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苦手なりの受験英語!

 

2011年5月 9日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(1)

すみません。最近べらぼうに多忙なのです。申し訳ありません。


新シリーズに行きましょう!
新しいシリーズは


嫌いな人限定:英語上達変遷マップ

というものにいたします。


世の中には
英語がどのように上達するのか」という「変遷」が書かれたものがあるようです。
私の見解で恐縮ですが、それは十分にうなずける優れたものに見えました


ただ…「条件があるなあ…」と思いました。


英語が好きな人の場合
そういう変遷で上達する


英語が嫌いな人の場合
そういう変遷では上達しない

と思ったのです。


じゃあ、苦手な人はどういう上達の変遷になるのか?
これを示ししたい!
と思いました。


そこで、「英語が嫌いな人の場合限定の英語上達変遷マップ」を作成するのが今回のシリーズです。


なお、「受験英語の上達」しか考えませんよ! 英語嫌いな人は、「受験で使う以上の英語以上の英語力を身に着けよう」などとは、絶対に考えませんから。


本格的には次回からです。ではどうぞよろしくお願いいたします。


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申し訳ないですが、当分、更新は月曜日のみになります。
続きは来週の月曜日です。


金曜日は文法放送を行います。


それではどうぞよろしく!


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2011年5月16日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(2)

では、嫌いな人限定:英語上達変遷マップの具体的な話をしましょう。


【第1段階】
重い腰を上げてすぐに成績が上がりそうな楽な英語の参考書を探し
無駄だと気づき、
学校の成績を上げることを考えはじめる


英語が嫌いで苦手な人は「いい加減やべえなあ…」と思い始めたとき、最初に取る行動は、まず「いい参考書探し」に走ります。しかも恐ろしく「都合がいい参考書・教材」のみ探します。「1週間で中学英語が学べる本」とか、「聞くだけで口から英語が飛び出るCD付き教材」などを求めるはずです。もちろん私も例外ではありません。私も当時探し、今現在、私の部屋にちゃんと残っています。「教材の99.9%の部分がページを開きもせずに未使用」で。
 大体、やってみて始めてわかるんですよ。


「こんなのやっても、学校のテストに1点も響かない」
…ということに。


そうなんですよ。英語嫌いな高校生は、学校の英語の成績が上がらなくて四苦八苦しているはず。「聞くだけで口から英語が飛び出るCD付き教材」なんてやったところで、その英文なんてまず試験範囲の英文とは関係ない英文ですよ。仮に万が一、いや、億が一、試験範囲とかぶった英文がその教材にあったとしても、鉄板で「意味も分からない英文&成果を導けない」という結果なるはずです。英語が嫌いで苦手でどうしょうもない人は、「まず学校の成績でそれなりに良い成績を取らなければならない」のです。市販のこんなのやってもまず直近のテストには1点も響かないのです。まして「英会話教材」なんてまず無意味ですよ。


(そもそも英語嫌いは英語を話すのが1番嫌なはずなので、「聞いただけで口から英語なんて絶対に出てこない」んです。)


まずは「学校の英語の成績を上げなければならない」ということが「最初」…これに気づくことから始まります


この続きはゴメンナサイね。最近、めちゃくちゃ忙しいので、次回は来週の月曜日です。


金曜は文法放送を行います。なお、そろそろ、文法放送1通り終わります。そうしたら、第1回から、再放送します。最初から私とメッセで学習したい方はチャンスです! ぜひこの機会に、初歩から学びましょう。


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2011年5月23日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(3)

では、
【第2段階】
●「どうやっって勉強していいかわからない…」と悩み、変なことを教わり、それに絶望する…!


これを「段階」と呼んでいいかどうか分かりませんが、ここではそう呼ぶことにします。


前回でようやく重い腰を上げてやる気になりました。しかし「徒労に終わる」結果になったはずです。
しかし、あなた苦手な人)の周りを見ると必ずいるはずです。
英語をいとも簡単にスラスラ読めて、英語をウキウキ楽しんでいる
…というが。
 彼ら苦手な人が見ると「何でできるのだ?」と不思議にしか思えません。


前回で苦手な人は「学校の英語の成績を上げなければならない」と感じました。
中間期末に望みますが、ここで悩みます。


ここでわかります。
どうやって、定期テストの英語の勉強していいかわからない…
ということが。


いったい何を問われるのか? 何をどう覚えればいいのか?
いったい何を覚えればいいの?
…といったことが「分かるようで分からない」という感じになります。


そこで、英語のできる人に相談します
すると、英語ができる人には、こう言われます。


そんなの簡単! 教科書の英文を全部丸暗記すればいいんだよ!


