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ことばの仕組み(文法)

分類:その他(テンス)

「頭が痛いとき薬を飲みました」と「頭が痛かったとき薬を飲みました」はどう違う?
 結論から言うと、ご質問の例に関してはどちらもほとんど同じ意味であると言えます。ただしこれは「若い」、「頭が痛い」のように、「~とき」の内容がある種の(一時的な)状態を表している場合であって、「東京に行く」のような動作を伴う行為を表しているときは違いが出てきます。

  東京に行くときカメラを買った。
  東京に行ったときカメラを買った。

前者の例では東京に行く前にカメラを買った解釈となりますが、後者は東京でカメラを買った解釈となります。

 ただし、動作を伴う行為といっても「~ている/~ていた」を用いた場合は行為全体ではなくある行為をしている途中の「状態」を指すようになるため、やはりこのような差がなくなります。

  東京に行っているときカメラを買った。
  東京に行っていたときカメラを買った。

 まとめると、「~とき」の内容が一時的な状態を示すときは「る/た」の対立(意味の差)がなくなり、「~とき」の内容がひとまとまりの行為を示すときは「る/た」の対立が生じるようになる、ということです。



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