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苦手なりの受験英語!

 

2010年9月 6日

thatを克服せよ!(1)

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さあ新シリーズ行きましょう。今回は「thatを克服せよ!」というシリーズです。


あなたが
 もし英語が好きで得意な人」であったなら
  ⇒「はあ? なんで that なんか取り上げるの?
     that で困ることなんかないじゃねーか
という感想になると思います。


一方
あなたが
 もし英語が嫌いで苦手な人」であったなら
  ⇒「うお~~ that で毎回困ってる~~
     何か困らない方法があるの???」
という感想になると思います。


英語が好きで得意な人の多くは、
 ⇒「that で困る人なんているわけが無いと思い


英語が嫌いで苦手な人は100%
 ⇒「that で毎回困っている」はずです。
 ⇒「え? 英語が得意な人は that で困らないの? なんで?」
   と(今)思うはずです。


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ここにも「英語好き・嫌い」のギャップがありますね。


これから私は「ちまちま that について語ります」。


しかし、英語が好きな人はなんで細々したことを語るんだ?」という疑問しか感じないと思います。だって
 英語が好きなで得意な人は that で困ったことがないからです。


逆に、英語が嫌いな人は「え? that で困らなくなる方法があるの? そいつはありがたい! いつもそこでつっかっかてる~!!! 早く教えてくれ~~~」という感想になるはずです。


早く教えたいですが、もう少しお待ちくださいね(^^;)


困ったことにね~~『普通の英語の先生は、英語が好き』なので、→「英語が嫌いな人がいかに that でいつも毎回困っているか?」←これが分からないんですよ。


なので、嫌いな人のために今回も頑張ります。次回は木曜日の更新です。


(↓目次はこちら)
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2010年9月 9日

thatを克服せよ!(2)

that_kokuhuku.gif


いつもならこの(2)から細かい説明に入るのですが、今回はごめんなさい。
なぜ、that を取り上げるか?」について、もう少し説明します。


もちろん、「that は、英語が好きで得意な人は困らないけど、嫌いで苦手な人は毎回困るから」です。


でも、これに気がついたのはけっこう最近なのです。実は私は最近まで「得意な人も that で悩むだろう」と、思っていたのです。ところが、そうではない、ということに気がついたのです。


きっかけの1つは、smart.fm で「関係詞」の問題を出したとき、関係副詞のthatについて↓このような趣旨のコメントがついたからでした。


「関係副詞のthatは、出現頻度の低い例外細目。普通は教わらないほうが多い。教わるほうは可哀想。だからできれば教えないほうがよいのでは?」


この意見に私はかなりの衝撃を受けたのです。
私の感想は真逆であったから。


私は「可哀想」とは思わない。
私は「関係副詞のthat」を教えることは厭わない。むしろ喜んで教える。


 ↑という感想だったのです。


しかしどうにも英語が好きな人は、私がなぜこの感想に至るか、理解しにくかったようです。
そこで当時、急遽
「文法の例外細目と関係副詞that」
という日記を書きました。5回に分けて書きました。その1回目はここにあります。かなり長い説明ですが、「?」と思った人はぜひ呼んで欲しいです。


関係副詞のthat 1つでさえ、好きで得意な人嫌いで苦手な人では感じ方に違いが出るのです。


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また、↓that に関する問題を出したときはもっとひどかったです。
http://q-eng.com/diary/2137


ある人が、自前のブログで↑「こんな細かく that なんて考える○カがいるか! だから英語ができなくなる奴が増えるんだ」なんてブログを書いていました。これにもびっくりしました。


冗談じゃない。

苦手な人は that を細かく考えないといつも英文の意味が分からなくなる⇒だから、英語ができなくなる奴が増える」のです。苦手な人は that をフィーリングだと考えると必ず意味を間違えるのです断言)!


