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ことばの仕組み(文法)

分類:接続詞(そして)

「そして」「それから」「それで」はどう違う?
 「そして」「それから」「それで」は、一見したところ、いずれも順接の接続表現のように感じられます。しかし、三つの接続詞が同じ文脈で等しく用いられるかというと、そうではありません。以下のように原因を表す文脈には、「それで」を用いることはできますが、「そして」「それから」を用いることはできません。

 ○太郎は昨日花子と喧嘩した。それで機嫌が悪いのだ。
 ×太郎は昨日花子と喧嘩した。そして/それから機嫌が悪いのだ。

 「そして」と「それから」については、以下のようにものを列挙していく場合には、「それから」の方が用いられやすいように思います。

 ○リンゴとオレンジと、それから苺を買ってきました。
 ×リンゴとオレンジと、そして苺を買ってきました。

 一方、行為を列挙するような場合には、

  歯を磨き、顔を洗い、それから髭を剃った。
  歯を磨き、顔を洗い、そして髭を剃った。

と、いずれもが可能ですが、そのような場合にも以下のような違いが見受けられます。

 ○遊びに行きたいのなら、宿題をして、それから出掛けなさい。
 ×遊びに行きたいのなら、宿題をして、そして出掛けなさい。



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