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苦手なりの受験英語!

 

2011年10月 3日

英語好きになることは可能か?(1)

 今週から新シリーズです。タイトルは「英語好きになることは可能か?」です。英語嫌いな人が、英語を好きになる方法は果たしてあるのでしょうか? これを考えます。(深遠なテーマそうですが、多分4回か5回で終わります)


 なお断っておきますが、ここで言う「英語嫌い」とは「英語そのものが嫌いな人」を指します。どうも「喋るくらいの英語は良いけど、長い英文やら、受験英語的な英語が嫌い」と勘違いする人が大勢います。それとは全く違います。私の言う「英語嫌い」とは、数学嫌いな人が数字を避けるように、英語やアルファベットを避けるような人を言います。


 まず最初に結論だけ書いておきます。


【結論】
 ・人によって可能になる人も居ないわけではない
 ・不可能な人には不可能!


 というものです。


 この結論になってしまう「単純な理由」を書いておきます。


 ・人によって可能になる人も居ないわけではない。
  理由⇒●は実際に「英語嫌い好きにさせたこと」がある


 ・不可能な人には不可能!
  理由⇒●自身は英語が大嫌いなまま。
 ※大嫌いだが、英語教師になれるほどの英語力は身につけた。


 確かには何人かの英語嫌いを(結果的に)好きにさせました自身は相変わらず英語が嫌いなままなのです。この【事実】に則り、次回以降でこのテーマについて書かせていただきます。


 金曜日に文法放送を行います。この続きは来週の月曜日です。


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2011年10月10日

英語好きになることは可能か?(2)

まず、参考までに大修館書店発行の「英語教育」という雑誌の話をさせてください。去年(2010年)の3月号特集は「英語を嫌う生徒にどう向き合うか」というものでした。13名の英語教育関係者と思われる人物がそれぞれの意見を寄稿していました。読んでいて、2つのことが気になりました。


(1)13人の執筆者は、ただ一人のあきらかな例外を除いて概ねみなさん「英語嫌いな生徒を如何に好きにするか。嫌いにさせないためにどうするか」という論調。最初から「好きにさせることが前提」のような話であった。
(2)にもかかわらず実際に『嫌いな人を好きにさせた成功例1つも提示されていない


この2つでした。
これらの執筆者の皆様には、大変申し訳ないですけれども、私はそれに対し↓こう思いました。


・「英語好きにさせるのに成功した例…ではない方法」を提案をされているのはなぜ?
それって「失敗する方法・失敗した方法」を提案されていることになるのでは?


皆様はどうお思いになりますか?


================


ただし、唯一人の例外の人物だけは違いました。論調の違いは出だしの数行だけでわかります。少し引用します。


> 私は未だに英語が大嫌いだ。ゴキブリよりも英語が嫌いだ。しかし私の職業は、大学受験生に英語を教える講師である。普通の英語教師に引けをとらない英語力はあるつもりだ。だから何も英語を好きになる必要はないではないか


どうでしょうか? あきらかに「英語嫌いな生徒を如何に好きにするか。嫌いにさせないためにどうするか」という論調…ではないと思いませんか?


…というかお分かりですね。この例外の寄稿文を書いた人の正体が。長くこのブログを読んでくださっている皆さんならばお分かりだと思います。


 他ならぬです。


しかしこの寄稿文が載った時、私が「しまった。失敗した」と思ったことがいくつかあります。その1つは


 私が(結果的に)「英語嫌いを実際に英語好きにさせた成功例」を提示でできればよかった!


というものです。「そうであれば私の寄稿文ももう少し説得力があったなあ」と思ったのです。だから


 「それをいつかブログで書こう」


と思ったのです。それが今回のシリーズなわけです。


 金曜日には文法放送を行います。この続きは来週の月曜日です。


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2011年10月17日

英語好きになることは可能か?(3)

では、「私が英語嫌いの人を(結果的に)好きにさせた 」を話します。
いくつかのポイントがあります。


(1)私はその人を「英語好きにさせよう」とは全く意図していなかった。
(2)私はその人の質問に答えていただけ。
(3)その人は大学に合格したかった。


【今からまず長い前提条件を話します】


--------------------------
私は、今から10年ぐらい前から約5年間、某受験掲示板で英語の質問の質疑応答を受け付けていました。(その掲示板は今でもあるのですが、過疎化が進んでしまいました。以前は華やかでした)
私の担当はもちろん「英語」です。それも「苦手な人を専門」に答えていました。かつては質問は毎日1~3個はあり、私は毎日それに答えていました。


質問は次のようなものが多かったです。
 A【参考書関係】
  [例]・良い参考書がないですか? ・〇〇〇という参考書をどう思いますか?
 B【英文問題解説】
  [例]・「□□□ □□□□□ □□□ □□□□□□ □□□」という英文の意味が分かりません。
    ・この問題の答えがなぜ 3になるのかわかりません。

 C【勉強法】
  [例]・英語が苦手で全く出来ません。わかりません。どうすればいいですか?