ここで英語が苦手な人愕然とします。
別に「そうなんだ! 気がつかなかった! そんなことだったんだ!」…などと思うわけでは決してありません。
むしろその逆です。


「どこが簡単なんだこのやろう! 無理に決まってるじゃないか!」
と思うのです。


英語が苦手な人は「教科書の英文を全部丸暗記することが簡単ではないから」です。


実はここが大きな差


英語が得意な人は、英文を丸暗記する能力長けています。
しかし
英語が苦手な人は、英文を丸暗記する能力乏しいのです。
ここら辺を参照


したがって
得意な人が言う「簡単なこと」は、苦手な人にとっては「難しいこと」なのです。


こうして、英語が苦手な人は絶望感」に追いやられます。


続きは来週の月曜日です


金曜日の文法放送は今週はお休みです。(メッセ授業は6月3日から。第1回分の授業を一緒に学べますよ。この機会に第1回から一緒に学びませんか? 参加をお待ちしています)


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2011年5月30日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(4)

では、
【第3段階】
まずは先生に習う。

これは「立派な段階」です。
ここからが、概ね本格的な発展段階といえるでしょう。
「英語が平均くらいにできる人」や「英語が得意な人」とは違うことを考えなければなりません。
それは


英語が苦手な高校生や浪人生」が、何らかの参考書や教材のみを使って、成績を平均以上に上げた例…これは、長い長い学校教育の歴史上、1つもないのです。


つまり、
●「英語が苦手な人」は、塾なりに通わない限り、成績はあがりっこない
ということです。


英語が苦手な人は先生の絶対に必要である…このことに関してはここ(下が古いログ)を見てもらうことにしましょう。苦手な人は、参考書だけでなんかで成績が上がるわけがないのです。


でも、実はここが大変。
普通、まず、塾に行きません
多くの「英語ができない生徒」は「塾に行かない」という結果になるケースが圧倒的に多いのです。
理由がありすぎるのです。


【理由】
・生徒側…自分のできなさ加減が先生に分かるのが恥ずかしい
    …英語に自分の時間がとられるのが嫌だ。
・保護者側…参考書の費用と比べると、格段に高い
     …「うちの子はやっていないだけなので、やれば言いだけの話だ」と思ってしまう。
     …高3ならともかく、高2以下ならそんなに早くお世話になりたくない
などです。


はっきり言いましょう。↑これは「私のケース」です。高2の終わりになってやっと塾に行きましたが、もはや手遅れでした。「もっと早くから手を打てば良かった」と私はいまだに後悔しています。


何度も言いますが、多くの英語が苦手な人が塾に行きたがりません。その結果、多くの人が手遅れになります。


私の門を叩いてくださる「苦手な方」は「高3になってからの方」が多いです。【英語が苦手な人の成績を上げさせるのが私の得意分野】です。しかしが、高3からの方は伸び率はあまり高くありません。


早ければ早いほど良いのです。
 「せめて高2の1学期から見れれば…
と、私は常々嘆いています。高2からでもそうは簡単に上がらないのに、高3からだとさらに上り難いので、私はとても悲しいのです。「英語が嫌いな人の成績を上げる」…これが私の使命ですから、そうできないと私はとても悲しいのです。


次回は、仮に塾に行った場合、「どのようになり、どのように成績が上がるのか」について書きます。この話の続きは来週の月曜日です。


今週の金曜日は、文法放送の第1回目をメッセ授業で行います。この機会に最初からメッセで学びたい人はぜひメッセに登録してくださいね! お待ちしています。


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2011年6月 6日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(5)

では、
【第4段階】
なんでもいいから学習する習慣をつける


ごめんなさいね。そろそろ具体的な話に行きたいのですが、まだまだなんです。


英語が嫌いでも英語に立ち向かわなければなりません塾などに行き、先生に習うことで、ようやく「英語に立ち向かう」ことができます。今まで1週間に「1分だって英語のことを考えなかった」のに、「1分以上英語を考えるように」習慣づけなければなりません。今まではそうするのが嫌だったはずです。


塾に行きますと、その習慣ができます。今まで考えてなかった「英語のこと」を、無理にでも考えるようになります。


最初は「週に1度、90分の授業」でも構いません。いい塾なら(いい塾だよ)、思ったより「に感じるはずです。今まで「分からなかった部分」が分かるようになるからです。


今まで訳せなかった英文が、塾の先生のヒントによって、分かるようになっていきます!


