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苦手なりの受験英語!

 

2008年5月19日

色んな意味で仮定法の謎(1)

色んな意味で仮定法の謎今回から新シリーズ色んな意味で仮定法の謎を始めます。
仮定法についてあれこれ書こうと思っています。


今日は話の枕です。
もう10年ぐらい前の話です。某テレビ番組で小耳に挟んだ話です。
何かの情報番組(たぶん「噂の東京マガジン」)の1コーナー(たぶん「今週の中吊大賞」)でのことです。ある人(たぶん井崎脩五郎)が、ある雑誌の記事についてこう言っていました(正確な記述ではない)。


「この雑誌の『英語の達人に聞く! 英語のコツ!』と題された記事によると、『英語の文法は仮定法だけやればあとは必要ない!』そうである


これを私は聞き流していました。
というか、聞きながら
ははあ、なるほどフザケるな!\(`0´ )/=3」
と思いました。
 「感心した」のと同時に「怒りがこみ上げた来た」のです。


・「なるほど」と思ったのは、「英語の達人ならそう思うだろう」と私は思ったからです。
・「フザケるな!」と思ったのは「英語の苦手な人には当てはまらないんだよ!
\(`0´ )/=3」と私は思ったからです。


仮定法はいろいろな意味で話題に出来る話だなあ、と思い今回取り上げてみました。
どうぞよろしくお願いします。


次回は木曜日の更新予定です。


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2008年5月22日

色んな意味で仮定法の謎(2)

色んな意味で仮定法の謎今日は「英語好きな人」と「仮定法」との『関係』について軽く触れます。


英語が好きで得意な人の大半は文法が嫌いだ、というのが私の説です。
で、英語好きな人の大半は文法の中でも「仮定法」は1番嫌いなのではないでしょうか?


 たぶん英語が好きで得意な人の大半は「仮定法」という名前を聞いただけで逃げ出すような気がします。


まずは「なぜ英語が好きな人の多くは仮定法が嫌いなのか」というのを考えたいのです。


その理由の1つは単純に「得意な人は仮定法の問題を間違えまくるから」というものです。
↓私のこのブログのかなり初期に作ったログです。
参考:【分析】英語が得意な人が難しく感じる問題

このように、彼らは「英語が得意であるにもかかわらず」「仮定法の問題は間違ってしまう」のです。
なぜ間違ってしまうのか、についてはもう少し後の連載で書きたいと思います。


もっと「背景」を考えたいと思っています。
大胆な仮説を考えました。


英語が得意な人は「もし~ならば」という仮定を考えること自体が苦手なのではないか?


中でも、(それこそ仮定法を使わなければならない場合なのですが)、現実にはありえない仮定を想像することが苦手なのではないか?
と思っているのです。


例えば
・(1)もし、彼が生きていたら
・(2)もし、空気がなかったら
・(3)もし、英語が嫌いであったなら


といった発想です。↑こうした仮定を考えること(特に英語好きな人が(3)について考えること)が、もしかしたら英語好きな人はものすごく「嫌」なのではないかと思ったのです。


というのは↓このログの反応が割りに良かったからです。
【分析】(得意な人は気づかない)英語がますます嫌いになるポイント


英語好きな人は、それを嫌いなものに当てはめて考えてくれないのです。


ちなみに英語嫌いな人はよくこういう「仮定」を考えるんですよ。
 ・(3)もしも、英語が急に得意になれるなら
 ・(4)もしも、英語が得意であったなら
 ・(5)もしも、英語がなかったら


私が中学・高校生だった頃、私はどれだけ(3)(4)(5)を想像したことか…英語が苦手な人は現実にはありえない仮定を想像することが得意なのではないか?と思っています。


このような個人レベルの問題はともかく、
英語が得意な人は「現実にはありえない仮定」を考えることが「苦手・嫌い・普通しない」のではないかと、私は考えています。
どうでしょうか?


