宮脇孝雄の実践翻訳ゼミナール


宮脇孝雄の実践翻訳ゼミナール

カリスマ翻訳家によるヨソでは聞けない文芸翻訳の奥の奥
霧がぐんぐん晴れるように英文がわかる、翻訳の奥義がつかめる

翻訳作業中の達人の脳内を実況中継!

「小説はこう訳していくのか!」――名翻訳家が英文をいかに読解し、どのように日本語に置き換えていくのか。その思考回路、知識、技とコツをミクロにマクロに学べる濃厚で実践的なゼミを紙上開講します。

類書では読めない翻訳の奥義を一冊に凝縮

業界の多くの人々に畏敬の念を抱かれているベテラン翻訳家・宮脇孝雄氏の翻訳セミナーは、すぐに満席になるほどの人気ぶり。そのセミナーの内容をベースに、個性の強い小説4作を取り上げてつぶさに翻訳していく講座を実況風にまとめました。
ある程度英語力があっても、小説、文芸作品はすぐには翻訳できません。「小説語」「小説の文法」という特有のいろいろな決まり事がある上、暗喩やほのめかしに作者の意図が隠されていることが多いからです。
作品世界の奥深くに踏み込み、普遍的に応用できる翻訳術・翻訳論を親しみのある口調で語り掛けてくる本書を読んでいくうちに、英語小説の理解・翻訳の奥義が身に付きます。
翻訳を職業にしなくても、趣味で翻訳を楽しみたい、“英語の読み”を深めたい、そんな方々にもぜひ読んでいただきたい一冊です。

【本書で取り上げる、クセモノぞろいの名作は…】

短篇 客観小説として完璧なロマンス小説「愛というもの」 by バーバラ・カートランド
短篇 読むほどにジワジワ怖さが増す「録音」by ジーン・ウルフ
長篇冒頭 暗喩やおもわせぶりな表現に戸惑う「火刑法廷」by ジョン・ディクスン・カー
短篇 作者の仕掛けた謎の答えがわからない「なぞ」by デラメア

【本講座で学べる「翻訳虎の巻」の一部をご紹介】

・イギリス人の肺活量が影響?長い英文は息継ぎごとに順番に訳そう
・翻訳業およそ30年目にして知った形容詞grimの意味
・小説の書き出しでは、人称代名詞は訳出しないほうがいい
・なぜシェイクスピアの『冬物語』の単語を変えて引用したのか?を考えて訳す
・おもわせぶりな表現はおもわせぶりなまま訳せ
・たとえ読者に気づいてもらえなくても、作者の意図やヒントはきちんと訳そう
・正確に読解し、しかし余計な解釈は加えずに訳せ
・作者の意図を深く探って訳す……翻訳は気疲れする作業
・pretty houseとはどんな家?翻訳には建築の歴史も必要になる

価格 2,530円
商品構成 本(A5、縦210×横148×厚さ18.748mm、232ページ)
著者 宮脇孝雄
発売日 2022年4月20日
商品コード 7022025
ISBN 9784757439450