この積み重ねで「あ、意外と塾って楽かも」と思えればシメタものです。実際、私も高2の終りで個人塾に行き始めましたが「思っていたより楽」でしたよ。(学校が地獄だった所為もあるw)


というかそういう塾に行くべきなんです。


理想は、【最初は】↓こういう塾!


・「学校の授業の補足・予習になるような授業をする」
・「塾のみの宿題がない・そうではなく学校の宿題を手伝ってくれる塾」
・「予習の必要がなく、ただ来れば、「分かる」授業をしてくれる塾」
・「そんでもって講義が楽しい塾」


↑こういう塾に1箇月も通ってごらんなさい。
学習する習慣がつく
塾なしでは、英語が分からなくて不安になる
という状況になります。


こうなって初めて「あなたの成績は上がる見込み」が生まれるのです。


金曜日は文法放送。この続きは来週の月曜日です。


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2011年6月13日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(6)

【第5段階】
辞書と戦う(覚悟付):「分からない単語は片っ端から辞書を引く


やっとそれらしい「段階」の話になります。まだちょっと「手前」な感じですが(^^;


英語が苦手な人が「やりたくない作業のうちの1つ」をどうしてもやってもらわなければなりません。それは「辞書を片っ端から引く」という作業です。


得意な人や下手をすると英語の先生から「辞書はできるだけ引くな」と言われることがありますが、とんでもない話です。英語が嫌いで苦手な人が辞書を引きまくらずに得意になった例は1例もありません。これに関しては、このへんのシリーズに詳しいです。


これは私が井川師匠に最初に教わったことです。「分からない単語は片っ端から辞書を引け! 少しでも意味の曖昧な単語は必ず引け!」と教わりました。


英語の苦手な人ほど実は辞書を引きたがりません。「そんなめんどくさいこと誰がするか!」と思うものです。


でも私は「井川師匠がそう言うなら、それが正しいのだろう」と思いました。そこで覚悟を決めて辞書を引きまくることにしました。確かに時間は山のように掛かりました。ですが引きまくることで「分からない」という部分が格段に減ったのです。これが、今までにない感覚でした。


ただし、格段に減っても、500個ある間違いが、370に減ったぐらいですけどね。それでも今までになく、「分かる」という感覚があって、嬉しかったものです。


だからまずは、辞書を引くのをためらわないようになりましょう。


金曜日は文法放送。この続きは来週の月曜日です。


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2011年6月20日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(7)

【第6段階】
何としても「関係代名詞・目的格」の仕組みを理解すること。


やっと「上達変遷」と言える段階になります。それなりの塾に通って、教えてもらい始めます。そのとき1つのテーマを持ってもらいたいのです。


「関係代名詞の克服」


です。
英語が苦手な人は、ここが最大かつ最重要ポイントです。


私は「関係代名詞の克服に1年間かかった」と言っていいでしょう。【実力のない頃の私】は特に「関係代名詞目的格の省略の英文」があった場合、100%誤訳していました。


英語が苦手な人は、まずここでつまずきます。これがどうしてもいつも上手く意味が取れなかったのです。あとから先生に授業で「ほ~ら、ここに関係代名詞の目的格の省略があるでしょう?」と指摘され、初めてわかるのです。


それが治るまで、およそ半年は掛かりました。気を抜くと1年後でも「関係代名詞目的格の省略の英文」が分からない場合がありました。


これは普段から気を付けなければなりません。
一応リンク先で、関係詞のお勉強ページを紹介しておきます。
第1回(全15回)
↑こちらです。ここで仕組みをしっかり学んでください


↑こちら内容を予備校でしっかり学んだ後でさえ、私は半年以上の長きの間、「関係代名詞目的格の省略の英文」があった場合、100%誤訳していました。ここはちょっとやそっとでは見抜けないのです。最初から英語が苦手な人の場合は。「ああ~また見抜けなかった~~~~」となるのです。


間違えながらやるしかないのです。見抜けなかった自分に絶望しながら、それに耐えながら「次ぎそこそは見抜く!」と我慢して学習し続けます。そうすることで、次が見えてきます。


ちょっとやそっとでは見抜けるようになりませんから、普段から「関係代名詞の目的格省略には気をつけろ!」と思って学習し続けましょう。


よろしいでしょうか?


