味が書いてあると思うだろ?
でもあれは違うんだ。あれは言語の歴史書でもあるんだ。
その言語が淘汰されて現在いきついた先の結果が記録されているのが辞書さ。だから本当はその言葉の決まりには長い歴史的背景があるんだとうロマンを感じながら辞書に書かれている説明を読んでほしいな・・・ちなみに 歴史書だから 未来には辞書の内容がかわるかもしれないよ。今は自動詞でも将来は他動詞になっちゃたりするものもあるかもしれない。


とにかく。自動詞と他動詞を勝手にに分類する方法はないんだ。いちいち辞書で調べないとね・・・」


と説明するでしょう。


ここまで説明が本来必要なのではないでしょうか?
どうして、あんなに短絡的に納得できちゃうのかわかりません。


もし説明できるとしたら。
「ああ、そう言えば、こんなこともあったっけ?あのときの疑問はこれで説明がつくのか・・・」


という今までの経験則的な情報をばーーっと集めてパターン認識していった結果の納得・・・となります。


しかし、経験則からパターン認識する という方法は まさに 英語ができる人のやりかたです。


もしそうなら、英語ができる人の理解の仕方を、先生の助言によって後押ししてもらった。
程度は違っても英語ができる人と方向性は同じだった・・・。


ということになってしまいます。
-----------------------------------------------------


皆様、いかがでしょうか?


次回はこれに対する私の返事を載せます(少し内容を変えるかもw)。
この話の続きは、来週の月曜日です。
明日は、いつもの文法放送です。どうぞよろしくお願いいたします。

2007年8月13日

反応の差と納得の差と説明の差(8)

こちらの続きの話です。
ワイルド★ダックさんからいただいた質問に、以下のようにお返事しました。


いただいたご質問にお返事しますね。


> 「動詞には他動詞と自動詞があるのさ」


> でよく納得できましたね?
> なぜ、これだけの情報で納得できたのですか?
> 意味がわからない。不思議だ。
> これで納得しちゃうほうが意味がわからない。


> どうしてこれで納得できたんでしょう?


う~ん。
たぶん、これもまた英語が苦手な人の脳構造の所為だと思います。


○ I go to school.
× I go school.


この疑問に対し
「どういう場合に前置詞が必要で、どういう場合に前置詞が不要なのか」
【その理由だけ】を知りたく思い、【それ以外の情報はあまり重要ではない】と思ってしまう所為です。


○ I go to school.
× I go school.


これですが「自然界?の働きのような自動詞の性質、他動詞の性質」を【全く】理解していなくても、


○ 他動詞+目的語
× 他動詞+前置詞+目的語
× 自動詞+目的語
○ 自動詞+前置詞+目的語


これだけ知っていれば、あとは辞書引いて自動詞か他動詞か調べるだけで、


○ I go to school.
× I go school.


この疑問は【正しく】解決できますよね。それだけを知りたいのです。
辞書引けば確実に答えが分かるので、「自然界の働き?のような、自動詞の性質、他動詞の性質」を知りたいとは考えなくはないのですが(後述)、知らなくても答えが出せるのであれば、重要だとは思わず、これで十分に納得できてしまうのです。


それに、
「自然界の働き?のような、自動詞の性質、他動詞の性質」を考えてしまうと、
返って、この種の疑問が解けない可能性すらあります。


例えば、
「私はその駅に着いた」と言いたい場合
○ I reached the station.
○ I arrived at the station.
「自然界の働き」を考えると、なぜ他動詞と自動詞の2種類で表現できるのか?
と考えてしまうんです。私のような英語アンポンタンの場合…。


もちろん、自然界の働きでも説明できるのですが、私のようなアンポンタンの場合、
自然界の働きを全く考えず、数学的に
○ 他動詞+目的語
× 他動詞+前置詞+目的語
× 自動詞+目的語
○ 自動詞+前置詞+目的語
こうなのだ、と習うだけで
○ I reached the station.
○ I arrived at the station
とはっきり十分納得できてスッキリするのです。
辞書引けば100%正解が出せてスゴク安心できるのです。




ただし、実際の話、
> 「動詞には他動詞と自動詞があるのさ」
で私は納得したあと、勝手に「なんで自動詞とか他動詞とかいう名前になっているのだろう?」と考えて
結論として「自然界の働き」みたいなのを自分ですぐに見つけてしまいました。


