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苦手なりの受験英語!

 

2014年6月23日

学校の成績の上げ方実践例(1)

新しいシリーズは「学校の成績の上げ方実践例」とします。


今回は私の生徒の1人、私の姪を特集します。


現在の姪の状況。


・某公立高校の高校2年生
・前回の中間試験は英語のテスト98点92点。98点のほうは学年で4位の成績。
・私が20分時間を上げるから解けと言った問題を、姪は早々と仕上げ続きの問題を解き始めた
担任の先生から「英語は得意だもんな」と言われる
・「夏休み中にシャーロック・ホームズの原書(英語版)を読みたい」と言い出し、既に原書を入手済。


姪は 少なくとも姪の高校ではかなりの英語成績優秀者です。ご覧のように現在英語では困っていない状況が見受けられると思います。


 皆様は、もしかしたら姪を「中学の頃からこんな感じだったのでは」と想像するかもしれません。皆様には「姪は中2当時から英語が興味があり、当時から英語の成績優秀者であった」ように見受けられるかもしれません。


 とんでもない


過去の姪


・中2当時、7月の学期末試験で英語10点
・アルファベットが満足に書けない。読めない。b を d にa を o にi と e に頻繁に間違う。10回(見ながら)書かせても、9回は間違う。例えば day を「ボーイ」と読む。 bag を dog と書き写す
・「don't doesn't didn't」を読ませると、「ドンド ドンド ドント」と答える。
・「were」を読ませると「ワズ」と言う。
・「don't」を教科書を見ながら「写させる」と、書いた文字は「bon't」や「dou't」。これじゃ点が取れるわけがない。
we を「ウィー」と読めるまで3ヶ月。それまでは「ミー」などと発音。
・this をザットと読む。that をディスと読む。ようやく this をディスと読めるようになった後にその意味を聞くと「それ」と答える。
・the を tha と書くし、day は dey と書く。(中3の2月まで)
・もちろん英語が好きなわけはない。


このような状況のため、私が中2の8月の終わりに借り出されたのです。私は英語ができない人を得意にさせるのが専門ですから。


今回は「この姪がどのように学校の成績が上がったのか? 何をどう学習したら学校の成績が上がったのか?」...これを紹介するシリーズにします。


 実はこれは既に私の twitter で3年前から紹介していました。膨大な量になります。先にこのログをご覧になりたい方は、全部の姪関係のtwitterのログをQ-Engにまとめましたので、こちらをどうぞ! 関連ログ(ツイート)を全て先に見れます。(←膨大ですが、大変面白いと思います。姪が如何に悲惨な状況だったのかが分かります。おそらく皆様の想像をはるかに超えていると思います。)


 今回は、このログを元に、「姪が何をどのようにやったら成績優秀者になったのか」を説明します。そして「成績不良者が普段の成績を上げるのは如何に難しいか」「どうやったら学校の成績は上がるのか」を考えていただければと思います。


 金曜日はいつもの文法放送。次回は来週の月曜日です。


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2014年6月30日

学校の成績の上げ方実践例(2)

 現在は「学校の成績の上げ方実践例」というシリーズを連載しています。どうしょうもなく英語ができない中学・高校生の生徒さんがどのように成績が上がったのか、英語で困らなくなるまで成績を伸ばしたのか...これを紹介しています。


 今回はその2回目です。中2で英語の点数10点しか取れなかった私の姪が、高2の現在では98点を取り、学年4位の点数を取得自主的にシャーロック・ホームズの原書(英語版)読もうとするまでになった話をしています。私が姪を教えるようになってあらの記録は既にtwitterで順次つぶやいてきました。先に過去3年分のツイートをご覧になりたい方はここをご覧ください。そこには既に姪関係のつぶやきのみをまとめてあります。


 時系列は↑のツイッターのまとめを見ていただくことで対応したいと思います。このシリーズでは「テーマ」を定めてそれについて説明したいと思います。


今回のテーマ
ディスレクシア識字障害


・該当のつぶやき
2011年8月30日(火) 11:47
中2の姪の英語教室:俺「b を読んでみろ」 姪「ビー」// 俺「d を読んでみろ」 姪「ビー」 // 俺「違う! ディだ! ABCDの Dだ! 丸の向きが逆だろうが! 区別がつかんのか!?」 姪「え~~??同じでしょ?」 ...姪は本当に同じに見えるらしい。注意させないと区別しない。


2011年8月25日(木) 19:04
中2の姪っ子の英語教室:俺「don't doesn't didn't を読んでみて」 姪「ドンド ドンド ドンド」。


2011年8月23日(火) 17:47
英語が苦手な中2の姪っ子への英語教室。 :俺「she her her を読んでみて!」 姪「シー シー シー」。 


2011年8月26日(金) 23:09
姪っ子の英語教室:俺「girlを読んで」 姪「読めません」 // 俺「baby を読んで」姪「ボーイ」 // 「was を読んで」 姪「ワズ」 俺「おーよく読めた! じゃあ were は?」 姪「ワズ!!」 俺「was じゃないよ were だよ」 姪「同じじゃないの?


【説明】
姪は軽いディスレクシア(識字障害)であった。特に bd間違いが多かった。他にも oaieunwm をよく間違った。識別できない。さらに書き写せない。例えば、and と書いてある文字を「見ながら書き写させるanb と書くのである。dayboy書き写しbagdog書き写すのである。これじゃあテストで点数が取れるわけがない


また、単語の真ん中辺を見ない。「don't doesn't didn't」を「ドンド ドンド ドンド」と読むのが好例。最初の d と最後のほうの n't だけを見て「同じ文字列」と認識する。


↓こんなのもある。
2013年1月9日(水) 21:09
中3姪英語教室:姪の癖をまた発見したかもしれない。姪は単語の2文字目の把握が苦手かもしれない。例えば show をスノーと読む(snowと間違う)。herhar と書く。さっき、shall を辞書でひかせたら、「ない」と言い張る。原因:姪は一生懸命 sall を探していた。


nh を間違うのである。そして2文字目を「見ない」


【カタカナもだめ】
2011年10月10日(月) 13:45
中2姪英語教室:俺「won't の読み方を書くね!(と言って "ント"とタイプする)はい読んで!」姪「ント!」/ 俺「winter の読み方を書くね!(と言って "ンター"とタイプする)はい読んで!」姪「ンター!」 姪はカタカナが苦手で、小さい「ェ」が好きらしい。


2011年11月27日(日) 19:28
中2姪英語教室:姪は英語はもちろん、日本語すら「文字を正確に読もうとしない」ということが分かった。カタカナの場合、最初と最後の文字は読むようだが、真ん中の文字をまともに読もうとしない。例えば紙に「プランズ」と書き、それを姪に読ませたところ、姪が言った言葉は「プラ」だった。


2012年5月24日(木) 00:34
中3姪英語教室:先週 twice という単語に「トゥワ」とカタカナをふらせた。今週、その「フリガナを読め」と俺は姪に指示した。すると姪は大きな声でこう読んだ。⇒「トゥワス!」  ようするに姪は、英語だろうがカタカナだろうが、真ん中辺を「見ない」のだ。


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長くなったのでここで今回は終わりにする。なお以上はみな姪が中2か中3のときの私のツイートである。つまり姪はこの状態で「高校受験」をし、受からなければならなかった


 あなたが姪の先生ならこの状態の姪に何をさせ、そしてどのように姪を高校に受からせようとするであろうか? 考えて欲しい。


最後に高校受験間際のツイート3つ載せる。


2013年1月6日(日) 11:03
中3姪英語教室:俺「"ザット"を書け!」 姪「thet」 / 俺「『彼女の、彼女を、彼女に』の"ハー"を書け!」 姪「har」  さあて、15日後には最初の入試があるぞ。 はあ(;´д`)トホホ...


