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苦手なりの受験英語!

 

2008年6月16日

年代別 英語ダメパターンと処方箋(1)

年代別 英語ダメパターンと処方箋 私が高校3年生のとき、私の英語力はそれはそれはひどいものでした。come の過去形ですら分かっていませんでした(高3ですよ。中3ではありません)。 英語の授業では、先生に当てられないことを必死に祈っていた毎日でした。
 英語が得意な人の多くは「英語が出来ない」ということが「どういう状態なのか」が分からないのではないかと思うのです。昔から英語が得意だった人から「あなたは当時、こんな感じだったでしょう」と私は言われることがあるのですが、1%も合致しません。特に英語の先生のその見当はずれなこと!見当はずれなこと!


 そこで、(英語が得意な人に説明する意味も含めて「英語が出来ないとはどういう状況なのか?」を紹介したいと思います。


・なぜ英語が嫌いになったのか?
・英語をどのように感じているのか?
・どのように勉強しているのか? またはしないのか?(できないのか?)


 といった典型例を具体的に、年代別に紹介したいと思います。


 中学生の時、高校入学時、高3進級時、高3受験直前期、浪人時


 以上の5つの年代別に、それぞれの状況を紹介します。
そして、それぞれに


 こうすれば、(そのときから苦手から)脱却できた!
という、「処方箋(しょほうせん)」になる案を紹介したいと思います。「英語が出来ない人」は、今回のシリーズを読んで「どうすれば良いか」、そのヒントになればと思います。


 次回の更新は木曜日です。


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2008年6月19日

年代別 英語ダメパターンと処方箋(2)

年代別 英語ダメパターンと処方箋では、中学生編(その1)です。あ、断っていきますが、ここで言う「英語ダメ人間」とは、学年で最下位ぐらいを平気で取るくらいのレベルの人のことを言います。
平均よりちょっと下、なんてダメなうちに全く入りません


2つのチェックポイントがあると私は思います。それは


 (1)英語を話したい、使いたいと思うか否か?
 (2)簡単(と世間一般でいわれるよう)な英文の意味が分かるかどうか?


この2つです。この2つが、中学で英語嫌いになる・英語が苦手になる、という「分岐点」だと思います。


今日は
(1)英語を話したい、使いたいと思うか否か?
について書きたいと思います。


多くの英語の先生が誤解していることがあります。それは


 誰だって、英語を話したい、使いたいと思っている違いない


ということです。これが実は大間違い! 英語が嫌いになる人は「英語を話したくない、使いたくない」のです。
何を隠そう、私が「今もって」英語を話したくないのです。
こう言うと、英語好きな先生は「え~、そんなバカな! 嘘付け! ボケ!」と思って信じてくれないケースが圧倒的です。
ですが、そういう先生にこそ想像して欲しいことがあります。


 「誰だって、数学ができるようになりたいと思っているに違いない」


  ↑この意見に納得できますか? 「誰だって、英語を話したい、使いたいと思っている違いない」と思い込んでいる人(先生)こそ、「ふざけるな! 数学できるようになんてなりたいわけがないだろう!」と思うと思います。大抵の英語好きな人は数学が嫌いだからです。


それと同じなのが、英語が嫌いな人が思っている「英語を話したくない、使いたくない」という気持ちなのです。数学嫌いな人が数学をやりたがらないのと同じ気持ちが、英語嫌いな人は「(苦手な)英語に向けて」働くわけです。


さてさて、ここで一部の英語の先生にありがちな行動について考えます。
一部の英語の先生はは、「なんとか英語嫌いな生徒をなんとか英語を好きにさせよう」という行動に出ます。


ありがちなのが「英語の歌を歌わせよう」という行動です。これが見事に逆効果になるのです⇒参考(絶対に見てください)


英語の先生のこうした行動は私は本当に不思議でした。


↓次の場合を想像してください。
ある数学が大好きな数学の先生が「楽しいよ」と言いながら「数学パズル」を数学嫌いの人に渡しました。
 さあ、渡された数学嫌いな人は喜ぶでしょうか? 「頑張ってこの数学パズルを解こう!」とするでしょうか? その結果「数学が好きになる」と予想できるでしょうか?