要するに、
「動詞には他動詞と自動詞があるのさ」
で納得できる人は
ワイルド★ダックさんが納得できるご解答(自然界の働き~)を、後で自力で見つけてしまうのです。
だから、ワイルド★ダックさんがご懸念のことは、苦手な人は後でほっといても知ることになります。
ご安心下さい。


ただ、残念ながら、それよりも
○ 他動詞+目的語
× 他動詞+前置詞+目的語
× 自動詞+目的語
○ 自動詞+前置詞+目的語
こっちののみで、十分に安心感を感じるのが私のようなアンポンタンの脳みそなんです。
だから、あえて(自然界の働きのような)自動詞他動詞の成り立ちをブログでも説明しなかったのです。
また、自分のマンガでは
「なんで自・他なんて名前がついているんでしょうね? 漢字に騙されないようにして下さい」
とさえ書いてあります。もちろんその理由を私は知っているわけですが、あえて書きませんでした。



理由は
○ 他動詞+目的語
× 他動詞+前置詞+目的語
× 自動詞+目的語
○ 自動詞+前置詞+目的語
これだけを覚えて欲しかったからです。


【↓ここが割と大事かもしれません】
アンポンタンは「(安心感を与えてくれてそれだけで100%正解が出せるのに)これを覚えるのでさえ大変」で、これすらなかなか覚えてくれないのです。



もちろん↑これは私の体験談です。



要するに
「アンポンタンが100%毎回正解を出すためのギリギリ最低限度の必要情報だけ」を私はお伝えしたかったのです。
“それすら覚えるのが困難”だからです。




以上が私がワイルド★ダックさんへお返事でした。
改めて読んだのですが、もう少し付け足したいなあ~次回付け足そうかなあ~?


この続きは来週月曜日でお願いします(※実際の更新は火曜日でした)。今週の木曜日は都合でお休みさせてください。
金曜日はいつもどおり文法授業を行います。どうぞよろしくお願いいたします。

2007年8月21日

反応の差と納得の差と説明の差(9)

すみません。昨日の更新予定が滞っていしまいました。
今日は何とか……


今回は、「納得」の総括をします。


I go to school. の説明問題について、
以下のようなことが言えるのではないでしょうか?


>----------------------------------------------------------
私が浪人時代に予備校の先生からいただいた説明
→私やたこさんはこれで納得する(した)
→[匿名]さんやわったさんは全く納得できない
→ワイルド★ダックさんは[これだけでは不十分]という理由で納得できない


[匿名]さんの説明
→私やたこさんは全く納得できない
→[匿名]さんやわったさんはこれで納得する
→ワイルド★ダックさんは納得できない(未確認)


ワイルド★ダックさんの説明
→私やたこさんは納得できなくはないが、必要以上の情報に感じられる(たこさんに関しては未確認)
→[匿名]さんやわったさんは納得できない(未確認)
→ワイルド★ダックさんはこれで納得できる

(未確認の部分を教えてもらえたらありがたいです)
>----------------------------------------------------------


「納得」に関しては、以上のような差がある、ということになると思います。


で! (ここがもしかしたら肝なのですが)


【こういうことも言える】と思っています。


>----------------------------------------------------------
私が浪人時代に予備校の先生からいただいた説明
→私やたこさんはこれで納得する(した)。だから私やたこさんは【万人がこれで納得する(できる)はずである】と思っている(本当は今の私はそうは思っていないが、少なくとも昔はそう思っていた)。
→[匿名]さんやわったさんは全く納得できない。だから[匿名]さんやわったさんは【万人がこれで納得する(できる)はずがない】と思っている。
→ワイルド★ダックさんは[これだけでは不十分]という理由で納得できない。だから、ワイルド★ダックさんは【万人がこれで納得する(できる)はずがない】と思っている。


[匿名]さんの説明
→私やたこさんはこれでは全く納得できない。だから私やたこさんは【万人がこれで納得する(できる)はずがない】と思っている。(本当は今の私はそうは思っていないが、少なくとも昔はそう思っていた)
→[匿名]さんやわったさんはこれで納得する。だから[匿名]さんやわったさんは【これで万人がこれで納得する(できる)はずである】と思っている。
→ワイルド★ダックさんは納得できない。だからワイルド★ダックさんは【万人がこれで納得する(できる)はずがない】と思っている。(未確認)