英語が全くできなかった時代...私がいかに that で毎回苦しんだのか... 好きで得意な人には永遠に分からないのではないかと思いました。


ですから、今回のシリーズは「英語が苦手な人しか役立たない」と思います。英語が得意な人はぜひ↓こう思ってください。


「へ~英語が苦手な人は、thatをここまで細かく考えないと毎回意味を取り間違えるんだ変なの~~」


↑これでいいです。「変なの~」で十分です。
「【英語が苦手な人は that で苦しむ】←これを改善しない限り、苦手な人は得意になれない」...という「事実」さえ、認識していただければ、どう思われようとかまいません。


関係副詞のthat の例で分かるように、「英語が好きで得意な人」と「英語が嫌いで苦手な人」では、感覚に「大きな差」があるのです。明らかに「ドーン!」とあるのです。
こうした「感覚の差」さえ認めていただければ結構です。大概の英語好きな人は「苦手な人との感覚の差を認めてくださいませんので。


それでは次回から、本格的に that について解説します。
明日はいつもの文法放送。この続きは来週の月曜日です。


(↓目次はこちら)
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2010年9月13日

thatを克服せよ!(3)

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では参りましょう。最初に「thatの識別表」を書きます。
なんのことか分からないかも知れないですが、とにかくご覧ください。


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・但し書き
 ※副詞」は(25)のケース以外は「無いもの」と思って無視すること
 ※これは完璧な表ではなく例外もある。しかし概ねこれで対応できる。


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(1)まず、その文の【文頭】が、It is,あるいは It was かどうか調べる。
  It is,あるいは It wasあれば(23)へ進む。
  It is,あるいは It wasなければ(2)に進む。


(2)その that の直後に動詞(特に be動詞)があるかないか調べる。(that's などの場合の 'sbe動詞である)
  あれば(3)に進む。
  なければ(5)に進む。


(3)その that の手前に名詞があるかないか調べる。
  つまり[【名詞】that]という語順であるかどうか調べる。
  [【名詞】that]という語順であれば(3.5)に進む。
  [【名詞】that]という語順でなければ(4)に進む。


(3.5)その that の直後に動詞があるかないか調べる。
  つまり「that+動詞(~)」のであるかどうか調べる。
  [that+動詞(~)]あれば(14)に進む。
  [that+動詞(~)]なければ(8)に進む。


(4)その that は「指示代名詞」の that。意味は「それ」「あれ」など。


(5)その that の直後の単語を調べる。
 ・that の直後に何もなければ(4)に進む。
 ・a, the, this, that, these, those, I, you, he. she, it, my, your, his, her,
its, some, any, または 複数名詞、または人名や固有名詞

 ↑これらどれかであれば(10)に進む。
 ・that の直後に of があれば(4)に進む。
 上記のいずれでもなければ、thatの次の単語は単純な名詞のはずである。(6)に進む。


(6)that+名詞 が「文の文頭」であるかどうか調べる。
  文頭ならば(7)に進む。
  文頭でないならば(8)に進む。


(7)その that は「指示形容詞」の that。意味は「あの~、その~」。


(8)それは「that+名詞+動詞(~)」のであるかどうか調べる。
  この形あれば(9)に進む。
  この形なければ(8.5)に進む。


(8.5)それは「that+動詞(~)」の形であるかどうか調べる。
  この形あれば(14)に進む。
  この形なければ(7)に進む。


(9)その[that+名詞]の部分だけ訳そうとする場合、「その[名詞]と訳して意味が通るかどうか調べる。
  通る場合は(7)に進む。
  通らない場合(10)に進む。


(10)that の手前の品詞を調べる。
  [前置詞+that …]だったら⇒(7)に進む。
  [他動詞+that …]だったら⇒(10.5)に進む。
  [形容詞+that …]だったら⇒(11)に進む。
  [名詞+that …]だったら⇒(12)に進む。


(10.5)that+名詞 の次に「動詞があるかどうか」を調べる。
  [that+名詞+動詞(~)]だったら⇒(11)に進む。
  [that+名詞+動詞以外(もしくは何も単語がない)]であったら⇒(7)に進む。


