ここからは帰国後の学習です。今回の語研は、授業だけではなく生活全体を海外に持ち出したことで積極性や度胸、リスニング力など短い期間でも見違えるように力がついているはずです。
ただ、多くの留学経験者が口にするように、その後も継続的にトレーニングを行っていかないと、どうしても力はさびてしまいます。
せっかく今回これだけ自分に刺激を与えて、十分な「きっかけ」を作った以上、色褪せないスキル、力として定着させるためにこの先も英語学習を続けるようにしましょう。
福江友樹(英語研修講師、学習アドバイザー)
現地での滞在中に使えたフレーズ、言えなかったことなどを思い出して、熱が冷めてしまう前に学習を再開し、使える英語を定着させるためのコツを伝授します。
福江友樹 Tomoki Fukue
株式会社アルク教育ソリューション部部長、クリエイティブスピーキングレッスン主任講師、TSST(Telephone Standard Speaking Test) 主任評価官。上智大学卒。ボストン大学大学院修了(MA)。
現在、アルクにて実践で使える英語スピーキング研修プログラムの開発や講師の育成、スピーキングテスト開発に従事する一方、大手企業で英語研修の講師も務める。
ヒロ前田(TOEICスコアアップトレーナー)
理系・文系を問わず、グローバル社会で活躍するためにTOEICスコアは必須です。今回の経験を生かして確実なスコアアップにつながるポイントを押さえましょう。
ヒロ前田(ヒロマエダ)
TOEIC受験力UPトレーナー。神戸大学経営学部卒業。アルクおよび全国の大学・大学生協・高校でスコアアップ指導を行うほか、eラーニングなどの教材開発コンサルティングも行う。また、教員向けに「成果の出るTOEICの教え方」も指導。新TOEICは、リサーチ目的で2006年5月以降すべて受験。著書に『新TOEICテストはじめての解答技術』、共著に『新TOEICテスト「直前」模試3回分』『新TOEICテスト直前の技術』(以上、アルク)などがある。TOEIC990点(満点)取得。