金曜日は文法放送。この続きは月曜日です。

2011年6月27日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(8)

【第7段階】
もし受動態の仕組みが分からなかったら、理解しておくこと。


英語がスーパー苦手だった時代でも受動態はそれほど苦にしていませんでした。少なくとも仕組みは理解していました


「目的語が主語になるんでしょ?」
「そしたら、【be+過去分詞】 になるんでしょ?」
「元々の主語は 『by+主語』 になるんでしょ? これはよく省略されるんでしょ?」
「意味は『~する』ではなくて『~される』になるんでしょ?」


これらだけは苦手で有り続けた当時でもちゃんと把握していたのです。どんな複雑な英文でも 能動態を受動態に出来るかどうかは別として、仕組みはきちんと理解していました。


ここ数年、得意な人の中では結構、受動態を苦手にしている人が多いことに気がつきました。「苦手な人は、受動態が苦手な人はいない」と踏んでいましたが、最近そうでもないことが分かりました。私の体感では、英語が苦手な人の30~50%は受動態が苦手だと思っています。


ただし!


英語が苦手な人で受動態が苦手な人は、受動態の仕組みを理解て間違えにくくなるまでには、さほど時間はかかりません。英語が苦手な人の場合、長くても半年。普通は2、3カ月で、受動態は間違いにくくなると思います。(ちなみに英語が得意な人で受動態が苦手な人は、長くても半年かかる。得意な人の方が受動態の克服には時間がかかる。)


受動態の仕組みわからないと、「分詞」を学習するときに、理解ができなくなります。なので、もし、受動態の仕組みがわからない場合、しっかり学習して覚え直してください。


↓これだけで良いんですよ。


「目的語が主語になるんでしょ?」
「そしたら、【be+過去分詞】 になるんでしょ?」
「元々の主語は 『by+主語』 になるんでしょ? これはよく省略されるんでしょ?」
「意味は『~する』ではなくて『~される』になるんでしょ?」


金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。


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2011年7月 4日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(9)

【第8段階】
不定詞を克服すること


第6段階の関係詞の克服は、英語が苦手な人の場合、どうしても1年近くかかります。
しかし「不定詞」は、同様に苦手な人の最大のネックでありながら、比較的短い期間で克服できます
関係詞の克服を考えながら、同時に「不定詞の克服」を考えましょう。


--------------------------------------------------------
不定詞は、最初から得意な人にとっては「である
 …ということが分かっています。


ところが


不定詞は、最初から苦手な人にとっては「である
 …ということが分かっています。
--------------------------------------------------------


↑このことに関しては、私のブログのここで説明しています。


不定詞は、英語が苦手な人にとっては怖いものです。いつも誤訳してしまいます。
これにはいい治療法が発見されています。


↓これです。
こと、べき、ような、という、ための、(訳さない)、ために、て、なんてorとは、もし~ならば、(左から)て、ほど、のに、のは、には」…という文言を覚える。
・あとは不定詞を見かけるたびに、この15個を1つ1つ当てはめる。最適の物があったらそれが正解


もっとも、もう少し上手い方法もあります。それは私の漫画(3巻)には載ってます。良かったら買ってください。
Ψ(`∀´)Ψ


これは、ちゃんとやれば、3箇月か半年以内で克服でいます。
こと、べき、ような、という、ための、(訳さない)、ために、て、なんてorとは、もし~ならば、(左から)て、ほど、のに、のは、には
を、そらで言えるようになってください。それだけで「不定詞は70%ぐらい克服したも同様です。


金曜日は文法放送の新放送。この続きは来週の月曜日です。


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2011年7月11日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(10)

【第9段階】
頑張って自力で訳例を作ること


普段の学習では、訳例をきっちりノートに作らなければなりません。しかし苦手な人はまずやりたがらないですね。
めんどくさいことこの上ない。ですが、これは英語が苦手な人には必要な作業です。


和訳の必要性の有無については、ここに書きました。
最初から得意な人はいいんです。苦手な人は「自力に和訳制作作業」が必要なのです。


最初は山ほど間違える」はずです。そんなのは分かりきっています。
ですが自力でまずは作らなければなりません。恐ろしいほどの時間がかかります
しかもこれを後で授業で丁寧に直す作業が必要です。文法に則りながら。
しかしそれがなぜ間違いなのか、も分かっていなければなりません。
⇒だから、それを説明してくれる先生も必要なのです。


