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苦手なりの受験英語!

 

2007年9月24日

苦手な人に薦める参考書(1)

今回は苦手な人向けの参考書について、少しばかり触れます。
あまり多くは書きませんのでご了承ください。


私の基本参考書姿勢


「役に立った参考書」というものは存在する。なんの教材もなしに学習などできっこないから。
しかし、「参考書の違いで成績が左右される要素」は、「それ以外の要素」に比べれば「おそろしく微々たる物」であると思う。
「どんな参考書を使うか」よりも「どんな姿勢で学習するか」の方が、あなたの成績を左右するはずである。
仮に「どんなに優れた参考書」を持っていようとも、「持っているだけで、それを使って学習しなければ」成績が上がらない。
「どんなに優れた問題集」を持っていても、「答えを写すだけ」などの使い方をするのであれば、効能など「ないに等しい」。
繰り返す!
「どんな参考書を使うか」よりも「どんな姿勢で学習するか」の方が、あなたの成績を左右するはずである。


「ずば抜けた効能がある参考書」などない


英語が嫌いな人で、急に成績を上げたい人に顕著に見られる傾向がある。
それは
「あっという間に成績があるような、実力が付くような、しかもできれば楽にできそうな参考書を探す」
という傾向である。
「私」も例外ではない。受験を控えた高3のときの私は慌てて探したものである。


それ【らしい】ものは簡単に見つかった。しかしそれは
「あっという間に成績があるような、実力が付くような、しかもできれば楽にできそうに見える【だけの】参考書」
であった。実際にはまるで成績は上がらない。実力は付かない。思ったよりも苦しい、という本であった。
その「少しやればいいように見えた参考書」は「覚えたつもりになるだけの本」であった。その知識を使った練習問題を解くと全然解けない。
⇒要するに、練習量が必要なのにそれがない!(でも広告文句は「これで十分!」とうたっている。つまり私はそれにだまされたわけである)


「あっという間に成績があるような、実力が付くような、しかもできれば楽にできそうな参考書」……そんなものあるわけがない!
というのが結論である。「それを認める」ところから苦手な人は出発しなければならない。


人気のある参考書や有名な参考書が苦手な人にとって役に立つ参考書である確率は少ない。


私がこのブログでも散々書いているが「英語が得意な人の考え方」と「苦手な人の考え方」を大きく異なる。
だから、「得意な人のやり方でやるから苦手な人はいつまでも苦手だ」と書いてきた。
ところで、人気がある参考書や有名な参考書はどうして出来上がるだろうか?
「英語の得意な人が薦めるから」ではないだろうか?
英語が初めから得意な人が薦める参考書である。


「英語が初めから得意な人が薦める参考書」が「苦手な人に役立つ本」である確率はどれほどであろうか? 恐ろしく少ないはずである。

<英語が得意な人が使って良かった本>を<(英語が嫌いでしょうがない代表例の)私>が使った場合、「おお! すばらしい! よくわかる~」と思った本は何1つ存在しない。有名な本は私に言わせれば「なんじゃこりゃ?」と思うものばかりである。
つまり、<人気があって有名な本>は「英語が嫌いな人にとってはマイナスポイント」である。
<にもかかわらず、「英語が苦手な人は、できるだけ人気があって有名なものばかりやりたがる」という傾向がある。全く正反対のはずだ! 私にはこれが不思議でならない!>

逆に得意な人から「なんじゃこれ?」と言われるような本こそ、苦手な人に役立つ本であると思う。


実際、浪人のころはそういう以上のような基準で考えていた。
浪人のころ、私は英語に関して言えば市販の参考書はほとんど使わなかった(予備校のテキストがほとんど)であった。
しかし他を全く買わなかったわけではない。


買ったものは


・できるだけ分厚く、やるのに時間がかかりそうで
・無名で
・周りにいるたくさんの得意な人に「なんじゃこれ?」と散々にけなされまくった

という参考書である。それらは苦手な私には大いに役立ったのである!
ちなみにそれらは現在絶版である。(上記が人気がある本にみえるであろうか?)


