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ことばの仕組み(文法)

分類:副詞

「間もなく」と「もうすぐ」はどう違うのですか? 使用の制限などがあるのでしょうか?
 「まもなく」と「もうすぐ」は一見とてもよく似ています。たとえば、「まもなく閉鎖します」と言った場合と、「もうすぐ閉鎖します」と言った場合とでは、確かに意味の違いが分からないと思います。

 しかし、「まもなく」と「もうすぐ」には違いが見られる場合があります。たとえば次のような場合、「まもなく」を使うことはできても「もうすぐ」を使うことができません。

  ○三年前に行った美術館はその後まもなく閉鎖してしまった。
  ×三年前に行った美術館はその後もうすぐ閉鎖してしまった。

 これは「次の年」と「来年」の違いに似ています。これらは「次の年に閉鎖します」とも「来年閉鎖します」とも言えますが、上の例を用いると「来年」は使えなくなります。

  ○三年前に行った美術館は次の年に閉鎖してしまった。
  ×三年前に行った美術館は来年閉鎖してしまった。

 これらの違いにから言えるのは、いずれもある時点を相対的に表しているか、絶対的に表しているかということです。まず、「まもなく」や「次の年」というのは任意の時点から見て相対的に後になる時点を指しています。一方、「もうすぐ」や「来年」は常に今現在から見た後の時点を指しています。



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