続きは月曜日です。なお明日はいつもの文法放送です。


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2008年5月26日

色んな意味で仮定法の謎(3)

色んな意味で仮定法の謎では、初めから得意な人はなぜ仮定法が苦手なのか? を今回は考えたいと思います。
まず2つの例を提示したいと思います。


1つ目の例ここで出した例(関係詞の問題)
 次の(   )に入ることが出来る単語を次の中から選びなさい
This is the place (  )she likes.
(1) which
(2) where
(3) what


2つ目の例は先にも出したここの例(仮定法の問題)
 次の(   )に入る適切なものを選びなさい
If you (  ) your best, you would have passed the examination.
(1) will do
(2) do
(3) did
(4) had done


いかがでしょう。やってみてください。




正解は1つ目は(1)のwhichです。(2)のwhereではありません。
   2つ目は(4)の had done です。
初めから得意な人は、1つ目の答えはなぜか「なんとなくわかる」、しかし2つ目はなぜかたいてい「間違ってしまう」のです。
これがなぜなのか? ということを考えたいのです。


初めから得意な人は
1つ目の例は「違和感」で答えが分かる
2つ目の例は「違和感」で答えが分からない
のです。


初めから得意な人の場合、文章そのものを暗記します。単語を1つずつ暗記しません。
ここでも書きましたが、初めから英語が得意な人は、単語1語の意味を覚えるより、例文を覚えるほうが楽なのです。
初めから得意な人の中には「文を丸ごと【無意識に】覚えてしまう人」さえいます。苦もなく、すんなりと。


1つ目の例で言えば
(1)This is the place which she likes.……のようなを記憶している
(2)This is the place where she likes.……のようなは頭に入っていない
(3)This is the place what she likes.……のようなは頭に入っていない
したがって、この場合、記憶にある同じパターンと「which」なはずだと「なんとなく」分かり、答えと分かるのです。


では、2つ目の例はどうでしょうか?
実は、初めから得意な人は↓こうなのです。
(1)If you will do your best, ……のようなを記憶している
(2)If you do your best, ……のようなを記憶している
(3)If you did your best, ……のようなを記憶している
(4)If you had done your best, ……のようなを記憶している
そうなのです。この場合、(1)~(4)のどの形も頭に入っているのです。
時制によってどのパターンもありえるのです。
彼らは「例文(だけ)を覚えている」のであって、それが何時制であるのかをほとんど気にしていないのです。
(したがって、「時制」という文法事項も彼らは苦手です)
そして、「仮定法」というのはその「ただでさえ苦手な【時制】を狂わせて使う用法」なのです。
混乱することこの上ない! (1)~(4)でどれが一番見かけるパターンだろう? などと考える人もいるでしょう。そうしたら正解の(4)が選べない。(4)のパターン頻度は多いほうではないからです。


したがって「得意な人は、仮定法の問題でよく間違ってしまう」のです。


ここで、もう1つ大胆な私の仮説を発表します。
覚悟はいいですか?w


仮定法は、本当に「時制」を気にしなければならない文法なのですが、
初めから得意な人は「時間的な概念を考えるのが嫌い過去と現在とのつながりを考えるということがあまりない」のではないかと思うのです。


もしかしたらなのですが、↓これと大きく関係があるのではないかと疑っているのです。


英語好きな人と英語嫌いな人の法則(3)
英語好き」は歴史嫌い・苦手
一方で
歴史好き・得意な人は「英語が嫌い


歴史が嫌いな人は「過去」を思い測る、なんてマネはやりたくない筆頭なことなのではないか?
だから、過去かどうかとか考えなければならない仮定法が彼らにとっては不快でしょうがないのではないか?
と最近私は考えているのです。


どうでしょうか……?


次回からはしばらく?「仮定法の基本用法をネット上で講義」します。文法講座ですねw
次回は木曜日です。


(↓目次はこちら)
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2008年5月29日

色んな意味で仮定法の謎(4)

色んな意味で仮定法の謎では、[仮定法]のネット上講義に行きましょう。


まず、仮定法を一言で言えば
「現実的にありえないことを仮定する場合、時制が1つ下がる」
これだけです。
仮定法が楽勝な私からすれば簡単なんですが、仮定法が苦手な人はなぜかこの反応ができないみたいですね…


今日は、「仮定法過去」のお勉強をしましょう。準備はいいですか?
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「仮定法過去」
<公式(1)>
If A [過去形V]~, B would [原形V] ….
               could
               might
               should

もしAが~ならば、Bは…だろう。


過去でも意味現在
※ [過去形V]のところが[be動詞]の場合、仮に主語が I や she, he などでも、原則「were」になる。
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<例文>
If I had a lot of money, I would buy the personal computer.
  A [過去形V]~    , B would [原形V] …        .
(もしたくさんお金を持っていたら、そのパソコンを買うんだけどな)


注意! 結構後半(この場合、I would buy the personal computer)の助動詞(この場合 would)が大事です。
後半に would のような助動詞の過去形があると、「あ! この文章は仮定法なんだ」ということが確定します。


ここで2つのことを頭に思い浮かべます。
・「実際にはありえないことを仮定しているんだ!」
・「時制が1つ下がるんだ」
この2つです。


ここまで良いですか?