関係代名詞と不定詞の知識はこの作業で不可欠になります。
自力で訳例を作る作業で、関係代名詞の使い方と不定詞の使い方が学べるはずです。
山ほど、関係代名詞や不定詞を使った英文に出くわします。
そこが上手く意味が取れれば万々歳! しかしそうでないケースのほうが多いです。その場合「直さなければ」なりません。
そのときに、「関係代名詞」と「不定詞」の知識は最低限、必要になります。


訳例作り&訳例直し作業をしながら、同時に「関係代名詞」と「不定詞」の知識を固めていきましょう


金曜日は文法放送。この続きは来週の月曜日です。
※実際は翌々週の月曜日になりました。


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2011年7月25日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(11)

【第10段階】
文法の完成を目指すこと


苦手な人の場合、どうしても「文法」をに仕上げる必要が出てきます。
(ここが最初から得意な人と大きく違うところです)。


文法はとにかく「同じ問題集を何度も解き直す」という作業をします。
それができないうちは、苦手な人は絶対に得意になれっこありません。


よく「いつやればいいですか?」という質問を受けます。
いつもの返事は「早いに越したことはない」…というものになります。


ただですね…苦手な人の場合、「じゃあ今すぐやろう」とはなかなかいかないのです。
なぜなら…


先にやるべきは「目の前の宿題」だから


あなたが高校生なら、ちょうど今なら時節がら「鬼のように膨大な量の英語の宿題」があるはずです。首尾良く「文法がメイン」の宿題なら万々歳なのですが、たいていの場合はそうではない。「恐ろしく長い英文」なんかが宿題になっていて、解説抜きで「読んで来い・夏休み明けにテストするから」なんてのが普通です。


英語が苦手な人の場合、宿題を先に片付けたいに決まってるじゃないですか?!(得意な人とは違うんですよ! ほかのことなんかやる余裕なんかないのです!)



したがって、英語が苦手な人が「文法を早くやろう」とするのは、なかなか大変なことなのです。先にやるべきは「宿題」なのです。それを片付けるのが先です。


高校1、2年生ならば、現実的には以下の2つの方法が考えられます。
(1)夏休みの宿題を早く終わらせて、夏休みの後半でなんとか文法の学習をする。
(2)夏休みに文法を学習するのは諦める。9月以降でなんとか文法をやる時間をつくるようにする。
できれば(1)にしたいですが、多くは(2)になってしまうと思います。


(1)でも(2)でもいいですが、とにかく必ずやるように!(そのためには先生が必要だと思います)


高校3年生や浪人生ならば「夏休み中までには何度も解きなおして」→完成させるように!


文法の学習法は↓こちらです。


文法の学習の仕方


金曜日は文法放送。この続きは来週の月曜日です。

2011年8月 1日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(12)

【第11段階】
ひたすら精読しまくる!


文法終わらせたあと、もしくは、文法学習中に、長文を読みまくらなければなりません
このとき、得意な人と違って苦手な人は必ず以下を守ってください


・最初のうちは「必ず和訳例をノートに書き、それを直す」練習をすること。
・必ず文法に則る「精読」をすること
 (精読がよくわからない人は、ここのQ2をお読みください)
・以上を「最低30個の長文(20行以上の英文)問題」で行うこと。(簡単な長文ばかりではだめ。少なくともセンターレベルの長文問題が15個は含まれていること)


何度も言いますが、「苦手な人」が必要な作業であって、得意な人が必要な作業ではありません


(言われるから先に書いておきますか。もしあなたが英語が得意なら、和訳例なんか書いちゃダメ。精読は必ずしも必要ではない!)


---------------


そこの苦手な人! 訳例書きとか精読とかできますか? 普通はできませんよ! せいぜい2日坊主です。


 あなた1人では!!!


先生が必要なんです。
個人指導の塾などに通って、必ず授業を受けることにすれば、そこでこれらは出来るのです。


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さて、ここまでで【第11段階】です。みなさまどう思われたでしょうか?


