名士の声にも犯罪者の声にもなる、通訳男子の真実の現場体験記
羽生善治(将棋棋士)、本庶佑(京都大特別教授/ノーベル医学・生理学賞受賞者)、イーロン・マスク(実業家)他、数々の名士を担当してきた同時通訳者のエッセイ。現場体験談を通して、通訳の醍醐味と通訳者の頭の中を語ります。英語学習に役立つ通訳の技や豆知識もご紹介。
【「あなたくらいの通訳者なんていくらでもいるしね」 ---
先輩通訳者の一言に奮い立ち、山あり谷あり通訳人生20年】
英語と日本語を巧みに操る売れっ子同時通訳者---
そんなキラキラしたイメージの裏にある
泥臭くてリアルな“通訳男子”の姿を包み隠さず綴った通訳エッセイ。
国際会議で、要人会談で、はたまた法廷で、目にし、耳にした、
フリー通訳者の立場だからこそ言える
現場発の「ここだけ」の話が満載。
通訳という仕事のダイナミズムと、ことばを通して人とつながる意義、
人と人をつなげる喜びをたっぷり詰め込んだ一冊です。
巻末では、プロ通訳者のノート術(メモ取りの方法)を大公開。
通訳志望者・通訳者の実務にも役立ちます。
(本書は月刊ENGLISH JOURNALの連載「ブースの中の懲りない面々 ~通訳の現場から」より
作品を選び、加筆して、再構成したものです)
【対象レベル】
全レベル
【目次】
●第一章 同時通訳者とことば
・通訳と聞き間違い
・予想外の発言に困る
・わかるまで、つなぐ
・白人の解釈、黒人の解釈
・それだけは訳せない! 他
●第二章 同時通訳者の現場
・記憶に残る通訳
・失敗談コレクション
・密着! 国際会議
・通訳者、体を張る。
・お宅も訪問しちゃいます 他
●第三章 同時通訳者の技術と学び方
・講演者がミスしたら?
・リスニングも大事
・通訳者 vs. 通訳者
・リレー通訳、ややこしや
・通訳と翻訳の両立 他
●付録 プロ通訳者のノート術公開
(フランス人通訳者ジャン=フランソワ・ロザン提唱の「7つの原則」を基に、英⇔日通訳者向け
ノートテイキング法を指南。実例手書きノート付き)
価格 | 1,760円 |
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商品構成 | 本(四六判、縦188×横128×厚さ16mm、296ページ) |
著者 | 関根マイク |
発売日 | 2019年02月20日 |
商品コード | 7019010 |
ISBN | 9784757433236 |