2014.12.05 Fri

日本人が書く英文は、ネイティヴの文章とどう違うの?  「greenz global」が英文を見直すときの要チェックポイント

はてなブックマークに追加

greenzglobal04_01.jpg

みなさん、こんにちは!

日本のグッドアイデアを世界に伝えるウェブマガジン「greenz global」で、English Editorとして活動している舘山佳奈です。

わたしは、日本人のライターインターンたちが翻訳してきた記事を、英語圏の人たちが読んでもグリーンズらしい表現になっているかどうかを確認する作業を担当しています。

前回、編集長のスズキコウタがSNSを通じてアイデアや意見を発信するメソッドをご提案しましたが、今回はわたしからみなさんの英文を磨くための秘訣をお伝えしましょう。

わたしたちの編集部は、ライターインターンたちが書いてきた初稿を編集長が校正し、第二稿をEnglish Editorが最終確認をするフローで記事を作成しています。以下は、わたしが記事の添削・編集をするときに、特に注意してチェックしているポイントです。

① 曖昧な表現をせず、具体的に書く。
わたしがこれまで翻訳作業を担当してきて気付いたことは、英語と日本語では表現の仕方が全く違うのだなということ。日本語は曖昧な表現でもお互いに通じる言葉の仕組みになっていますが、そのまま英語に訳しても上手く伝わらないことが多いです。

特に日本語では、主語がなくても相手に伝わる場合がありますが、英語だと主語が無いと上手く伝わりにくいと思います。より、「わたし(I)やあなた(You)が何をしたか」が明瞭である必要があります。

② 同じ単語が続かない文章を書こう。
日本語では文章の中に出てくる単語を同じものに統一する方が多いと思いますが、英語だと真逆で、同じ文章の中ではできるだけ同じ単語は使わないという傾向にあります。なのでアメリカ人は学生時代、インターネットの類語辞典にとてもお世話になっている様子。

③その他にも…
• 日本人的に少し大げさくらいに表現するくらいでちょうど良い
• 最初に結論、最後にもまた結論で締める
• 最初にアウトラインを書き出してから書き始めるとよりスムーズに
• なるべく「わたし」など個人ではなく「わたしたち」など複数形を使う
• ビジネス文などで必要のないときは「わたし」や「あなた」などは使わない

みなさんも、自分が日頃書いている英文を読み返してみると、「ズバリ!」と思う点があるのではないでしょうか?

greenzglobal04_01.jpg

Wordの変更履歴とコメントで校正のやりとりをしている様子。

わたしが英語圏に住み始めたときは、まだ13歳だったので全く英語もわからず、自分の名前以外ほとんど言えない状態でした。

そんなわたしは当時からファッション誌がとても好きだったので、『Teen Vogue』や『Cosmopolitan』など、自分の興味のある読み物を読んで英語の勉強をはじめました。そしてしばらくしてからは、『Harry Potter』など長めの本を日本語で読んでから英語で読んでみたり。やはり自分が興味のある分野からはじめた方が長続きしやすいと思います。

わたしが英語を習得できて一番良かったなと思うのは、ありきたりですが世界が広がったこと。世界中に友だちがいて、グローバルな環境で活躍していけるというのはとても素晴らしい経験だと思います。

「greenz global」では、みなさんの「ほしい未来」を英語で募るウェブページをオープンしています。みなさんのアイデアや意見を海外に発信するためのファーストステップとして、ぜひ書き込んでみてください!

日本のグッドアイデアを世界に伝えるウェブマガジン
「greenz global」ウェブサイト「greenz global」Facebook

Text:舘山佳奈 (「greenz global」編集部)
はてなブックマークに追加