フザケンナ! 


と思い、やらないはずです。
これと同じことが、「英語嫌いな人に英語の歌を歌わせよう」とする行動です。


では、ここで「数学嫌いな人は、数学パズルを渡されると怒るのはなぜか?」を考えましょう。
もちろん、「やりたくないから」が最も根本的な理由でしょう。ではなぜやりたくないのでしょうか?


やったところで、分からない、解けない、解けっこない。したがって「ちっとも面白くない」…ということが目に見えているからではないでしょうか?


では、ここで「英語嫌いな人は、英語の歌を歌わせようとすると怒るのはなぜか?」を考えましょう。
もちろん、「やりたくないから」が最も根本的な理由でしょう。ではなぜやりたくないのでしょうか?


やったところで、歌えない、歌詞の内容が分からないからつまらない、したがって「ちっとも面白くない」…ということが目に見えているからではないでしょうか?


ここで、次の要素が垣間見えます。
中学で英語嫌いになる・英語が苦手になる、という「分岐点」のもう1つ
(2)簡単(と世間一般でいわれるよう)な英文の意味が分かるかどうか?
という点についてです。


この続きは月曜日です。


明日こそは、いつもの文法動画です。先週は忌引きでお休みでした。申し訳ありませんでした。


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2008年6月23日

年代別 英語ダメパターンと処方箋(3)

年代別 英語ダメパターンと処方箋では、中学生編(その2)です。
中学で英語嫌いになる・英語が苦手になる、という「分岐点」のもう1つ
(2)簡単(と世間一般でいわれるよう)な英文の意味が分かるかどうか?
という点について書きます。


前回のラストで少し触れたことがあります。


英語が嫌いな人が「英語の歌なんて歌いたくない」のは
⇒歌えない、歌詞の内容が分からないからつまらない、したがって「ちっとも面白くない」…ということが目に見えているから。


数学嫌いない人が「数学パズルを解きたくない」のは
分からない、解けない、解けっこない。したがって「ちっとも面白くない」…ということが目に見えているから。


です。どちらにも共通する要素があります。
それは「分からない」という点です。


数学嫌いな方に聞きたいのですが、なぜ嫌いなのか? それは[まだ初歩の算数の時点]で「問題の答えが出せなかった」「間違えてばかりかった」「なぜその答えになるのか見当もつかなかった」「苦労しても結局間違ってばかりで嫌になった」からではないでしょうか?
中学で英語が嫌いになるのも同じです。なぜ嫌いなのか? それは[まだ初歩の英語学習の時点]で「英文の意味が分からない」「なぜその英訳になるのか分からない」「苦労しても結局間違ってばかりで嫌になる」のです。


私が、最近引き合いに出す英文があります。それは


What is war?


という英文です。この英文の意味が分かりますか? 「戦争とは何か?」ですよね? 中学1年生でも分かりそうな単純な英語です。たった3語の英文だし。


ところが、ぎっちょんちょん。私のような英語の才能がない人間であると「What is war?」でさえ「誤訳」します。
かつての私ぐらい英語が出来なかった、かつての私の生徒はこれを…


「何戦争ですか?」


と訳したのです。


このように。「簡単」と世間では評価されるような英文すら、間違ってしまうので、英語が嫌いになるのです。
ここが最大の原因。このタイプは英語の歌なんか歌ったって、得意になんてなれません。