2013年1月10日(木) 22:26
中3姪英語教室:姪が書くthatはいつもthetなり。 この一ヶ月、俺は姪にずっと「ザットは that ! e じゃなくてa !」と言い続けてきた。今さっきザットを書かせたが、やっぱり thet と書いた。おまけに「eじゃないの?と聞いてきた。直る気配がない。


2013年1月30日(水) 21:27
中3姪英語教室:俺「"彼女は"、"彼女が"の"シー"を書け!」 姪「shi」 / 俺「""を書け!」 姪「tha」   あとちょうど1ヶ月後は、公立高校入試試験日だぞ~~ははは......(-_- ;;;;;


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なお姪はちゃんと地元から一番近い公立高校に合格した。


2013年3月11日(月) 16:13
姪に電話した。どうやら本当に公立高校に合格した模様。ヨカターヨ・゚・(ノД`)・゚・!


私がどのように姪を指導したのかは次回紹介する。金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。


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2014年7月 7日

学校の成績の上げ方実践例(3)

 今回はシリーズ3回目です。中2で英語の点数10点しか取れなかった私の姪が、高2の現在では98点を取り、学年4位の点数を取得自主的にシャーロック・ホームズの原書(英語版)読もうとするまでになった話をしています。私が姪を教えるようになってあらの記録は既にtwitterで順次つぶやいてきました。先に過去3年分のツイートをご覧になりたい方はここをご覧ください。そこには既に姪関係のつぶやきのみをまとめてあります。


今回のテーマ
ディスレクシア識字障害


【姪の症状】:b と d の区別などがつかない。アルファベットを書かせると、見ながらでも全てを正しく書き写せない正しい文字列と見比べさせても「同じじゃないの?」と言い、自分が間違った文字を書いたと認識できない。詳しくは前回参照


【対策】
書かせる


【発想】
 姪は「書く訓練が足りていない」のが1つの原因と考えた。これは「小学校から足りていない」という意味である。日本語ですら書いてきていないのだ。だからカタカナでさえ、書き間違えるし、読み間違える。


【具体的には...】

概ねテストで×付けられた時に初めて「間違いを書いた」と分かることが多い。(×がつけられるまでは、何度見直しさせても「間違っていない!」と言い張る。私の授業では、私が「○文字目を良く見ろ!」と言って、姪に頭からアルファベットの文字の羅列を数えさせて、それでようやく分かるのである) 間違いが発見され次第、その時に書き直させた。

2012年10月30日(火) 18:46
中3姪英語教室:姪のテストが返ってきた。今回は点数が良くないので割愛。色んな間違いが山ほどあったが、1つだけ紹介したい。ホント、どうしたらこの手の間違いを治せるのだろう?   「and」 と書けば〇をもらえた所を、姪は「anb」と書いていた...


【反省点】
書かせた量が足りなかったか
色々書かせようと工夫はしたが、「同じ単語を【何度も】書かせる」というドリルのような作業はほとんどしなかった。1回は書き直させるわけだが、本来はそれを何度も書かせるべきだったかもしれない。
実のところ、間違った単語を何度も書かせるような作業をする時間がなかった。教科書の英単語を調べさせ、和訳例を自力で作らせるだけでも、恐ろしく時間がかかったからである。たった1文でもである。

2011年10月10日(月) 13:47
中2姪英語教室:今日はここから→ Hi Yuki. Are you ready for your trip? This winter is very cold and it often rains.  ←ここまでを読んで訳すのに45分かかった。


45分なら、学校なら1つの授業時間丸々である。学校の授業の予習として他の英文の訳例も自力で作らせなければならない。とてもとても間違った単語を何度も書かせる訓練をさせる時間なんかなかったのである。


【特記事項】
基本的な単語が『ある時期』に概ね正しく出来るようになった。
I, my, me, you, your, your, you などの人称変化や、this と that やもちろん the も間違えなくなった。今まで何度も間違いを指摘してきたが、ほぼ直った時期があった。それは中3の2月である。3月初めに公立の高校入試があるその前の月である。


 なぜ間違えなくなったのか おそらく「こうであろう」という理由は思い当たる。それは中3の1月21日に受けた私立高校に受からなかったことである。


 正直言って余り高いレベルの私立高校ではない。だから姪は「ここなら今の私でも受かる可能性がある」と思っていたはずだ。しかしそこが受からなかったそこで初めて姪は「単語が正しく書けなくて受からなかった!」と認識したのである。つまりそれまでは「間違ってても大丈夫のはずだ」と高をくくっていたのである。しかし受からなかったので「しまった! このままでは高校生になれない」と認識したのではないか。それでやっと初めて「ちゃんと英単語のスペルを書けるようになろう」と意識したと思う。


 それまでは、「直す労力」と「受かるなら直さなくて良いだろうという見込み」を天秤にかけて、「直さない」ことを姪は選んでいたと思う。


【総論】
書かなければ間違いは直せないとは思うが、本人が「間違ってても問題ない」と思っている間は効果が薄いと思う。「b と d を間違っていることは大問題なのだ」とはっきり自覚させることが優先なのかもしれない。


 中3の頃の姪は2月に基本的な英単語のスペルをほぼ間違えなくなり3月には無事地元の公立高校に受かった


今回はここまで。今週の金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。


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2014年7月14日

学校の成績の上げ方実践例(4)

 今回はシリーズ4回目です。中2で英語の点数10点しか取れなかった私の姪が、高2の現在では98点を取り、学年4位の点数を取得自主的にシャーロック・ホームズの原書(英語版)読もうとするまでになった話をしています。私が姪を教えるようになってあらの記録は既にtwitterで順次つぶやいてきました。先に過去3年分のツイートをご覧になりたい方はここをご覧ください。そこには既に姪関係のつぶやきのみをまとめてあります。


今回のテーマ
間違いを認めない


・該当のつぶやき


2012年6月14日(木) 00:48
中3姪英語教室:今日の姪は「ourの意味」を頑強に「私たち【】」だと主張してきかなかった。それも俺が姪に we、our、us を言わせた直後に「そうじゃん~『私たち【を】』で合ってるじゃん~!」と言ってきかなかった。間違いと認識できなかった。どうすりゃいいんだ?


2012年9月12日(水) 21:32
中3姪英語教室:姪は英語で「どうもありがとう」と言えないことが判明した。こう言っていた⇒「サンキューベリー【マーチ】」 要するに much をずーっと【マーチ】と今まで読んでいた。しかも俺が「マーチじゃない! マッチだ!」と言うと、姪は「えー!? どこが違うの? 同じじゃん」と主張した


2014年5月20日(火) 10:37
姪の学校のプリントに「chose ... 『choose』の過去形」とある。姪はこれを「choseが原形でchooseが過去形」と誤読。わしが「逆だ」と指摘し辞書で確認させる。すると姪は「プリントが間違ってる」と怒る。困ったちゃんはこういう場合必ず人の所為にする。プリントはあっている


・姪の症状
まず本人は「間違って認識」している
 we, our, us を「私たちは、私たち、私たちを」と言わせた後でだめなのだ。「『』であってるじゃん!」と言って聞かない


・対策
確認させる。


私は「じゃあ辞書を引け!」とまず言う。our を引けば「私たち」と書いてある。絶対に「私たち」とは書いていない。ここで「あれ?」と姪は声を上げる。それからやっと I, my, me の表を見直し始めた。そして「あっ」と声を上げた。


much もそう。中学生用の辞書なら読み方はカタカナで書いてある。マーチとは書いていない。マッチあるいはマチと書いてあるはずだ。


chose もそう。辞書を引かせると、ちゃんと choose-chose-chosen と書いてある。それでも姪は「プリントが間違っている!」と主張し続けたが。私が「chose の説明内容が」が「『choose』の過去形」なんだと、何度も言って、ようやく納得した。


・総論
 まず「間違って認識した」と認めたがらない。本人には「自分は間違っていない」という自信があるのだ。そこでまずは辞書で確認させる。そして認識間違いをまずは気がついてもらわないと話にならない
 そしてそれから覚えてもらう。もっともそう簡単に正しいほうを覚えられるかどうかは別問題。ただし間違いを覚えようとするよりはましなはずである。もちろん、現在の姪は our も much も choose も間違えない。今ではきちんと覚えている。