ではあらためて↓前半を見てください。


If I had a lot of money,


had」と過去形になっています。しかし仮定法の文章ですから、時制が1つ下がっているのです。
は「過去形」ですが、意味は「現在」です。
つまり、
If I had a lot of money,の意味は
 ×もしたくさん(あのとき)お金を持っていたら
 もしたくさん()お金を持っていたら
となります。(過去形のクセに)


ここまでよろしいでしょうか?


で確認になりますが、「このとき、この人(I)はお金をたくさん持っていない」のです。
なぜなら「仮定法は実際にはありえないことを仮定する場合」に使うからです。
---------------------------------


では次の問題をやってください。
次の(    ) に適切なのは 選択肢 a, b のどちらかです。正しいほうを選びなさい。


(1) If you(  )right at that point, you will arrive at the station.
a, turn b.turned


(2) If you (  )right at that point, you would arrive at the station.
a, turn b.turned


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違いは1箇所だけです。後半の助動詞が (1)はwill で (2)はwould ですね。


(1)の will は「仮定法では使わない」でしたね。だから(1)は仮定法の文章ではない
したがって(1)の正解は a, turn。
 (あの地点でもし右に曲がればその駅に着くだろう)
★仮定法ではないので「あの地点で右に曲がれる(可能なことを想定している)」ということを理解してください。


(2)のwouldは「仮定法では使う」のでしたね。だから(2)は仮定法の文章
したがって(2)の正解は b, turned。
 (あの地点でもし右に曲がれればその駅に着くのに)
仮定法なので「あの地点で右に曲がれない(不可能なことを仮定している)」ということを理解してください。


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という具合に使い分けるのです。よろしいでしょうか?


次回は仮定法過去完了についてお話します。
明日はいつもの文法放送、この続きは月曜日です。


(↓目次はこちら)
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2008年6月 2日

色んな意味で仮定法の謎(5)

色んな意味で仮定法の謎今回も、前回同様ネット上講義です。
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まず、前回の確認。
仮定法を一言で言えば
「現実的にありえないことを仮定する場合、時制が1つ下がる」
これだけです。
仮定法が楽勝な私からすれば簡単なんですが、仮定法が苦手な人はなぜかこの反応ができないみたいですね…


今日は、「仮定法過去完了」のお勉強をしましょう。
前回よりも少し難しいです。準備はいいですか?
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「仮定法過去完了」
<公式(2)>
If A [had +過去分詞]~, B [would have 過去分詞] ….
                     could
                     might
                     should

もしAが~だったならば、Bは…だっただろう。


過去完了でも意味過去
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<例文>
If I had had a lot of money, I would have bought the personal computer.
  A [had +過去分詞]~, B [would have 過去分詞] ….
(もしたくさんお金を持っていたら、そのパソコンを買ったんだけどな)


注意! 結構後半(この場合、I would have bought the personal computer)の助動詞(この場合 would)が大事です。
後半に would のような助動詞の過去形があると、「あ! この文章は仮定法なんだ」ということが確定します。
 そして、前回と違って、今回は would の次に have +過去分詞 が続いています。ここにも注意です。


仮定法であることは確定しているのですから、ここで2つのことを頭に思い浮かべます。
・「実際にはありえないことを仮定しているんだ!」
・「時制が1つ下がるんだ」

この2つです。


ここまで良いですか?


ではあらためて↓前半を見てください。


If I had had a lot of money,


had had」と過去完了になっています。しかし仮定法の文章ですから、時制が1つ下がっているのです。
過去形より1つ前の時制はないですが、しょうがないのでそれを「過去完了」で表しているのです。
は「過去完了」ですが、意味は「過去」です。
つまり、
If I had had a lot of money,の意味は単純に
 ○もしたくさん(あのとき)お金を持っていたとしたら
という「過去」の意味になります。(過去完了形のクセに)


という具合に、上のケースでは「had」ではなく「had had」(過去完了)にするのです。
ここまでよろしいでしょうか?