苦手な人がここまでこなすのは本当に大変です。時間も掛かります。苦手な人の場合、どんなにうまくやっても、ここまでやるのに、おそらく6箇月は掛かります


しかし、苦手な人の場合「この【第11段階】まで来て」…やっと偏差値は上がります
逆に言えば
この【第11段階】までは、ろくすっぽ、偏差値は上がりません


半年かけて、この【第11段階】まで来た好例を紹介しておきます。
8月でやっと【第11段階】が終わった(8月までは成績は悪かった
 しかし、【第11段階】が終わったので
9月になって↓急に成績が伸びた例です


参考:9月まで結果は出ないよ


なおこの人は、ちゃんと志望校に合格しています。
合格体験記は↓ここの中程の右の人です。


 偏差値38から現役で薬学部に!


今回は以上です。金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。
※実際は翌々週の月曜日になりました。


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2011年8月15日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(13)

昨日のコミケはお疲れ様でした。お陰様でそれなりに売れました。(もう少しで新刊は完売だった)


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【第12段階】
頑張って音読復習を!


1つの長文を頑張って上手く精読し終わったとします。そしたらそれを「音読復習」してください。


これがなかなか出来ません。正直言います。私はこれが後回しでした。
本来ならばこの手の音読復習は「授業直後」がベストです。しかし当時は予習が手一杯で(言い訳です。はい)、授業直後に音読復習はできなかったのです。しょうがないので「夏休みに入る直前」でやりました。本来ですと1学期中にやった長文の全てを音読復習するべきでした。しかしできませんでした。全てはできませんでした。余力がなかったのです(言い訳)。


でも「できるだけやろう!」と心に決めていました。井川師匠の授業でやった読解長文が11文ありました。これをしっかり音読復習しました


大変でした。喉がカラカラに乾くしww


でもやり終わったあとは、かなり英語力が伸びた気がしました。わずかの11長文の音読でしたが、効果を感じられました。
時間と余力があれば、さらに残りの長文をやるべきであったと後悔しています。


おすすめの「音読のやり方」はこちらで紹介しています。下から見てくださいね。


金曜日は文法放送。この続きは月曜日です。


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2011年8月22日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(14)

【第13段階】
とにかく、最低6カ月は我慢して、偏差値55を超えろ!


前回の第13段階、というよりは、実質的には第12段階まで、とにかく励んでください
ここまで終わらすのに、どんなに早くても6カ月はかかります。
早くやろう、早くやろう、として6カ月です。


模試の偏差値だって、そんな簡単に右肩上がりで上がりません。上がっていくとしても、徐々に徐々に上がります。少しずつ上下しながら。モチベーションを保つのは大変です。でもなんとか我慢して「偏差値55」を記録しましょう。そこが目標です。


もちろん「最初の目標」は「偏差値55」ではなく「偏差値50」です。そこが平均点ですから。
偏差値50を超えれば、自分より成績が悪い人の方が少ないことになります。これは結構な励みになります。
しかしそこで満足してはいけません。55が「ある基準」になるのです。それについてはいずれまた。


真剣に、1段階~13段階までを6カ月かけてやれば、偏差値50は確実に超えると思います。超えたら55を目指しましょう
私の場合なかなか55にならず、苦労しました。「54.8」ぐらいでず~~~と停滞し、なかなか55を超えなかったのです。
>< あと0.2足りない!


「0.2ぐらいいいじゃないか」...こう思ってしまう人は大勢いらっしゃると思います。厳しいことを言いますが、そう思ってしまう人は受験は失敗しやすいです。
なぜなら【受験は「1点」の差で合否が決まる】からです。


★ 偏差値55.0の得点が合格点だとしたら、54.9の人は合格しないのです。


金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。


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2011年8月29日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(15)

【第14段階】
訳例を書かずに多読せよ!!


偏差値55までは、和訳例を必ず書かなければなりません。これは苦手な人ならば必要な作業です。


しかし、首尾良く偏差値55を超えたら、今度は「和訳例を書いてはいけません」。書かずに、ひたすら頭の中だけで訳を考えます。
これに切り替えるとき


A「え~~~和訳例を書かないと心配~~」
B「やった~もう書かなくていい!


2通りの感想が考えられます。


Aになった人は「成功」しています。Bになった人は「失敗」しています。
ちゃんとこの第14段階になった英語が苦手だった人ならば、Aにしかなりようがないんですけどね。


そうしたら、今度は「多読」に入ります。
目の前には長文問題が「山」と積まれているはずです。これをひたすら読みます


ではどれくらいの量が必要か?
以下は私が受験当時教わったことです。(以下は「訳例を書いていた分も含めて」の長文量です)


・慶応上智、早稲田なら政経・法なら、約150の長文を読み込まないと勉強量が足りません。
・早稲田、明治クラスならば、120個。
・MARCHなら、100個。
・普通に考えて80個


とにかく読みまくることです。RPGゲームと同じですね。経験値を積まないとレベルは上がりません!


