HOME > 日本語・日本語教師 > 日本語Q&A > ことばの仕組み(文法) > 「~しないでください」は現在のことなのに、なぜ「わかりました」と答える?

ことばの仕組み(文法)

分類:その他(テンス)

「~しないでください」は現在のことなのに、なぜ「わかりました」と答える?
 相手の説明や指示に対して理解したことを示すようなディスコースの中では、日本語では、現在か過去かに関わらず「わかりました」を使うのが普通です。「わかります」が使われるのは、

     X:このロシア語の意味がわかりますか。
     Y:はい、わかります。

のように、物事の意味や内容が理解できたり区別できたりすることを示すときや、

     X:うちの主人、私の話なんて、全然聞かないんですよ。
     Y:わかります。うちもそうですから。

などのように、相手の事情や気持ち、立場などが理解できることを示すときです。日本語学習者に違いを教えるときは、このような、相手の気持ちに対して共感を示すときに使われる「わかります」を、典型的な例として示すといいと思います。



ことばの仕組み(文法) トップへ



日本語Q&A トップへ






JSST

日本語会話力テスト

メルマガ登録

アルク日本語教育公式Facebookページ