ちなみに私の予備校選びの基準も同種のものであった。「有名」でない、というのが1つの基準であったのだ。


だから、私は偏差値30.5から学習しても、67.5になって、合格したのである。


次回は木曜日の更新です。

2007年9月27日

苦手な人に薦める参考書(2)

苦手な人に薦める「文法問題集」基準


まず前回まとめたことを踏まえる。
・できるだけ分厚く、やるのに時間がかかりそうで
・無名で
・たくさんの得意な人に「なんじゃこれ?」と散々にけなされまくる


こういう本であるのが苦手な人には望ましい
その上で「文法問題集」について考えよう。


文法問題集の場合は以下の基準がさらに加わる。


(1)選択式の問題集は不可(鉄則)
「(1)~(4)から選べ」というような文法問題ばかりあるものは不可である。「文法」を考えず「カン」で解こうとするから。
この基準を踏まえると、ほとんどの文法問題集が選ばれなくなる。
本当に「選択式(しかも概ね4択)ばかりのもの」が圧倒的多数を占めている。


(2)問題数が少ないものは不可
問題量が多い分には問題ない。しかし明らかに少ないものがある。「文法問題集」は演習をさせるのが目的なので、問題数が少ないものは選べない。


(3)解答と説明が同じページ見えるようなものもできれば避けたい。
見開きの右横に解説が書いてある文法問題集がある。これじゃあ「答えを見ながらやれ」と言っているようなものである。特に苦手な人の場合はほっとくとそうしてしまう。
(ただ、恐ろしいことに[英語が得意な人は答えを見ながらやって、文法を身につけようとする]のである。しかもこれで彼らの場合はある程度身についてしまう。しかしある程度なはずである。その証拠に彼らは文法が嫌いだし、文法の話をすると逃げ出す。これは[文法がちゃんと身についていない証拠]である。
(ただし、[いつも誤解されるのでここでも書くが]、得意なやつは文法なんかやらんでよろしい。やるな! 「苦手なやつは文法をやれ」と私は言っているのである)


(4)「解説が詳しくないから苦手な人向きではない!」という低評価があるものが、苦手な人向けなはずだ!
よく「解説が詳しくないからこの文法問題集は苦手な人向きではない!」なんて書いてある文法問題集のレビューを見ると俺はせせら笑う!
Ψ(`∀´)Ψ

「お前、英語得意でしょ? お前が文法を知らないだけだろ!? 違う?」
と感じる。大方の英語が得意な人は文法が嫌いで苦手なのだ! もし文法に詳しくないのに文法問題集を批評しているとしたらどうでしょう。でも多くの場合そうなのではないかと思います。
 そもそも「問題集」なのだから、解説が詳しいはずがない。にもかかわらず「文法問題集に詳しい解説を求めている」ので、私はそれを笑ってしまうのである。解説を求めるなら問題集ではなく「文法解説書」にそれを求めるべきである。


 私は文法の学習は「解説書を読んでから問題集を解くもの」だと思っている。しかし大方の得意な人はそうしない。こうするのである。
だから、苦手な人向けの良い文法問題集は、世間の評価が低いに決まっている!
というか(何度も書いているが)俺は「得意な人から これはいい参考書だ! と言われてやってみて、良かったものなどただの1つもない!」


だから繰り返す!
「解説が詳しくないから苦手な人向きではない!」という低評価があるものが、苦手な人向けなはずだ!