「英語なんか話したくない! 使いたくない!」という「英語を嫌う」気持ち「簡単と言われるところで間違うので」芽生えるのです。ここを治療しなければなりません。


では、ここで処方箋です。


【処方箋】中学で英語が嫌いになり始めたら…


自分の中学の英語の教科書を丁寧に教えてくれる塾に通ってください
・きっと単語を覚えるのが相当キツイと思います。ですが、ここをなんとか塾の先生と乗り切ってください。高校になるともっと単語を覚えさせられますので。
・間違っても英会話スクールに行っては行けません。分からない英文を大量に聞かされて、喋らされて、かえって嫌いになるだけです
・「あっという間に英語の実力が身に付く本」みたいなタイトルの本を買ってはいけません。あんなんで実力が上がるのは「元々英語が好きな人」だけです。(経験者は語るw)それより目の前の教科書の内容をしっかり理解させてくれる先生を探すべきです。それで手一杯のはずだし、そこで学校の定期試験などでそれなりに点数が上がれば、自信に繋がります。
学校の英語の成績のみを上手く上げることを念頭に、創意工夫されると良いと思います。


ちなみに英語が得意な人は「学校の英語が簡単すぎてチャンチャラおかしい」と思う人種です。こういう人は、英会話スクールでも、変な参考書でも、洋楽聴いたりとしても、なんでも活用できると思います。ですが、これらは苦手な人の処方箋には決してならないと思います。


次回は「高校入学編」です。中学編と正反対の傾向になります。木曜日の更新です。お楽しみに。


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2008年6月26日

年代別 英語ダメパターンと処方箋(4)

年代別 英語ダメパターンと処方箋今回は高校入学編(その1)です。
英語が苦手な人は大雑把に分けて中学で英語が嫌いになる人」高校で英語が嫌いになる人」2種類の人々がいる、ということを私は実は「このブログの第2回目(3年前)」に発表しました。


 中学で英語が嫌いになる人」ここで言う「Bタイプ
 高校で英語が嫌いになる人」ここで言う「Aタイプ
に分類されると思います。


ここで最大に気をつけて欲しいことがあります。それは「Aタイプ」と「Bタイプ」は英語が嫌いになる原因が正反対である、という点です。


 「中学で英語が嫌いになる人(Bタイプ)」は
  ⇒短く簡単な英語ですら意味が分からない英語が嫌いになる。


 「高校で英語が嫌いになる人(Aタイプ)」は
  ⇒短く簡単な英語は意味がすぐに分かる(もしくはなんとか分かる)⇒こういう英語は大好き
  ⇒長く複雑な英語になると、とたんに意味が分からなくなる⇒長い英語は大嫌い
  ⇒⇒高校では「長く複雑な英語」ばかり登場するようになり、意味が分からなくなる英語が嫌いになる


という図式です。これは大きな差なのです。


高校で英語が苦手になり嫌いになる人は、「会話的な表現」がけっこう好きな人が多いです。会話表現は概ね「ピリオドまでが短い」英文です。中学で「英語を楽しんだ」という人が多いのではないでしょうか? 発音を褒められたり、(私が嫌いな)英語の歌を楽しんだり、というけっこう「生の英語(?)」と親しんだ経験があるように思います。
このようにAタイプは「本当は英語を喋りたい」という人のような気がします。
(ちなみにBタイプはその逆で「本当に英語を喋りたくない」という人です)


Aタイプは「ピリオドまでが短い英文」は全く問題がないのです。実はココが「高校で英語が嫌いになる人の原因」です。


Aタイプは「ピリオドまでが短い英文はなんとなく意味が分かる」という能力を持っているのです。前回、例に挙げた「What is war?」なんて、間違えるわけがないのです。
なんとなく」とは、とどのつまり、「文法を知らなくても」と同義です。「そんなもの(=文法)なんて何か役に立つの? そんなん変なもの知らなくたって、英語は分かるじゃんか。そんな(余計な)こと(=文法)を考えると英語が楽しめない。そんなん知らなくたって、私は英語の成績は悪くなかった」という感じで中学生活を過ごしてきたはずです。


