改訂版 日本語教育能力検定試験に合格するための記述式問題40


改訂版 日本語教育能力検定試験に合格するための記述式問題40

この一冊で無理なく攻略!記述式問題対策の決定版

2011年度から日本語教育能力検定試験が改定され、記述式問題が「400字程度で問いに対する自分の考えを論理的に述べる」という形式に変更されました。本書はその変更に合わせて作成した改訂版です。

記述式問題は対策法がわからないという声が多く、対策をはじめても「何をどう書けば正解なのか」がわからず、筆が進まないようです。本書ではそのような疑問や不安を解消する講義編、40の問題をそろえた実践編で、一冊通して「論理的に書く力」を養います。

<本書の4大特長>

●「講義編」と「実践編」の2編構成

「講義編」では記述式問題の解答作成の手順やコツを易しく解説します。「講義編」で記述式問題の解答に必要な知識を身に付けたら、それを生かして練習を積むのが「実践編」です。

●講義編で「論理的に書くための知識やコツ」を身に付ける

講義編では講のはじめに「よくない解答例」が示されます。その後でなぜその解答例がよくないのか解説します。自分でも「なぜこの解答例だとだめなんだろう」と考えながら読み進めることができます。

講義は、問題文を読んだらまずどんな作業をするのか、どのように文章を構成していくのか、という解答までの手順や、控えた方がよいこと、気を付けた方がよいこと、原稿用紙の使い方など全22講。「何をどう書けばいいのか」という不安・疑問を解消し、論理的に書くための知識やコツを身に付けて、実践問題に取り組む準備ができます。実際に講義をしているような、やわらかい語り口で、すいすいと読み進められるのも特徴です。

●実践編はスリーステップで

「日本語教育事情」「言語事象」「授業の現場で」の三つの分野にわけ、全40問をそろえています。それぞれの問題に解説と解答例を付けています。

また、無理なく解答する力が付くよう、三つのステップを用意。第1のステップでは、講義編で解説された解答までの思考の流れをふまえ、どのように解答を作成するのか手取り足取り解説します。読むと具体的な手順が手に取るようにわかります。第2のステップでは、問題文の後に、解答作成のヒントがあり、次のページにアウトラインと解答例が付いています。これらを助けとして自分で解答を書くことができます。第3のステップではヒントなしで解答を書く練習をします。

●別冊解答用紙付き

別冊として解答用紙を付けています。実際に自分で書く練習を積むことが非常に大切ですので、活用してください。また、アルクダウンロードセンターから解答用紙データをダウンロードすることも可能です。

この一冊で練習を積めば、検定試験の難関、記述式問題は怖くありません。記述式問題の得点を確保して、合格に近付きましょう!

※本書は2006年にアルクより刊行された『合格するための記述式問題50』を、2011年度の日本語教育能力検定試験の改定に合わせた改訂版です。

価格 2,530円
商品構成 本(A5判、縦210×横148×厚さ15mm、200ページ)+別冊32ページ
著者 石黒圭、辻和子、星野恵子
発売日 2014年01月24日
商品コード 7014005
ISBN 9784757424265