ワイルド★ダックさんの説明
→私やたこさんは納得できなくはないが、必要以上の情報に感じられる。だから私やたこさんは【万人が必要以上の情報に感じる】と思っている。(たこさんに関しては未確認。また、本当は私はそうは思っていないが、少なくとも昔はそう思っていた)
→[匿名]さんやわったさんは納得できない。だから[匿名]さんやわったさんは【万人がこれで納得する(できる)はずがない】と思っている。(未確認)
→ワイルド★ダックさんはこれで納得できる。だからワイルド★ダックさんは【万人がこれで納得する(できる)はずである】と思っている。


(未確認の部分を教えてもらえたらありがたいです)
>----------------------------------------------------------


要するに、
・納得のいく説明には差がある。
・「自分が納得いく説明」が、「他人にとっても納得いく説明である」とは限らない。
しかし、「[自分が納得いかない説明]は[他人にとっても納得いかない説明]に違いない。発言者が「納得した」と言っていても、それは何かの間違いに違いない」←と考えがち。


と言えるのではないでしょうか?
続きは木曜日です。

2007年8月27日

反応の差と納得の差と説明の差(10)

I go to school. の説明問題について、


わったさん、たこさん、そしてワイルド★ダックさんより確認のご連絡をいただきました。(また情報が追加次第ここのログは変更されます)
それを踏まえて前回のログを変更します


>----------------------------------------------------------
私が浪人時代に予備校の先生からいただいた説明
→私やたこさんはこれで納得する(した)
→[匿名]さんやわったさんは全く納得できない
→ワイルド★ダックさんは[これだけでは不十分]という理由で納得できない


[匿名]さんの説明
→私やたこさんは全く納得できない
→[匿名]さんやわったさんはこれで納得する
→ワイルド★ダックさんは納得できない


ワイルド★ダックさんの説明
→私やたこさんは納得できなくはないが、必要以上の情報に感じられる
→[匿名]さんは納得できない(未確認)
→ワイルド★ダックさんはこれで納得できる
→わったさんもこれで納得できる


(未確認の部分を教えてもらえたらありがたいです)
>----------------------------------------------------------


「納得」に関しては、以上のような差がある、ということになると思います。


で! (ここがもしかしたら肝なのですが)


【こういうことも言える】と思っています。


>----------------------------------------------------------
私が浪人時代に予備校の先生からいただいた説明
→私やたこさんはこれで納得する(した)。だから私は【万人がこれで納得する(できる)はずである】と思っている(本当は今の私はそうは思っていないが、少なくとも昔はそう思っていた)。
→[匿名]さんやわったさんは全く納得できない。だから[匿名]さんやわったさんは【万人がこれで納得する(できる)はずがない】と思っている。
→ワイルド★ダックさんは[これだけでは不十分]という理由で納得できない。だから、ワイルド★ダックさんは【万人がこれで納得する(できる)はずがない】と思っている。


[匿名]さんの説明
→私やたこさんはこれでは全く納得できない。だから私は【万人がこれで納得する(できる)はずがない】と思っている。(本当は今の私はそうは思っていないが、少なくとも昔はそう思っていた。)
→[匿名]さんはこれで納得する。だから[匿名]さんやわったさんは【これで万人がこれで納得する(できる)はずである】と思っている。(未確認)

→ワイルド★ダックさんは納得できない。だからワイルド★ダックさんは【万人がこれで納得する(できる)はずがない】と思っている。


ワイルド★ダックさんの説明
→私やたこさんは納得できなくはないが、必要以上の情報に感じられる。だから私やたこさんは【万人が必要以上の情報に感じる】と思っている。(たこさんに関しては未確認。また、本当は私はそうは思っていないが、少なくとも昔はそう思っていた)
→[匿名]さんは納得できない。だから[匿名]さんは【万人がこれで納得する(できる)はずがない】と思っている。(未確認)
→ワイルド★ダックさんはこれで納得できる。だからワイルド★ダックさんは【万人がこれで納得する(できる)はずである】と思っている。


(引き続き未確認の部分を教えてもらえたらありがたいです)
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要するに、
・納得のいく説明には差がある。
・「自分が納得いく説明」が、「他人にとっても納得いく説明である」とは限らない。
しかし、「[自分が納得いかない説明]は[他人にとっても納得いかない説明]に違いない。発言者が「納得した」と言っていても、それは何かの間違いに違いない」←と考えがち。


と言えるのではないでしょうか?