あ、言っときますが「易しい長文ばかり150個」では意味ないですよ。(最初は易しい英文を含めてもいいですが)ちゃんと志望校にあったレベルの長文を読み込んで下さい。RPGゲームと同じです。弱い敵をいくらやっつけても、経験値は多くもらえないのです。強い敵をやっつけると多くの経験値が習得できて、レベルも上がるのです。


今週は金曜日の文法放送はお休みです。
この続きは来週の月曜日です。


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2011年9月 5日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(16)

【第15段階】
音読でスピードアップを図ろう!


ここまで来ていれば、それなりに得意なはずです。
でも、最後の最後で、困ったことが起きるはずです。


速く読めない


という事態になりやすいのです。
これは、和訳の訓練がある意味弊害になっています。和訳をちまちま考えるとつっかえるので、速く読めない事態に陥りやすいのです。


しかし「英語が苦手な人は、和訳例がしっかりできないといけない」と思っています。
なぜか? これは「国語力」と関係があります。今回はこれを説明しましょう。


英語が得意な人の多くは、国語力が高いです。この時の国語力とは
 ●単語だけ拾って意味をつなぎ合わせてしまう能力。+ 文脈で読めてしまう能力
を指します。


彼らは英文を「文法通りに」なんか読んでません。端から単語の意味だけ拾って読むのです。少々意味がわからなくても頭の中で「こんな感じかこんな感じだろう」というようなことがわかるのです。


仮に「ある1文」を単語の拾い読みで「テキトー」に意味を取ってきたとします。こういう人(英語が最初から得意な人の多く)の場合は、だいたい上手く意味を取れるのですが。ここでは少し曖昧な部分があったとします。⇒そしたら「その次の文」をやっぱり単語の拾い読みで読むのです。


こういう人(英語が最初から得意な人の多く)の場合は
⇒「最初の1文」の意味がよくわからなくても、⇒「その次の英文の意味」が分かれば⇒「最初の1文はこういう意味だろう」と類推出来てしまう…⇒高い「国語力」でこれができてしまうのです。


これ(高い国語力)があれば左から右に「単語の拾い読み」だけで済んでしまいます
⇒国語力がある人ならば、これができる!


しかし!


断言しますが、英語が苦手な人はこの能力が乏しいのです。
例えば、(いつもの例で申し訳ないのですが)


 What is war?


でも、この能力乏しい人ほど誤訳してしまうのです。


私のある生徒(当時高3)は、これを「何戦争ですか?」と訳したのです


=========================


したがって、英語が苦手な人は「和訳例」を頭に作る訓練をしなければなりません。単語の拾い読みで読めてしまう人とは違う読み方をしなければなりません。


 英語が苦手な人が速く読めるようになるための対策は……基本的に音読復習しかない!! と私は思っています。リンク先を読んでくださいね。これを徹底的にすればするほど、速く、正確に読めるようになると思います。


金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。


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2011年9月12日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(17)

【第16段階】
単語の類推を可能な限りしてみよう


ここまで来ると、かなり得意にはなっているはずです。ただし、この時期は「速く読めない」のと同時に「もう1つの困難」が待ち受けています。それは


知らない単語をどうするか?


という問題です。


模試や本試験を想定してください。易しい問題ならともかく、普通は意味が分からない単語が1つもない、なんて状況にはまずなりません。とすれば、意味が分からない単語に出くわしたとき、困るはずです。


この単語はなんて意味だろう?


という具合に立ち止まります。こうなると同時に「速く読むことも困難」になっています。この対処法を考えなければなりません。


当時、得意な人に聞きましたな~。返事は↓こうでしたよ?


英語が(最初から)得意な人:「え? そんなん、なんとなくできるでしょ?


