英検(正式名称「実用英語技能検定」)は、公益財団法人日本英語検定協会が実施する英語技能の検定です。 志願者数は年々増加し、小学生以下の志願者数も増え続けていて、2013年度と比べると、7万人以上も増えています。(※)
小学生も受験する英検とはどのようなテストなのか、その内容と受験する級について、アルクの英語教材を使ってできるテスト対策とあわせてご紹介します。
(※)実用英語技能検定、英検IBA、英検Jr. 合算の志願者数。統計は英検ホームページより。
英検は正式名称を「実用英語技能検定」といい、年3回実施され、小学生から社会人まで幅広い方を対象とした、国内最大規模の英語検定試験です。
5級(初級)、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級(上級)の7つのグレードに分かれており、それぞれ「聞く」、「話す」(3級以上のみ)、「読む」、「書く」の4技能を測定し、合否を判定します。
英検では4技能(5・4級は3技能)を測定するのに対し、児童の英語能力を調査・研究する目的で開発されたオールリスニングのテスト、英検Jr.も実施されています。
英語を学習する児童に身につけてほしい力のひとつである「リスニング力」を問題形式に取り入れた「育成型」テスト。音声を聞いてイラストを選ぶといった、ゲーム感覚で受験できる問題形式となっていて、「正答率」で成績を表示し、学習意欲の向上につなげていきます。身近な話題や状況を問題にしているので、児童は興味を持って受けることができます。
レベルは「BRONZE」「SILVER」「GOLD」と3つあり、「正答率」の80%を境に「次のグレードへ進む」か、「同じグレードに再チャレンジする」かのおおよその判断基準となります。児童には「正答率」を山登りに例えてイラストとともに記載したレポートカードと、英語で書かれた成績証明書が渡されます。
英検は7つのグレードに分かれています。
多くの小学生が受験する3級以下のグレードで、お子さまの英語力を判断するのに適切な級を探してみましょう。
以下の「英検・英検Jr. 受験レベルチェック」の「Yes」「No」を選択していくと、受験の目安となる英検または英検Jr.のグレードが表示されます。
※参考として、英検Jr.の受験の目安も表示しています。
※以下に掲げるものは参考の目安です。
お子様の英語力はどれくらいですか?
かんたんな英単語、フレーズなどの文字が読めて理解できる。
また、中学初級程度またはそれ以上の英語力があり、
初歩的な英語を理解し、それを使って表現することができる。
増補版
小学生の英検3級トレーニングブック
新試験対応! 自分の考えを英語で表現できるようになる
2017年度第1回の試験から、英検3級にライティングテストが導入されました。本書では、ライティングテスト対策用に練習問題を7問収録。質問文を理解し、適切な英語を使って、自分の考えを書く力を身につけます。
増補版
小学生の英検4級トレーニングブック
スピーキングテスト対応! 4技能をバランスよく身につける
2016年度第1回の試験から導入されたスピーキングテストに対応。中学英語で学習する文法用語は使用せず、小学生が理解しやすいように4コマまんがを読みながら、英検4級の試験によく出題される重要事項を身につけます。
増補版
小学生の英検5級トレーニングブック
スピーキングテスト対応! 4技能をバランスよく身につける
2016年度第1回の試験から導入されたスピーキングテストに対応。中学英語で学習する文法用語は使用せず、小学生が理解しやすいように4コマまんがを読みながら、英検5級の試験によく出題される重要事項を身につけます。
はじめての英検Jr. ゴールド
まとまったお話を理解する力が問われる「ゴールド」対策に最適!
英検Jr.の最高のグレードである「ゴールド」を受ける子どもを対象としたドリル。練習問題で学習した後、実際の試験と同じ形式の問題に挑戦。「学習」と「対策」がしっかりできる一冊です。
はじめての英検Jr.シルバー
センテンスを聞き取る力が問われる「シルバー」対策に最適!
英検Jr.の中間のグレードである「シルバー」を受ける子どもを対象としたドリル。クイズやチャンツで学習した後、実際の試験と同じ形式の問題に挑戦。「学習」と「対策」がしっかりできる一冊です。