でですね………
Ψ(`∀´)Ψ
(1)わったさんが、英語がもともとおできにならなかった方だということを踏まえる
(2)私、たこさん、わったさんは「万人が納得する方法はないと思っている」
この2点を踏まえると、恐ろしいことが言えるのではないでしょうか。


「[自分が納得いかない説明]は[他人にとっても納得いかない説明]に違いない。発言者が「納得した」と言っていても、それは何かの間違いに違いない」←と英語が好きで得意な人ほど】考えがち。


ということは、
「[自分が納得いかない説明]は[他人にとっても納得いかない説明]に違いない。発言者が「納得した」と言っていても、それは何かの間違いに違いない」←と【普通の英語の先生】は考えがち。


ということは、苦手な人は自分が納得できない説明受けることが多く、その先生に苦情を言っても相手にしてもらえないことが多い、ということになり、したがってなかなか英語が苦手な人は成績が上がらないのではないか……?


続きは、来週の火曜日です(実際は水曜日になりました)。(今週は文法授業もお休みです)どうぞよろしくお願いします。

2007年9月 5日

反応の差と納得の差と説明の差(11)

またしても更新遅れて申し訳ありません。
今日から「説明の差」について考えたいと思います。
(といっても、納得の差とあまり変わらない気もするのですが)


もちろん例の I go to school. の説明問題についてです。


ここで我が母に登場してもらいます。
我が母は別に英語ができるわけではありません。ですが、なぜかドイツ語ができるのです。
母は若いころ、日本在住のドイツ人のお金持ちのメイドさんをやっていたのです。(そこのオタクは萌えないようにw)


そのドイツ人一家は、ちょうどお子さんが生まれたところでした。両親は子供にドイツ語を教え?ていました(我々が日本語を親などから教わった? ように)
母は子供の成長過程と同時にドイツ語を「実地で」覚えてしまったわけです。
そのおかげで、古くは東京オリンピック、最近では日韓ワールドカップのドイツ語通訳ボランティアをこなしました。


ここで問題です。
我が母は「ドイツ語文法」に詳しいでしょうか?


正解は、、、全く知らないw
それでも母はドイツ語がペ~ラペラなのです。


私は大学のとき第2外国語でドイツ語を取りまして、母にドイツ語文法についてよく質問に行きました。
しかし、全然教えてくれない。というか教えられない。逆に私が母に教えたくらいです。


実は実は、
これは単なる偶然なのですが、「ドイツ語と英語の文法は恐ろしく似ていた」のです。
もともと、英文法がほぼ完璧だった私は、ドイツ語文法と英文法があまりに似ていたことに驚き、笑いながら学習していました。


さてさて、我が母は、英語はさっぱりに近いくらいだめですが、さすがに、I go to school.の意味くらいは分かっていました。
そこで、私は母に尋ねました。


I go to school. にはなぜ to がいるのか? 
教えてくれますか?


と。


さあ、我が母はどんな説明をしたと思いますか? 続きは明日木曜日です。

2007年9月 6日

反応の差と納得の差と説明の差(12)

まず、今日は私の誕生日です!
ハッピバースデートゥミー~♪


I go to school. 説明問題に関して
我が母の返事をここで紹介しましょう。


:なぜ I go to school. には to なんて前置詞が入るの?


:それは仕方がないんじゃないの?


:は?


:付くんだからしょうがないじゃない?


:どういう条件下で付いたり付かなかったりするの?


:そういうのは個別に対応するしかないんじゃないかしら?
  たくさんしゃべればそのうち、そういうのって自然に身に付くようになるわよ。


:ふう~ん。じゃあ俺のように(英語を)しゃべりたくない人間はどうするの?


:???


:英語嫌いな人は、英語をしゃべりたくないんだよ。お袋の考えだと、しゃべらないと身に付かないんじゃないの?


:???


:お袋はドイツ語をしゃべらなくちゃいけない環境にあったから、ドイツ語をしゃべったのだと思う。だけど、普通の中学高校生が英語をしゃべらなくちゃいけない環境に身をおけると思う?