は A【参考書関係】に対しては「絶対に返事をしない」という方針を貫きました。私は参考書評論家ではありませんし、参考書は使用者でなければその良さは分からないと思っているからです。使っていない参考書の批評など私は絶対できないことでした。


C【勉強法】に関しては「ここを見て下さい」と言って、自分のサイトを紹介していました。
  私のサイトは「英語が苦手な人・嫌いな人を何とかさせるための専門サイト」でしたから。


問題は B【英文問題解説】
これが私の専門であった、と言って良いでしょう。この掲示板では色んな質問がありました。1つを挙げましょう。
これはICU(国際キリスト教大学)の過去問です。


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・投稿者の質問
 One need but read the depressing accounts of how people lived in London and other large British cities early in the 20th century to be grateful that the good old days are past.
 この英文ですが、赤本を見ると
『20世紀の初頭のロンドンやその他のイギリスの大都市で人々がどういう生活を送っていたかの重苦しい記述を読みさえすれば、「古き良き時代」が過去の時代であることを感謝することができる』
 となっていました。けれどもどうしてこんな意味なるのかが分かりません。教えてください。
----------


もしあなたが英語が得意な人、あるいは英語の先生であれば、これをどう説明しますか? 


こんな質問が毎日ありました。答えるのはとても楽しかったです。こういう解説が私は得意でしたから。この英文への私の解説はここに載っています。


-----<以上が前提条件です>-----


ある投稿者」は、1週間に最低1つくらいのペースでこの掲示板に投稿していました。質問のタイプは 全て B【英文問題解説】タイプでした。


この人は
・高校2~3年生
英語が嫌いで苦手
・学校の課題の英文の意味や、問題の解説がわからなくて、疑問がたっぷりある。
・どうやら、周りの友達や先生に質問しても、納得いく返事をもらえない
という状況だったらしいです。


手前味噌で大変申し訳ないですが、はこの手の「この英文の意味がわかんなーい・解説わかんなーい。なぜこの答えになるかがわかんなーい」という質問に「納得いかせるように答える」のが得意です。たから、投稿されるたびに「パッパカ」返事を返していました。


彼からは高2の終わりくらいから高3にかけてずっと投稿がありました。私は喜んで返事をし続けました。するとその返事で大抵「なるほど! よくわかりましたー!」という言葉をもらいました。たまにもらえない場合は、「この部分が分かりません。もう少し説明をください」という投稿でした。私は彼が納得行くまで返事をしたものです。


そして...


が高3の時の3月に、彼から私宛にメールが届きました
内容は
「お陰様で志望校に合格しました!」
というメールでした。


このメールには、ありがたいことに、「私への感謝」の内容も書かれていました。さらに驚くべき文言が含まれていました。


「マウスバードさんのおかげで英語がわかるようになり英語が大好きになりました大学に入っても英語を活用しようと思います」

======================================================


 は「決して彼を英語好きにさせよう」とは思っていませんでした。しかしどうやら彼は本当に英語好きになったようでした。


繰り返しますが
(1)私はその人を「英語好きにさせよう」とは全く意図していなかった。
(2)私はその人の質問に答えていただけ。
(3)その人は大学に合格したかった。
これだけなのです。これだけで彼は英語好きになったのです。


皆様、これをどう思われるでしょうか? ご感想はそれぞれでしょう。

ただし、
・私は「インターネットに投稿される英語の質問に、納得いく返事を返していただけ」で、英語嫌いの高校生英語好きにさせてしまった
というのはまぎれもない事実です。


以上が、が(結果的に)英語嫌い英語好きにさせた「」でした。


今週の金曜日は文法放送。この続きは来週の月曜日です。


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2011年10月24日

英語好きになることは可能か?(4)

今度は(3)の逆です。英語が嫌いなままの話。サンプルは「」。
私の中学・高校時代があまりに醜かったため、そのため「私は英語が好きになれない体質になってしまった」と思います。