(11)そのthat は接続詞の that。 「(that 以下)+こと」という意味。


(12)that 以下に 必要な[他動詞の目的語]か、[前置詞の目的語]か、[補語]のいずれかが欠けているかどうか調べる。要するに「完全な文かどうか」調べる。
  ・必要な[他動詞の目的語]か、[前置詞の目的語]か、[補語]欠けている場合、
   つまり、「完全な文ではない」場合
    ⇒(13)に進む。
  ・必要な[他動詞の目的語]か、[前置詞の目的語]か、[補語]欠けていない場合、
   つまり、「完全な文」の場合
    ⇒(15)に進む。


(13)この that は目的格か補格の関係代名詞のthat。この場合「that だけの意味」を訳出することはできない


(14)この that は主格の関係代名詞のthat。この場合「that だけの意味」を訳出することはできない


(15)[名詞】+that+SV~] の形のはずだが、
    ↑この名詞が、me, you, him, her, もしくは、人物名かどうか調べる。
  [【me, you, him, her, もしくは、人物名】+ that+SV~] の場合(11)に進む。
  [【me, you, him, her, もしくは、人物名】+ that+SV~] ではない場合(16)に進む。


(16)[名詞】+that+SV~] の形のはずだが、
  「SV~『という名詞]という意味上手く行くかどうか確かめる。
   「SV~『という名詞]という意味上手く行く場合(17)に進む。
   「SV~『という名詞]という意味上手く行かない場合(18)に進む。


(17)この that は接続詞のthatだが、特別なthat で「同格のthat」と呼ばれる。意味は「という」


(18)[名詞】+that+SV~] の形のはずだが、この名詞
  ・ズバリ、time, day, など時間に関係する意味の単語の場合(19)に進む。
  ・ズバリ、place の場合(20)に進む。
  ・ズバリ、reason の場合(21)に進む。
  ・ズバリ、way の場合(22)に進む。


(19)このthat は関係副詞のthat。whenの代用。この場合「that だけの意味」を訳出することはできない。


(20)このthat は関係副詞のthat。whereの代用。この場合「that だけの意味」を訳出することはできない。


(21)このthat は関係副詞のthat。whyの代用。この場合「that だけの意味」を訳出することはできない。


(22)このthat は関係副詞のthat。元々はhowの代用。この場合「that だけの意味」を訳出することはできない。


(23)that 以下に、必要な[主語]か、 [他動詞の目的語]かが欠けているかどうか調べる。要するに「完全な文かどうか」調べる。
  ・必要な[主語]か、[他動詞の目的語]か欠けている場合、
   つまり、「完全な文ではない」場合
    ⇒(24)に進む。
  ・必要な[主語]か、[他動詞の目的語]か欠けていない場合、
   つまり、「完全な文」の場合
    ⇒(25)に進む。


(24)it is ~ that …, あるいは it was ~ that … の強調構文で使われた that である。この場合「that だけの意味」を訳出することはできない。


(25)it is that …, あるいは it was that …のはずであるが、このときの「」の部分を調べる。
 「」の部分が
  ・here, yeasterday などの副詞の場合(24)へ進む。
  ・in the place などの前置詞句の場合(24)へ進む。
  ・when ~ や if ~ や while ~ といった「副詞節」の場合、(24)へ進む。
  上記のいずれでも無い場合(26)に進む。


(26)この that は接続詞の that である。意味は「こと」。「 it は that 以下」と説明されるときの that。that 以下を it に代入して文全体の意味を考える。

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さあてと。上を全部丁寧に読んだ人はいないと思います。
それで良いです。これは一気に読むものではありません。


これは、あなたが that に出くわしたとき、そのthat の役割を正確に認識させるためのものです。
もしあなたが受験のころの私のように「thatでいつも頭を抱えて悩む人」であれば、この(1)~(26)は役立つはずです。