(余談:私が choose-chose-chosen を覚えたのは高3のときである。現在の姪は私が高3のときよりもはるかに英語が出来る)


今回はここまで。今週の金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。


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2014年7月21日

学校の成績の上げ方実践例(5)

 今回はシリーズ5回目です。中2で英語の点数10点しか取れなかった私の姪が、高2の現在では98点を取り、学年4位の点数を取得自主的にシャーロック・ホームズの原書(英語版)読もうとするまでになった話をしています。私が姪を教えるようになってあらの記録は既にtwitterで順次つぶやいてきました。先に過去3年分のツイートをご覧になりたい方はここをご覧ください。そこには既に姪関係のつぶやきのみをまとめてあります。


今回のテーマ
何回同じものが出ても、間違いはなかなか直らない


・該当のつぶやき


2011年11月10日(木) 23:08
中2姪英語教室:thisとthatが読めず意味も分からない。今日はdon't をdou'tと書いた(前回はbon't)。「study を読め!」と聞くと「スチューデント」と答え、「student を読め!」と聞くと「スタディ」だった。brotherの意味を聞いたら「父」だった。


2012年3月23日(金) 16:58
中2姪英語教室:約4箇月間の学習の末、ようやくthisを「ザット」と読まずに「ディス」と読めるようになった(今までずっと毎回 ザット だった)。ただしthisの意味を尋ねると、姪は未だに「これ」ではなく「あれ」と答える。姪がthisを「これ」と把握するのにあと何箇月かかるだろう?


2012年5月4日(金) 02:38
中3姪英語教室:姪の誤読集。(  )内が姪が実際に読む言葉...レベル5 then(ザン)/レベル4 their(ゼイ)/レベル3 has(ヒズ)/レベル2 an(オン)/レベル1 at(イット) ...最近ようやく this をディスと読めるようになった。今までは100%ザットだった。


2012年5月17日(木) 01:18
中3姪英語教室:俺「thisを読んで」 姪「ディス」 俺「もう大丈夫だね~間違えなくなったね♪」 姪「え? あたし今まで間違えてたっけ?」  姪は過去の失敗を忘れるのも天才のようだ。こういう記憶障害も本当にヤバイと思う。今まで姪はthisをザット、thatをディスと読んでいた。


2013年1月6日(日) 11:03
中3姪英語教室:俺「"ザット"を書け!」 姪「thet」 / 俺「『彼女の、彼女を、彼女に』の"ハー"を書け!」 姪「har」  さあて、15日後には最初の入試があるぞ。 はあ(;´д`)トホホ...


2013年1月10日(木) 22:26
中3姪英語教室:姪が書くthatはいつもthetなり。 この一ヶ月、俺は姪にずっと「ザットは that ! e じゃなくてa !」と言い続けてきた。今さっきザットを書かせたが、やっぱり thet と書いた。おまけに「eじゃないの?」と聞いてきた。直る気配がない。


・姪の症状
似たような単語が区別できず、覚えられない。
this と that は本当に参った。この話は、ログあるように、初登場は中2の11月。そして最後の2つでも分かるように受験直前の中3の1月でも、this と that のスペルを覚え切れていなかった。


 わかり難いが、実は私は姪に騙されていた。姪は中2~中3のほとんどの期間で、this と that 対策に【あっているように見せかけるため】に実は「悪い工夫」をしていたことが後で分かった
・姪は this や that が出てくると、どっちが出ても最初に「ザット」と言い、そして間違ってたら「ディス」と言う。
・私が意味を尋ねると、this だろうが、that だろうが最初に「あれ」と言い、そして間違っていたら「これ」と言う。
...という具合だった。最初は見事に私は騙された。中学の頃の姪は this と that を識別していなかった。当事の姪は「二者択一で、確率半分で当たれば良い・運が良ければ叱られない」と思っていたようだ。


 this と that の識別ができた頃、別の問題が生まれた。今度は thattheスペルの区別ができなかった。 the を tha と書いたり、that を thet と書いたりしていた。これが中3の受験間際の1月の話である。案の定、最初の入試には受からなかった


なかなか直らなかったのは、this や that だけではない。
例えば次の例。


2012年9月20日(木) 21:38
中3姪英語教室:姪「manって何?どう読むの?」俺「(manも知らないのか(´Д`))『男の人』だよ。読み方はマン。ウルトラマンのマン!」 姪「へ~」  約5分後。man を姪に読ませた。姪の発音は【メン】だった(ちなみにこの時点まで man の複数形を教えていなかった))


2012年10月12日(金) 00:10
中3姪英語教室:前にmanとwomanを教えた確認話。案の定忘れていた。俺「womanは女性」姪「へ~」俺「womenは女性達」姪「へ~」俺「じゃあ男性は何?」姪「?」俺「manだ!ウルトラマンのマンだって言ったろう!」姪「そうだっけ?」俺「じゃあ男性達は何?」姪「woman?」


このように、そうは簡単に覚えてはくれない。


・対策
少なくとも1度は書かせる。


1度以上は書かせなければとは思っていた。姪は英語を書く作業が不足していると感じたからだ。本当は何度も書かせるほうが良いのかもしれない。しかしそれをやっている時間がなかった。英文を読ませて意味を把握させるほうが優先だったからだ。むろん、時間があるときは何度も書かせたが。1度以上は書かせなければとは思っていた。
 ただおそらくこれだけでは直らなかったろう。少なくともすぐには直らなかった。this や that が直ったと言えるのは中3の2月ぐらい。つまり受験の直前。公立高校の入試まで15日ぐらいにようやく直ったのである。遅すぎだ。合格したのだから結果は出たものの、有効な方法と言い難い


・考察
失敗したのが有効だった。


では、なぜ公立高校の入試まで15日ぐらいにようやく直ったのか? 理由は思い当たる。このシリーズの(3)の最後で書いたことがそのまま理由になる。(以下ほぼ(3)の最後の再放送)


それは中3の1月21日に受けた私立高校に受からなかったことである。


 正直言って余り高いレベルの私立高校ではない。だから姪は「ここなら今の私でも受かる可能性がある」と思っていたはずだ。しかしそこが受からなかったそこで初めて姪は「単語が正しく書けなくて受からなかった!」と認識したのである。つまりそれまでは「間違ってても大丈夫のはずだ」と高をくくっていたのである。しかし受からなかったので「しまった! このままでは高校生になれない」と認識したのではないか。それでやっと初めて「ちゃんと英単語のスペルを書けるようになろう」と意識したと思う。


 それまでは、「直す労力」と「受かるなら直さなくて良いだろうという見込み」を天秤にかけて、「直さない」ことを姪は選んでいたと思う。


【総論】
書かなければ間違いは直せないとは思うが、本人が「間違ってても問題ない」と思っている間は効果が薄いと思う。「this や that を間違えることは大問題なのだ」とはっきり自覚させることが優先なのかもしれない。


 中3の頃の姪は2月にthis や that のスペルや意味を間違えなくなり3月には無事地元の公立高校に受かった


今回はここまで。今週の金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。


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2014年7月28日

学校の成績の上げ方実践例(6)

 今回はシリーズ6回目です。中2で英語の点数10点しか取れなかった私の姪が、高2の現在では98点を取り、学年4位の点数を取得自主的にシャーロック・ホームズの原書(英語版)読もうとするまでになった話をしています。私が姪を教えるようになってあらの記録は既にtwitterで順次つぶやいてきました。先に過去3年分のツイートをご覧になりたい方はここをご覧ください。そこには既に姪関係のつぶやきのみをまとめてあります。


