2014.11.14 Fri

TOEICテスト300点台集団を900点台集団に変えた「社会人英語部学習法」

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自らが講師となり、TOEICテストの平均スコアが300点台だった「社会人英語部」を900点集団へと導いた、代表・清涼院流水さん。今回は、奇蹟を招いた「社会人英語部学習法」について、お話を伺います。

TOEICのスコアアップ学習を続けることで、英語力が継続して高められる、という強い信念のもと、部員たちに伝授してきたこととは?

記憶の定着を図る基本的な考え方
読解のための「四角メソッド」、TOEIC学習をアウトプット練習につなげる「カンニング英訳」や「スムーズ暗唱」、リスニング力を鍛える「難問ファイル」など、『社会人英語部の衝撃』(KADOKAWA刊)には、流水さんが自身の学習の中で編み出してきたさまざまな学習法が紹介されています(詳細は同著を参照)。

ただし、英語学習法の基本というのは、どれも共通していて、微妙なアレンジの仕方が違うのです。

例えば記憶術。

復習の頻度を増やすだけでも、成果は劇的に変わります。単語や文法知識を覚える場合、数日とか1週間に1回見返すだけでは、記憶が定着しません。スマホなどにメモして、覚えたその日に最低数回は復習するようにするだけで、記憶の効率が大きく変わってきます

忙しい社会人に、この復習というプロセスを、移動中や電車をまっている間などの「スキマ時間」に行うよう習慣付けさせるのが流水流です。

また、「わかったつもり」を排除して、本当に理解できるまで一つ一つのことを掘り下げる姿勢も成果を左右します。

部員の一人ひとりが、こうした基本の考え方に基づいて、正直「面倒臭い」であろう学習法のプロセス一つ一つを楽しめるようになっていったこと……それが、奇蹟の英語力集団を生んだのでしょう。

「社会人英語部勉強会」から得られたもの
居酒屋からはじまり、喫茶店、そして貸会議室でのイベント開催へと成長を続けてきた「社会人英語部勉強会」ですが、流水さん自身に与えた影響も大きかったようです。

TOEICは体調不良やメンタルが不安定では結果を出せない試験なので、ハイスコアを目ざす過程でメンタルが強くなり、健康にもなりました。意外かもしれませんが、仲間と試験後に打ち上げしていることも要因なんですよ。主催者のぼくは絶対に欠席できないので、自己管理の達人になったのです(笑)。まったく風邪をひかなくなりましたし、精神も常に安定しています。

2014年5月、流水さんは初の990点(満点)のスコアを手にしました。

流水さんは、社会人英語部が成し遂げた奇蹟のような成功は誰にでも再現ができる仕組みだと言います。

これは、まさに部発足の原点につながるのですが、尊敬できる成功学習者や仲間の存在が助けになるのです。満点を達成した現在では、自分の次の満点よりも、仲間のスコアアップが本当に嬉しいのです。本やイベントを通じてぼくの学習法を知り、参考にしてくださった方たちが英語力を高められるお手伝いができたら、そんなにも嬉しいことはありません。

◎オンラインで学習仲間を見つける!
「アルコムワールド」 http://alcom.alc.co.jp/

30cambridge_book.jpg『社会人英語部の衝撃―TOEIC(R)テスト300点集団から900点集団へと変貌を遂げた大人たちの戦いの記録』(KADOKAWA刊)

本の中では、部員がTOEICテスト平均912.4点達成までに実践した社会人英語部学習法も紹介されています。「基本を押さえつつ、微妙なアレンジを加えています。長く英語学習をしている方が読んでも、その微差の部分から学びや気付きのヒントが得られるはず。ぜひ、そこに注目して読んでみてください」。(流水さん)

Text: Kako

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