次回からこれを1つづつ解説します。続きは木曜日です。


(↓目次はこちら)
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2010年9月16日

thatを克服せよ!(4)

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今回は前回の「that識別表」
(4)その that は「指示代名詞」の that。意味は「それ」「あれ」など。
になったケースを詳しく紹介します。


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【指示代名詞の that】


レベル・低 中学校で習う。
基本例文
That is my house.(あれが私の家だ)
That's right.(それは正しい)


thisが(これ)と近いものを指すのに対し、(あれ)と遠いものを指すものを言う。


【指示代名詞の that】は中学生までは比較的多く見かける(60%ぐらい)。しかし高校を過ぎると、頻度は15%ぐらいになる。高校以上での「指示代名詞の that」は、多くの場合、論説文で出現する。その場合、前に示されたことに対し「そのこと」といった意味で使われることが多い。


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レベルの高い指示代名詞の that


 [that of ~]というで使う「指示代名詞の that」がある。これは中学では習わない。高校以上で出てくる
例文
・The population of USA is larger than that of Japan.
(アメリカの人口は日本の人口よりも多い)


この場合の、[that of Japan] とは [the population of Japan]のこと。つまり、この thatthe population を指している。


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今回はここまで。明日はいつもの文法放送。この続きは月曜日です。(次回はえらく短いです。すみません^^)


(↓目次はこちら)
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2010年9月20日

thatを克服せよ!(5)

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今回は「that識別表」
(7)その that は「指示形容詞」の that。意味は「あの~、その~」。
になったケースを詳しく紹介します。


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【指示形容詞】
レベル・低 中学で習う。
基本例文
That book is mine.(そのは私のだ)
・Look at that girl.(あの少女を見てごらん)


日本語でいう「あの~」「その~」に当たる。this(この~)に対して、やや離れたものを指す場合に使う。


【指示形容詞の that】は中学生までは比較的多く見かける(40%ぐらい)。しかし高校を過ぎると、頻度は5%ぐらいになる。これよりも別のケースで使うthatがほとんどである。


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少なくてごめんなさい。次回は木曜日の更新です。


(↓目次はこちら)
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2010年9月23日

thatを克服せよ!(6)

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今回は「that識別表」
(11)そのthat は接続詞の that。 「(that 以下)+こと」という意味。
になったケースを詳しく紹介します。


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【接続詞のthat】(後の回で説明する[同格のthat]ではない使い方)
レベル・中 。 高校以上ではよく出てくる。
基本例文
 (a)I know that she loves you.(私は彼女があなたを好きなことを知っている)
 (b)She told him that she was sick.(彼女は彼に自分は病気であると告げた)
 (c)I'm sorry that I'm late.(遅れてしまってごめんなさい)


高校以上では最もよく見かける that である。50%以上はこのthatではないか?
 (a)は「that以下を知ってる」
 (b)は「that以下を彼に告げた」
 (c)は「that以下を申し訳なく思う」
となる。(a)は「こと」と上手く訳出できたが、(b)と(c)は「こと」とは訳出していない。しようと思えばできる。((b)彼女は彼に自分は病気であることを告げた、(c)遅れてしまったことを残念に思う)


この【接続詞のthat】よく省略される。
つまり
 (a)I know she loves you.
 (b)She told him she was sick.
 (c)I'm sorry I'm late.
という具合に使われる。thatが消えてなくなる。特に口語では消える傾向が強い。


英語が苦手な人
元々
 (a)I know that she loves you.
 (b)She told him that she was sick.
 (c)I'm sorry that I'm late.
このように that があった、that の省略があったと、いちいち思った方が分かりやすいはずである。


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今回は以上です。明日はいつもの文法放送。この続きは月曜日です。


(↓目次はこちら)
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2010年9月27日

thatを克服せよ!(7)

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今回は「that識別表」
(13)この that は目的格か補格の関係代名詞のthat。この場合「that だけの意味」を訳出することはできない。
になったケースを詳しく紹介します。


「補格」については後のほうで説明します。
まず!