で確認になりますが、「このとき、この人(I)はお金をたくさん持っていなかった」のです。
なぜなら「仮定法は実際にはありえないことを仮定する場合」に使うからです。
---------------------------------


では次の問題をやってください。
次の(    ) に適切なのは 選択肢 a, b, c のどれかです。正しい選択肢を選びなさい。


(2) If you (  )right at that point, you would arrive at the station.
a, turn b.turned c.had turned


(3) If you(  )right at that point, you would have arrived at the station.
a, turn b.turned c.had turned


(2)の後半の wouldは「仮定法では使う」のでしたね。だから(2)は仮定法の文章。wouldの次が have+過去分詞ではないから、「仮定法過去」の文章です。
したがって(2)の正解は b, turned。
 (あの地点でもし右に曲がれればその駅に着くのに)
仮定法なので「あの地点で右に曲がれない(不可能なことを仮定している)」ということを理解してください。


(3)の後半にwouldは「仮定法では使う」のでしたね。だから(3)も仮定法の文章。
ただ今回は(2)と違い、would の次には have+過去分詞がある。とすれば、ここは仮定法過去完了の文章。
したがって(3)の正解は c, had turned。
 (あの地点でもし右に曲っていたらその駅に着いたのに)
★仮定法なので「あの地点で右に曲がらなかった(過去の事実に反するを仮定している)」ということを理解してください。
仮定法過去完了の場合、事実と反すればいいので、この場合、右に曲がれたことは十分ありえます曲がれたのに実際は曲がらなかっただからその駅に着けなかったことを表しています>


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という具合に使い分けるのです。よろしいでしょうか?


以上が仮定法の基本形式です。ここまでをまずはしっかり頭に入れて欲しいと思います。


次回は木曜日の更新です。


(↓目次はこちら)
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2008年6月 5日

色んな意味で仮定法の謎(6)

色んな意味で仮定法の謎今回は「英語が好きで得意な人仮定法」のお話(の続き)です


前々回で「仮定法過去」前回で「仮定法過去完了」をおさらいしました。
ですが、仮定法で覚えることはこれだけではなく、まだまだあります。(「前半が仮定法過去完了で後半が仮定法過去」「if のない仮定法」「仮定法未来」など)
これらをもしもご存じなかったら、ご自身でお調べになっては、と思います。ここでは説明しません。文法講座のブログではないので。


さて、
前々回の「仮定法過去」前回の「仮定法過去完了」の説明ですが…
まず一言。


英語が好きで得意な人の多くは、たぶん「私の仮定法の説明を全く読んでいない」と思います。
せいぜい「読んだほうが良さそうだけど、あとでで良いや」と思うくらいです。で、たぶんそのまま永遠に読まないと思います。
なぜだかわかりますか?


英語が好きで得意な人は「仮定法」が嫌いだからです。「仮定法」と書いてあったら、英語好きな人の場合「仮定法」の文字が視界から消えます
(参考:英語が嫌いな人は、アルファベットが視界から消えます
ということで「ここを読んでくださるのは英語が嫌いな方ばかりなはず」ですw


とはいうものの「何らかの奇跡により、英語が好きで得意な人が仮定法の説明を読んでくださった」とします。
彼らはどのように感じると思いますか? おそらく次のように感じるはずです。


・まだるっこしい
・そう言われても、上手く反応できる自信がない。
・難しい

という感じです。
なぜだか考えて欲しいのですがよろしいでしょうか?


実は「仮定法には1つのコツのようなものがあるけれども、英語が好きで得意な人はこのコツを使うのが極端に苦手」だからなのです。


実は仮定法のコツの1つは、
●「if」(1語)だけを見た瞬間に、条件反射的に反応する
ことなのです。↓の(1)(2)の反応をするだけで多くの場合ことが足りるのです。


(1)if (1語)を見た瞬間「仮定法かもしれないな」と思う。(もちろん仮定法ではないかもしれない)
(2)後半に would(could might should) があるかどうかを確認する。あれば仮定法と概ね確定する。なければ仮定法ではない。


この2つの反応すること」なのです。


ですが、英語が得意な人は「この反応が極端に苦手」なのです。
なぜでしょう? 実はここで、既に少し紹介しました。


英語が得意な人は「1語1語」を見るのではなく、「単語の連なり」を見てしまうのです。
例えば
If I had a lot of money, I would buy the personal computer.
だったら、英語が得意な人はif だけを見ること」がある意味「不可能」のです。彼・彼女らにとっては「If I had a lot of money」かたまりが目に飛び込む、という反応が常なのです。だから「単語が1語1語分解しているように見えない、見ない」のです。
だから英語が好きで得意な人
●「if」(1語)だけを見た瞬間に、条件反射的に反応する
という作業が極端に苦手なのです。これは「多くの英語が苦手な人にとっては本当に信じられないこと」です。


しかし、英語が好きで得意な人にしてみればif (1語)だけに反応できることのほうが不自然で、信じられない」のです。


だいぶ仮定法の謎が解けてきましたね。次回は「英語が苦手な人にとっての仮定法」について書きます。おそらくこのシリーズの最終回です。
次回の更新は月曜日の予定です。明日はいつもの文法放送です。


(↓目次はこちら)
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2008年6月 9日

色んな意味で仮定法の謎(7)

色んな意味で仮定法の謎今回で「色んな意味で仮定法の謎」のシリーズは最終回です。
今回は「英語が苦手な人にとっての仮定法」という話です。


まず、何回も例に出している、
If I had a lot of money, I would buy the personal computer.
という英文を考えましょう。


この英文を見たとき、あなたはどの部分が目に入りますか?