今回のテーマ
英語に対する興味がない


・該当のつぶやき


2011年10月21日(金) 00:36
中2姪英語教室:now(ナウ)、young(ヤング)、old(オールド)、nice(ナイス)、winter(ウィンター)、enjoy(エンジョイ)、study(スタディ)...などは「姪が意味を知らなかった単語」の例。「読めない」のはまだしも「聞いたこともない」そうだ。


2011年10月28日(金) 00:20
中2姪英語教室:this, that, but, world, plan, gave, read, how ... 以上、今日の授業で、姪が読めなかった単語。もちろん意味なんか知ってたわけがない。もっと難しい単語ももちろん読めないし意味も分からない。それでも今日も4時間も頑張った。


2012年5月30日(水) 21:14
中3姪英語教室:俺が姪でも絶対読めると思った例文を姪に読ませた。⇒俺「I love you ←を読め!」 姪「アイ 【リ】ブ ユー」  姪は「アイラブユー」も言えない


2012年9月12日(水) 21:32
中3姪英語教室:姪は英語で「どうもありがとう」と言えないことが判明した。こう言っていた⇒「サンキューベリー【マーチ】」 要するに much をずーっと【マーチ】と今まで読んでいた。しかも俺が「マーチじゃない!マッチだ!」と言うと、姪は「えー!?どこが違うの?同じじゃん」と主張した


2012年9月28日(金) 20:28
中3姪英語教室:今日の姪は thank you が読めなかった......発音できなかった...... (何度も言うが中3。5ヶ月後は高校受験なんだ......)


2013年1月17日(木) 11:46
中3姪英語教室:俺「"おはよう"を英語で言えるか?」 姪「エブリ モーニング?」 俺「ちゃうわ! グッド モーニング! モーニングの意味はわかるか?」 姪「朝?」 俺「そう! じゃあ"今晩は"の英語は?」 姪「それが"エブリ モーニング"か!^^」 俺「...」


・姪の症状
英語に興味がない。
ご覧のように、割りと常識的に知られていそうな英単語や会話表現ですらだめである。ちなみに最後の「グッドモーニング」が分からなかった話は、中3の受験直前期(1月17日)の出来事だ。


・対策
普通に勉強として学ばせるだけ。


 私は間違っても「会話なんだから覚えろ!」とか「覚えやすいはずだ」などとけっして言わなかった。だって既に覚えていないんだ。姪にとって覚えやすいはずがない。姪にとっては「覚え難いはず」なのだ。


 それから、私が絶対に言わなかった(言えなかった)は「少しは英語に興味を持て!」というセリフである。だって私自身が英語に興味がない私(マウスバード)は英会話が1番嫌いだ。だいたいそもそも、やってて嫌なものに「興味を持て!」と言われたって、興味を持つわけがない。例えば、もしあなたが嫌いな数学やなんかに「少しは数学に興味持て!」と言われたとしよう。少しでも興味を持つだろうか? それと同じである。その代わりに私は姪に「興味なんかこれっぽっちもなくてもやらなければならない、学校の科目なんだから」とは言ってきた


 あ、そうそう、↑このように私が「某人物」に言ったら、
 ↓こういう返事が返ってきた。


「それは親が悪い。小さい頃からの教育が悪かったね。幼い頃から英語に興味を持たすように、教材で英語教育をすれば良かったんじゃない? そうすれば英語に興味を持ったはずだよ。アルファベットも苦にしなかっただろうし、会話表現も覚えてたはずだよ^^」


 ↑これを聞いた私は大爆笑した。
 私はすかさず↓次のツイッターのログを見せた。


2011年11月22日(火) 11:43
中2姪英語教室:相変わらずthis も that も読めない姪は3歳頃、親が100万円近い金を払って、英会話教材(主にCD。他、電話による会話練習)などをやっていたことが判明した。 えー えー えーと...。


 興味なんか微塵も関係ない。英語を学習させるために「学校の科目だから」としか私は姪に言っていない。それで姪はちゃんと英語の勉強する


2012年1月30日(月) 14:24
中2姪英語教室:俺の頃の英語教師は「お前が大人になる頃、英語は必要になる」と言ってた。こういう「願望」を「事実」のように、今でも英語教師たちは言うんだろうな。/姪「なぜ英語なんか勉強しなきゃならないの?」俺「学校の科目だから。以上」←こう答える。すると姪はちゃんと英語を学習する。


今回はここまで。今週の金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。


(↓目次はこちら)
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2014年8月 4日

学校の成績の上げ方実践例(7)

 今回はシリーズ7回目です。中2で英語の点数10点しか取れなかった私の姪が、高2の現在では98点を取り、学年4位の点数を取得自主的にシャーロック・ホームズの原書(英語版)読もうとするまでになった話をしています。私が姪を教えるようになってあらの記録は既にtwitterで順次つぶやいてきました。先に過去3年分のツイートをご覧になりたい方はここをご覧ください。そこには既に姪関係のつぶやきのみをまとめてあります。


今回のテーマ
学習に時間がかかる。いろんな意味で(前半)


・該当のつぶやき1・<読めない:意味が分からない>


2011年9月22日(木) 23:13
中2姪の英語教室:Over the next few years, some Sisters joined Mother Teresa.←このうち姪が自力で正しく発音できた単語は the だけ。他の単語は意味も知らない。この1文の解釈にかかった時間は30分。今日の授業は合計3時間


2011年10月10日(月) 13:47
中2姪英語教室:今日はここから→ Hi Yuki. Are you ready for your trip? This winter is very cold and it often rains.  ←ここまでを読んで訳すのに45分かかった。


 単語なんか全然知らない姪。私は片っ端から辞書を引かせた。中学校用の辞書なら単語はカタカナで読み方が書いてある。それを教科書をコピーしたものの上に書かせた。そしてその単語の下には単語の意味を書かせた。その上で文の訳例を作らせた。最初のうちは1文ずつだ。なにせ1文に45分もかかるのだ。とてもとても「数行まとめて訳例を書かせる」なんてできなかった。ある程度やり方がわかったぐらいになったら、文ごとではなくページごとに訳例を作らせた。


・該当のつぶやき2・<準備に時間がかかる、出来ない・なくす・持ってこない>


2011年9月23日(金) 12:11
姪の英語教室:昨日の授業、出だしの5分は教科書を探すのに費やした。次の5分はノート探し。その次の5分は消しゴム探すのに費やされた。やっと授業が始まると、一文の解釈に30分かかった。


2012年3月22日(木) 20:35
中2姪英語教室:(現在授業中)homeをハウスと読み、busyをベリーと読む。sixはちゃんと読めたが意味が分からない。「じゃあ辞書を引いて調べろ」と言ったら今度は辞書が見当たらない。現在進行形で探し中だが10分探しても見当たらない。絶対平均レベルの生徒を学年トップにするほうが楽


2012年3月22日(木) 20:51
中2姪英語教室: 辞書は未だに見つからない。ちなみに今学習しているのは俺が買い与えた参考書だが、この本は(同じ本の)2冊目。なぜ同じ本が2冊あるかというと、姪は1冊目をなくしたから。現在、その本の「かつてやった部分」をやり直し中。しかしその途中で、現在姪は辞書を探し中。


2011年11月27日(日) 09:32
中2姪英語教室:昨日は実際に会って講義。まず姪は「普段の学習で使う1番大事なプリント類を【全て】持ってき忘れた」。これじゃなんのために姪は電車賃と時間をかけてここまで来たのかわからない。(ちなみに前回は辞書を忘れた)なので今日もやることになった。なおthatは今回も読めなかった


2012年11月27日(火) 17:14
中3姪英語教室:夏休みに俺があげた動詞の不規則変化表について。姪は読めないので読み方を全部カタカナで書かせた。姪なのでこれが一苦労。俺と一緒にやって完成までに10時間はかかった。もちろんあまり覚えていない。今日久々に「あの表を使うから出せ」と言った。......姪は表をなくしていやがった