ところが、Aタイプの人は↑それが「中学までしか通用しなかった」のです。中学までの短い英文だったら無問題だったのですが、高校に入ったらなんかやたら英文が長くなりました。そうしたら「なんとなく分かる」と思った英文が徐々に分からなくなり始めるのです。
「あれ? 意味が分からなくなり始めた…」みたいな感じです。
この頃になると、高校の先生は「少しは」文法を説明し始めます。しかしこのときの「文法の説明」がAタイプの人には「耳に入らない」のです。
 なぜならAタイプの人は
(1)中学時代は文法を無視していた⇒それでも意味は分かったし、成績も良かった⇒だから文法なんて必要ないはずだと思っている。
(2)中学時代は文法を無視していた⇒そんなものを考えるほうが英語を楽しめない感じがしていた。⇒中学時代の基礎の英文法が頭に入っていない。
(3)中学時代で習う基礎文法が頭に入っていないから⇒高校で習う「応用的な文法事項」がチンプンカンプンで理解できない。


実は、高校時代で登場する「ピリオドまでが長い英文」は「文法の力がものすごく役に立つ」のです。


例↓ 意味が分かりますか? 訳せますか?専修大学の入試問題です。


By the time I was thirteen or fourteen I began to try to know myself, the sort of person I was, what I could attempt successfully, and the things that I was no good at and that I must not waste time over.


「文法なんか不要だよ!」という自信があるAタイプの人にはぜひ、文法抜きでチャレンジして欲しいです。


※この解答と解説は、某所には既にあるんですけどねw この続きは次回にしましょう。
明日は、いつもの文法動画講義。この続きは月曜日です。


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2008年6月30日

年代別 英語ダメパターンと処方箋(5)

年代別 英語ダメパターンと処方箋高校入学時編(その2)です。前回の英文


By the time I was thirteen or fourteen I began to try to know myself, the sort of person I was, what I could attempt successfully, and the things that I was no good at and that I must not waste time over.


この「訳例作り」にチャレンジしていただけましたでしょうか?


実は解説は、3回に分けてこちらに書きました⇒(その1その2その3


このように、「文法知識」でこんな長い英文きちんと正しい意味が取れるのです。


しかし!しかし!


 「高校で英語が嫌いになる人(Aタイプ)」は「たとえ、↑このような文法知識でその英文が分かっても、文法が嫌」なのです。
なぜなら、「英語が好き」だからです。Aタイプの人は「英文法を理解しよう」とすると、「英語を楽しめない」気がするのです。
そもそも、「中学で習う基礎の英文法知識でさえ頭に入っていない」ので、高校で習う英文法の話についていくための下地が身についていない場合が多いのです。


こういう「Aタイプ」の人向けに、一つ処方箋を出します。
ただ、この処方箋、効くかどうかは少し自信がありません。それは私がBタイプだからです。
もし今ここを読んでいる人に「Aタイプの人」の人がいらしたら、「効きそうかどうか」をコメントしていただきたいです。よろしくお願いします。m(_ _)m


 「高校で英語が嫌いになる人(Aタイプ)」方への処方箋


↓次のことをお考えください。それが処方箋です。


あなたは英語が好きなはずです。私は「あなたが英語らしいことが好き」であることを知っています。しかし「英文法」は「英語らしくない」いや「英語ではない」と思い、お嫌いなことも私は分かっています。
●あなたは英語がお好きなんですよね。だったら、ピリオドまでが長い英文について、次のことを知りたくないでしょうか?⇒その長い難しい英文を書いた人はどんな想いをそこに書いたのか? その英文はどういう意味なのか? 曖昧ではなく「正確な意味」を知りたくありませんか もし適当に読んだとしたら、「大間違いな意味で理解した」かもしれません。というかそういう「間違った理解をしてしまった」経験をあなたは既に持っているはずです。
●上の英文とその解説を読んでみてどう思いましたか? 「正確な意味」を知るためには「文法」の知識が有効だと思わなかったでしょうか? 文法の知識があればこんな長い英文だって正しく意味が理解できます。
●あなたは「それでも『文法で考える』のはめんどくさい」と思うことは分かっています。ですが、文法を考えずにあなたは「こうした長い英文を正しく英文を読みこなせる」ことができると思いますか? いつでも英文の意味を正確に読めているという確固たる自信がありますか?
●もし、正しい意味を読み取っていないとしたら、その英文を書いた人に「失礼」だとは思いませんか? ましてあなたは「英語が好き」なのでしょう?
●英語がお好きならば、その英文の意味を「しっかり正確に意味を把握するべき」ではないでしょうか? その英文を書いた人の正確な想いを知るつもりはあなたにはないのでしょうか?