【関係代名詞・目的格のthat】
レベル中。 中学校でも習う。しかし英語が苦手な人は目的格の関係代名詞のthatが100%超~~~~苦手である。
基本例文
(a)This is the man that she loves.(この人が彼女が好きな人だ)
(b)This is the novel that he wrote.(これは彼が書いた小説だ)
(c)This is the house that he lived in.(これは、彼が住んでいた家だ)


出現率は20%ぐらいと思った方が良い。


目的格の関係代名詞って何?】と「ここがよく分からない苦手な人」は
↓のシリーズをちゃんと全部読むように!
/beginner/article/mouthbird/2008/08/post_504.html

(a)This is the man that she loves.の場合
⇒[she loves .]
  love「愛する」の「」に当たるものがない!
つまり⇒「他動詞 love の目的語が欠けているのだ!
 (だから、目的格の関係代名詞が使われる)


(b)This is the novel that he wrote.
⇒[he wrote .]
  wrote「書いた」の「」に当たるものがない!
つまり⇒「他動詞 write の目的語が欠けているのだ!
 (だから、目的格の関係代名詞が使われる)


(c)This is the house that he lived in.
⇒[he lived in .]
   in 「に、の中に」の「」に当たるものがない!
つまり⇒「前置詞 in の目的語が欠けているのだ!
 (だから、目的格の関係代名詞が使われる)


-------


関係代名詞を学ぶとき、文法的には、基本学習で以下のように習う。


 「★目的格の関係代名詞は that が使える


具体的には、


(a)は whom代わりthat が使える。(口語なら who も可) 
 This is the man whom she loves.
=This is the man that she loves.
=This is the man who she loves.(口語なら who も可)


(b)は which代わりthat が使える。
 This is the novel which he wrote.
=This is the novel that he wrote.


(c)も which代わり that が使える。
 This is the house which he lived in
=This is the house that he lived in.


ここまでよろしいだろうか? ここまででも英語が苦手な人は「四苦八苦」なはずである。
しかし、苦手な人にさらに追い討ちをかけるような文法事項がある。


関係代名詞の目的格は、特に口語だと、省略される。
つまり、


(a)は
 This is the man whom she loves.
=This is the man that she loves.
=This is the man who she loves.(口語なら who も可)
=This is the man she loves.


(b)は
 This is the novel which he wrote.
=This is the novel that he wrote.
=This is the novel he wrote.


(c)も
 This is the house which he lived in
=This is the house that he lived in.
=This is the house he lived in.


となる。これらの that消えてなくなるのである。
ここまでの知識を覚えておくこと!


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【関係代名詞・補格のthat】
レベル高。 高校で習う。出現率は極めて低い。1%もない。
基本例文
・I am not the man that I was.(私はかつての私ではない)


そもそも「補格」という呼び名自体が、普遍的ではない。だがご容赦いただきたい。


・I am not the man that I was.の場合
⇒[I was .]
  was「であった」の「」に当たるものがない!
つまり⇒「be動詞 の補語」が欠けているのだ!
 (だから、補格の関係代名詞が使われる)


補格」の関係代名詞は that しかない。
したがって、
・I am not the man that I was.(私はかつての私ではない)
となる。


実は、「補格の関係代名詞 that」は省略できる。つまり
・I am not the man that I was.
=I am not the man I was.
となる。
(ただし、この例文に限って言えば、実際は同じ意味を言うならば I am not what I was. という言い方が普通)


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今回は以上です。この続きは木曜日です。


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2010年9月30日

thatを克服せよ!(8)

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今回は「that識別表」
(14)この that は主格の関係代名詞のthat。この場合「that だけの意味」を訳出することはできない。
になったケースを詳しく紹介します。