まず、私は英語の成績が悪すぎでした。


 ・6年間英語の評価は赤点以外を取ったことがない。オール赤点
 ・好きだった理数系の勉強時間を英語に当てたそれでも英語は赤点
  →ちなみにその結果得意の理数系の科目も赤点になった。
 ・なのに英語の先生からは「努力不足だ! 勉強していない!」と怒られた。
 ・高1の時、「英語で学年最低点」を取った(平均点が80点台のテストで私は7点)


 ・girlが読めずに笑われた
 ★英会話の授業で喋れず、苦しみまくった
 ★英語の歌が歌えず、苦しんだ。かつ英語の先生に叱られた


===========================


↑★が付いている「最後の2つ」が大事だと思います。


 ★英会話の授業で喋れず、苦しみまくった。
 ★英語の歌歌えず、苦しんだ。かつ英語の先生に叱られた。


おそらく↑この2つは「英語が嫌いな人の共通する経験」だと思います。
英語嫌いは「この2つの所為英語が嫌いになる」と言ってよい。
(このへんは、かすかに雑誌「英語教育」の寄稿文にも書きました)


しかし、英語が好きな人はこれと「真逆」のはずです。


 ★英会話の授業が楽しかった
 ★英語の歌歌う授業が楽しかった


はずです。おそらく↑この2つは「英語が好きな人の共通する経験」だと思います。
英語好きは「この2つの所為英語が好きになる」と言ってよい。
(このへんも、かすかに雑誌「英語教育」の寄稿文に書きました)


----------------------


私の学校はちょっと特殊な中学・高校でした。
 英語に随分力をいれた学校でした。
 特に


  ・英会話


 に特化した授業が行われました。英語好きな人にはきっと「天国」のような環境だったでしょう。


しかし、私にとって英会話の授業地獄でした。恐怖の時間でした。拷問でした。虐待でした。いじめでした。私の学校の生徒は英語ができる人が圧倒的大多数でしたから。


==========
==========


に・も・か・か・わ・ら・ず!


中学・高校の英語のセンセイどもは、
 ・英会話は楽しい
 ・英語の歌を楽しもう
とニコニコしながらおっしゃり続けました。(この所為で、英語の先生を私は基本的に信用できなくなりました)。


こうした英語の授業は、私の学校は「毎日」あったのです。


↓↓↓↓↓↓<この結果>↓↓↓↓↓↓


 どうあっても「英語が好きになれない体質になってしまった」のです。


今週の金曜日は文法放送。この続きは来週の月曜日です。


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2011年10月31日

英語好きになることは可能か?(5)

今日はまとめです。最初に結論は書きましたね。
【結論】
 ・人によって可能になる人も居ないわけではない。
 ・不可能な人には不可能!
と。


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英語が嫌いだったけど好きなった人の例
がやったこと。↓
 〇文法的な疑問を明らかにした 文法にとてもこだわった
 〇その結果、成績を上げて、大学に入学した
です。詳細はこちら


英語は嫌いなまま。英語が得意になったのに、英語は大嫌いなままの人の例
?がやらされたこと。↓
 ●洋楽を聞かされたり、歌わされた
 ●英会話を重点的にやらされた
 ●その結果、英語がますます嫌いなり、成績も上がらず、どこの大学にも入れず浪人した。
です。詳細はこちら
------------------------------------------


 ↑この彼? はその後文法のおかげで成績を上げ、なんとか合格しました。その後は英語の先生なんかやってます英語は大嫌いなまま」です。


ここから結論が導き出せませんか?


 「英語嫌い」が「英語好き」になるとすれば

 (1)洋楽を聞くだの歌うだのの行為や英会話を力を入れない
 (2)文法に力をいれ、成績を上げることを目標とする。
 (3)以上の2つが、早ければ早いほど効果があり遅ければ遅いほど効果がない


ということです。私は既に手遅れなのです。


 よく、「英語の歌や英会話が、英語嫌いを英語好きにするのに効果的」である、と見かけありますが、よくもまあそんな大嘘をこけると思います。前から言っていますが「そんな事例」を(広告以外で)、1つで良いから私に提示してください! もうネットで10年以上私はそう叫んでいますが、1つも私の耳に届きません。
返って嫌いになる例ばかり見かけるはずです。にもかかわらず「効果的だ」と主張し続ける人の思考が分かりません。現実(英語嫌いは好きになっていない)が見えず、妄想(好きなっているはずだ!)が見えているのではないでしょうか? 妄想が見える英語の先生は、英語嫌いさんの信用を得なくなります。その英語嫌いはますます英語が嫌いになります。 
 よーく事態をご覧になって欲しいです。逆効果のはずです。