英文法をしっかり学べば、このような長い英文でもその意味は「正確に分かる」のです。


塾などでしっかり英文法を学ぶべきだと思います。


関連:私の4人の師匠の1人「川田拓矢先生」のお言葉ここで1つ紹介します。


「英文ってのはゆっくり読むべきものだ! 流し読みなどもってのほか! それは作者に対する冒涜だ!」


以上です。


次回は高校3年進級時編です。次回は木曜日です。


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2008年7月 3日

年代別 英語ダメパターンと処方箋(6)

年代別 英語ダメパターンと処方箋今回は「高校3年進級時」編です。
普通の進学校であれば、この高3進級時に「いよいよ受験だ!」というピリッとした空気に変わってくると思います。
この辺は学校によって変わってくると思います。高2の3学期で変わるところもあれば、高3の夏休みでやっと変わるところもあるでしょう。
一応ここでは平均を取って?「高3進級時」とします。


この頃の「英語が出来ないオチこぼれ」(もちろん、過去の私のようなタイプのこと)は、学校の英語の先生から見放されているはずです。少なくとも「いい大学には入れないだろう」と思われているはずです。
しかし、そんな人でも「ああ、いよいやらなきゃいけないようなあ」みたいな空気を感じ、何かをやり始めるものです。ここで、こういう方々はようやく重い腰を上げるのです。


まさに、ここにおいて、この方々の中には次のような行動に出る皆様が見受けられます。
(1)英語の成績が優秀な友達が行っている塾に行こうとする。
(2)人気のある参考書を探そうとする。
(3)何でもいいから「なるべく楽そうな」塾に行こうとする。


(3)が最もひどいパターンだと思います。ですが、実際には大勢います。
英語の勉強はしたくない。けれども何かやらないといけないだろうとは思う。ならばなんにもやらないよりはましだろう」という基準で「楽そうな塾」を選ぶのです。
実はこのパターンには1つ傾向があります。
この(3)パターンの人は「高校受験をこれでなんとか乗り切った」という経験があるのです。「大学受験もそれと同じはずだ」と思っているわけです。


実はこれが恐ろしい!
 このパターンが典型的な大学受験悲惨例です。私は個人的にこれを「悲惨パターン」と呼んでいます。
 このパターンの人で、首尾よくそれなりの大学に合格した例を私は1つも知りません。
嘘だと思うのなら探してください。確実な例を! 
これは正直「大学受験をなめている」例だと思います。


高校受験は「高校浪人」って(少なくとも今は)あまり聞かないではしょう。しかし大学の場合は「浪人」がウジャウジャいます。
最近は「大学全入時代」なんて言われ方をしますが、それでも実際は受からない人が大勢います。
 つまり、高校受験と同じ感じでは上手く行かないのです。
ところが、この(3)のパターンの人は、この事実を認めないのです。このパターンの人で、首尾よくそれなりの大学に合格した例は1例もないという事実を!(捏造情報ならいくらでもネットにありますけれども…)
どう考えたって「嘘だろう」と思える捏造情報を、彼らだけは「本当だ」と信じてしまうのです。そうでないと辛いからです。


 「やっぱだめだったか」と分かるのは「受験に失敗した後」です。
なんにもやらないよりはましだろう」は大間違いです。ちっともましではない。受験に失敗してしまうのであれば。
・あくまで受験というレベルで考えるのであれば、「失敗したのなら初めから受験勉強をしていないのと同じ」です。