(A)英語がものすごくお好き得意な人であれば
 If I had a lot of money, I would buy the personal computer.
赤字の部分が全部いっぺんに目に飛び込んできたと思います。
「全部じゃねーか」というツッコミがあると思いますが、まず無視します。


(B)英語が普通に好き得意な人ですと、
 If I had a lot of money, I would buy the personal computer.
この赤字のカタマリが最初に目に飛び込みます。その後で
 If I had a lot of money, I would buy the personal computer.
後半の赤字のかたまりが目に飛び込みます。
まとまりごとで意味を思い浮かべる」という感じになると思います。
前回を参照してください。


では、
(C)英語が嫌いで苦手な人はどうなるか?↓ここの赤字が目に飛び込みます。
 If I had a lot of money, I would buy the personal computer.
赤字なんかないじゃないか!」というツッコミがあると思います。(^^)
はい、英語が嫌いな人はアルファベットなんて最初から目に入りません
ここを参照してください。アルファベットなんて見るわけがない!

では
(D)英語が嫌いで苦手な人が「試験などで無理やり英文を読まなくてはならなくなった場合、どこを最初に見るか?
↓ここ(赤字のみ)を最初に見るはずです。


 If I had a lot of money, I would buy the personal computer.


そうです。if だけを見るのがやっとなわけです。


その後で
 If I had a lot of money, I would buy the personal computer.


 この赤字が目に飛び込みます。I だけ見るのがやっとです。


このように、
英語が好きで得意な人は「英文をかたまりでしか見れない」のに対し
英語が嫌いで苦手な人は「英文を1語1語でしか見れない」のです。


ここまでよろしいでしょうか?


さて、ここで仮定法のコツについて考えましょう。前回書きましたね。
仮定法のコツの1つは、
●「if」(1語)だけを見た瞬間に、条件反射的に反応する
ことなのです。↓の(1)(2)の反応をするだけで多くの場合ことが足りるのです。


(1)if (1語)を見た瞬間「仮定法かもしれないな」と思う。(もちろん仮定法ではないかもしれない)
(2)後半に would(could might should) があるかどうかを確認する。あれば仮定法と概ね確定する。なければ仮定法ではない。


という具合なのです。


つまり、仮定法は、「英語が嫌いで苦手な人のほうが楽」なのです。1語(if)だけしかもとより見れないので、その反応をすればよいのです。


私が受験生の頃、まだ偏差値が40もなかった頃、私は仮定法を学びました。
ものすごく簡単に感じました参照
それは
・if (1語)だけ見て、反応するだけで済む。
ありえないことかどうかを考えるのはいつもやっていること。(終わりの方を参照
歴史好きだから、過去のことを想像するのは容易い。(終わりの方を参照
という条件が整っていたからです。


私は仮定法だけは、楽勝で仕方がなかったのです。


このシリーズの最初の話に戻りましょう。


この話の頭の↓この意見について考えましょう。
「この雑誌の『英語の達人に聞く! 英語のコツ!』と題された記事によると、『英語の文法は仮定法だけやればあとは必要ない!』そうである」


あなたはこれをどのように思いますか?


間違いではないと思いますよ英語が好きで得意な人にとっては!
ですが、英語が嫌いで苦手な私にとっては到底当てはまらないと思うのです。
もし私にも当てはまるのであったら、浪人したての頃の私は偏差値70台のはずです。
当時でも仮定法だけは楽勝で満点だったのに、偏差値は40もなかったのですから。


以上になります。今回の話はいかがだったでしょうか?


さて、次回は木曜日の更新で「雑談」です。新しいシリーズは月曜日から行います。
テーマの予告をしましょう。タイトルは「英語のダメパターン」です。
・こういうパターンだと英語でオチこぼれる。
・また既にそういうパターンであればどうすればよいか?
というお話です。お楽しみに。


(↓目次はこちら)
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