【関係代名詞・主格のthat】
レベル低。 中学校でも習う。英語が苦手な人でも「主格の関係代名詞」は that であっても、目的格の関係代名詞と違い、割と得意である。
基本例文
(a)This is the man that killed her.(この人が彼女を殺した人)
(b)She lives in the house that stands on the hill.(彼女はその丘の上に立っている家に住んでいる)


出現率は10%ぐらいと思った方が良い。


主格の関係代名詞って何?】と「ここがよく分からない苦手な人」は
↓のシリーズをちゃんと全部読むように!(目的格の説明も混ざっていますが)
/beginner/article/mouthbird/2008/08/post_505.html

(a)This is the man that killed her.
⇒[killed her.]
  killed の「主語」に当たるものがない!
つまり⇒「主語が欠けているのだ!
 (だから、主格の関係代名詞が使われる)


(b)She lives in the house that stands on the hill.
⇒[stands on the hill.]
  stands の「主語」に当たるものがない!
つまり⇒「主語が欠けているのだ!
 (だから、主格の関係代名詞が使われる)


-------


関係代名詞を学ぶとき、文法的には、基本学習で以下のように習う。


 「★主格の関係代名詞は that が使える


具体的には、


(a)は who代わりthat が使える。(口語なら who も可) 
 This is the man who killed her.
=This is the man that killed her.


(b)は which代わりthat が使える。
 She lives in the house which stands on the hill.
=She lives in the house that stands on the hill.


関係代名詞の主格は、関係代名詞の目的格と異なりは、省略できない
つまり、


(a)は
 This is the man who killed her.
=This is the man that killed her.
×This is the man killed her.


(b)は
 She lives in the house which stands on the hill.
=She lives in the house that stands on the hill.
×She lives in the house stands on the hill.


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今回は以上です。明日はいつもの文法放送。この続きは月曜日です。次も短いです^^;


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2010年10月 4日

thatを克服せよ!(9)

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今回は「that識別表」
(17)この that は接続詞のthatだが、特別なthat で「同格のthat」と呼ばれる。意味は「という」。
になったケースを詳しく紹介します。


【同格の that】
レベル 中。 高校で習う。
基本例文
I heard the news that Tigers had won the game.(私はタイガースがその試合に勝ったという知らせを聞いた)


出現率は、5%ぐらいか。割と見かける印象がある。割と大事である!
目的格の関係代名詞と違い、この that は省略できない。
日本語で意味をとる場合、必ず「という」という意味になる。
この例文ならば
[Tigers had won the game(タイガースがその試合に勝った)]⇒【という】⇒[the news(知らせ)】
という具合である。


補足:
(1)同格のthatは品詞的には接続詞である.
(2)よく「同格の of」と同時に習う。「同格の of」が気になる人は各自で調べること。ちなみに「同格の of」の 「of の意味」も「という」である。


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今回は以上です。この続きは木曜日です。


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2010年10月 7日

thatを克服せよ!(10)

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今回は「that識別表」
(19)(20)(21)(22)このthat は関係副詞のthat。
になったケースを詳しく紹介します。


【関係副詞のthat】
レベル中。 高校で習うはず。だが出現頻度が低いので習わない人もいるかもしれない。
使用頻度はかなり低い。1%未満のはず。
基本例文
(19)Sunday is the day that I clean my room.(日曜日は私が部屋を片付ける日だ)
(20)This is the place that she saw a lion.(ここが彼女がライオンを見た場所だ)
(21)This is the reason that I love her.(これが私が彼女を好きな理由だ)
(22)This is the way that I learned it.(これが私がそれを学んだ方法だ)


関係副詞について分からない人はここを参照のこと!
where, when, why, how の説明部が【関係副詞】の説明になっています。


(19)は関係副詞 when の代用の that。関係副詞 whenthat と交換できる。つまり
 Sunday is the day when I clean my room.
=Sunday is the day that I clean my room.


(20)は関係副詞 where の代用の that。関係副詞 where は「先行詞が place の場合のみthat と交換できる。つまり
 This is the place where she saw a lion.
=This is the place that she saw a lion.