いや違いますね。


・あくまで受験というレベルで考えるのであれば、「失敗したのなら初めから受験勉強をしていないほうが時間的・労力的にまし」でしょう。
ああ、なんと悲惨なことか。
でも、この「悲惨パターン」で失敗する人は毎年量産されていきます。


始めに申し上げます。
この(3)のパターンの人向けの「処方箋」を私は持ち合わせていません
(1)(2)のパターンだとまだ見込みはあるのですが、、、、、、


明日はいつもの文法動画。この続きは月曜日です。


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2008年7月 7日

年代別 英語ダメパターンと処方箋(7)

年代別 英語ダメパターンと処方箋「高校3年進級時」編の後半です。
前回のラストで、高3の英語が出来ない生徒は
こう↓し始める、と書きました。


(1)英語の成績が優秀な友達が行っている塾に行こうとする。
(2)人気のある参考書を探そうとする。
(3)何でもいいから「なるべく楽そうな」塾に行こうとする。


で、(3)の方には私には処方箋はない、と書きました。
今日は(1)と(2)の方への処方箋を用意する回です。


処方箋の前に


(1)英語の成績が優秀な友達が行っている塾に行こうとする。
(2)人気のある参考書を探そうとする。


おかしな部分を軽く指摘しておきましょう。


(1)英語の成績が優秀な友達が行っている塾に行こうとする。
⇒たぶん、あまり意味がないと思います。
一概には言えませんが
成績が優秀な人が行っている、ということは「それなりにレベルが高い」塾だということです。あなたにはレベルが高すぎる! もっと前の段階でつまづいているはずです。極端な言い方をすれば、「幼稚園生が東大で勉強しているようなもの」です。授業内容の理解はできっこないと思います。だったら意味がない。


(2)人気のある参考書を探そうとする。
⇒たぶん、あまり意味がないと思います。
一概には言えませんが
人気がある参考書、ということは「それなりにレベル人が薦めているレベルの高い人向け」の参考書だということです。あなたにはレベルが高すぎる! もっと前の段階でつまづいているはずです。
極端な言い方をすれば、「幼稚園生が東大のテキストで勉強しようとしているようなもの」です。本の内容の理解ができっこない&続かないと思います。だったら意味がない。

----------------------------------


(1)の方への処方箋
成績が優秀な人が「行っていない」塾を探しましょう。成績を上げてくれる塾を探しましょう。
レベルにあった授業をしてくれる先生を探して、その授業についていくように頑張りましょう。
 この辺も参照ください。


(2)の方への処方箋
成績が優秀な人が「薦めていない」参考書を探しましょう。評判ではなく自分の目で見つけましょう。
レベルにあった参考書を探して、慌てずに、ゆっくり着実な力をつけるように頑張りましょう。
 この辺もご参照ください。


(1)にも(2)にも当てはまる人が多そうな気もしますが…


文法と単語覚えを少しずつ着実にやって行きたいです。これが中々難しい。学校の宿題などをやりながらは本当に大変だと思います。
どうあっても「変に中途半端になってしまう」
のがこの高3から頑張るタイプの特徴です。
・単語だけでも頑張る
・熟語だけでも頑張る
・文法だけでも頑張る
として、受験期(2月)を迎えていると勝算が少しは見えてきます。
ですが、100人いたら99人が「中途半端に終わってしまう」と思います。


先生や友達などと相談しながら、うまくペースを作って学ばれることを祈ります。


続きは木曜日です。


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2008年7月10日

年代別 英語ダメパターンと処方箋(8)

年代別 英語ダメパターンと処方箋「高3直前期編」です。時期的には高3の10月ぐらいとしましょうか。
この頃が、一番あせってきます。


この時期、通っていた塾をとっくにサボって辞めて、困っている人などが出てきます。
ただなんというのでしょう、前々回の(3)の人はあせらないですね。塾に通っているから安心しているのでしょうか?
でもこのタイプの人は塾に行っていても講義をろくに聞いていないはずです。本人は「耳に聞こえている」のだから「聞いているつもり」なんです。実際は聞いていないのだからだから、これじゃあ「無駄」もいいところ。ですが、実際はこういう受験生は大勢います。
受験が終わって失敗してから「あれ? どうして?」と思い悩む感じです。
(この手のタイプは「自分の判断ミスだ」とはなかなか認めないので始末に悪いですw)