順序が逆なのです。原因と結果の位置が逆です。


・英語の歌や英会話が楽しめる人が⇒英語好きになる
・英語の歌や英会話で苦しむ人が⇒英語嫌いになる

のです。
だから、
英語好きが「英語の歌や英会話」をやると⇒「やればやるほどますます好きになる」という結果になります。楽しめますから
 しかし
英語嫌いが「英語の歌や英会話」をやったって⇒「やればやるほどますます嫌いになる」という結果にしかならないのです。苦しみますから


だから、もし教育関係者の方がこのブログを読んでいたら、英語嫌いな生徒さん自分が楽しめるもの洋楽英会話)を押しつけないでいただきたい。英語嫌いな生徒さんは、あなたが楽しめるもの返って苦しみます

英語嫌いな生徒さんには、できるだけ早く
 (2)文法に力をいれ、成績を上げることを目標とする。
とさせて欲しいです。


 私はネットだけで、ある英語嫌いを好きにさせたことがあります。には文法の説明しか私はしていないのです。


 あなたが、英語が嫌いで嫌いで困っていたら、英語の成績を上げることだけ考えましょう。
 そしてそのためには「文法にこだわる英語の先生」を見つけるのがベスト!


英語が苦手な人(苦手な人だ! 普通の人、まして得意な人ではない!)が、英語が得意になった例はすべて
 ・(塾などの)先生に習った
 ・文法にこだわった
人々です。例外はナガーイ日本の学校教育で1名もいないと思います。

そして、文法にこだわりながら先生に習うのが早ければ早いほど、英語嫌いが英語好きになる可能性が高いです。


私みたいになったら手遅れですよ。英語の先生になっても英語嫌いなままです。アルファベットを見たら苦しくて仕方がないのです。嫌いなままなのは「洋楽と英会話を(好きになるはずだ)と、押しつけられた所為」です。


今週の金曜日は文法放送。来週の月曜日は雑談。新しいシリーズは再来週の月曜日からです。
※臨時で、この話題のパート6を作りました。


(↓目次はこちら)
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2011年11月14日

英語好きになることは可能か?(6)

前の(5)で一応、このシリーズのラストのつもりでした。しかし、1点、付け加わらせてください。どうにも、間違って読まれた方がいるようなので...


前回の(5)で、私は以下のように書きました。


=======================================
 よーく事態をご覧になって欲しいです。逆効果のはずです。


順序が逆なのです。原因結果の位置が逆です。


・英語の歌や英会話が楽しめる人が⇒英語好きになる
・英語の歌や英会話で苦しむ人が⇒英語嫌いになる


のです。
だから、
英語好きが「英語の歌や英会話」をやると⇒「やればやるほどますます好きになる」という結果になります。楽しめますから
 しかし
英語嫌いが「英語の歌や英会話」をやったって⇒「やればやるほどますます嫌いになる」という結果にしかならないのです。苦しみますから
=====================================

以上のように書きました。
きっと私の書き方がきっとまずかったのでしょう。某所である方が、私のここのページをリンクし、次のような趣旨の発言をされていました。(内容は概ね好意的とてもありがたかったのですが、以下の部分に納得いかなかったのです)


 英語嫌いが英会話で苦しむのは、日本人ではなくネイティブとの会話早くさせていない所為だ


私には、どうして↑こんな意見になるのかが分かららなかったのです。私は困りました。私の言いたいことの「真逆」であったからです。これ以上ないほど真逆です。読者の皆さんは納得できるのでしょうか?


随分この謎を考えました。おそらくですが↓ここを取り違えたのだと思います。


英語の歌や英会話で苦しむ人が⇒英語嫌いになる


 ↑これを
へたくそな日本人同士の英会話で苦しむ人が⇒英語嫌いになる
 ⇒⇒ネイティブとの英会話だったら英語嫌いになる人も喜んだはずだ。


 と読み取ったのだと思います。(きっとこの人にとってはそうだったのでしょう)