 姪は、教科書、辞書、参考書といった類をいとも簡単になくす。2012年3月22日は辞書を探すのに授業開始から30分近くかかった。30分もあればどれだけ学習できるのだろう? この日のつぶやきは参考書ををなくしてもう1度買い与えた話が書いてあるが、実はこのあと、この日に探しまくった辞書を完全になくし、新しい別の辞書を買いなおしている。
 また、中3時は自分で10時間もかけて完成させた不規則変化表を、自分の苦心の作なのに、これもなくしていた


 私は↑この姪を高校に受からさなければならなかった。


この話はまだ途中。後半は再来週の月曜日に更新します。今週の金曜日はいつもの文法放送です。
来週は臨時で雑談です。


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2014年8月18日

学校の成績の上げ方実践例(8)

 今回はシリーズ8回目です。中2で英語の点数10点しか取れなかった私の姪が、高2の現在では98点を取り、学年4位の点数を取得自主的にシャーロック・ホームズの原書(英語版)読もうとするまでになった話をしています。私が姪を教えるようになってあらの記録は既にtwitterで順次つぶやいてきました。先に過去3年分のツイートをご覧になりたい方はここをご覧ください。そこには既に姪関係のつぶやきのみをまとめてあります。


今回のテーマ
学習に時間がかかる。いろんな意味で(後半)


・該当のつぶやき3・<英文を覚える作業:問題を解く作業に恐ろしく時間がかかる>


2011年10月1日(土) 00:51
中2姪と腐女子生徒との比較:の夏休みの宿題の1つ「約200文字の英文暗唱」の話。姪は90分×5日間、俺と練習してなんとか覚えた。⇒今日同じ英文を腐女子に見せ、「中2の頃の君ならどの位で覚えられそうか?」と聞く。返事は「休み時間で十分」だった。これが得意不得意の差だと考える。


2012年8月3日(金) 22:16
中3姪英語教室:「英語が苦手な人は不定詞が苦手・難しく感じる」というのが俺の主張の1つ。一昨日と今日で俺は姪に不定詞を教えた。使用教材の不定詞の部分には「制限時間40分」と書かれていた。しかし姪の場合、間違いながら4時間かかってもまだ終わらない。しかし俺は苦手なら当然と思っている


 腐女子(生徒)、とは当時私が教えていた別の生徒のことここに合格体験記があるが、この下側の人(国立に受かった人である。
この生徒は比較的英語が得意だった。彼女に見せたところ、休み時間で覚えられる英文だと言っいてた量の英文だった。姪はこれを450分(7時間30分)かけないと覚えられなかったのである。
 単純な問題集も解くのに時間がかかる。問題集に書かれてている制限時間内になんかとてもじゃないが終えられない。適切な制限時間の6倍の時間をかけても、解き終わらなかったのである。
 ただしこれは褒めて欲しい部分だ。嫌な英語を、7時間30分もかけて覚えるのだ。そばにいる得意な人が休み時間で覚えきってしまうのを横目に、7時間30分も暗誦の練習を姪は行ったのだ。平均的な中学生が40分で答える問題を姪は4時間かけて終えたのだ。


・該当のつぶやき3・<ただし長く学習はする>


2011年9月23日(金) 12:18
姪の英語教室:三行の解釈を終えた時点で90分たってしまった。予定の授業時間である。俺は「今日はこの辺にしようか」と提案した。すると姪は意外なことに「まだやりたい」と言ってきた。結局そのページの訳を3時間かけて終わらせた。意外に頑張り屋さんで驚いた。

2011年10月28日(金) 00:20
中2姪英語教室:this, that, but, world, plan, gave, read, how ... 以上、今日の授業で、姪が読めなかった単語。もちろん意味なんか知ってたわけがない。もっと難しい単語ももちろん読めないし意味も分からない。それでも今日も4時間も頑張った。


2012年2月24日(金) 01:40
has を「ヒズ」と読み、with を「ウィッチ」と読む姪。明日定期試験のため、午後8:00~午前1:30 までの5時間半英語の勉強をした。しかしおそらく試験はいいとこ30点ぐらいだろう。30点では世間だと「勉強してない」と言われる。でも褒めて欲しい。姪は英語を見たくないのだから


2012年9月4日(火) 16:32
中3姪英語教室:姪の学校の1コマ(50分)の授業の予習にかかる時間は3時間。具体的に言うと、英語の教科書に載っている「9行の英文」の中にある全ての単語の読み方1つずつを把握させる。その単語の意味を1つずつ把握させる、その上で英文の和訳例を作らせる。それを直す。以上の工程に3時間。


 姪が凄いのは、ちゃんと学習することである。そりゃあ当時の姪は普通の人の6倍ぐらい時間がかかった。それでもやり遂げたのである。褒めてやって欲しい。


 もっともこれだけ時間をかけても高校受験1ヶ月前でも that は thet と書いていたし、her は har と書いていた...。


 逆に考えよう。
これだけ時間をかけてもデスレクシア(識字障害)はそうは簡単に直るものではなかった
しかしこれだけ学習が困難なのに、長時間の勉強は可能であった。
ということである。


金曜日はいつもの文法放送。なお、この続きはいつもの月曜日ではなく日曜日です。


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2014年8月24日

学校の成績の上げ方実践例(9)

 今回はシリーズ9回目です。中2で英語の点数10点しか取れなかった私の姪が、高2の現在では98点を取り、学年4位の点数を取得自主的にシャーロック・ホームズの原書(英語版)読もうとするまでになった話をしています。私が姪を教えるようになってあらの記録は既にtwitterで順次つぶやいてきました。先に過去3年分のツイートをご覧になりたい方はここをご覧ください。そこには既に姪関係のつぶやきのみをまとめてあります。


今回のテーマ
辞書を引かせる


・該当のつぶやき


2011年9月15日(木) 22:58
姪の英語教室:俺「work の意味は分かる?」 姪「わかんない」 俺「じゃ辞書引け」 姪「え~?!」 俺「何のために辞書はあるんだ?! 引け」 姪「(しぶしぶ引く)え~と...え... あった!」 俺「なんて意味だ?」 姪「言葉!」 俺「...(´Д`;)」(解説:word と間違えている)


2012年3月22日(木) 20:35
中2姪英語教室:(現在授業中)homeをハウスと読み、busyをベリーと読む。sixはちゃんと読めたが意味が分からない。「じゃあ辞書を引いて調べろ」と言ったら今度は辞書が見当たらない。現在進行形で探し中だが10分探しても見当たらない。絶対平均レベルの生徒を学年トップにするほうが楽


2012年6月10日(日) 00:56
中3姪英語教室:thinkその2⇒ 俺「thinkの意味は分かる?」 姪「分からない」 俺「じゃあ辞書で調べなさい」 姪「え~と~~~... ああ、【~に感謝する】かあ~」 俺「なんだって!? どこ見てるんだ?」 姪「だって、ほらそう書いてあるよ!」 姪が調べたのはthankだった。


2012年9月8日(土) 16:18
中3姪英語教室:nothing を辞書で見つけるのに4分かかる: their をザと読む。stomach を調べるのに3分。when を毎回「何」と訳す。weak を「歩く」と訳す。later を辞書で引かせるとlate を引き「あった」と答える。later を見つけるまでに2分




辞書については色々過去に語った。私は、苦手な人には「紙の辞書」を推奨している。いや今は紙が良いかどうかの話ではない。


姪にどう辞書を引かせたのかの話をしよう。


 ご覧のように、姪は辞書を引きたがらなかった。そりゃそうさ。苦手なんだから引きたがらないに決まってる。しかし今まで辞書を引かないできたら、英語のテストで10点なんか取ってきた。だから引かせまくった


 数年前のいつだったか、どこかで誰かに「苦手な人には辞書を引かせるべきではない。代わりに引いてあげるべきだ」と言われたことがあった。その頃、まさにちょうどご覧のように姪は辞書と格闘していた。だから反論記事を当時書いた。