これによって生き残った文法問題集は以下の2つである。


基礎からよくわかる英文法問題集
基礎からよくわかる英文法問題集
綿貫 陽 著(旺文社)
ISBN-10: 4010361212
ISBN-13: 978-4010361214
735円(税込)


(1)選択式の問題集は不可(鉄則)……○ OK!
(2)問題数が少ないものは不可……○ OK!
(3)解答と説明が同じページ見えるようなものもできれば避けたい。……○ OK!初めから別冊だ!
(4)「解説が詳しくないから苦手な人向きではない!」という低評価があるもの……○ OK! 低評価が付いている! これが苦手な人にとって良い証拠に他ならない


シグマ基本問題集英文法―新課程版
シグマ基本問題集英文法―新課程版
文英堂編集部(文英堂)
ISBN-10: 4578011062
ISBN-13: 978-4578011064
777円(税込)


(1)選択式の問題集は不可(鉄則)……○ OK!
(2)問題数が少ないものは不可……○ OK!
(3)解答と説明が同じページ見えるようなものもできれば避けたい。……○ OK!初めから別冊だ!
(4)「解説が詳しくないから苦手な人向きではない!」という低評価があるもの……× 残念ながら低評価が付いていないが、単に有名じゃないからであろう。


<注意>
以下、誤解を恐れず書いてみる
上のお勧めを見て、「私の推薦だから良いに違いない」と思って無条件で買う人がいるとしたら、すまない。私はそういう方を心底軽蔑する。バカの証拠ではないかと思う。キチンと本屋に行って手にとって確かめて、内容や量を吟味し、納得してから買うこと! そうでなければ買うな! 苦手といっても色々あるからだ。上で薦めた本は「苦手の多く」にとって良いのでは? と思っているものにすぎない。苦手の中にも例外はいくらでもある。例えば、今の私の有料授業を受けている生徒には上記は絶対に薦めない。彼には絶対合わないであろうから。
もちろん「得意な人にもまず薦めない参考書である」ことも明記しておく。
ちなみに<英語が好きで得意なやつらのお勧め>を素直に買う苦手な人は<それ以上のスーパー大バカ>だと思う。


なお1番のバカは「今やっている参考書は、○○のお勧めに載っていにないから、お勧めの本に変えよう」とする人だと思う。ウルトラスーパーハイグレードデラックスギガバカだと思う。少なくとも今の時期に変えようとするなら、やめたほうがいいと思う。その証拠に「いやあ~このお勧めの参考書に変えてよかったです。やっぱお勧めにない参考書はだめですね」といった書き込みがある受験掲示板を探してみよう。1つもないはずである。参考書に差なんてそんなにない。変えたところで、その参考書にあなたが望むほどの効能があるはずがない。それより変えないほうがまし! 少しでも蓄積があるのだから。だからむしろ変えるほうが失敗するのである。


明日はいつもの文法授業。この話の続きは来週の月曜日です。※実際は火曜日になりました

2007年10月 2日

苦手な人に薦める参考書(3)

※更新が1日遅れました。申し訳ありません。


苦手な人に薦める「文法解説書」


そもそも「文法解説書」とは何か?…とよく聞かれることがある。


ややこしい文法を「筆者がわかりやすかろうと思った形」で解説している参考書。解説がメインで、確認問題程度の問題が少々付いているものもある。文法を単元ごとに「分かりやすい口調」などで、説明している本


である。
なお「名前にだまされてはいけない」。「英文法解説」というロングセラー本があるが、これは文法解説書ではなく「文法書(文法の辞書)」である。あくまで中身を見て判断すること。


文法解説書は「文法の基本事項を分かりやすく」がテーマである。したがっていわゆる「重箱の隅を突っつくような例外細目」については触れていない
例外細目は「文法解説書に求める」のではなく「文法書(文法の辞書)」に求めるべきであると思う。


基準


基本は「自分が苦手なもの」がきちん説明されていて、読んで分かるか? である。
間違っても「有名か有名でないか」という基準ではない
何度も言うが、有名な参考書は「得意な人の評価が高い場合」有名になる。
であるなら、有名なものは苦手な人向きではない場合が多い。
とにかく世間や他人の評価など無関係。
基準は「世間」ではなく「自分」にあることを忘れてはならない。