しかし、断じて違います。だって、私は中1の最初から山ほどネイティブとの対話練習をやらされましたから。


どちらかと言えば


ネイティブとの英会話が楽しめる人が⇒英語好きになる
ネイティブとの英会話で苦しむ人が⇒英語嫌いになる
 ⇒⇒ネイティブとの英会話だったら英語嫌いは、日本人同士よりもっと英語を嫌いになる
 ⇒⇒⇒ネイティブとの英会話が、英語嫌いにとって
最強・最凶の猛毒。最悪の選択肢


こうなる。


英語嫌いより英語らしい部分が嫌い」なのです。


=================================

比べてください
ネイティブの生英語音声
コテコテの日本人がしゃべった英語音声


どっちが「より英語らしい」ですか? 
 ⇒「ネイティブの生英語音声」でしょう。


ネイティブの生英語音声」を
 「快感」と思った人が⇒英語好きになり、
 「不快」と感じた人が⇒英語嫌いになるのです。


日本人英語の方が、英語嫌いにとっては数億倍ましです。


===============


 おそらくここで次のような反論が予想されます。


「そうではなく、ネイティブとの会話体験が重要だ。意志が通じた体験が重要だ」


 その通りの部分と、そうでない部分があると思います。


======================


その通りの部分
 「意志」が通じれば重要ですよ。
 まさかとは思いますが、相手がネイティブならば


 "How are you?" "Fine thank you. And you?"


 ↑これが「意志が通じた体験」ってことになっているのでしょうか? 私にとっては違います。「しゃべろと言われた言葉を言っただけ & 言われただけ」の体験です。ちなみにネイティブに言われた英語(つまりネイティブの音声)は、いかにも「英語らしい発音」でした。そりゃネイティブですからね。 
 英語好きになる人は、このとき「こんな発音をしたい!」と思うものではないでしょうか? しかし私は違いました。この程度のネイティブとの対話?なら中学生の最初から学校で山ほど経験されられました。が「不快の塊・権化」でした。→「こんなふうに言うのかよ? 無理だ! ハードル高すぎ! 俺は死んでもこんな発音はできない」と思い、ただただ不快でした。


-------------


そうでない部分
 私がちゃんと英米人と話が出来た最初の出来事、つまり「最初に意志が英語で通じた瞬間」......これが私には全く記憶に残っていません。(ちゃんと意志が通じた瞬間ですよ。決まりきったスクリプトを言い合っただけとは違います。ちゃんとした「ネイティブとの英会話」です)


 何の感慨もなかっ


 「最初に水を熱してお湯になった経験」をあなたは覚えていますか? あなたは深く感動しました? 私にとってはそれと同じです。「ちゃんと相手に分かる英語を喋ったら英語を返してくれた経験」に私は全く感動しなかったのです。 「水を熱すればお湯になる」のは当たり前ですよね。それと同じように、「ちゃんと相手に分かる英語を喋ったら英語を返してくれる」のは当たり前。テレビのスイッチを入れたらテレビがついたの同じ。私にとってはそれだけでした。


 だから、ネイティブとの英会話体験が「重要」とは、英語嫌いの私には全く思えないのです。


逆に、英語が好きな人にとっては重要なのではないでしょうか?


===================================


 何度も言いますが、どちらかと言えば


ネイティブとの英会話が楽しめる人が⇒英語好きになる
ネイティブとの英会話で苦しむ人が⇒英語嫌いになる
 ⇒⇒ネイティブとの英会話だったら日本人同士よりもっと英語を嫌いになる
 ⇒⇒⇒ネイティブとの英会話が、英語嫌いにとって
最強・最凶の猛毒。最悪の選択肢


こうなる。


英語嫌いより英語らしい部分が嫌い」なのです。


これ以上「ドラえもん」に「よりネズミらしいネズミ」を与えないでください!
よりネズミらしいネズミ」をもらっても、英語嫌いは苦しむだけです。与えた先生は英語嫌いな生徒に「ちっとも分かってない。ますます俺を苦しめやがって!」と恨まれるだけ。良いことなんて何もない。


どのみちドラえもんに与えるなら、「なるべくネズミらしくないネズミ」を与えてください! そうすれば「この先生は分かってくれる!」と思うはずです。そして「あなたと英語を恨まない」と思います。


英語好きな人には「ネイティブとの会話」が「最高に喜ばれる」のでしょうが、英語嫌いには「最悪に恨まれる」のです。ネイティブの音声は、ドラえもんにとって、最も不快指数が高まるネズミそのものです。


金曜日は文法放送。来週の月曜日こそ新シリーズ開始です。


今週の金曜日は文法放送。来週の月曜日は雑談。新しいシリーズは再来週の月曜日からです。
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