 当時私は姪に辞書を引かせまくっていた。辞書をめんどくさがって引かない姪に私はこう言った。「辞書は誰のためにあるのか? 先生のためか? 違うだろう。学習者のためにあるんだろうが! お前は学習者だろうが。 だったら引け!」と怒鳴った。


 当初は恐ろしく時間がかかった。


 ご覧のように1つ調べるのに3分4分かかるのは当たり前。さらに姪が「見つけた!」という単語は全然別の単語を調べていたことも多かった。1単語を引くのさえこのように重労働。しかしこの作業はこの姪ですら不可能な作業ではない。ご覧のように可能な作業なのである。私は姪にずっと辞書を引かせまくった。


 その結果。
 現在の姪は単語を辞書では引くのは全く苦にしなくなった。今は時間を決めて教科書の読解(和訳例作成)をやらせるが、ほっといても分からない単語は全部辞書で引く。このとき、もちろん辞書に載っている単語は意味が2つも3つもある場合があるが、姪は自分で考えて文脈から正しいものを選び出してくる。今じゃ1単語を引くのに30秒もかからない。そしてディクレクシア(識字障害)の間違いも大分減ったのである。
 
 
 そして現在の高2の姪は自主的に「シャーロックポームズ(英語版)を読もう!」などと思うようになるまでになったのである。ほっといても自主的に辞書を引かなきゃ読めるわけがない。


 中学の頃、私が代わりに辞書を引いてあげたら、果たしてこのようになったであろうか? もしなったと思うなら、代わりに辞書を引いてあげることで、英語のスーパーできらずが学年4位ぐらいになるまで英語ができるようになった例を1つで良いので私に例示して欲しい。


金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。


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2014年9月 1日

学校の成績の上げ方実践例(10)

 今回はシリーズ10回目です。中2で英語の点数10点しか取れなかった私の姪が、高2の現在では98点を取り、学年4位の点数を取得自主的にシャーロック・ホームズの原書(英語版)読もうとするまでになった話をしています。私が姪を教えるようになってあらの記録は既にtwitterで順次つぶやいてきました。先に過去3年分のツイートをご覧になりたい方はここをご覧ください。そこには既に姪関係のつぶやきのみをまとめてあります。


今回のテーマ
参考書


・該当のつぶやき


2012年8月3日(金) 22:16
中3姪英語教室:「英語が苦手な人は不定詞が苦手・難しく感じる」というのが俺の主張の1つ。一昨日と今日で俺は姪に不定詞を教えた。使用教材の不定詞の部分には「制限時間40分」と書かれていた。しかし姪の場合、間違いながら4時間かかってもまだ終わらない。しかし俺は苦手なら当然と思っている


 苦手な人ほど参考書に頼ろうとする


 しかし「英語が苦手な人が参考書のおかげで英語が得意になったと言える例は長い教育の歴史上1件もない」。普通以上の人なら例はある。しかし苦手な人が参考書だけで得意になった例は1件もない、と私は断言している。必ず補助的な先生が必要、というのが私の意見である。


 苦手な人は参考書だけで成績が上がることはけっしてない。学校の教科書をきちんとやるほうが優先でそこで得意になれる」とい私は考えている。英語が苦手な人は学校の教科書を主体にしたテストが出て、そこで成績が決まる。そこでろくな点数が取れなくて困っているのだ。だから学校の成績を上げることを考えなければならない。しかし、学校の成績を上げるための参考書なんかないのだ。


 強いてあげれば教科書ガイド、というものはある。しかしである。私が中学高校で落ちこぼれていたとき、私は当然のように教科書ガイドを買ったが、ほとんど役に立たなかった。なぜなら教科書ガイドの内容がアンポンタンの私にはさっぱり分からなかったのである。つまり「教科書ガイドは、私のような英語落ちおぼれには、全くガイドにならなかった」のである。


 とはいえ、姪の学習で(特に中学時代)たった1種類の参考書は購入し、それは頻繁に使った。それは「10日間完成 中1中2の総復習」というタイトルのものであった。内容は、「文法に類するもの」と言って良い。 am, are, is や I, my, me から始まり、一般動詞や過去形、などなど、と進むごく一般的なものである。


 私がこれを選んだ理由は1つある。「書き込み式で、書き込む量が多そうな本」であったという点である。姪の場合、ディスレクシア(識字障害)なのだ。これを治すには「たくさん書かせなければならない」と考えていた。なのでできるだけ似たようなパターンを繰り返し書かせるような本を探し、これに決めた。


 「10日間完成」と書いてあるが、姪の場合とんでもない。これを1回解き上げるのに10日間どころか12ヶ月かかった。制限時間20分と書いてある問題は1時間かかった。制限時間40分と書いてある問題に4時間でも終わらなかったこともある。しかももちろん間違いだらけだ。


 さらに、これは実は同じものを2冊買ってあった。1度解いたものをもう1度頭からやらせたのである。2回目を解き終えるのにさらに6ヶ月かかった。中3の受験間際でようやく2回目が終了したのである。ギリギリであった。ただし、これはあくまで「中1中2の総復習」である。中3の範囲は入っていない。しかしそれでもこの「中1中2の総復習」をやらせた。こっちがちゃんとできていないと、中3の範囲はできない、と考えていたからである。


 さて、ここで大事なことを1つ。この参考書は確かに良く使った。しかし、メインはあくまで教科書であった。学校の予習として教科書の学習が終わったあと、余裕があったときに、この参考書はやってもらった。例えば夏休み期間。このときは学校の夏休みの宿題が最優先。宿題を早めに終わらせて、何をやっても良いような状態になって初めて、「中1中2の総復習」の参考書に着手してもらったのである。


 英語が苦手な人はあくまで「学校の教科書の教科書」の対策を最優先で考えなければならないと考えていた。姪にはそれを実践してもらった。


金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。


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2014年9月 8日

学校の成績の上げ方実践例(11)

 今回はシリーズ11回目です。中2で英語の点数10点しか取れなかった私の姪が、高2の現在では98点を取り、学年4位の点数を取得自主的にシャーロック・ホームズの原書(英語版)読もうとするまでになった話をしています。私が姪を教えるようになってあらの記録は既にtwitterで順次つぶやいてきました。先に過去3年分のツイートをご覧になりたい方はここをご覧ください。そこには既に姪関係のつぶやきのみをまとめてあります。


今回のテーマ
リーダーをどう教えるか?


該当のつぶやき


2011年9月22日(木) 23:13
中2姪の英語教室:Over the next few years, some Sisters joined Mother Teresa.←このうち姪が自力で正しく発音できた単語は the だけ。他の単語は意味も知らない。この1文の解釈にかかった時間は30分。今日の授業は合計3時間


2011年9月23日(金) 12:18
姪の英語教室:三行の解釈を終えた時点で90分たってしまった。予定の授業時間である。俺は「今日はこの辺にしようか」と提案した。すると姪は意外なことに「まだやりたい」と言ってきた。結局そのページの訳を3時間かけて終わらせた。意外に頑張り屋さんで驚いた。


2011年10月10日(月) 13:47
中2姪英語教室:今日はここから→ Hi Yuki. Are you ready for your trip? This winter is very cold and it often rains.  ←ここまでを読んで訳すのに45分かかった。


 今回は私が姪を教え始めた中2時代から現在までのリーダーの教え方について書こうと思う。年が上がるごとに少しずつ変化をさせたが、基本形は変わらない。


1.教科書をコピーさせ、英文を切って、ノートに糊付けさせる。
概ねページごとに教科書をコピー。英文をノートの見開き左に貼る。


2. 英文の単語の「発音」と「意味」を辞書で明らかにさせ、それをコピーに記入させる。
中学生用の辞書ならば発音がカタカナで書いてある。それを英文の単語の上に振り仮名のようにふらせる。
単語の意味はその単語の下に書かせる。