以下にとりあえず書いてみるが、「私」の基準でしか選んでいない。
私は相当英語が苦手であったので、「苦手向きのものを」という意識はしている
ただ苦手にも色々ある。苦手であっても下記のものが合わないことも十分ありえるだろう。
だが、得意な人が選んだものよりはまだ、苦手な人に合う確率は高いだろう。


高校これでわかる英文法
高校これでわかる英文法―基礎からのシグマベスト
文英堂編集部著(文英堂)
ISBN-10: 4578010856
ISBN-13: 978-4578010852
1575円


説明も分かりやすく、文法事項の網羅率もとても良い。
気になる点が2つ。その1つは単元の説明ページが分かれてしまっていること。例えば関係詞(1)の説明ページと関係詞(2)の説明ページの間に、「他の単元の説明ページ」が入っている。2つめは、接続詞の説明で「等位接続詞」をなぜか「対等接続詞」と呼んでいること。逆に気になるのはこの2点ぐらいである。


英文法講義の実況中継・上
大学入試 英文法講義の実況中継(上) <画像は上のみ>
山口俊治著(語学春秋社)
上巻データ
ISBN-10: 4875685270
ISBN-13: 978-4875685272
1050円
下巻データ
ISBN-10: 4875685289
ISBN-13: 978-4875685289
1050円


講義口調で分かりやすく書かれている。あらゆる単元を網羅している。
注意点:単元によっては、「基本事項の説明が省かれて、応用のみが説明されている」場合がある。


英語をはじめからていねいに・上
安河内の 英語をはじめからていねいに(上)<画像は上のみ>

安河内哲也著(ナガセ)
上巻データ
ISBN-10: 4890852123
ISBN-13: 978-4890852123
1260円
下巻データ
ISBN-10: 4890852131
ISBN-13: 978-4890852130
1260円


基礎の基礎から書かれて、全ての単元を網羅している。
注意点:「関係詞」の説明が(私の基準からすると)不十分。表をつけるなどして、関係詞にはもっと念入りな説明があって欲しかった。関係詞は苦手な人が理解に苦しみ間違えやすく、苦手な人には大変な大事な部分であるから。
あと(個人的には)コラムで「英語を好きになれ!」と言っている点が大いに気になる(英語嫌いに「英語好きになれ!」と言うのは、ドラえもんに「ネズミを好きになれ!」と言っているのと同じである)。
 逆に言えば、それ以外はよくできていると思う。




私が制作した英文法解説書マンガで覚える英文法 第1巻[自動詞・他動詞/関係詞]
マンガで覚える英文法(全14巻 ※2009年6月完結)<画像は1巻のみ>
マウスバード著(同人誌)


各巻300~500円(ほとんど500円)
英語でオチこぼれて苦しみまくった私が、「過去の私のために作った本」。【この本があれば私はオチこぼれずに済んだはずだ】。昔の私のように飛びぬけて英語ができない人のために描いている本。
注意点:一般書店では販売していない。ネット通販で買える(全14巻が2009年6月より買えるようになった)。コミケでは例文がオタク的な「オタクバージョン」が買える。
ただし、Softbank携帯であれば「ケータイ漫画」として12巻まで読める。「アルク語学コミック」(携帯の検索で探すと早い)というサイトからダウンロードする。「マンガで覚える英文法」は大学受験向けの作品。携帯サイトに紹介されている「おばかさんダリオの話すための英文法」は別著者で、会話用の別作品であることに注意。


続きは木曜日です。

2007年10月 4日

苦手な人に薦める参考書(4)

文法書(文法の辞書)