 私は「できないから聞いている」のに返事は「できるでしょ?」でした。なんと頓珍漢な返事でしょうか? 参考にならないことこの上なかったです。でも彼らにしてみるとそれは紛れもない事実です。「英語が最初からできる人」は単語の類推がなんとなくできてしまうのです。これが私はずーっと
謎でした。今でも謎です。しかし私なりに研究した結果、おそらく「こうだから彼らは類推ができるのだろう」という仮説を思いつきました。


仮説
・英語が最初から得意な人たちは、中学の時から(下手をすれば小学生のころから)、英文の類推の訓練を【無意識】にし続けている、その結果、【無意識に類推できるようになってしまった】。


ここら辺に詳しく書いていますが、英語が得意な人は、習慣的に、見かけた英文の「意味を分かろう」と常にしてきているのです。街中やテレビのCMなどで「常に訓練」した長い経験があるのです。だから【無意識で類推ができてしまうのではないか】…と私は思っています。


しかし、残念ながら、英語が苦手な人はそんな習慣がありません。仮に今からその習慣を付けようってたって、もはや手遅れです。既に付けてきた人とは圧倒的な差があります。


じゃあ、英語が苦手だった人はどうするべきか? 私の考えは、決まっています。それは


今から類推の訓練をするしかない!


です。訓練しなきゃできませんから。


2つ注意があります。


(1)今からの「今」とは原則「偏差値が55以上のとき」を指す
(2)コツは「日本語の文章を読むとき、意味が分からない漢字に出くわしたときと同じだ」と考える


この2つです。
偏差値が55以下でも模試などでは類推しなければなりません。しかし、苦手な人が行う類推は原則「ある程度の単語の量を覚えていなければ」できません。したがって、ある程度以上の単語力が備わったと言える位の時期(偏差値55)を過ぎたら類推の訓練を真剣に考えるように…というのが基本ラインです。


類推についてこのへんもご参照ください。


来週は、このシリーズの最終回です。総まとめです。
今週の金曜日はいつも文法放送です。
この続きは来週の月曜日です。※実際は火曜日になりました


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2011年9月20日

嫌いな人限定:英語上達変遷マップ(18)

今回がシリーズ「嫌いな人限定:英語上達変遷マップ」の最終回です。
昨日の更新の予定でしたが、今日にずれ込んでしまいました。申し訳ありません。


今回は今までのまとめです。


英語の実力が普通の人・英語に興味がある人・英語が好きで得意なつもりなのに伸び悩んでいる人


↑ではなく


英語の実力が明らかに並み以下の人・英語に興味などない人・英語が嫌いで苦手なのに伸ばさなければならない人


↑この場合の「英語上達変遷マップ」です。(まとめ)


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失敗の原因を探る時期


【第1段階】
●重い腰を上げて「すぐに成績が上がりそうな楽な英語の参考書を探し」
⇒無駄だと気づき、⇒学校の成績を上げることを考えはじめる。


【第2段階】
●「どうやっって勉強していいかわからない...」と悩み、変なことを教わり、それに絶望する...!


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学習パターン改善期間


【第3段階】
まずは先生に習う


【第4段階】
●なんでもいいから学習する習慣をつける


【第5段階】
●辞書と戦う(覚悟付):「分からない単語は片っ端から辞書を引く」


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<主に文法力を付ける時期>


【第6段階】
●何としても「関係代名詞・目的格」の仕組みを理解すること。


【第7段階】
●もし受動態の仕組みが分からなかったら、理解しておくこと。


【第8段階】
●不定詞を克服すること


【第9段階】
●頑張って自力で訳例を作ること


【第10段階】
●文法の完成を目指すこと


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基礎読解力養成期間


【第11段階】
●ひたすら精読しまくる!


【第12段階】
●頑張って音読復習を!


【第13段階】
●とにかく、最低6カ月は我慢して、偏差値55を超えろ!


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応用読解力養成期間


【第14段階】
●訳例を書かずに多読せよ!!


【第15段階】
●音読でスピードアップを図ろう!


【第16段階】
●単語の類推を可能な限りしてみよう


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ここまで来れると、偏差値は軽く60を越え、70に達するかもしれません。


ただ、ここまでくるのに私は2年間かかりました。(スタート時の偏差値は30.5)。成績が伸びるにしても「どうしても時間はかかる」のです。1年間では時間が足りず、難しいと思います。ということは「スタートが高3の成り始め(4月)」では遅すぎる」ということです。センターが1月ですから、4月から計算すると「1年間ない」のです。多く見積もったって「10カ月」。足りません。


【英語の偏差値が40もない英語が苦手な皆さん】、ぜひ「早めに手をうって」欲しいと思います。私はそう切に願って止みません。


以上で今シリーズは終わりです。いかがだったでしょうか?


今週の金曜日の文法授業は臨時でお休みです。来週はあります。
来週の月曜日には雑談を入れます。
レギュラーの話は再来週の月曜日の予定です。


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