ここの(1)(2)の人はあせります。思ったよりも成績が上がらないからです。
(1)(2)の人はこの頃、猛烈にあせります。


だから「急激に成績があがる方法」を探し出し始めます。


しかし、そんなものがあれば、「みんなが知ってて、かつ、みんな既にやっている」方法なはずです。
だから、はっきりいって、そんなものは絶対にないのです。


この頃の、このタイプの受験生がする掲示板などの質問で、よく見かける表現があります。


「成績は悪いですが、もう時間が無いので最も効率よく学習したいです。どうすればいいですか?」


という表現です。


悪いのですが、「こういう質問をする受験生」はあることを忘れています。
「最も効率よく学習したいと思っている受験生はあなたたけではないという事実」です。
成績が良い受験生も、最も効率よく学習したいと思っており、自分でもっとも効率が良いと思っている方法で学習している、という事実、を忘れています。
成績が良いを含めて、全受験生が「最も効率よく学習したいと思っていて、自分の最善を尽くしている」のです。


とにかく、最善を尽くす。それ以外活路は無いのです。
この「直前ジタバタタイプ」ですと、残念ながら勝算は薄いです。その上で、最善を尽くすしかない、と思います。


とはいうものの、この「直前ジタバタタイプ」は↑これが中々出来ない
普通の人に比べて圧倒的な差があるからです。
このタイプの人は「学習する気が平均的な人よりも少なく、かつ、最善を尽くしにくい」のです。


次回、
・このタイプの人がまず陥るアホな方法

・処方箋
を紹介します。


明日はいつもの文法放送。この続きは来週月曜日です。


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2008年7月14日

年代別 英語ダメパターンと処方箋(9)

年代別 英語ダメパターンと処方箋では「高3直前期」の「ドタバタタイプ」の後半に行きましょう。
このタイプの人がまず陥るアホな方法
の話をします。


このパターンの人(特に男)は「選択肢から答えを導き出す」という方法に頼ろうとします
出題者は「迷わせよう」という基準でダミーの選択肢を作るのだから、それを見抜いて当てよう、と考えるのです。
実はこれは「裏技」と呼ばれています。


実のところ、私も経験者です。私自身が「直前期ドタバタタイプ」でしたからなあ~
けっこう研究しましたよw


結論を言うと、何の助けにもならなかったです。


この本は今でも直前期になると「袋とじ」になって本屋で毎年並びます。
私は見るたびに「ああ、俺も騙されたなあ」と思ってしまいます。


冷静に「なぜダメか」を考えましょう。


●そもそも「国語」用だけ作られた
作者のT氏は、当時の共通一次(今のセンター)の国語用に編み出したと語っています。本人は「それで国語を突破した」と語っています。仮にそれが本当だとしても「英語」はそうした裏技で突破したわけではないのです。
つまり「国語と同じ理屈で英語も対応させている」のです。つまり「英語での実績が無い」のです。


●センター問題入試作成者も対応している
裏技が余りに普及したため、問題作成者も「裏技」を研究してしまったのです。「裏技ではダミーが正解に見えるような選択肢」をわざわざ作るようになってしまったのです。
あるいは、明らかに使えない問題を作ってしまいました。
 「A、B、C の正しい順番を選べ」という問題なのですが、選択肢は以下です。
(1)A-B-C (2)A-C-B (3)B-A-C
(4)B-C-A (5)C-A-B (6)C-B-A


「ありえるパターンが全通り書いてある」のですよ。この中からどうやって正解を導き出すのでしょう?