:英語に興味を持てば良いんじゃない?


:お袋とは思えない意見だなあ~Ψ(`∀´)Ψ
  嫌いなものをどうやって興味をもてるのだ?
  俺は英語が嫌いなんだよ!
  英語嫌い人間に「英語に興味を持て!」と言うのは、ドラえもんに「ネズミに興味を持て!」と言っているのと同じなんだよ!
  興味を持てるわけないじゃないか!
  だいいち、俺が英語に興味を持ったことがないのはお袋が1番よく知っているはずじゃないか!


:あ~そうねえw


:英語が嫌いなんだよ! できるだけ触れたくないんだよ!
  英語をしゃべるわけないじゃないか!
  そういう人はどうすればいいと思う?


:う~ん、そうは言っても触れるしかないのでは……


:だから触れたくないだってば! だいいち俺が触れたと思うかい?


:そういやそうねえ。
  じゃあそういう人は無理なんじゃない?


:俺はろくにしゃべってないけど、I go to school. になぜ to がいるか分かるし、to がないと間違いなのも分かるけどねえ~Ψ(`∀´)Ψ


:へええ~~~~なんでなの?


とまあこんな会話です。まだ続きがありますがひとまずはこんなところ。ここまでの感想があればぜひどうぞ!
この続きは月曜日。なお明日はいつもの文法授業です。

2007年9月10日

反応の差と納得の差と説明の差(13)

>ではでは、前回の続き。


こうだからだよ。


:ふ~ん


:分かる?


:分かることは分かるけど……


:納得いく?


:う~ん……


:やっぱ納得いかないかw(自分としては母が納得するわけがないと思っている)


:お前がこれで分かって納得したのは分かったわ。お前がそう言うのだからねえ。


:ふむふむ


:同じ人がお前だけでないのも分かったわ。そういう人がいるのも分かった気がするけど。。。


:けどなに?


:でも心底から納得したわけじゃないわ。やっぱ変! 納得できない


以上です。どう思いましたか?
私を良く分かっている我が母ですらこれです。
納得できない他の方なら、なおさら納得しないでしょう


次回は木曜日、いよいよ総括したいと思います。

2007年9月13日

反応の差と納得の差と説明の差(14)

さて、本日は「反応の差と納得の差と説明の差」の総括(前半)です。


まず「反応の差」
同じ問題でも、「楽勝に感じて、答えなどが簡単に出せる人」「分からなくて困ると感じる人」がいる。
ここここを参照


続いて「納得の差」
「分からなくて困ると感じる人」の疑問を解決するための説明を考えるに至り、
納得する説明には個人によって大きな差が出る
ここらへんを参照。


説明の差
「分からなくて困ると感じる人」の疑問が解決される説明は、「楽勝に感じる人」にはどうがんばっても納得してもらえない
ここを参照。


以上を踏まえて、私が考えているのはこういうことです。


1、納得する説明には大きな個人差がある。
2、「(その問題を)分からなくて困ると感じる人」は「納得する説明には大きな個人差がある」ということを認める。
3、しかし「(その問題を)楽勝に感じる人」は自分が納得する説明以外を認めない。


ということです。


ところで
大方の英語の先生は「(その問題を)楽勝に感じる人」ではないでしょうか?
とすれば、「自分が納得する説明以外を認めない」という人ではないか……?


と私は考えているのです。
私やたこさんの場合、少なくとも I go to school.説明問題では後付の理由付け「自動詞:他動詞」の説明でやっと納得できます
ところが大方の英語の先生は、それを認めてくれないのです。


たぶん、多くの英語好きの人
「なんでここにこんなのにこだわるの?」
「学術的過ぎるよ!」
「そんなの知らなくてもできるのに、必要ないのに、不思議だなあ」
「納得いくか! ボケ!」
などと思っているはずです。自分たちは楽勝であったからです。


そういう方が楽勝であった部分、
つまり「これ」↓
(I go to school. になぜ to が必要か?)
に対して
「私は疑問で仕方がなかった」
と言っても「ピン」と来るでしょうか?
おそらく一生「ピン」と来ないと思います。


で、ピンと来ない人ばかりが英語の先生になると思います。
ピンと来ない人が、私にこの疑問を納得させてくれる説明をすることができるでしょうか?
不可能ではないでしょうか?