3. ノートの右側に英文の和訳例を自力で作ってもらう。
辞書は何度でも見て良い。作成時間は好きなだけ与える自力で全てやってもらう。


4. ここまで終わったら、まず英文を発音してもらう。
 おかしかったら直す。


5. そして作った英文の訳例を言ってもらう。
 おかしかったら直す。
 間違いを赤で修正させる。このとき「どこがおかしいか」をきちんと説明する。
 どうすれば正しい和訳例になるのかをきちんと指導する。
 間違いではないが、こうしたほうが良い和訳例になる、という表現がある場合、それを青で記入してもらう
 また、このとき「この単語は大事だ」など、補足的な説明も加える。
 

 2~5の過程は時期によって少しやり方が異なる。
  A:初期(主に中2時代)は1文ずつ(ピリオド単位)でこれをやってもらった。
  B:後期(主に中3後半以降)は、ページ単位で複数の行をまとめてやってもらった。


6. 最後に音読させる
 音読については次回紹介する。


===


姪が中2の頃は1文でこの作業に45分間かかることなんてざらだった。3文で90分(1コマ授業)かかり、それで授業時間が終わってしまったこともある。


こんなことを書くと、こういうふうな意見を言われることがある。⇒「こんなに嫌々長くやっちゃあ、嫌がるだけだろう。嫌で続かなくなるに決まっている。


 そうだろうか? 以下のツイートを読んで欲しい。以下のツイ―トは時期的に上記のツイートとほぼ同時であることにも注目して欲しい。


2011年10月21日(金) 00:40
姪の名誉のために言っておくが、今日は姪は午後7時から午前0時まで頑張った。嫌いな英語をこんなに長い時間やったのはこれが初めてだそうだ。


2011年10月28日(金) 00:20
中2姪英語教室:this, that, but, world, plan, gave, read, how ... 以上、今日の授業で、姪が読めなかった単語。もちろん意味なんか知ってたわけがない。もっと難しい単語ももちろん読めないし意味も分からない。それでも今日も4時間も頑張った。


2011年11月11日(金) 06:43
中2姪英語教室:英語が全くダメダメの姪だが、俺の授業はちゃんと受ける。thisやthatが読めず、毎回意味を確認させられても、studyとstudentの読み方が毎回逆で俺に怒られても、受け続ける。嫌で嫌でしょうがない英語と毎回3時間もにらめっこするのだ! 褒めてやって欲しい。


ご覧のようにちゃんと続く学校なら50分授業ですら嫌なのに、私の授業なら3時間でも平気であった。


なぜ長時間学習できるのか? それは「間違いが分かりそれを直せるから。自分の徐々に間違いが減るから」である。英語が苦手な人は「自力で訳例を作るとまず間違うこと」を知っている。「これは絶対あっている」と思うようなところも間違いと言われることがある。そうすると「どうして間違いなのか?」が分からず、パニックを起こすのである。学校ならこういうものを個人指導できない。ほおっておかれる。


 一方私はこのときの対応ができる。しかも私はこういうのが得意である。「ここをこう考えればお前は間違わなかった。ここをお前は見落としている。だから間違えたのだ」と姪独自の間違いを教えられるのである。そうすると姪は自分の間違いと正解になる考え方が分かるのである。


 このとき2種類の教え方がある。
・既に教えた内容を忘れていた場合。「○○ページのここでやった内容だ。確認せよ!」と私は言う。すると姪は「ああ、これか~~」と思って納得する。
・まだやっていない内容の場合、「これは出来なくて当然だ。出来るほうがおかしい。間違いながらも良く頑張ったと思う」と言ってまず褒める。その後、新しい内容を教えるのである。


 こうすると「どう考えればよかったのか?」が分かる。これを続ければ続けるほど間違いが少しずつ減るのである。
 つまり例えば
 ・今まで10文あったら10文全てに間違いがあった。これが、長い日数をかけて次第に、10文中、間違いが9文、8文と減っていく
 のである。そうすると「あ、私はできるようになっている」と思うのだ。実際本当にできるようになってくる。


 「どうすれば○をもらえるのか」を学んでいく...今までそうしたって出来なかったことが出来るようになっていったのだ。だから「嫌がることが徐々に減っていった」のである。だから長く続いたのである。


 姪はこうした読解作業を中学、高校と、延々繰り返した。今では早い。今では「1ページをものの10分」で「読めて訳例を書けて」しまえる今では教科書でもなんでもない英文を自主的に読み、読解したがるまでになった。教えていた私ですら信じられない出来事である。


金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。


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2014年9月15日

学校の成績の上げ方実践例(12)

 今回はシリーズ12回目です。中2で英語の点数10点しか取れなかった私の姪が、高2の現在では98点を取り、学年4位の点数を取得自主的にシャーロック・ホームズの原書(英語版)読もうとするまでになった話をしています。私が姪を教えるようになってあらの記録は既にtwitterで順次つぶやいてきました。先に過去3年分のツイートをご覧になりたい方はここをご覧ください。そこには既に姪関係のつぶやきのみをまとめてあります。


今回のテーマ
文法


該当のつぶやき


2012年12月13日(木) 23:41
中3姪英語教室。今日は褒める話。相変わらずアルファベットを写し間違える姪ではあるが、最近姪が自力で必ず守る良い習慣がある。それは、動詞が出てきた時それが「自動詞か他動詞か」をきちっと判定しようとすること。しかも「目的語を取る方が他動詞、取らない方が自動詞」と間違えずに覚えている。


 私が文法にこだわらないわけがない。私自身が「文法こそ、英語できらずが最も短期間で最も効率よく得意になる要素である」と確信しているからである。「私自身は相当な英語できらず」であったが、私があれだけの短期間でできるようになったのは80%以上「文法」のおかげであった。文法が好きか嫌いかは全く関係ない。単に文法をやっただけである。そしたらあれだけできなかった英語ができるようになった。私は姪の英語の成績を上げて、普通の高校に入学させなければならなかった。だから姪に文法をしっかり教えただけである。


 大体、「単語」なんて自分で覚えるものだ。単語は人に教わるものではない。だから私が姪に教えたのは「文法だけ」と言って良い


 では私は全然英語ができない姪に私は文法どのように教えたのか?


とにかく私が姪にきっちり教えたのは「自動詞」と「他動詞」の違いである。とにかくこれが中心


例えば eat という単語が出てきたとする。中2の頃の姪では eat の意味を覚えていない。そこで私は姪に「じゃあ辞書で eat の意味を調べろ」と指示する。


 姪は辞書でなんとか eat を調べると、意味を「食べる」と答える。
 ⇒この時の私の返事は「違う! 大間違い!」である。


  ↑さあ、そこのあなた。あなたも「食べる」と覚えていないだろうか? 残念だが大間違いだ。
   正しくは「~を食べる」である。この差はあなたが思っているよりもはるかに大きい。


ちゃんとした英和辞典で eat を調べてみよう。そこには eat の意味は「~を食べる」と書かれており、「食べる」とは書かれていない
一方、例えば英和辞典で walk を調べてみよう。そこには walk の意味は「歩く」と書かれており、「~を歩く」とは書かれていない
動詞にはこのように<「~を」などが必要な動詞><「~を」などがあってはいけない動詞>の2種類があるのだ。


 私が浪人時代、最も困ったのは実はこの差であった。「ここの区別をしっかり覚えている・いない」で大きく成績が左右された。実は【この差】が分かっていない英語ができない人は「関係詞で必ずつまずく」のである。関係詞は長くなる英文の骨格となる大変大事な要素である。関係詞が上手く理解できていない・使いこなせないと英語は誤訳&誤用の連発になる。したがって関係詞ができないままだといつまでたっても英語ができないままになるのだ。


 関係詞自体は実は中3で習う。中学英語なんだからまだ基本の学習である。つまり関係詞ができないとそれ以後確実に英語の成績は超低空飛行なのである。しかし英語できらずにとって関係詞は最難関である。特に「関係代名詞目的格省略」が地獄の難しさである。私が「関係代名詞目的格省略」を間違えなくなるまで、毎日英語を勉強していた浪人時代でさえ約10ヶ月を要した。英語できらずは関係詞をそんな簡単に克服できない。