センターの入試作成者は、こうやって、「裏技では解きにくく」してしまっているのです。


●仮に上手く行くとしても、大学ごと、センターごとに違う
センター試験の英語問題は「苦手な人イジメ」のための問題です。私は「苦手な人が絶対選ばなそうな選択肢が良く分かる」のです。それが正解なんです(ホント、よく出来ています。ものすごくイジワルです)。
実のところ、今年のセンター用に私自身もちょっと裏技を開発したんですよね~w。昨年はまあまあ良かったんですよ。でも同じやり方を今年ので試したところ、ダメでしたね(42.8%)

これと同じやり方は他大では全く通用しません。試しに「他の大学の入試問題」で試してください。全く違うはずです。他の大学はセンターほどイジワルじゃないんですよw 「選択肢の作り方が全く違う」ので、5%も当たらないと思います。


以上ですが、それでもこの「直前期ドタバタタイプ」の人は、「裏技」に頼りたくなるのです。どうやったって「間に合いそうに無い」ので、やむ終えず選んでしまうのです。


処方箋


まず「裏技」ですが、研究は構わないです。止めても無駄でしょう。でも実は裏技を使っても無駄です。私自身が経験者だからよく分かります。いかに無駄であったかが。
もし、裏技が本当に有効なら「もっと声高に【有効だった】」と叫ばれるはずです。ですが、そんな声はありません。つまり、裏技は少なくとも「あなたが期待する効果は無い」のです。


大学にどうしても行きたいのであれば、浪人を覚悟しましょう。そして、出来るだけ頑張りましょう。単語だけなら単語、熟語だけなら熟語、とテーマを決めて、それだけでも頑張ってやってみましょう。
浪人生活を少しでも楽にしましょう。


今回は以上です。
続きは木曜日です。(※実際は金曜日でした)


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2008年7月18日

年代別 英語ダメパターンと処方箋(10)

年代別 英語ダメパターンと処方箋●おしらせ
昨日は更新できませんでした。ごめんなさい。
あと、すみません、本日の動画授業は延期になります。
実はカメラが壊れてしまいまして、撮影ができなかったのです。(ToT)
来週、遅くとも再来週まで延期いたします。ごめんなさい。


今回は浪人時のダメパターンの説明に行きましょう。
「英語が出来なくて浪人する人」の特徴などを紹介しましょう。


英語が嫌いな浪人生は大別すると
A「英語を何とかしなきゃ行けない」と思う人
B「1年も適当にやればなんとかギリギリで上手く行くだろうよ」と考える人
の2種類がいます。


Aの人は、頑張ってじくじく勉強します。そうしないと伸びっこないことを熟知しているからです。
Bの人は「受けるだけ」です。授業を受けているだけで、実力が付いているように錯覚します。予備校の授業は楽しいですからなあ~


浪人の場合は、「Bのような行動様式を如何に改めるか」が処方箋です。


浪人の場合


ここ を見たほうが早いですね。


あなたは、↑の「Dタイプ」か、「Cタイプの勉強する人」にならなければならないのです。
読んでみてそう思わないでしょうか? それが処方箋です。


ああ、一応、私の合格体験記?(下から見てください) も参考になるかも...


というところで今回のシリーズを終了させましょう。
いかがだったでしょうか?


1つ言いたかったことがあります。


英語がとことん嫌いで苦手な人が、急に伸びるようなことはけしてない


ということです。
各の年代別に色々「処方箋」を書いてきましたが、いずれも「時間が少なくて済むという方法」ではないのです。


英語がとことん嫌いで苦手な人が英語が出来るようになる方法」=「時間がかかる方法
であり
英語がとことん嫌いで苦手な人が英語が出来るようになる方法短期間で済む方法
なのです。


ところが「普通の英語の先生は↑これが良く分からない」のです。普通の英語の先生は英語が苦手だったことが無い! ず~っと得意だったはず。つまり今回のシリーズで紹介したどのタイプにも当てはまりません。
普通の英語の先生は英語で困った経験がなく、この感覚が全くわからないのです。


次回は月曜日に雑談を入れまして、木曜日から次のシリーズに行こうと思います。
よろしくお願い致します。m(_ _)m


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