だから、普通の英語の先生に習っていても、「英語の成績が悪い人は成績が上がらない」と私は考えているのです。


さてさて!
後半に向けて一言!! Ψ(`∀´)Ψ


>2、「(その問題を)分からなくて困ると感じる人」は「納得する説明には大きな個人差がある」ということを認める。
>3、しかし「(その問題を)楽勝に感じる人」は自分が納得する説明以外を認めない。


ここが面白いと思いませんか? 
<困る人>は「納得する説明には差がある」と思うことができるのに
<困らない人>は「納得する説明には差がある」と思うことができない
のですよ!
 
 
この辺を次回、月曜日に話して今回のシリーズを終わりにしたいと思います。
(実際の更新は火曜日でした)


なお明日(金曜日)はPM10:45からいつもの文法動画放送です。よろしく~。

2007年9月18日

反応の差と納得の差と説明の差(15)

今回は「反応の差と説明の差と納得の差」の最終回(かつ、総括の後半)です。


最後に残ってしまった話題を取り上げます。


あることに対し、
<それに疑問を感じて困る人は「それを納得するための説明には差がある」と思うことができるのに
<そのそもそれに疑問を感じないので困らない人は「それを納得するための説明には差がある」と思うことができない


これはなぜか? という話です。


・説明以前の問題である
・多数派少数派の問題
・そもそも大変不快だから考えたくない


・説明以前の問題である
そもそも疑問を感じないのです。疑問を感じないものを説明できますか?
ここを見て欲しいのです。文章題を簡単に解ける人が、「できない人に、どうすればできるか、を説明」できますか?


・多数派少数派の問題
<困ると感じる人>は少数派<困らない人>が多数派なんです。
くしくも、ここで「英語駄目人間さん」が
>自分以外にもこの文を疑問に思う人がいたみたいなので少しだけ気が楽になりました。
と書いています。
つまり、<困る人>は最初から自分は少数派だと分かっているのです。
それに対して<困らない人>は「そんなことで困っている人がいること」が信じられないのではないでしょうか?
少なくとも多数派です。
ですがそういう自覚すら普通はないと思います。<みんな同じだ>と思うのです。だから「自分の説明で(例外なく)誰しもが納得するはずだ」と思うのではないでしょうか?(実際は違うのに多数派なのは明らかなので無視できるのです)


・そもそも大変不快だから考えたくない
<そのそも「I go to school. に疑問を感じないので困らない人>はなぜこれで納得しないか?
これには「実に単純なこと」が絡んでいます。


彼らは「文法が嫌いだから、文法で考えることを嫌がる」のですヨw
そもそも彼らは「文法のこと」をまともに普通は考えてくれないんです。納得もへったくれもなく「最初からこんな文法のことを考えるつもりがない」んです。


私のような「英語嫌い人間」が「アルファベットが嫌いだから、アルファベットを見るのを嫌がる」のと同じです。
「嫌がるな!」って言っても無理なんですよ!


文法嫌いの彼らに「嫌がらずにこれを見て納得しろ!」と言うのは
ドラえもんに「嫌がらずにネズミを見て納得しろ!」と言ったり、私に「英語を見て納得しろ!」と言ったりするのと同じなのではないでしょうか?


「納得する気構え」が彼らには最初からないと思います。
そんな「嫌で不快なこと=文法を考えること」をしなくても、最初から疑問は解決しているのですから。
しかもこれは彼らにとってこれ(文法的な説明を熟読して納得するように考えること)は「嫌で、かつ、やらなくていい作業」。普通やるはずがない!w


ちなみに……
我々英語嫌い人間は「嫌で不快なこと=英語を学ぶこと」【嫌なのにやっている】のです。でないと受験が突破できないから。


ここに「大きな不公平感」を、英語嫌いな私としては、いつも感じずにはいられないのです。


以上が今回のお話でした。いかがでしたでしょうか?
う~んまだまだ書ききれなかったことがありますね~。機会があったらまた別の観点から書いてみたいです。


次回は木曜日に雑談を入れます。


来週の月曜日から新シリーズ行きましょう。どれがいい?
・英会話と英語嫌い人間
・得意な人の意見の功罪
・速読についての考察
・音読についての考察
どれがいいですか? リクエストがあったらそれにお答えします。では~。


(↓目次はこちら)
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