基準


そもそも、「文法書(文法の辞書)」は、「辞書」なので、
 ・重箱の隅を突っつくような細かい内容
 ・(難解?な)文法用語の正確な説明

この2つが載っている本を言う。
辞書だから当然『とてつもなく分厚い本』である。


使い方だが、あくまで「辞書」なので、辞書的に使う
例えば勉強中に「知らない文法用語」に出くわしたとき、その「文法書(文法の辞書)」の後ろのページの「さくいん」を使って、その文法用語の意味を調べるのである。
 けっして「頭から読む本」ではないと私は思うし、井川師匠からもそのように教わった。


徹底例解-ロイヤル英文法-徹底例解-ロイヤル英文法-
綿貫 陽, 須貝 猛敏, 宮川 幸久, 高松 尚弘, マーク・ピーターセン 共著(旺文社)
ISBN-10: 4010312785
ISBN-13: 978-4010312780
1890円


「重箱の隅の突っつき率」がNo.1の書籍。
「難解?な文法用語が多数ちりばめられている」ので、「文法嫌いな英語好きな方」には敬遠される傾向がある(大笑)w
もちろん、だからこそ逆に、私のような文法オタクにはバイブル的存在になっている。文法用語を全く不快に思わないため。私はこの本が大好きだw(^▽^)♪
「この本で紹介されていない受験英文法は存在しない」とほぼ言えるくらい、概ねあらゆる英文法の情報が網羅されている。


総合英語 Forest総合英語 Forest
墺 タカユキ, 石黒 昭博共著(桐原書店)
ISBN-10: 4342010208
ISBN-13: 978-4342010200
1523円
この本は「重箱の隅の突っつき率」がロイヤル英文法ほどは良くない。
しかし「受験で普通必要な程度の細かい文法」はだいたい網羅されている。
この本が良いのは「分かりやすさ」である。関係詞も割と上手く説明されている(だからお勧め!)。
普通「文法書(文法の辞書)」は「難解?で当たり前」なのだが、これは違う!
「文法書(文法の辞書)」なのに【非常に説明が分かりやすい本】なのである。


余談:
(1)「部分的には、ロイヤル英文法よりも細かい英文法細目が載っている文法書(文法の辞書)」も存在する。しかし「そこまで細かい文法事項は受験英語では要求されていないだろう」という判断で今回のお勧めには入れていない。また「あくまで部分的にロイヤルより細かい事項が(少し)載っている」わけで、「受験英文法の全体的な網羅率」を考えるとその本はロイヤルよりパーセンテージが悪くなってしまう。ロイヤル英文法は99.99%過不足なく網羅されていると思うので、こちらをお勧めとする。
(2)「苦手な人向け」ではなく「得意な人向けな文法書(文法の辞書)」と私が考えている本もある。それは先に少し紹介した「英文法解説」である。この本は「関係詞の説明が少ない」という特徴がある。英語得意な人は関係詞が得意なので、得意な人には全く問題がない。むしろ得意な人にはちょうどいいだろう。だから苦手な人向きではないのだ。またこの本は「ロイヤル英文法の説明文」ほど難しい文法用語が出てこないという特徴もある。得意な人は文法用語が嫌いなので、「ロイヤル」より「英文法解説」のほうが好みなはずである。
 無論、私は「文法オタク」なので、文法用語が多数ちりばめられた「ロイヤル英文法」のほうが分かりやすく、ロイヤルのほうが好みなのである。


明日はいつもの文法放送。次回はちょっと合間があきます。(実は……ちょっと10日ばかり入院するんです。私は鼻が悪く、手術をすることになったのです)
次回は、再来週の10月18日(木)から更新します。
それでは~~~(^^)ノしばらくお待ちください~★

2007年10月18日

苦手な人に薦める参考書(5)

はい。どうもご無沙汰です。
無事、手術より戻ってまいりました。でもまだ鼻から血が、、、、トホホ…w


では、続きを行きましょう。今回は、英文読解編です。


基準
文法の説明が詳しいこと
長文であること


「文法の説明が詳しいこと」←こちらは言わずもがなとします。
問題は「長文であること」←こちらのほう。
せいぜい「5、6行ぐらい」の英文解釈をさせるような参考書が世の中にはあります。
その中には、明らかに初学者向けで、良かろう、と私が思うものもあります。
でも、私はあまりそれを好ましくは思わないのです。
なぜなら、<<現在の受験英語は「5、6行ぐらい」の英文解釈をさせる問題が、ほとんど出題されない>>からです。