(21)は関係副詞 why の代用の that。関係副詞 whythat と交換できる。つまり
 This is the reason why I love her.
=This is the reason that I love her.


(21)は関係副詞 how の代用の that と言えばそうなのだが、上の3つとは事情が異なる
上のように、[先行詞+関係副詞]にして書いてみるが
       ↓
×This is the way how I learned it.
  この英文は「大昔の英文」だったら正しいが、現在は「間違い」とされる。
  the wayhowどちらか一方だけを使う
つまり
×This is the way how I learned it.
○This is the way I learned it.
○This is how I learned it.
となる。


しかし、現在は誤用の
×This is the way how I learned it.
how の代わりに that使うことはできる
つまり、
 ×This is the way how I learned it.
 ○This is the way that I learned it.
=○This is the way I learned it.
=○This is how I learned it.
となる。


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今回は以上です。明日はいつもの文法放送。この続きは月曜日です。


(↓目次はこちら)
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2010年10月11日

thatを克服せよ!(11)

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今回は「that識別表」
(24)it is ~ that …, あるいは it was ~ that … の強調構文で使われた that である。この場合「that だけの意味」を訳出することはできない。
になったケースを詳しく紹介します。


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【強調構文で使われる that】


レベル中。 高校で習うはず。出現頻度は5%くらい。強調構文は出現すると、初学者には意味を取りにくく、設問になりやすい。


強調構文】は『主語』『目的語』『副詞句』『副詞』といった『部分』を強調したい場合に使用する構文である。
じっくり見れば分かるが、これは「英語が苦手な人こそ『面白い!』と思える構文」である。
英語が苦手なみなさん、よ~~~くご覧あれ!(^^)♪


★【強調したい部分】を< [it is]と[that]の間>に入れる。(過去時制の時は it was にするのが原則)
そして残りを最初の順番どおり並べる。


・↓元となる英文
  Mike met Miyuki in this room yesterday.(マイクは昨日この部屋でみゆきに会った)


主語を強調したい場合
[it is]主語[that] V~.  にする。(過去時制のときは was が原則)


 Mike met Miyuki in this room yesterday.
 ↑
 Mike がこの文の『主語』。これを強調したい場合、以下になる。


⇒・It was Mike that met Miyuki in this room yesterday.(この部屋で昨日みゆきに会ったのはマイクだった)

-------

目的語を強調したい場合
[it is]目的語[that] SV~.  にする。(過去時制のときは was が原則)


 Mike met Miyuki in this room yesterday.
        ↑
      Miyuki がこの文の『目的語』。これを強調したい場合、以下になる。


⇒・It was Miyuki that Mike met in this room yesterday.(この部屋で昨日マイクが会ったのはみゆきだった)

-------

(前置詞による)副詞句を強調したい場合
[it is](前置詞による)副詞句[that] SV~.  にする。(過去時制のときは was が原則)


 Mike met Miyuki in this room yesterday.
            ↑
      in this room前置詞句(役割は副詞句)。これを強調したい場合、以下になる。


⇒・It was in this room that Mike met Miyuki yesterday.(昨日マイクがみゆきに会ったのはこの部屋だった)

-------


副詞を強調したい場合
[it is]副詞[that] SV~.  にする。(過去時制のときは was が原則)


 Mike met Miyuki in this room yesterday.
                    ↑
                yesteraday副詞。これを強調したい場合、以下になる。


⇒・It was yesterday that Mike met Miyuki in this room.(この部屋でマイクがみゆきに会ったのは昨日だった)


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今回は以上です。この続きは木曜日です。


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2010年10月14日

thatを克服せよ!(12)

that_kokuhuku.gif


今回は「that識別表」
(26)この that は接続詞の that である。意味は「こと」。「 it は that 以下」と説明されるときの that。that 以下を it に代入して文全体の意味を考える。
になったケースを詳しく紹介します


