HOME > 日本語・日本語教師 > 日本語Q&A > ことばの仕組み(文法) > 「このお金はうちをたてるために使う」と「このお金はうちをたてるのに使う」はどう違う?

ことばの仕組み(文法)

分類:助詞(ために)

「このお金はうちをたてるために使う」と「このお金はうちをたてるのに使う」はどう違う?
 「~ために」は「原因」あるいは「理由」や「目的」を表します。「ため」の前が「タ形」であれば「原因」や「理由」を表し、「ル形」であればご質問にある「目的」や「理由」を表すことになります。

  信号が故障したため運行が遅れた [原因]
  親孝行するために働く [理由/目的]

 「原因」「理由」「目的」というのはいずれもある行為や出来事と因果関係にある行為や出来事を指します。つまりこれらはコトとコトの関係であるということです。「このお金はうちをたてるために使います」という例では「お金を使う」という行為(コト)が「うちをたてる」という行為(コト)と「目的」という因果関係によって結びつけられています。

 一方「用途」というのはモノとコトあるいはモノとの関係です。したがって用途を表す「~のに」を用いた「このお金はうちをたてるのに使います」では「お金」というモノが「うちをたてる」という行為(コト)と結びついています。



ことばの仕組み(文法) トップへ



日本語Q&A トップへ






JSST

日本語会話力テスト

メルマガ登録

アルク日本語教育公式Facebookページ