「苦手な人は5、6行ぐらいの英文でもアップアップ」なのですが、実際受験で出題されるのは、20~30行ぐらいの英文かそれ以上長い英文なんです。
だから私は「苦手な人でも20~30行ぐらいの英文解釈に慣れなければならない」と思っているのです。


大学入試―瀬下英語入門講義の実況中継(上)大学入試―瀬下英語入門講義の実況中継)<画像は上のみ>
瀬下 譲 著 (語学春秋社)
(上巻データ)
ISBN-10: 4875682565
ISBN-13: 978-4875682561
1050円

(下巻データ)
ISBN-10: 4875682573
ISBN-13: 978-4875682578
1260円


丁寧で詳しい説明が良い。
苦手な人は英文の和訳例を必ず書かなくてはならない」という主張も良い。
苦手な人は、このくらいゆっくり英文の和訳制作をして欲しいと思う。




"毎年出る"頻出英語長文-改訂版"毎年出る"頻出英語長文-改訂版
松村 洋著(日栄社)
ISBN-10: 4816801804
ISBN-13: 978-4816801808
893円


全ての英文に説明が書かれている。
文法に則る詳しい説明がされている。
約30もの長文が収録されている。「長文読解量を増やすのにもってこいの本」である。
終わりの方に進めば進むほど難易度が上がってくる。
苦手な人のみならず、中級者にも使える。(ちなみに初級者は最初のほうでも難しく感じ中級者以上は最初のほうはやさしく感じるが途中から難しく思うようだ)
なお、「頻出 やさしめ英語長文」という同社のシリーズ本があるが、こちらは私のお勧めにはならない。やさしすぎて大学受験レベルとは思えないからだ。短大や英語がやさしい大学受験生には良いかもしれないが、、、私にはやさしすぎて身にならなく感じてしまうのである。


明日はいつもの文法授業。この続きは月曜日です。(たぶん総括になると思います)

2007年10月22日

苦手な人に薦める参考書(6)

単語帳と熟語帳が残っていますが、これは省略します。
本屋で自分で手にとって「自分が覚えやすい」と感じたものがお薦めになります。


さて、じゃあまあ総括。
私は「参考書について」は本当にあまり重要視していません。
参考書に頼る傾向は本当によくないと思います。
今回の「苦手な人に薦める参考書」というシリーズですが、
(1)と、この(6)を読んでいらっしゃるでしょうか?
おそらくは、(2)~(4)だけ読んで、それを購入の参考にしようとしているだけの人がほとんどだと思います。
ひどいのは、「私の薦めだからという理由だけでその薦めにある本を買おうとするやから」ですかね~。


苦手な人は藁をも掴む気持ちで参考書に頼ろうとするんでしょうか?
たぶんそうなんでしょう。私も昔はそうでしたから。。。。

せっかく、ここ(つまり(6))を読んでくださっている方のためもう少し注釈しておきましょう。(あくまで意見です。念のため)


文法問題集…1冊で十分です。それ以上やらないでください。
文法解説書…何冊あってもいいです。ただし中心となるものは決めてください。
文法書(文法の辞書)…こちらこそ、いくつあってもかまいません。
英文解釈…今回取り上げたものだけじゃあ、全然、量が足りません! 英文解釈はとにかく「量」に比例します。たくさん読まなくてはなりません。
(私も予備校でどれだけの量の英文解釈をしたことか!!!)


がんばってくださいね。


次回は雑談です。木曜日の更新予定。
レギュラーの話題は来週の月曜日から行います。「音読」の話にしようと思っています。
それでは~★


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