 ところが、恐ろしいことに「英語のセンスあふれる人・英語が好きな人」は(特に関係代名詞目的格省略)が「カン」で関係詞がすぐにできてしまう。こういう人たちは中3で習った瞬間から楽勝でできてしまうのである。こういう人は<eat の意味は「~を食べる」であって「食べる」ではない>などという知識がなくても「関係詞を間違えない」のである。こういう人しか普通は英語の先生にならない。だから彼ら(普通の英語の先生)は<eat の意味は「~を食べる」であって「食べる」ではない>などと普通注意しない。


 しかし私は違った。私は姪にしつこく「この違い」を教えた。姪もこのままでは必ず私と同じ目にあうことは確実であったから。姪に have の意味を聞いて「持っている」など答えようなら、「はい、大間違い」と返答した。「~を持っている」と答えた場合のみ「正解」と言い、姪を褒めた。


 このように「~を」などの「ある・なし」をしっかり区別させながら勉強させて、半年後か1年後ぐらいになった後、私は「文法用語」を教えた


  「~を」が入っていないと間違いになる動詞は「他動詞
  「~を」がないのが正しいのが「自動詞
  「~を」の「」に当たる名詞が「目的語


 ↑以上の3つの用語を教えた。世の中には文法用語を聞いただけで逃げていく人がいるらしいが、姪はこの3つの用語をすんなり覚えた。これだけ英語ができない姪でも中3の時点で「自動詞」「他動詞」「目的語」の意味をきちんと記憶し把握できたのである。


 姪は中3時に「関係詞目的格省略」で全くつまずかなかった。私が毎日英語を学習して克服までに10ヶ月かかった「関係詞目的格省略」を、姪は中3で習ってすぐに習得したのである。


 おっと自動詞・他動詞と関係詞の話ばかりになってしまった。他の文法の話があまり書けなかった。高1時点のツイートで結果らしいものを見せる。


2013年7月12日(金) 19:28
高1姪英語教室:期末テストの結果が返って来た。平均58点で姪はなんと88点だった。あの姪がである。goodをgoot、breakfastをdreakfastと書くなど姪らしい間違いはあるものの、好成績。スペルミスはあっても文法のミスはなかった。姪は「夢見たい!」と言っていた。


 他の文法に関する話は次回の「参考書関連の話」と絡めて紹介する。


金曜日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。次回はこの話題の最終回です。


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2014年9月22日

学校の成績の上げ方実践例(13)

 今回はシリーズ13回目です。今回でこのシリーズは最終回にします。中2で英語の点数10点しか取れなかった私の姪が、高2の現在では98点を取り、学年4位の点数を取得自主的にシャーロック・ホームズの原書(英語版)読もうとするまでになった話をしています。私が姪を教えるようになってあらの記録は既にtwitterで順次つぶやいてきました。先に過去3年分のツイートをご覧になりたい方はここをご覧ください。そこには既に姪関係のつぶやきのみをまとめてあります。


今回のテーマ
参考書(その2)


 いつもならここで姪関係のツイートを紹介するところだが、残念ながら今回は紹介できない。紹介できるツイートが1つもないからである。これは何を意味するか? これだけできなかった姪の学習でも「参考書の重要度」はそんなに高いものではなかったという意味である。


 とはいえ、実は1冊だけ参考書を買った。それは「英語 (10日間完成 中1・2の総復習)」という本である。半分「問題集」といった体裁の本であった。


 この本の内容はどういうものか? 楽しげな英語の歌の話でも載っているか? そんなものは皆無である。載っているのは「文法」の話のみである。be動詞、一般動詞の説明から始まる。前回で書いたが、私は文法に重きを置いている。だから文法がより身に付きそうな本を探し、姪に買い与えたのである。


 この参考書で私が「良いところ」と思った場所は2つ。(1)解答が別冊になっていること。(2)書き込んで記入させる問題が多いこと、である。解答がすぐ横にあれば見てしまう。だから別冊になっているほうが良いと考えている。また英語ができない人は英語を書く練習が圧倒的に足りない。「選択肢から選べばいい」みたいな問題集だと、アとかイとか書いてしまう。それでは成績は上がり難いと私は考えている。


 私がいくら文法に重きを置いているといっても、すぐにこの問題集を姪にやらせなかった。姪にこの問題集をやってもらったのは基本的に教科書の予習が終わっているときのみであった。学校の教科書の予習が終わっていない、まして定期試験間際になんか、この本は絶対にやらせなかった。学校のリーダーや宿題対策が先だった。そっちが優先である。そっちができて初めて余計な参考書の学習ができるのである。予習や宿題が終わっていて余計な心配がない時期にのみこの問題集を少しずつやったのである。


 この教材は10日間完成と書かれている。姪は10日間で終わったのか? とんでもない。1回やり終えるのに1年かかった。もちろん、教科書優先だったからそれだけ時間がかかった所為もある。しかしそうではない所為もある。例えば、大体見開き2ページの確認問題ページには制限時間40分と書いてあるが、姪の場合そこは4時間かかっても終わらなかった。それはしょうがないと言える。1単語を辞書で調べるだけで、3分ぐらいかかるのだから。私は「制限時間40分なんだから早く解け!」など1回も言わなかった。代わりに言ったせりふは時間はいくらかけてもかまわない。読み方や意味が分からない単語は全て明らかにせよ。辞書、教科書、何を見ても良い。ただし模範解答は絶対に見るな!」であった。


 姪の場合、ディスレクシア(識字障害)の問題もあった。スペルが「見ながらでも」正しく書き写せないのである。直すには「書かせる」しかないと考えた。だからできるだけ「書かせる」問題集を選んだのである。


 こうやってみっちり自分なりに答えを書いて、その後に私と一緒に答え合わせをした。1問1問丁寧に。こうすることで文法を学習できたと思う。


 この問題集は、書かせるだけではなく、ポイントもそれなりに上手くまとまっているように思えた。姪には後々までこの本は重宝した。私がいろいろな場面で、文法を教えなければならないときに、姪に「これは『中1・2の総復習』の○○ページの○行目」を見ろ! そこで学習した内容だ!」と説明するのに大いに役立った。姪はこの本を中心にして英文法を覚えていったのだ。


 1年かけて1回終わらせたが、実は同じ問題集をもう1回買いなおして、もう1回解きなおさせた。つまり同じことをもう1回やってもらった書いてもらった)のである。英語が苦手な人は1度やったぐらいではそうは簡単に覚えない。全く記入していない同じ問題集をもう1回やってもらったが、案の定、間違いだらけである。だがこうすることで、文法は初めて覚えられるのだ。(ちなみに私は浪人時代に予備校の文法のテキストを7回解きなおししている) 姪の場合は2回「しか」やらせなかった。本当はもっとやったほうがいいに決まっているが、残念ながら3回以上をやる時間がなかった。高校入試の日のほうが先に来てしまったのである。それでも(2回でも)姪はそれなりに文法知識を覚えたようである。


 最後に2つツイートを載せて、今回のシリーズを終了させる。


2013年3月11日(月) 16:13
姪に電話した。どうやら本当に公立高校に合格した模様。ヨカターヨ・゚・(ノД`)・゚・!


2014年5月28日(水) 18:40
高2姪英語教室:中間テスト リーダー98点 文法92点。 リーダーは future のスペルがあっていれば満点。


 なお、この夏休み姪は予定通り「シャーロック・ホームズの原書」を読んでいた


 I, my, me も分からなかった姪、bag をドッグと読み、day をボーイと読んでいた姪は3年間でここまでになった。ここまでできなかった人間これ以上早くここまでできるようになった例があったら、私にぜひ教えてもらいたい


 では今回のシリーズは終了。金曜日はいつもの文法放送。来週の月曜日は雑談。新しいシリーズは再来週の月曜日からです。


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