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ことばの仕組み(文法)

分類:名詞(時間)

時間を表すとき「1時間」「30分間」と言うが、時間と分が合わさると「1時間30分」となるのはなぜ?
 「時」は一日を等分して時刻を表す単位です。「時間」は文字通り「時」と「時」の間隔を示す単位として用いられます。したがって時刻を表すときは「間」をつけてはならず、時間を表すときは「間」をつけなければなりません。

 一方「分」は一日を等分して得られる単位ではなく「時/時間」を等分して得られる単位です。したがって「分」は前接するものが「時」であるか「時間」であるかによって相対的に時刻(1時30分)を表すようになったり時間(1時間30分)を表すようになったります。

 また「分間」は「間」と付くことからも分かるように「時」ではなく「時間」を等分して得られる単位です。したがって「分間」は常に時間を表し、時刻を表す「時」と共に用いる(×1時30分間)ことはできません。

 このほか「1時間30分間」と言えないのはこの表現自体が冗長であるからと考えられます。たとえば「分」と「秒」の組み合わせでも「3分間30秒間」とは言えません。



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