【it は that以下、という場合の that】
レベル 中。 高校で習う。
基本例文
It is true that Tigers won the game.(タイガースがその試合に勝ったことは本当だ)


この it を「仮主語」と呼ぶ。
is の本当の主語that以下である。このときの that以下を「真主語」と呼ぶ。


itthat以下代入する。

例文、
It is true that Tigers won the game. この場合、


 It is true
⇒ 「it は本当だ」…という意味だが


Itthat Tigers won the game なので


 [that Tigers won the game] is true
⇒ 「[that Tigers won the game] は本当だ」…という意味で
 ⇒⇒「[タイガースがその試合に勝ったこと]は本当だ」…という意味になる。


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以上で「識別表に則る that の使い方」の説明はすべて終了しました。


いやあ疲れましたね~~(^^)


本当はこれで that の説明を終わりにしようかと思っていました。
でも止めます。まだ説明を加えます。(^^)


この識別表にない例で、重要な that の例をあと4つ紹介します。次回で一気に4つ説明します。


今回は以上です。明日はいつもの文法放送。この続きは月曜日です。


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2010年10月18日

thatを克服せよ!(13)

that_kokuhuku.gif


今回は「that識別表」 では対応できないケースを紹介します。4つを一気に紹介します。


【識別表未対応】


1●such ~ that … 構文
 「あまりに~(な名詞)なので…」「とても~(な名詞)なので…」
基本例文
 He got such a interesting game that he was always playing the game.(彼はあまりに面白いゲームを手に入れたので、彼はいつもそのゲームばかりしていた)


such + 形容詞名詞 that 」という構造をとり、
 ⇒「あまりに 形容詞 名詞 なので」という意味を作る。


例文の場合、
He got such a interesting game that he was always playing the game.
 「あまりに interesting game なので that以下
という具合である。


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2●so ~ that … 構文
 「あまりに~なので…」「とても~なので…」
基本例文
The girl was so cute that I loved her.(彼女はかわいかったので、私は彼女を好きになってしまった)


so + 形容詞(もしくは副詞) + that 」という構造をとり、
 ⇒「あまりに 形容詞(もしくは副詞なので」という意味を作る。
この形の英文はかなり見かけるはずである!!! 注意されたし!!


例文の場合
The girl was so cute that I loved her.
 「あまりに cute なので that以下
という具合である。


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3●so that 構文(so that の手前に「,」(カンマ)がないタイプ)
 「~するために」
基本例文
 He spoke loudly so that the people at the back could hear.(後ろの人に聞こえるようにするために、彼は大声で話した)


so that 」という構造をとり、
 ⇒「するために」という意味を作る。
この形の英文も多く見かけるはずである! 「カンマがあるなし」で意味が変わることも知っておくこと! カンマがある場合については次で説明する。


例文の場合
He spoke loudly so that the people at the back could hear.
 「後ろの人に聞こえるようにするために、」
という具合である。


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4●,so that 構文(so that の手前に「,」(カンマがあるタイプ
 「~、その結果…」「~ので、…」「~、だから…」
基本例文
 He arrived early, so that he got a good seat.(彼は早く着いた、だから良い席が取れた)


,so that 」という構造をとり、
 ⇒「~、その結果…」「~ので、…」「~、だから…」という意味を作る。
この形の英文も多く見かけるはずである! 「カンマがあるなし」で意味が変わることも知っておくこと! カンマがない場合についてはさきほど説明した。


例文の場合
He arrived early, so that he got a good seat.
 「早く着いたのでthat以下
という具合である。


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以上で、今回の that の説明は終わりです。
重要なもの、よく見かけるものは、ほとんど網羅しました。


しかし、これ以外の that の用法はありますよ。
これ以外の that の用法を見かけたら、そのつど対処してください。


that が苦手な皆様! ぜひ今回の「that識別表」で上手く対処してください!


次回は木曜日に雑談を入れます。金曜日に文法放送をやったら
新しいシリーズを来週の月曜日から行います。


それでは~!


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